CEATEC JAPAN 2017
ライブやVR、サイネージ 映像系は8Kが躍進
シャープが「8K World」 ドコモは60fpsパノラマVR
 [2017年10月9日]


 数年前のCEATECは4Kテレビが会場にいたるところで展示され、その魅力がアピールされていたが、そうした時代は過ぎ去り、いまや主役は、センシングやAI技術、それらを生かした暮らしのサポート、社会活動支援のソリューション、ロボットなどに移ってきている。
 そうした中にあって、映像系で存在感を示したのが8Kであった。
 「AIoT」の一方で「8K World」を掲げたシャープは、「8Kは人の暮らし、社会に新たな価値を生み出していく」とし、放送・映像コンテンツから医療、セキュリティー、検査・保守といった各分野で8Kを推進。ディスプレーはもとより、コンテンツライブラリーの整備、8Kデータ伝送インフラ構築、撮影・編集機器など8K製品開発に取り組むことをアピールしていた。
 AQUOSの最上位モデルとなる民生用8K液晶テレビ「AQUOS 8K LC-70X500」を展示し、その映像を示すとともに、8Kライブカメラ(アストロデザイン/AH-4801)を用いた8Kライブを実施。バレーダンサーが踊る様子を撮影、8Kディスプレーに表示し、その魅力を訴求した。
 NTTドコモは、360度の8Kコンテンツが楽しめる「8K60fps 高品質パノラマVR」を実演。従来、4K30フレーム/秒のコンテンツを片目1K×1Kのパネル2枚で見るシステムが標準的だが、これだとドットが目立つ。これに対してドコモのシステムは、8K60フレーム/秒のリッチコンテンツをより滑らかに見せるものだ。
 8K60fpsのコンテンツをそのまま再生するにはGPUへの負荷が大きく、ハイエンドのPCでも再生は困難であった。そこで今回、NTTテクノクロスの「パノラマ超エンジン」という技術を使用。これによって2K解像度の映像を2枚同時に再生するプレーヤーを実現した。

(つづき・詳細は映像新聞 2017年10月9日号1面)


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