■2017年11月6日号


Inter BEE 2017 特別企画が多数開催 人工知能の活用を討議 ライブエンタメや最新の制作事情も
 Inter BEE 2017ではVRやAR、ホログラムなどの表現技術や、ライブエンターテインメントの新しい技術を披露する特別企画「INTER BEE IGNITION」が開かれる。
 16日には「人工知能とともに進化する放送局」と題し、落合陽一氏の基調講演「映像の未来〜感情、創作、消費〜」と、パネルディスカッション「放送局が人工知能を徹底活用するためには」が開かれる。
 展示ホール6では15日、土屋敏男氏とライゾマティクスの齋藤精一氏の対談が、16日にはVRやARの可能性やロボットとテレビの未来が語られる。
 また「INTER BEE CREATIVE」では、DigiCon6 ASIAや日本ポストプロダクション協会(JPPA)の協力で、最前線で活躍するクリエイターから最新状況を聞ける。
 17日には映画監督の本広克行氏が「トップクリエイター・スーパーセッション〜本広克行が語るアジアンクリエイティビティ」と題して講演する。
 展示ホール8では15日に、英国BBCがマスタリングについて、NHKやオムニバス・ジャパン、パナソニック映像が制作の状況を紹介する。16日はレスパスビジョンやキュー・テック、英国MCPが登壇。地域活性化や韓国のVFXも話される。
 さらにInter BEEは今後、メディアコミュニケーションとエンターテインメントの最新技術を集約した総合イベントを目指す。
 初日の15日には、主催者特別企画として基調講演「Society 5.0で変わる新しいメディア体験」を開催。ソフトバンクロボティクスやJTB、楽天が登壇する。
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東京国際マッピングアワード 学生チームが作品競う 12月16日に上映会・最終審査
 東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会(運営=ピクス、イマジカデジタルスケープ)は、次世代の若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門、「東京国際プロジェクションマッピングアワードvol2」において、12月16日に上映会・最終審査を開催する。
 同実行委員会は、今年6月から国内・国外問わず広く学生からの参加を募集。厳正なる書類審査で、海外校1校を含む全11チームを選出した。通過チームは現在、12月の最終審査に向け映像制作を開始している。
 上映会の会場は、東京有明の東京ビッグサイトで、作品は逆三角形で知られる会議棟に映し出される。
 上映会では、映像作家、アートディレクター、雑誌編集長、および海外のクリエイターなど国内外の映像・クリエイティブ業界の第一線で活躍するプロフェッショナルにより最終審査が実施される。
 「東京国際プロジェクションマッピングアワード」は、将来のコンテンツ産業の中核となる人材の育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に設立。最終審査となる東京ビッグサイトでの上映会は、ライブでしか届けられない迫力と感動を体感できる場として、一般公開するイベントとなっている。
 出場チームの作品上映後には、これまで出場した学生チームによる作品を再編集したスペシャルダイジェストをフィナーレとして上映予定。花火とプロジェクションマッピングのコラボレーションで彩る一夜限りのナイトショーとなっている。
 同イベントは、東京ビッグサイトと共催であり、「有明・冬フェス2017」として、花火打上げだけでなく無料フードエリアも提供し、地域一帯の活性化を担っている。
《開催概要》
【日時】12月16日/17時(エキシビジョン)、17時30分-18時35分(ノミネート作品上映会/花火)、19-20時(表彰式)
【会場】東京ビッグサイト会議棟前広場(入場無料)
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地域映像の可能性を探る 11月16日に幕張で開催/全映協フォーラム2017
 全国地域映像団体協議会(全映協)は「全映協フォーラム2017 in 幕張」を、Inter BEE 2017会期に合わせ、11月16日(13時30分-19時30分)に千葉市美浜区の東京ベイ幕張ホールで開催する。
 全映協フォーラムは、地方の潜在性を検証し、それを再認識するとともに「地方の時代」を具現化する意味から、全国規模のフェスティバルの開催を決め、全国地域映像団体協議会設立7周年記念事業の一環として2003年11月から実施している。今回は「映像技術革新の今こそ地方の時代」をテーマに、放送からネットへと多様化が進む映像業界において、注目が高まる地域映像コンテンツの魅力・可能性を深く探る。
 セミナーの題目は、@「日本のコンテンツ産業の現状と課題について」(経済産業省 商務情報政策局文化情報関連産業課長/山田仁氏)A「総務省におけるコンテンツ政策の動向について」(総務省 情報流通行政局情報通信作品振興課長/豊島基暢氏)B若い制作者のためのセミナー「ひかりTV 4Kのご紹介〜Ethernet/IP技術との歩み」(NTTぷらら チーフエンジニア/土井猛氏)C「先進映像技術と人間工学」(早稲田大学 理工学術院教授/河合隆史氏)。
