最新号2025年11月3日号
ローカル局コンテンツ推進のLCB
社会実装へ準備会社
MBSなど4局が出資
全国地域局の映像ワンストップで
動画PF/CTV/自治体メディアなどに
━ 今週号(11月3日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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「天使のたまご 4Kリマスター」 Imagica EMS 水戸氏、山口氏が語る 暗部のディテール再現を追求 35ミリネガからドルビーシネマに修復
1985年にOVA(オリジナルビデオアニメーション)として発表され、その美しく幻想的な世界観でアニメ史に名を残す『天使のたまご』(監督=押井守、アートディレクション=天野喜孝)が、公開40周年を前に4K HDRリマスターされ、ドルビーシネマで劇場公開される。同作は限りなくモノトーンに近い色彩を特徴とし、細かなタッチで緻密に書き込まれた映像が見る者を圧倒する。同作のリマスターを手掛けたIMAGICAエンタテインメントメディアサービス(Imagica EMS)の水戸遼平氏(アーカイブコーディネーター)と山口登氏(カラリスト)が、舞台裏を語った。(続きは本紙でレポート)
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秋編成と視聴動向(2) キー局の序盤戦 日テレ、テレ朝 新番組が苦戦 「月9」好調も様変わり TBSは好スタート
秋編成では、改編率の多寡で各局の対応が分かれた。そうした中で登場した新番組は、序盤を見る限り、1枠のみてこ入れした日本テレビや、新たに2本投入したテレビ朝日とも苦戦を強いられ、フジも5本あるドラマが芳しくない。一方TBSはドラマが及第点、ドラマ以外の編成は平均値で前年同期から微増と健闘している。各局秋編成の序盤戦をスイッチメディア「TVAL」のデータで分析する。(続きは本紙でレポート)
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ファンワークスの挑戦と戦略 KAWAIIアニメで世界市場へ 日本の文化的特性を生かす 長期的に愛されるIP開発
今やアニメは世界中で愛される日本の重要な文化輸出品と言える。その中でも、ファンワークス(東京都渋谷区)は「KAWAII ANIME(カワイイアニメ)」という独自のコンセプトを掲げ、グローバル展開を加速させている。会社設立20周年を迎え、「KAWAII ANIMEで世界に幸せを届ける」という目的を定めた同社の高山晃代表取締役社長に、その挑戦と戦略について聞いた。(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年11月3日号 主な記事
●ローカル局コンテンツ推進のLCB 社会実装へ準備会社
●「天使のたまご 4Kリマスター」細部のディテール再現を追求/Imagica EMS
●「秋編成と視聴動向(2)」キー局の序盤戦/日テレ、テレ朝の新番組が苦戦
●アウトオブホーム ディスプレーの可能性(17)/サイネージの光害対策ガイドブック
●プロジェクションマッピングで'70大阪万博の魅力伝えるイベント/シムディレクトが企画・制作
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コンテンツビジネス
● 新事業「VOICENCE」開始 AI音声を知財として
管理/NTT西日本
● ファンワークスの挑戦と戦略 KAWAIIアニメで
世界市場へ -
放送
● ローカル局コンテンツ推進のLCB 社会実装へ
準備会社 MBSなど4局が出資
● 総務省 衛星放送WG第二次取りまとめ案 魅力
ある4Kコンテンツを -
CATV
● 横浜市防犯協会連合会が防犯功労団体として表
彰/イッツコムの活動
● 25年度CATV技術者資格試験 総合管理および第
1級 -
プロ用機器・サービス
● Inter BEE 2025 「持続可能な制作環境」を提
案/パナソニック
● シンクジェネ新機能など説明 フォトロンでセ
ミナー開催/テレストリーム
● 動画の真正性証明技術 報道機関に提供開始/
ソニーが開発
● IBCで最新技術を披露 PTZカメラが複数人追尾
に対応/キヤノン -
ディスプレー/大型映像
● 東京タワーの展望台でマッピングショー開催/
ネイキッドが演出・制作
● マッピング映像で伝える万博の魅力 期間限定
