■2018年11月5日号


■MPTEアワード2018開催 NHKアートが大賞受賞 「Nスペ」のVFX技術を評価 (10月30日)


■Inter BEE 2018が14日から開催 IP伝送などの特別企画が発表
 11月14-16日までの3日間、映像・放送・通信・音響・照明・メディアビジネスのイノベーションが一堂に集まる「Inter BEE 2018」が千葉県の幕張メッセで開催される。特別企画の詳細や出展製品が発表されている。
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 特別企画「INTER BEE IP PAVILION」では、次世代のライブ映像制作と配信を実現するIPライブ伝送の実機接続デモ、関連製品展示および各社のリレーセミナーが開かれる。場所は展示ホール3。
 IP実機接続デモは、Inter BEEでは初めて実施される。実機による各出展ブースとの接続デモの様子を見ることができる。
 SMPTE ST2110、ST2022-6、ARIB STD-B73をテーマに関係各社が参加。インターオペラビリティーデモがそれぞれ披露される。
 非圧縮映像とTICO、JPEG2000、LLVC、NDI、JPEG-XSとの画質比較や、各社のリレーセミナーも実施される。
 また16日には、国際会議場でINTER BEE FORUM基調講演「IPライブ伝送の規格と導入事例」が開催され、今後の展望やスタジオサブ、回線センター、中継車の事例など最新の取り組みが公開される。
 メディアの新たな可能性を発信する特別企画「INTER BEE IGNITION」ではVRやAR、ライブエンターテインメント、プロジェクションマッピングなどの可能性を探る。
 16日の国際会議場での基調講演には、スーパーボウルのハーフタイムショーからオリンピックまで、数々のイベントを演出してきたカナダのデジタルアート集団「モメントファクトリー」のMarc-AndrBaril(マッカンドレ・バリル)氏が登壇。12月に大阪城公園で開催されるナイトエンターテインメント「SAKUYA LUMINA」制作の舞台裏や、日本の都市型エンターテインメントについて討議する。
 展示ホール6のプレゼンテーションステージでは、VRやデジタルアートと電子音楽の祭典「Mutek JP」出演アーチストによるプログラムが披露される。


■開催迫るシーグラフアジア 12月4-7日 東京国際フォーラム AR・VRが初の独立プログラム 幅広い分野をカバーする内容
 アジア最大のCGの学会・展示会である「シーグラフアジア2018」(主催=米ACM SIGGRAPH)の実施まで、あと1カ月に迫った。今回は、12月4日(展示会は5日)から7日まで、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。
 同実行委員会は、10月24日に記者会見を開き、準備状況を説明した。席上、コンファレンス・チェア(実行委員長)の安生健一博士は、日本で3回目の開催となるシーグラフアジア(SA)は、初の来場者1万人が見込めるとした。キーコンセプトはクロスオーバーで、「さまざまな分野の人、企業、技術、アート、エンターテインメントなどが交錯する」ことを目指しているとした。
 今年は、AR(拡張現実)/VR(仮想現実)のプログラムをSAとして初めて独立して設け、同分野の露出を高めたのも特徴という。また、SAとしては初めて基調講演者を3人招き、幅広い分野をカバーする。
 運営を担当するケルンメッセによれば、出展企業数は65社、事前登録は1600件(10月23日時点)に達しており、極めて順調な滑り出しとしている。
◆VRシアターは要予約
 今年の特徴の1つである「VRシアター」については、VRシアター・チェアの石丸健二氏(講談社VRラボ)が解説し、12人が同時にヘッドマウントディスプレーを使って視聴する「劇場形式」を取り入れたことが明かされた。
 「視聴者の独立性が高いVRだが、視聴空間を共有する」ことを狙っている。VRシアターでは厳選された4作品が流され、合計約35分を要する。視聴には、コンファレンス申し込み時に予約が必要となっている。


■全映協フォーラム2018 11月15日に幕張で開催 地域映像コンテンツの可能性探る
 全国地域映像団体協議会(全映協)は、「全映協フォーラム2018 in 幕張」を、Inter BEE 2018開催期間中の11月15日に千葉市美浜区の東京ベイ幕張ホールで開く。
 全映協は、日本全国の地方に基盤を置く映像関連団体が地域を越えた情報交流促進を掲げ、新たな映像プロダクション像を求め活動することを目指し設立した協議会。加盟社数は9地域(団体)/200社に及ぶ。
 新4K8K衛星放送の開始、VR(仮想現実)/AR(拡張現実)の進歩、動画配信サービスの拡充などで、映像コンテンツを取り巻く環境は拡大し、新たなビジネスチャンスが生まれている。そのような中で、地方映像コンテンツに対する注目も高まっている。
 さらに国では、日本の魅力を効果的に海外へ発信する事業も続いており、この事業に全映協加盟団体が参加し、地方の魅力を海外へも発信している。
 こうした動向をとらえ、今回のフォーラムでは、地域映像コンテンツの魅力、可能性をより深く探っていく。参加無料。
 開催内容は次のとおり。
【セミナー】(14-16時)
[セミナー1] 経済産業省プレゼンテーション「映像コンテンツの未来について」(経済産業省 商務情報政策局 コンテンツ産業課長/高木美香氏)
[セミナー2] 総務省プレゼンテーション「総務省におけるコンテンツ政策の最新動向」(総務省 情報流通行政局 情報通信作品振興課長/渋谷闘志彦氏)
[セミナー3] 日本映画テレビ技術協会プレゼンテーション「高品位VRカメラによる三宅島VRコンテンツ制作」(IMAGICA Lab開発本部開発営業部 映像マーケティンググループ課長/加藤欧一郎氏)
【全映協グランプリ2018表彰式】(16-18時)▽17年度に制作された映像コンテンツの優秀賞を発表。最優秀作品には、「番組部門」に総務大臣賞、「学生部門」に文部科学大臣賞、「地域コンテンツ部門」に経済産業大臣賞が贈られる(以上、会場は東京ベイ幕張ホール)
【大懇親会】(18時-19時30分)▽会場=アパホテル&リゾート東京ベイ幕張49階「ラ・ジュエ・ド・シエル幕張」▽会費=6500円(懇親会参加者のみ)
【詳細】www.zeneikyo.jp
【問い合わせ】Eメール=info@zeneikyo.jp


■東京国際プロジェクションマッピングアワード 17日に発表会と最終審査 16組の学生チームが参加 ビッグサイト会議棟で上映
 東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会(運営=ピクス、イマジカデジタルスケープ)は、次世代の若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門、「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol3」の上映会・最終審査を11月17日に東京・有明の東京ビッグサイトで開く。
 今年4月から国内・国外問わず広く学生からの参加を募り、その中から書類審査の結果、最終審査に臨む全16チームを選出。例年に比べ関東圏外からの応募が多く、幅広い地域から若きクリエイターたちが集う。海外からはカナダのチームが参加するという。
 今年のテーマは「JAPAN」。出場チームには、このテーマを各自の解釈で映像表現することが求められている。上映場所は、逆三角形で知られる東京ビッグサイト会議棟。最終審査当日は各チームが東京ビッグサイトに集結し、高さ約30メートル×幅約94メートルとなる日本最大級のスクリーンで、約3カ月をかけて制作した作品を上映する。
 「東京国際プロジェクションマッピングアワード」は、将来のコンテンツ産業の中核となる人材の育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に創設。上映会は、東京ビッグサイトという大きな舞台を通じ、ライブでしか届けられない迫力と感動を体感できる場として一般にも開かれたイベントとなっている。
 出場チームの作品上映後には、これまでアワードに出場した学生チームによる作品を再編集したスペシャルダイジェスト映像を、フィナーレとして上映予定。花火とプロジェクションマッピングのコラボレーションで彩る一夜限りのナイトショーとなっている。
 また、同イベントは「有明・冬フェス2018」として、東京ビッグサイトと共同で開催しており、会議棟前広場では無料のホットドリンクを提供し、地域一帯の活性化を担う。入場無料。
【タイムスケジュール】▽開場/16時30分▽ノミネート作品上映会&花火/17-19時▽表彰式/19時30分-20時
【詳細】pmaward.jp


■ギャラクシー賞CM入賞作品を見る・聴く会
 放送批評懇談会ギャラクシー賞CM部門委員会が選考過程を解説。大賞受賞者からも制作について聞く。入場無料、事前申込制(定員100人)。
【日時】11月10日/14-16時
【会場】上智大学・四谷キャンパス2号館2-508号室(東京都千代田区紀尾井町7-1)
【申し込み・問い合わせ】Eメール=info@houkon.jp

 


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