● ケーブル技術ショー特集 第2弾
・ケーブル技術ショー2020 オンライン展示会に50社出展 8月31日まで開催中
・ローカル5Gサービスの構築支援/富士通ネットワークソリューションズ
・映像編集に適した高性能 ワークステーションなど/マウスコンピューター
・スマートライブ制作のソリューションを提案/朋栄
・「コミネット次世代機」発売へ マルチ画面で情報を充実/サテライトコミュニケーションズネットワーク
・編集システム「4K Prunus」 実践的デモ動画を公開/さくら映機
・その他 各社出展概要
2020年7月20日
J:COM
新STBで各社のOTTと連携 月間視聴時間が大幅増
「TVの価値再認識する契機に」 レコメンド機能の強化図る
ジュピターテレコム(J:COM/東京都千代田区)は16日にオンラインで実施した定例会見で、テレビとOTTをシームレスに視聴できるSTB「J:COM LINK」が、昨年12月1日からの提供開始以来、順調に伸びていることを明らかにした。石川雄三社長は、同STBによって契約者のテレビとの接触時間が大幅に増加しており、テレビ回帰が始まっていると言及。レコメンド機能の強化や、地域コンテンツをシームレスに視聴できる機能を加えたことを示し、同STBによる放送・通信融合をさらに進化させていくと述べた。〈続きは本紙で〉
2020年7月20日号 主な記事
●4K放送開始延期 2021年3月1日に アクトビラなどでWMOD/WOWOW
●IMAGICA Lab.がオンライン試写サービスを提供
●コロナ時代 TVの変化(上) チャンネルの明暗
●アカマイ/進化を続けるCDN OTTはさらに低遅延化
●さいたま新都心駅コンコース内で大型映像システム稼働
特集
放送
● 4K放送開始延期 2021年3月1日に アクトビラなどでWMOD/WOWOW
CATV/CS
● 新STBで各社のOTTと連携 月間視聴時間が大幅増/J:COM
● ライドシェアサービスの実証実験 モビリティ事業の実現目指す/J:COM
● 「けーぶるにっぽん」配信 連盟と全国CATV局が制作/ディスカバリーの動画サービス
● 「DAZN」とサービス連携/ケーブル連盟
● 光接続サービス ビジネス用途に提供開始/イッツコム
● 高校野球の独自大会 全国17大会を生中継/J:COMチャンネル
● ワークなど4社が協定締結 緊急時に情報提供/テレビ愛知、ハートネット
プロダクション
● オンライン試写サービス「Framboise」を提供 映画宣伝で運用開始/IMAGICA Lab.
● ロケ施設紹介サイトを開設 間取りなど詳細を掲載/UBIQS
インターネット/通信
● クラシックコンサートの有料フル配信を始動/テレビマンユニオン
プロ機器
● AVMATRIXの5製品を発売 プロの現場に適したSDI変換器/エーディテクノ
● DPA製ショットガンマイク 単体で約10グラムと小型軽量/ヒビノインターサウンド
● 画像鮮明化システムを販売 AIで映像の視認性を自動向上/ソニービジネスソリューション
ディスプレー/大型映像
● 新都心駅コンコース内で大型映像システムが稼働/さいたま市が昨年10月にリプレース
● 今春から壁面に大型LED イベント再開で本格稼働/さいたまスーパーアリーナ
● さいたま新都心駅の改札口 新たに大型LED設置/JR東日本大宮支社
● 3Dマッピングイベント 「エヴァンゲリオン」上演/キャナルシティ博多
映画/番組/CM
● 映画「グレース・オブ・ゴッド 告発の時」 フランス人気監督が挑む社会派作品
総合
● 進化を続けるCDN 放送に限りなく近づくOTT遅延/アカマイ
● 吉田情報流通行政局長が総務審議官/総務省
イベント一覧
● 「テレビの地殻変動」報告/CRI
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第1回「CRIオンラインセミナー」を7月28日に開く。パート①は「コロナ禍を契機にテレビの世界はどう変わるか!!」をテーマに、「もう戻れない!! 地方や中央で始まった『テレビの地殻変動』について報告する」と題し、メディアコンサルタントの境治氏が講演する。
テレビCMの激減が番組制作にも大きく影響しており、キー局もローカル局も厳しい状況に苦しんでいる。放送業界全体に「地殻変動」が始まっており、その動きはCATV業界にも波及することは確実で、テレビのネット配信やOTTサービスは既に小学生の世界にも広がりを見せている。これらの状況について解説する。
コロナ禍は、CATV業界に大きな影響(営業機会や宅内工事の損失、番組内容の変更など)を与えている。一方で、無線やインターネットニーズの拡大、テレワーク業務のサポート、遠隔教育(授業)支援等、新たなサービスに対する期待も高まっている。
そこでパート②では、「ケーブル局が受けた『コロナ影響の実態』と『withコロナ時代』に有望視されるサービスについて」と題し、月刊『ニューメディア』編集長の渡辺元氏が登壇。「コロナによって自社の市場環境や顧客ニーズはどう変化したか」(月刊『ニューメディア』8月号・アンケート結果)について報告する。
【日時】7月28日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【受講方法】Zoomによるオンラインセミナー (zoom.us/jp-jp/meetings.html)
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200709_5933.html
【問い合わせ】Eメール=cri@cri-info.jp
● TBS「恋つづ」脚本家やプロデューサーが講演/VIPO ドラマ制作セミナー
映像産業振興機構(VIPO)は、8月12日に「テレビドラマ制作セミナー~ニューノーマル時代のテレビドラマの行方~」を、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催によりオンラインで開く。
講師は、TBSテレビドラマ『恋はつづくよどこまでも』をはじめ、映画、小説と幅広く活躍中の脚本家・金子ありさ氏と同ドラマのTBSプロデューサー磯山晶氏(『木更津キャッツアイ』、『空飛ぶ広報室』など)。モデレーターには、テレビドラマ研究者でテレビドラマ番組各賞の審査員を務める日本大学芸術学部教授の中町綾子氏。
プログラムは、①コロナ禍で『恋つづ』ブームはいかにして生まれたか-企画から放送まで、②これからのテレビドラマ制作を考える-脚本家とプロデューサーの視点から(令和の時代のラブコメ企画、多様化するテレビ視聴形態、キャスティングのポイント、音楽の重要性)、③SNSマーケティングの特色、④世界からみた日本のテレビドラマ、⑤海外番販の話、⑥脚本を学ぶ人たち(制作者も含め)に向けて。
【開催日時】8月12日/18ー20時(「Zoom」を使ったオンラインセミナー。申し込み受付後、運営からメールで「オンライン視聴方法」を知らせる)
【参加費】一般3500円、学生1500円、VIPO会員3000円
【定員】70人(事前申込制/先着順)
【申し込み締切】8月6日15時
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24478
● アニメーションの企画 11月にピッチイベント/VIPOが参加募集
VIPOは、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、アジア・オセアニア地域において最大規模を誇るアニメーション企画ピッチイベント「AAS(Asian Animation Summit)」に参加する企画を募集している。
AASは、北米最大のキッズエンターテインメント向け産業見本市である「kidscreen summit」の主催者が、アジア・オセアニア地域で開催し、今年9回目を迎える企画ピッチイベント。インドネシアのバリ島で開催されるAAS(11月18-20日)に、日本の企画が初めて参加することで、アジア・オセアニア地域とのアニメーション共同製作を推進することを目指す。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、延期・中止、またはオンラインでの開催も想定されている。8月中旬までに、開催形態について決定される予定。
【募集企画数】2-3企画程度
【申し込み期限】7月27日17時まで
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24360
● DCEXPO2019の基調講演 「神経美学」を解説 講演録をウェブで公開
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、昨年11月に開催した「デジタルコンテンツEXPO2019」において、基調講演『神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来 メディアコミュニケーションにおける新たな枠組みと可能性を 展望する』(講演者:石津智大氏=ロンドン大学〈現、関西大学〉、河合隆史氏=早稲田大学)を実施。今世紀に新たなサイエンスとして登場した「神経美学(neuroaesthetics)」とデジタルコンテンツとの協調を提起した。
DCAJでは、両講師から講演録としてあらためて執筆してもらい、講演主催者であるDCAJのウェブサイトからPDFで公開している。
同講演では、3D映像、VRなど先進映像システムを中心に人間工学の手法でデジタルコンテンツ研究をすすめる第一人者、河合隆史・早稲田大学教授に、美を感じる脳をもつ人類の体験・イメージ・創造とコミュニケーションの豊かな深化に期待を込めて、デジタルコンテンツの未来を多視点で語りあった。
【神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来の講演録】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/-dcexpo-2019.html