イベント/シムディレクトが企画・制作
● 超大型LED随所で駆使 臨場感と没入体験を提
供/アメリカパビリオン
● アウトオブホーム ディスプレーの可能性(17)
サイネージの光害対策ガイドライン -
映画/番組/CM
● 映画「佐藤忠男、映画の旅」 教え子・寺崎み
ずほ監督による師の軌跡
● 第38回 東京国際映画祭が開催 華やかにオー
プニングセレモニー
吉永小百合に特別功労賞を授与 -
イベント一覧▷
● 25周年記念 体験型有料イベント開催 12月5-7日/BS-TBS
BS-TBSは、開局25周年を記念し、体験型有料イベント「おかげさまで25周年BS-TBS大感謝祭!~赤坂で乾杯しよう~」を12月5-7日の3日間、TBS赤坂BLITZスタジオで開催する。
同局人気番組の世界観を「食と体験」で楽しめるイベント。会場では、番組とコラボしたフードフェスや展示・フォトスポット・グッズ販売ブースなどを展開。大抽選企画も実施する。
加えて、『吉田類の酒場放浪記』の吉田類、『町中華で飲ろうぜ』の玉袋筋太郎、樋口日奈、『おんな酒場放浪記』の倉本康子、寺澤ひろみら出演者によるトークステージ、『報道1930』の松原耕二によるトークセッションも実施する。『カンニング竹山の昼酒は人生の味。』の公開収録も予定。
フードフェスは入場料550円、トークイベントはS指定席が5500円、A指定席が4500円(いずれも税込み)。
● 人気カフェとのコラボで若年層に向けた新製品PR/Dynabookが体験イベント
Dynabook(ダイナブック)は、若年層をターゲットとしたノートPCの新製品「dynabook G8・G6」および「dynabook GS5」の発売に伴い、東京・神宮前の人気カフェ「Cafe STUDIO」とコラボレーションしたイベント「『dynabook BLUE STUDIO』カフェ」を、10月30日-11月5日の期間限定で開催。若者が多く集まるカフェ空間で、dynabookの魅力を体験できる。
新製品のターゲットは、情報感度が高く、自分の夢や目標に向けて挑戦する若年層。彼らが自然に集まり、交流する場であるカフェとコラボすることで、新製品の世界観をリアルに体感してもらえる機会を創出したという。
開催前日の10月29日にはメディア向け懇親会を開き、同社代表取締役社長兼CEOの覚道清文氏があいさつし、「dynabookは35周年の老舗ブランドであるが故に、若い世代への訴求が弱いことが課題だった。今回、スタジオの協力を得て、原宿という若者文化の発信地で、Z世代など若者向けへのアピールを強化する」と述べた。
なお、イベントのみの参加は不可。カフェでの飲食費は別途必要となる。
【会場】Cafe STUDIO(東京都渋谷区神宮前4-31-10 YM Square HARAJUKU 1F)
【詳細】https://dynabook.com/personal/campaign/blue-studio/index.html
● 「地方の時代」映像祭2025 応募作品 「戦争」テーマが目立つ 吹田市で15-21日に開催
45回目を迎える「『地方の時代』映像祭2025」が11月15-21日の7日間、大阪府吹田市の関西大学・千里山キャンパスで開催される。主催は、「地方の時代」映像祭実行委員会(NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟、吹田市、関西大学)。
「地方の時代」映像祭には、全国の放送局やCATV局が制作したテレビドキュメンタリー番組と、自治体、市民、学生、高校生(中学生)などアマチュアが制作した映像作品が結集する。上映会、記念講演、シンポジウム、ワークショップなどいずれも入場無料。
初日の15日には、「地方の時代」映像祭コンクール贈賞式を開催。「グランプリ」「優秀賞」「選奨」「奨励賞」などを発表し、表彰する。記念講演『58年闘って…今 思うこと』では、58年ぶりにえん罪が晴れた袴田巖氏の姉、袴田ひで子氏が登壇。長きにわたって弟を支え、再審裁判を闘ってきた苦労と今後について語る。この他、グランプリ受賞作品上映、シンポジウム『戦後80年『戦争とメディア』を問い直す』を実施する。
コンクールの応募作品数は4部門合計で318作品となり、ほぼ前年並み。応募作品で目立ったのは、今年が戦後80年にあたることから、「戦争」に関連するテーマが4部門合わせて40作品以上にのぼったという。
