最新号2025年10月13日号
VR FORUM 2025
日テレ系の基幹4社が経営統合したFYCS
石澤社長が狙いと役割を説明
経営資源合わせ規模の経済効果
共同制作・共同セールス番組制作
日テレの販路利用し海外展開も
━ 今週号(10月13日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
■
生成AI社会実装(4) コンテンツ二極化の時代 急増する生成AI由来動画 TV局はスポンサーニーズに沿い進化 映像・イベント・サービス マルチ展開
テレビと動画配信を巡り大きなニュースが続いている。8月末には、来年3月開催のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)を、日本国内での放映・配信権をNetflixが独占したことが発表され、地上波テレビの超人気コンテンツが配信でしか見られなくなることに衝撃が走った。今月には、OpenAIが新たなSNS「Sora」を公開した。新型の動画生成AI「Sora2」を利用できるもので、業界や利用者の間で話題が沸騰している。実はこの2つは映像コンテンツが今後二極化していく可能性を示している。(続きは本紙でレポート)
■
テレビ業界の転換期と番組製作会社の苦境 自らのアイデアで「自立」を確立へ 経営環境の悪化が最大の課題 配信番組では独自企画で成功例も/ATP 福浦与一理事長に聞く
動画配信サービスの台頭、キー局がBS4K放送から撤退の意向など、テレビ業界は大きな変革期を迎えている中、これまで放送コンテンツを支えてきた番組製作会社は今後どうなっていくのか。10月時点で120社が参加する全日本テレビ番組製作社連盟(ATP/東京都港区)の福浦与一理事長に日本のテレビ番組製作業界が直面する厳しい現実と、そこから脱却するための将来像を聞いた。(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年10月13日号 主な記事
●VR FORUM 2025 日テレ系の基幹4社が経営統合したFYCS
●IMAGICAコスモスペースがCanvaチュートリアルドラマを制作
●民放キー局BS4K放送/衛星放送WGが「論点整理案」
●「生成AI社会実装(4)」コンテンツ二極化の時代
●IBC2025レポート(3)
●東京ゲームショウ2025/ビジネス向け展示も活況
●Essenが広告効果の可視化を目指す実証実験
-
放送
● VR FORUM 2025 日テレ系の基幹4社が経営統合
したFYCS 石澤社長が狙いと役割を説明
● 総務省 衛星放送WGが「論点整理案」
民放キー局BS4K放送
ビジネスモデルの再検討明示
● 加入件数 3カ月連続純増 人気アーティストの
ライブなどが牽引 -
CATV
● 地域企業向けにセミナー DX推進や企業成長を
支援
● 情報セキュリティー管理 国際標準規格の認証
取得
● 地域安全に関する協定を神奈川県緑警察署と結
ぶ
● イッツコムが10月から家電の販売を本格開始 -
プロダクション
● Canvaチュートリアルドラマを制作 物語に取
説を融合
● 岡山・倉敷編を公開 JR西日本と連携
● テレビ業界の転換期と番組製作会社の苦境
自らのアイデアで「自立」を確立へ/ATP 福浦
与一理事長に聞く -
デジタル映像
● 東京ゲームショウ2025が開催 幕張メッセ全館
来場26万人超 -
インターネット/通信
● 民放10月新ドラマ予告動画一挙配信
● エリクソンフォーラム2025開催 通信事業者に
真の5G導入訴求
● 世界の衛星業界の現在地 25年7-9月の出来事
宇宙通信市場、再編と提携の波 -
プロ用機器・サービス
● 衛星通信用の国産アンテナ 共同で設計・開
発・製造 /理経とエルムが業務提携
● ストレージ「ELEMENTS」 MAM、自動化ツール
を装備
/メディア・インテグレーションが販売開始
● 「EVS DAY」を初開催 AI搭載製品の開発を推
進 本社のプティSVPが来日/フォトロン
● 中望遠マクロレンズを発売 手持ちでも鮮明な
質感描写/ソニー
● セキュアKVMを発売 米IP GARD社の製品
/ジャパンマテリアル
● 75ミリ三脚をリニューアル 利便性がさらに向
上/平和精機工業
● IBC2025レポート
・新製品「EOS C50」を発表 多彩に運用できる
小型カメラ/キヤノン
・高速デジタル信号処理技術を披露 8K8K、HFR
製品など展示
/アストロデザイン
・映像処理プラットフォーム ライブ配信をクラ
ウド制御/MediaKind「MK.IO BEAM」
・ST2110、IPMX ソリューションを強化
/コバルトデジタル
・「ORIGIN Fabric」を公開 非同期メディアの
共有SDK/マトロックス
・スポーツ制作向けカメラ 名称変更後IBCに初
出展/国際電気 -
ディスプレー/大型映像
