最新号2025年12月15日号
JCOM BS
営業活動を本格化 放送関連システム フル活用で
通販CMを収入の柱に
視聴データ活用しレスポンス最大化
ターゲットに刺さる“マッチング”模索
━ 今週号(12月15日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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激動 放送業界2025(4) 生成AIで新局面へ コストかけずにコンテンツ量産 1つのネタから多様な編集版配信 小額の売上積み上げが容易に
放送100年の2025年は、テレビ広告費の下落やローカル局の苦境、SNSやインターネットの躍進等々、テレビ放送にとって課題が多い1年だった。そして今後を展望すると、生成AIの急進化が放送業界にどのような影響をもたらすのか注視する必要がある。負の側面が話題に上る生成AIだが、上手に活用すればプラス効果があり得る。予測が難しくなっている情報流通の今後について、生成AIとテレビ放送の課題と可能性という切り口で1年を振り返る。(続きは本紙でレポート)
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AI時代の新潮流 マイクロコンテンツ戦略(5) 生成AIが若年層とのブリッジ SNS起点に「本編」へ誘導 番組のライフタイム価値を伸長 1つの作品から100種類以上
米国の放送局は、生成AIを駆使し、番組から「共有の瞬間」を設計することで、成功を収めている。生成AIが可能にしたのが16:9(長尺)と9:16(短尺)のブリッジで、これはテレビ離れを加速させる若年層を再びテレビに引き戻すブリッジであることも意味している。マイクロコンテンツには、若年層とテレビをつなぐ、感情設計を可能とする「ジェネレーションブリッジ効果」というもう1つの効果がある。(続きは本紙でレポート)
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アウトオブホーム ディスプレーの可能性(20) AIによるデジタルサイネージ自動生成 コスト削減し媒体価値を向上 権利・品質・責任の課題も ワークフロー全体の再設計必要
デジタルサイネージの運用において、生成AIによるコンテンツ自動生成が現実的な選択肢となりつつある。しかし、多くの議論はAIでコンテンツが早く作れるという表層的な話にとどまり、媒体特性・運用構造・権利管理・コスト構造といった本質的論点が抜け落ちている。本稿では、AI活用によってデジタルサイネージがどう変わり、どの部分に地雷が残るのかを、実務者視点で整理する。
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年12月15日号 主な記事
●Inter BEEレポート(4)
●激動 放送業界2025(4) 生成AIで新局面へ
●AI時代の新潮流 マイクロコンテンツの戦略(5) SNS起点に「本編」へ誘導
●アウトオブホーム ディスプレーの可能性(20) AIによる自動生成/ワークフロー全体の再設計必要
●新FILM LOOKサービスを提案/Imagica EMS
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特集
● BSデジタル放送25周年 4K8K衛星放送7周年 BS
新時代 視聴率ゼロからのスタート 創意工夫
重ね独自の成長 地デジ・薄型TV普及の布石に
BS4Kは新たな段階へ -
コンテンツビジネス
● 日本コンテンツの国際展開を支援 政府が大規
模・長期・戦略投資 2033年海外売上高20兆円へ -
放送
● 営業活動を本格化 放送関連システム フル活
用で 通販CMを収入の柱に/JCOM BS -
CATV
● 新iTSCOMスポット サテライトスタジオを併設
/イッツコム 東京・自由が丘に開設
● 恒例の「J:COMひろば」 26年さっぽろ雪まつ
りで開設/ジェイコム札幌 -
プロダクション
● 新FILM LOOKサービスを提案 フィルムの知見
と色彩科学を融合/Imagica EMS -
デジタル映像
● XR活用した体験型イベント 北海道・エスコン
Fで開催/NTTドコモビジネス -
プロ用機器・サービス
● Inter BEE 2025 レポート(4)
・「現場仕様」の次世代LED 4Kプロジェクショ
