● Inter BEE 2021 特集
・17-19日 幕張メッセ IP・クラウド・ライブ SaaSで番組制作効率化
・DX背景に多彩な製品 2年ぶりのリアル開催 キーワードは「高速・大容量・柔軟性」
・各社出展概要
・Inter BEE 2021 追加情報
http://ad10611b3e.smartrelease.jp/denshiban/interbee_add.htm
2021年11月15日
フジテレビ
5G+クラウド中継 サガテレビ、ソニーと共同で実証実験
検証用ライブ番組を遠隔2カ所で制作・配信
リアルタイム映像切り替えやテロップ重畳
フジテレビジョン(東京都港区)は、サガテレビ(佐賀県佐賀市)、ソニー、ソニーマーケティングと共同で、5G商用サービスと、ソニーが開発中のクラウド中継システムを用いたリモート番組制作「CNG(クラウドニュースギャザリング)」の実証実験を10月14日に実施した。フジテレビは5G商用サービスを用いたCNGの1回目の実証実験を昨年11月に実施しており、今回が2回目。東京・新宿区と佐賀市内からの中継映像を5G経由でクラウド中継システムに送り、フジテレビとサガテレビそれぞれの操作PCからスイッチングやテロップの重畳などを実施している。〈続きは本紙で〉
2021年11月15日号 主な記事
●Inter BEE 2021 特集
● TREE Digital Studio撮影部門ラージフォーマットの撮影機材を拡充
●「コロナ後のテレビ業界」(1) 後退するライブ視聴
●マルチアングルによるライブ 2D映像×360度映像で収録/東京ケーブルネットが動画販売
●イノベーションワールドフェスタ2021 AR演出でライブパフォーマンス
/シンユニティグループが大型映像技術を担う
●Inter BEE 2021 追加情報
特集
CATV/CS
● マルチアングルによるライブ 2D映像×360度映像で収録/東京ケーブルネットが動画販売
● スマホ教室のテレビ版 情報格差の解消を目指す/ジェイコムウエストが新番組
● 災害時の情報提供で協定/J:COM茨城と守谷市
プロダクション
● ラージフォーマットの撮影機材を拡充/TREE Digital Studio、CRANK事業部
デジタル映像
● イノベーションワールドフェスタ2021 AR演出でライブパフォーマンス/シンユニティグループが大型映像技術を担う
プロ機器
● クラウド中継システム AWSのSaaSで/ソニー
● レガシー機器をデジタル接続 オーディオ変換器4機種を発表/エーディテクノ
● コンバーターの新シリーズ 3G-SDIに対応、高画質化/デジタルアーツ
● 自社常設スタジオでオンラインコミュニケーション/パナソニック コネクティッドソリューションズ社
● VVC規格の映像評価システム 4K120pの小型レコーダーも/アストロデザインが発売
● 第5回映像伝送EXPO 今後の放送・制作に必要な機器を披露
ディスプレー/大型映像
● 液晶テレビ新シリーズ ミニLEDバックライト搭載/シャープ
● 4K.8K映像技術展、XR総合展 各社から最新ディスプレー
映画/番組/CM
● 映画「スズさん 昭和の家事と家族の物語」 激動の時代を生き抜いた1人の女性
総合
● 5G+クラウド中継 サガテレビ、ソニーと共同で実証実験/フジテレビ
● タックシステムを子会社化/レスターコミュニケーションズ
● 相次ぐテレビ受像機の国内製造撤退 次世代地デジの規格化に影響か
イベント一覧
● オンライン展示会開く 期間限定コンテンツも/松田通商が15-19日
松田通商は、オンライン展示会「2021秋 MTC Online TradeShow」を11月15-19日に開く。特設サイトでの製品説明と、5日間限定でYouTubeにおいて事前登録制のコンテンツを公開。オンライン商談も実施する。参加無料。
[ライブ配信] 「新製品!ワイヤレス・ワイヤードすべてを集約 Clear-Com Arcadia」(16日14時から約30分)
[限定コンテンツ] ▽EclipseのIPプロダクションにおけるシステム納入事例▽ポストISDN音声コーデックについて▽最新IPオーディオモニター▽リモートプロダクションを支援するソリューション製品▽ClearOne BMA360で体験するシーリングマイクの進化–など(事前登録制)
【受付期限】ライブ配信は15日14時30分まで、限定コンテンツは19日17時30分まで可能。
【詳細】mtc-japan.com/news/2021/1028/?utm_source=BenchmarkEmail&utm_campaign=2021.11.04_MTC_OTS&utm_medium=email
● CRIオンラインセミナー ローカル5Gサービス CATV局の事業状況を報告
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第19回「CRIオンラインセミナー」(Zoom使用)を11月24日に開き、愛媛CATV(愛媛県松山市)とZTV(三重県津市)のローカル5Gの取り組みを解説する。
愛媛CATVは「サブスクリプション方式」の採用で、低価格な地域共有型ローカル5Gサービスを今年7月に開始。その中でも利用者からの人気が高いのが『しまなみ海道ロードムービーサービス』。これは「しまなみ来島海峡大橋」に専用カメラを設置し、海峡大橋を走るサイクルリストの姿を自動で撮影するサービスで、動画伝送にローカル5Gを採用した。
そこで同社のローカル5G支援サービスを基軸とする事業戦略について、専務取締役の白石成人氏に聞く。
また、ZTVが手掛ける「ローカル5Gを活用した港湾内安全管理に向けた実証実験」について、同社新事業推進部課長の眞弓士清氏が概要を報告する。
【日時】11月24日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20211108_6245.html
● 全映協グランプリ2021 4部門の最優秀賞を発表 オンラインで表彰式開催
全国地域映像団体協議会(全映協)は2日に「全映協グランプリ2021表彰式」を仙台市青葉区のホテルモントレ仙台で開き、受賞者はそれぞれオンラインで参加した。
全映協では例年、フォーラムおよびグランプリ表彰式をInter BEEの会期に合わせて同会場内で実施してきたが、今年は新型コロナウイルス感染症対策として、オンラインによる表彰式のみの開催となった。
全映協グランプリは、「番組部門」「CM・キャンペーン部門」「学生部門」「地域振興コンテンツ部門」の4部門があり、各部門4人の審査員により各賞を決定している(今年度の受賞結果は一覧表のとおり)。
全映協は地域からの情報発信を目的に、北は北海道から九州沖縄まで9地区の局系、独立系の映像制作社が集結し、1993年に全国地域映像団体懇談会として発足し、地域の特性、制作会社のそれぞれの個性を生かし地域映像のアーカイブ映像に参画。さらに全映協共同事業として、先導的コンテンツ市場環境整備事業に参画するなど、その活動は多岐にわたっている。