16日には、ワークショップ①「大学生・高校生の映像制作」、同②「SNS時代『情報の民主化』と民主社会の未来」を実施。17日には、ヒット映画『侍タイムスリッパ-』を手掛けた安田淳一監督が「私の映画づくり・コメづくり」と題して講演し、同監督の作品『ごはん』も上映する。
また、16-21日には、コンクール受賞作品および予選通過作品を上映。
【会場】関西大学 千里山キャンパス第3学舎ソシオAV大ホール/100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)
【詳細】https://www.chihounojidai.jp/guide/index.html
● セミナー 映画プロデューサー養成講座 基礎編
◇映画プロデューサー養成講座 基礎編
映像産業振興機構(VIPO)が11月27、28日に開く。「映画」を題材にして、映像製作に必要不可欠なプロデュースの基礎知識を集中的に学ぶ。講師は早稲田大学名誉教授の安藤紘平氏。最終日にはゲスト講師に、映画『フラガール』『悪人』『国宝』などを手掛けた李相日監督を迎える。
【日時】11月27、28日/両日とも10-17時
【会場】VIPO会議室(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【参加費】一般4万円、VIPO会員2万円
【定員】20名(申し込み先着順/締切日11月21日正午)
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/47852/ -
連載・寄稿
秋編成と視聴動向(2) キー局の序盤戦 日テレ、テレ朝 新番組が苦戦
お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2025年10月20日 【定期ご購読者用】大阪・関西万博レポートの関連紙面を特集しました。定期ご購読者はログインしてご覧になれます(ページ数12頁)
- 2025年9月15日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、9月は1日、8日、15日、29日を発行日とし、22日の発行はありません。次号は9月29日号になります。
- 2025年6月16日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため6月は2日、9日、16日、30日が発行日となり、23日の発行はありません。次号は6月30日号になります。
- 2025年3月24日 ●お知らせ 「放送100年」特集面を公開しました
- 2025年3月24日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、3月は3日、10日、17日、24日が発行日となり、31日の発行はありません。次号は4月7日号になります。
- 2025年3月10日 ●お詫び 映像新聞デジタル版の配信において、システム上の不具合により、デジタル版が登録者の一部で閲覧できない事態が発生しました。正午時点で復旧いたしましたので、引き続きご利用お願いいたします。
- 2024年12月23日 ◆訂正◆ 12月23日号1,3面の見出しおよび記事において「IWON」となっていますが「IOWN」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼12月23日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年12月23日 ●映像新聞12月発行日のご案内 映像新聞は月4回発行のため、月曜日が5回ある月については、発行のない週があります。12月は、2日、9日、16日、23日の発行日となります。30日の発行はございません。
- 2024年12月23日 ●冬季休業のお知らせ 誠に勝手ながら、映像新聞社は12月28日(土)~2025年1月5日(日)を冬季休業といたします。この間にいただいたお問い合わせ、ご注文につきましては、1月6日以降の対応となります。何卒ご了承くださいませ。
- 2024年12月1日 ●お知らせ ◆訂正◆ 11月25日号3面のTVerの記事の見出しが「累計アプリDL数4000万突破」となっていますが「累計アプリDL数8000万突破」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼11月25日号デジタル版を修正いたしました。
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