ンも公開/エルテック
・中国・SCENICO社製品 日本仕様のLED販売を開
始/近畿エデュケーションセンター
・「Hi-Micro」搭載の超高精細LEDを日本初披露
/レイヤードが独自開発
・最先端ソリューションを披露 バーチャルプロ
ダクション実演
/アークベンチャーズ
・レンタルキャビネット製品 多様な解像度に柔
軟に対応/Ai Pixelが初出展
・製品群を日本市場に向けて披露/中国・LEDMAN
が展示
・大幅な省スペース化を実現 「MTX-70-3232HB」
など展示/ビデオトロン
・広帯域の双方向無線伝送新製品「Spectera」披
露 Inter BEE AWARDを受賞
/ゼンハイザージャパン
・ソフトウエアベースのプロダクションスイッチ
ャーなど/TVSnext
・「運用課金フリー」のモデル データの出し入
れ無料で提供/日本シーゲイト「LYVE Cloud」
● AV/ICT技術を「街づくり」に展開 サイネージ
は情報ハブに進化 AI連携やコンテンツ制作も
訴求/東和エンジニアリングが内覧会
● USB-CをLANケーブルで最大100メートルまで延
長/ジャパンマテリアル
● ボリュメトリックstに4DGS導入 より実写に近
い表現/リアライズ・イノベーションズ -
ディスプレー/大型映像
● アウトオブホーム ディスプレーの可能性(20)
AIによるデジタルサイネージ自動生成 コスト
削減し媒体価値を向上 -
映画/番組/CM
● 25周年キャンペーン BS民放5局がコラボ番組
4K8K生放送で「N響 第9」 世界遺産 古墳群の
旅も
● 映画「海賊のフィアンセ」 女流監督作品が56
年越しの日本初上映 -
総合
● デジタル広告の品質認定 登録事業者が着実に
増加/JICDAQ
● エリクソンが最新モビリティ動向説明 世界の
5G契約数、29億へ拡大 -
イベント一覧▷
● 2年ぶりに国際大会開催へ 選出作品 都庁第一本庁舎で上映/プロジェクションマッピング協会
プロジェクションマッピング協会(東京都渋谷区)が企画・開催する、日本発・世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」が、2026年5月23、24、30、31日の計4日間、東京・西新宿の都庁第一本庁舎をスクリーンに2年ぶりとなる開催が決定した。
「1minute Projection Mapping Competition」は、2012年に神奈川県逗子市の小学校校舎からスタートし、新潟、長崎、宮崎、小田原と全国各地で開催。コロナ禍を挟んで21年からは東京・外苑前の聖徳記念絵画館で都主催の冬の夜の光のイベント『TOKYO LIGHTS』のメインイベントとして実施。計12回開催されてきた。
13回目となる次回は、1年のブランクを空けて、スクリーンを変えての新たな開催となる。都庁第一庁舎では、現在も連日プロジェクションマッピングが上映されているが、5月の開催当日はこの日のために世界中から応募される多彩で最先端の優秀作品が都庁第一本庁舎を彩る。5月30日には各賞受賞者および優勝者が決定する。
◆エントリー開始
現在、この大会への作品エントリー受け付けている。今年のコンペティションテーマは『Dialogue:対話』。エントリー締め切りは26年3月1日まで。応募作品は一次審査を経て、最終的に都庁で上映される。ファイナリスト約20作品(予定)は、同年4月8日に選出される予定。
【公募概要】https://1minute-pm.com/
● 表技協が「表現技術検定」 クラウドやAIの全体像把握
最先端表現技術利用推進協会(表技協)は、「表現技術検定(クラウド-AI)」を12月18日に実施する。クラウドやAIの本格的な学習をする前に全体像を把握できるような検定講座になっている。基礎や原理、特性を理解することで、より効果的に利用できるようになる。
【日時】12月18日/9時30分-17時
【会場】フォーラムエイト東京本社セミナールーム(本会場)、大阪・名古屋・福岡・仙台・札幌・金沢・岩手・宮崎・沖縄およびオンラインで同時開催
【受講料】1万2000円(テキスト〈書籍〉代金・検定証発行手数料込み)表技協会員は受講料優待が受けられる
【詳細】https://soatassoc.org/kentei-cloudai
● アジア最大級の舞台芸術機器展示会 「GETshow2026」が中国で開催 1000以上の出展者が集結
「GETshow2026」が、2026年4月6-8日に中国・広州の広州交易会会場A&Dエリアで開催される。
アジア最大級の舞台芸術機器展示会の1つであるGETshowには、世界的なブランドから1000以上の出展者が集結。業界の専門家が最先端の技術を探求し、世界的なリソースに接続し、業界のトレンドに関する洞察を得るための場となる。
今年の2月に開かれたGETshow2025は、総展示面積15万平方メートルという過去最大規模で実施し、1000超の出展者を集めた。
GETshowは、プロフェッショナルの舞台周辺機器における新技術、製品、アプリケーションに焦点を当て、国際的な舞台芸術機器業界における最先端のトレンドを紹介する。展示会では、照明、オーディオ、PA機器、文化・観光機器、会議システム、LED、レーザー機器、マイク、アンプ、インテリジェント照明制御システム、舞台特殊効果、舞台機械、トラス、舞台周辺機器など、幅広い製品カテゴリーを網羅している。
また、「テクノロジーとアート」の融合をさらに深めるため、同時開催イベントとして、若手舞台照明デザイナー「トップ10作品」選抜コンペティション、中国音響エンジニアコンペティション、大規模テーマライトショー、大規模クリエイティブイマーシブ光影ショー、技術講演、新製品発表、大規模屋外ラインアレイツアー展示などが計画されている。 -
連載・寄稿
AI時代の新潮流 マイクロコンテンツ戦略(5) 生成AIが若年層とのブリッジ SNS起点に「本編」へ誘導
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連載・寄稿
激動 放送業界2025(4) 生成AIで新局面へ コストかけずにコンテンツ量産 1つのネタから多様な編集版配信
お知らせ
映像新聞からのお知らせ
- 2025年12月8日 ● 【訂正】本紙11月24日号1面の記事中において「報道サブは同年10月のカットオーバーが予定されている。」とありますが「制作サブは同年10月のカットオーバーが予定されている。」の誤りでした。ここにお詫びして訂正いたします。なお、デジタル版は修正して掲載いたしました。
- 2025年12月4日 【復旧のお知らせ】 先にお知らせいたしました通信障害は復旧いたしました。 12月2日(火)夕刻から12月4日(木)11:50の間にFAXを送信された方は、誠に恐れ入りますが、再送をお願いいたします。 ご迷惑をおかけし、申し訳ございませんでした。
- 2025年12月3日 【お知らせ】現在、通信障害により、当社の電話・ファクス が使用できない状態です。ご用件は、ホームページお問い合わせから、お願いいたします。 復旧は5日(金)予定しております。ご不便をおかけして、誠に申し訳ございません。
- 2025年10月20日 【定期ご購読者用】大阪・関西万博レポートの関連紙面を特集しました。定期ご購読者はログインしてご覧になれます(ページ数12頁)
- 2025年9月15日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、9月は1日、8日、15日、29日を発行日とし、22日の発行はありません。次号は9月29日号になります。
- 2025年6月16日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため6月は2日、9日、16日、30日が発行日となり、23日の発行はありません。次号は6月30日号になります。
- 2025年3月24日 ●お知らせ 「放送100年」特集面を公開しました
- 2025年3月24日 ●発行日のお知らせ 映像新聞は月4回発行のため、3月は3日、10日、17日、24日が発行日となり、31日の発行はありません。次号は4月7日号になります。
- 2025年3月10日 ●お詫び 映像新聞デジタル版の配信において、システム上の不具合により、デジタル版が登録者の一部で閲覧できない事態が発生しました。正午時点で復旧いたしましたので、引き続きご利用お願いいたします。
- 2024年12月23日 ◆訂正◆ 12月23日号1,3面の見出しおよび記事において「IWON」となっていますが「IOWN」の誤りです。訂正しお詫びいたします▼12月23日号デジタル版を修正いたしました。
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