● 広告効果の可視化を目指す実証実験 “走るデ
ジタルサイネージ”で実施
/「WithDrive」運営のEssen
● 浅草寺でマッピングイベント 宝蔵門や五重塔
に映像を投写/一旗がプロデュース
● プラネタリアTOKYOでキャンプ体験型の催し
/コニカミノルタ -
総合
● 映画で企業メッセージ発信 リブランディング
事業の一環/コクヨが創業120周年 -
イベント一覧▷
● 東京国際映画祭の会期中に特別無料セッションを開催/IMAGICA GROUPが創業90周年を記念
IMAGICA GROUPは、創業90周年を記念し、第38回東京国際映画祭の会期中に特別セッション「Future Talks by IMAGICA GROUP ~90年の感謝とともに、未来をつくる人へ~」を10月31日に東京ミッドタウン日比谷(東京国際映画祭 開催エリア内)で開く。参加費無料(事前登録制)。
同セッションでは、数々の作品をグループ会社のオー・エル・エムとともに手掛けてきた三池崇史監督をはじめ、アニメーション作品で新たな表現に挑み、活躍の場を広げる木下麦監督(P.I.C.S.management)とユージン監督(ROBOT)が登壇。映像を志す学生や若手クリエイターとともに作り手のこれからを考え、語り合う。
さらには、IMAGICA GROUPが取り組む最新の映像技術やAIを活用した表現ついても説明する。
◆タイムテーブル(全4セッション)
▽「Director‘s Dialogue – 三池崇史監督と実写映画の未来を考える」(13-14時)
▽「Animating Dialogue -木下麦監督/ユージン監督 若き制作者と未来を語るオープントーク」(14時30分-15時30分)
▽「AI CREATION:アニメ制作の新たなパートナー -AI Mage|オー・エル・エム・デジタル」(16時30分-17時30分)
「TECH-FUSION:『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』における色表現と新たな取り組み -バンダイナムコフィルムワークス|IMAGICAエンタテインメントメディアサービス」(18-19時)
【詳細】https://www.imagicagroup.co.jp/90th-anniversary/TIFF_event/
● AJA製品ウェビナー IBC出展情報を中心に/フォトロン
フォトロンは、9月12-15日にオランダ・アムステルダムで開催された展示会「IBC2025」において、会場で発表されたAJAの新製品情報を中心とした「Post IBC2025 AJA ウェビナー」(無料/Zoom使用)を10月16日に開く。
新製品は、「IP25-R-4K SMPTE2110to 12G-SDI/HDMI Converter」、「UDC-4K-Next-Generation 4K Up/Down/Cross-Converter」、「BRIDGE LIVE 12G-4」など。
【日時】10月16日/13時30分-14時30分(終了予定)
【詳細】https://www.photron.co.jp/event-seminar/aja_post-ibc2025/?mt=jCSiAEcvHH4
● Harmonic社のIBCフォローアップ/三信電気がウェビナー
三信電気は、「Harmonic IBC2025 フォローアップウェビナー」(無料/Zoom使用)を10月17日に開く。
Harmonic社はワールドワイドでIP伝送機器や映像クラウドソリューションを提供するメーカー。
同社の低遅延映像伝送エンコーダー/デコーダーはマルチチャンネルを生かした情報カメラ用途での利用、SRT対応による海外拠点との映像伝送用途での利用が可能。IBC2025では、クラウド・AIをキーワードとしたサービスを提案した。
今回のセミナーでは、Harmonic社製品のIBC2025アップデート情報、マルチプロトコル・マルチチャンネル対応低遅延映像伝送ENC/DECについての説明などを予定している。
【日時】10月17日/14時-14時50分
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/9317598149598/WN_4MsNoULbSOmFfvlOYIgY9A
● KDDI SUMMIT 2025 通信・AIの最先端技術披露 東京・高輪会場とオンラインで
KDDIは10月28、29日の2日間、KDDIグループ最大級のビジネスイベント「KDDI SUMMIT 2025」を、東京・高輪の実会場とオンライン配信のハイブリッド形式で開催する。参加費無料(事前登録制)。
3回目となる今年のテーマは「つなぐチカラを進化させる ~ともに、夢中に、未来を創ろう~」。通信・AIなどのデジタルテクノロジーがリアルな生活の中に変化をもたらす先端事例を、パートナーとともに解説する。
