■2018年3月12日号


■日本アカデミー賞 最優秀賞を発表 「三度目の殺人」が6冠 「関ヶ原」は撮影・照明・録音賞
 「第41回日本アカデミー賞」(主催=日本アカデミー賞協会)の授賞式が3月2日に開催され、正賞15部門の最優秀賞が発表された。
 最優秀作品賞は『三度目の殺人』で、是枝裕和監督は監督・脚本・編集部門で最優秀賞を受賞した。役所広司と広瀬すずもそれぞれ最優秀助演男優・女優賞に選ばれた。
 是枝氏は、周囲の協力や励ましへの感謝を強調すると同時に、「チャレンジの連続だった作品が評価されうれしい。撮り終わったときは『まだまだ映画は分からない』と感じた。受賞を糧にもう一歩進みたい」と抱負を述べた。
 その他の主な受賞者とコメントは以下のとおり。
◆最優秀主演男優賞=菅田将暉『あゝ、荒野 前編』
◆最優秀主演女優賞=蒼井優『彼女がその名を知らない鳥たち』
◆最優秀撮影賞/照明賞=柴主高秀/宮西孝明『関ヶ原』「今日は映画の神様がほほえんでくれた。昨年亡くなった(俳優の)中島しゅうさんをはじめ苦労をともにした皆に捧げたい」「最高の喜び」
◆最優秀録音賞=矢野正人『関ヶ原』「しんどい現場だったが楽しい現場でもあった」
◆最優秀美術賞=倉田智子『花戦さ』「京都の伝統文化(の華道)を扱うためプレッシャーを感じたが、作品のイメージに合うよう努めた。(華道家元)池坊さんのおかげ。京都の全美術スタッフを代表して賞をもらいたい」
◆最優秀音楽賞=鈴木慶一『アウトレイジ 最終章』「アバンギャルドな音楽で受賞しうれしい。北野(武)監督が後押ししてくれた。ポップとアバンギャルドの狭間音楽で灰になるまで走りたい」
◆最優秀アニメーション作品賞=『夜は短し歩けよ乙女』
◆最優秀外国作品賞=『ラ・ラ・ランド』


■音楽著作権処理セミナー 映像制作者向けに弁護士が解説/映文連
 映像文化製作者連盟(映文連)は、著作権セミナー「映像製作者のための音楽著作権処理について」を3月27日に開く。今回は昨年に引き続き、音楽著作権法務の第一線で活躍するFierd-R法律事務所の東條岳弁護士を講師に、音楽著作権処理に関する基礎知識に加え、企業PR映像コンテンツ(映画の著作物)制作における音楽利用の実際を踏まえ、音楽著作権の処理実務について解説する。
 東條氏は、音楽著作権、アーチスト契約法務などのエンターテインメント法務を中心業務に、スマートフォン向けアプリの権利処理、利用規約などに関する法務なども取り扱う。講義内容は、@音楽著作権処理の前提知識A音楽業界の慣習を踏まえた音楽著作権処理実務の基礎-JASRACとNexToneにおける権利処理などB利用コンテンツ別音楽著作権処理の具体的な実務-フリー音源サイトの利用規約/CCライセンスによる利用CYouTubeにおける音楽利用。
【日時】3月27日/16-18時
【会場】電通ライブ12階B会議室(東京都千代田区内幸町1-5-3 新幸橋ビル)
【定員】60人(申し込み先着順/申し込み締め切り3月23日)
【参加費】会員3500円、一般4000円
【詳細・申し込み】http://www.eibunren.or.jp/wordpress/?p=4571
【問い合わせ】Eメール=info@eibunren.or.jp


■ネット配信の最新動向 19日に技術セミナー/NHKエンジニアリング
 NHKエンジニアリングシステムは、技術セミナー「ネット配信の最新動向と技術」を3月19日に開く。
 放送事業者による番組の動画ネット配信が注目されているが、今回の技術セミナーでは、動画ネット配信(同時配信)の最新の動向やビジネスへの取り組み、それを支える要素技術などについて、解説する。要素技術に関しては、ファイル管理およびプレイヤ技術などのアプリ周りの技術から、配信ネットワーク技術や周辺技術まで詳しく紹介する。
 講演題目は、「NHKのネット同時配信実験の取組について」(NHK)、「ローカル局のネット配信とビジネスの取組について」(東京メトロポリタンテレビジョン、奈良テレビ放送)、「ネット配信の要素技術〜メディア企業における最適な動画ファイル管理とプレイヤ技術〜」(ブライトコーブ)、「ネット配信の要素技術〜配信ネットワーク技術と周辺技術〜」(JOCDN)。
【日時】3月19日/13-17時
【会場】イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区内幸町2-1-1 飯野ビルディング)
【受講料】税別2万円(NES友の会会員は税別1万円)
【定員】60人(定員になり次第受付終了)
【申し込み締め切り】3月12日
【詳細・申し込み】https://www.nes.or.jp/seminar


■製品紹介セミナー VR向けコラボツール /アスクが16日に開く
 アスクは、「Tsunami ARVR社製VRコラボレーションツール、Virtual Workspaces製品紹介セミナー」を3月16日に実施する。参加無料。
 「Virtual Workspaces」は、マルチVRデバイスをサポートし、複数人でVR空間に入ることで、スライドショーやドキュメントなどのファイルを共有できるほか、VR空間上のホワイトボードに文字を書き込むことや、3Dモデルの配置・確認といった直感的な操作を仮想体験することができるVR向けコラボレーションツール。
【日時】3月16日/14-17時
【会場】アスク内(東京都千代田区九段南4-8-21 山脇ビル11階)
【定員】10人(1社2人まで/定員になり次第締め切る)
【詳細・申し込み】https://www.ask-corp.jp/news/2018/0 3/virtual-workspaces-seminar.html


■九州放送機器展 7月5、6日に開催 出展社の募集開始
 日本ポストプロダクション協会(JPPA)主催の「九州放送機器展2018」が7月5、6日の2日間、福岡市博多区の福岡国際センターで開催されるが、3月1日から出展社募集を開始した。
 「九州放送機器展」は、九州最大のプロ向け放送・業務用機器展として定着。各社が最新の機器・技術を披露するとともに、主催者のセミナーおよびイベントや、出展社による製品・技術セミナーなどが実施される。昨年の会期中は北部九州豪雨に見舞われたものの、2200人が来場した。
 募集期間は4月30日まで。
【詳細】http://www.q-kikiten.com


■映画祭「第5回グリーンイメージ国際環境映像祭-映像のまなざし ここから向かう未来」
 世界53の国と地域から応募された213作品(ドキュメンタリーとアニメーション)の中から選考された「グリーンイメージ賞」受賞17作品を上映、最終日には、グリーンイメージ大賞が選ばれる。制作者との質疑応答、ゲストによるパネル討論会も実施する。
【日時】3月23日/12時30分-21時20分、24日/11時-18時40分、25日/11時-16時30分
【会場】日比谷図書文化館コンベンションホール(東京都千代田区日比谷公園1-4 地下1階)
【参加費】協力費1日1500円、学生協力費1日1000円、3日間通し券3000円(中学生以下無料・予約不要)
【上映スケジュール】https://green-image.jp/filmfestivals/5t

 



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