 全映協グランプリも同時に開催され、各地域映協でコンテストを実施し、各映協から選ばれた作品を新たに審査。最優秀賞として、番組部門には総務大臣賞、地域振興部門には経済産業大臣賞、学生部門には文部科学大臣賞などが授与される。
 終了後、「大懇親会」を18時から開く(懇親会参加者のみ7500円)。
【問い合わせ】www.zeneikyo.jp、Eメール=info@zeneikyo.jp
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Insta360 Pro 製品紹介・実践セミナー アスクが22日に開く
 アスクは、Insta360ブランド製のプロフェッショナル向け360度カメラ「Insta360 Pro」の導入を検討中の法人顧客を対象に「Insta360 Pro製品紹介・実践セミナー」を11月22日に開く。
 セミナーでは、6つの200度魚眼レンズと4つのマイクを搭載し、最大8K解像度で高画質な360度の全天球写真・動画の撮影ができるプロ向け360度カメラ「Insta360 Pro」を紹介。各機能をはじめ、実際の撮影から表示・編集までの実践的な使用方法も解説する。さらに、iPhoneに接続できる高画質360度カメラ「Insta360 ONE」など、Insta360ブランドが取り扱う360度カメラのラインアップも併せて紹介する。参加無料。
【日時】11月22日/15-17時
【会場】アスク内(東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階)
【定員】10人(1社2人まで/定員になり次第締め切る)
【申し込み】www.ask-corp.jp/inquiry/insta360-seminar.html(応募締め切り=11月21日17時)
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協会創立70周年記念 アーカイブシンポジウム 映画テレビ技術協会が13日に
 日本映画テレビ技術協会(MPTE)は、協会創立70周年記念「アーカイブシンポジウム」を11月13日に開催する。
 映画、放送、インターネットの作品・番組をどのように「アーカイブ」保存し、活用していくかを議題に、各分野のキーパーソンにより多方面から討論を重ね、誌上座談会(「映画テレビ技術」10月号)で得られたエッセンスを、さらに深めて議論する。当日は、ロビーで関連展示も予定している。
 なお、講演終了後、講師を交えての懇親会を開く。
【シンポジウム パネリスト】(予定)▽大森靜雄氏(MPTE常任理事)=座長、五十嵐真氏(松竹映像センター)、大関勝久氏(東京国立近代美術館フィルムセンター)、小倉徹氏(日本テレビ放送網)、金子晋丈氏(慶応義塾大学)、金子隆氏(フォトロン)、菊池淳夫氏(東映)、木下良仁氏(東京現像所)、とちぎあきら氏(東京国立近代美術館フィルムセンター)、根岸誠氏(東映ラボ・テック)、福井陸士氏(NHK)、藤原忍氏(日本IBM)
【日時】 11月13日/14-18時
【会場】富士フイルム 西麻布本社1階ホール(東京都港区西麻布2-26-30)
【会費】 MPTE個人会員=無料、MPTE法人会員=2人まで無料(3人より会費4000円)、学生=無料、非会員=4000円。
【詳細】https://mpte.securesite.jp/information/2017/archive-201711.html
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セミナー 制作者に聞く! 番組制作の現場から大河ファンタジー「精霊の守り人」
 話題の番組のスタッフから、番組誕生のいきさつ、番組にかけた思いなどを聞き、放送現場の『今』を伝える放送ライブラリーの公開セミナー。今回は、大河ファンタジー『精霊の守り人』(NHK)を取り上げる。
 ゲストは、加藤拓(制作、演出/シーズン2)、山口類児(映像デザイン)、前田貢作(テクニカル・ディレクター/シーズン2、3)、柘植伊佐夫(人物デザイン監修)の各氏。
【日時】11月23日/13時30分-16時30分
【会場】情文ホール(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター6階)
【入場】無料(抽選で200人)申し込み締切り=11月23日。
【詳細】www.bpcj.or.jp
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セミナー CG-ARTS×画像電子VC委員会「ビジュアルコンピューティングの新奇性と未来」
 制作現場や研究機関で活躍する人を迎え、CG・映像を超えたメディアとの融合について、これからのビジュアルコンピューティング(VC)の発展の方向性、新奇性を探求するセミナー。先端技術の紹介からエンターテインメントでの活用、AI(人工知能)の未来まで、さまざまな角度で解説、議論する。
【日程】11月15日/13時30-18時
【会場】早稲田大学/グリーン・コンピューティング・システム研究開発センター40号館(東京都新宿区早稲田町27)
【定員】150人
【会費】一般=1万円、主催団体会員=8000円、CG-ARTS委員・認定教育校教員=8000円、画像電子学会シニア会員=3000円ほか
【申し込み】https://member.cgarts.or.jp/cgarts/ais/user/Answer?qid=4896406
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