会場では、KDDIの高品質な通信基盤を土台に、AIやデータを掛け合わせたKDDIグループが創る未来の一部を、展示やデモンストレーションで多数紹介する。
【会場】TAKANAWA GATEWAY Convention Center(東京都港区高輪2-21-2THE LINKPILLAR 1 SOUTH)およびオンライン
【詳細】https://www.kddi.com/summit/
● パートナーシップの促進 都内で企業交流セミナー/韓国コンテンツ振興院
韓国コンテンツ振興院(KOCCA)東京ビジネスセンターは、10月17日に東京・虎ノ門のKOCCA CKL TOKYOにおいて、日韓コンテンツ事業の発展やパートナーシップの促進を目的としたセミナー「日本発KAWAII ANIMEの現在と日韓パートナーシップの今後」を開く。
KOCCA CKL TOKYOはウェブトゥーン(スマホ向け縦型コミック)、映像制作、ミュージカル、アニメーション、ゲーム、デジタルテクノロジーなど、多様な韓国コンテンツ企業14社が入居するインキュベーション。セミナーの後には講師やKOCCA CKL TOKYO入居者を交えた交流会も予定。
セミナーの講師は、ファンワークス代表取締役社長の高山晃氏。参加費は無料。定員は45人。
【日時】10月17日/セミナー=15時-16時30分、交流会=16時30分-17時
【会場】KOCCA CKL TOKYO(東京都港区虎ノ門2-4-7 T-LITE 16階)
【申し込み】https://forms.gle/wbaATFNFv6gch8Ja6 -
連載・寄稿
生成AI社会実装(4) コンテンツ二極化の時代 急増する生成AI由来動画
お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2025年9月15日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、9月は1日、8日、15日、29日を発行日とし、22日の発行はありません。次号は9月29日号になります。
- 2025年6月16日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため6月は2日、9日、16日、30日が発行日となり、23日の発行はありません。次号は6月30日号になります。
- 2025年3月24日 ●お知らせ 「放送100年」特集面を公開しました
- 2025年3月24日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、3月は3日、10日、17日、24日が発行日となり、31日の発行はありません。次号は4月7日号になります。
- 2025年3月10日 ●お詫び 映像新聞デジタル版の配信において、システム上の不具合により、デジタル版が登録者の一部で閲覧できない事態が発生しました。正午時点で復旧いたしましたので、引き続きご利用お願いいたします。
- 2024年12月23日 ◆訂正◆ 12月23日号1,3面の見出しおよび記事において「IWON」となっていますが「IOWN」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼12月23日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年12月23日 ●映像新聞12月発行日のご案内 映像新聞は月4回発行のため、月曜日が5回ある月については、発行のない週があります。12月は、2日、9日、16日、23日の発行日となります。30日の発行はございません。
- 2024年12月23日 ●冬季休業のお知らせ 誠に勝手ながら、映像新聞社は12月28日(土)~2025年1月5日(日)を冬季休業といたします。この間にいただいたお問い合わせ、ご注文につきましては、1月6日以降の対応となります。何卒ご了承くださいませ。
- 2024年12月1日 ●お知らせ ◆訂正◆ 11月25日号3面のTVerの記事の見出しが「累計アプリDL数4000万突破」となっていますが「累計アプリDL数8000万突破」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼11月25日号デジタル版を修正いたしました。
- 2024年11月12日 ●お知らせ・映像新聞Inter BEE特集掲載号を、11月13-15日Inter BEE 2024幕張メッセメインロビー(入場口エリア)および、ホール4 映像新聞ブース#4509で無料配布いたします。
定期購読についてはこちら毎月4回(月曜)発行
映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。
映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます

