● 東北映像フェスティバル2023 特集
・6月1,2日に仙台で開催 多様な映像制作機器が一堂に
セミナー eスポーツの動向に注目
・出展者概要
2023年5月29日
キヤノン開発「ボリュメトリックビデオシステム」
撮影画像から3D空間データ生成
東京ドーム巨人戦全試合で運用
野球観戦に新たな視点提供 カメラ98台使い同時に4K撮影
東京ドームでは今春、キヤノンが開発した「ボリュメトリックビデオシステム」の運用が始まった。キヤノンと読売新聞東京本社、日本テレビ放送網が設置したもので、今季東京ドームで開催される読売ジャイアンツの全試合を撮影する。映像は、テレビ中継や配信のリプレイ・ハイライトに活用されている。 〈続きは本紙で〉
2023年5月29日号 主な記事
●東北映像フェスティバル2023 特集
●TYOとソニーPCLが「カーチェイス」動画を公開/全編がバーチャルプロダクション
●NABショー2023レポート
●KOBA2023レポート
●2022年の映像ソフト市場は7746億円/JVAと文化科学研究所が調査
特集
放送
● 総務省「デジタル時代 放送制度検討会」 衛星放送の諸課題巡り議論
総務省 衛星・地域放送課 安東課長が対応求める
プロダクション
● カーチェイス動画を公開 全編がバーチャルプロダクション/TYO/ソニーPCL
インターネット/通信
● 新ウェブサイト開設 映画関連資料を公開/国立映画アーカイブ
プロ機器
● キヤノン開発「ボリュメトリックビデオシステム」 撮影画像から3D空間データ生成
● 内覧会で最新技術と製品披露 AI、クラウド機能など実演/ブラックマジックデザイン
● デザインで顧客体験を向上 5件が国際賞を受賞/パナソニック コネクト
● KAIROSをコアに構築 各所と2110接続し構成/パナソニック コネクト
● 8K×8Kスクエア映像 VP背景、ドームに提案/アストロデザイン
● IPと自動化は進展 シニアマネージャー2氏にインタビュー/パナソニック コネクト
● 韓国で「KOBA2023」開催 盛況のバーチャルプロダクション
ディスプレー/大型映像
● ホログラムと会話が実現 ChatGPTを活用/米ルッキンググラス
● シリコンコアがLEDディスプレー新製品 1.9ミリピッチで鮮明な画像提供
● 4年ぶりにリアル定時総会/JPVA
統計・調査
● 22年の映像ソフト市場は7746億円 有料配信が市場シェア7割に/日本映像ソフト協会、文化科学研究所
総合
● モデムチップに内蔵するiSIM登場/ソニーセミコンダクタイスラエル
● NHK技研 C2PAに加入 コンテンツ来歴情報提示装置 技研公開でプロトタイプ展示
イベント一覧
● コンテンツビジネスの最新動向や事例を解説/AWSジャパンがセミナー
アマゾン ウェブ サービス(AWS)ジャパンは、「メディアセミナー Q2~NAB Show 2023の振り返りと次世代メディアサプライチェーンの最新動向~」を6月1日にオンラインで開く。参加無料(事前登録制)。
メディア&エンターテインメント業界は、大きな変革の中で視聴者のコンテンツ消費の仕方が大きく変化し、オンデマンドやストリーミング配信が一般的になってきている。またFAST(Free Ad-Supported Streaming TV)の台頭など、ビジネスモデルの多様化も進んでいる。
セミナーでは、クラウドを活用したメディアサプライチェーンの最新動向や、顧客の事例を交えたメディア・アセット・マネジメント(MAM)のモダナイゼーション(近代化)について解説する。
さらに、4月に米国・ラスベガスで開催された「NAB(エヌエービー)ショー」でのAWSの展示内容について報告する。
【セッション】
▽NABショー2023の振り返り(AWS)
▽次世代メディアサプライチェーンを実現するMAMモダナイゼーション(AWS)
▽次世代コンテンツ管理基盤システム「ナナ番地。」でのAWSの活用(テレビ東京)
▽クラウドを軸としたメディアサプライチェーンの構築とカスタムUIによるMAM活用の未来(サイバーエージェント/AbemaTV)
【日時】6月1日/14-16時
【詳細・申し込み】pages.awscloud.com/eib-media-230601-reg.html?trk=d0ea3a9f-972f-45cc-b5ac-b4b4bc8ad5de&sc_channel=el
● 京都映画企画市を開催へ 時代劇の映画企画募集/VIPO
映像産業振興機構(VIPO)は、第15回「京都映画企画市-Kyoto Film Pitching-」の開催を決定。映画企画の募集を開始した。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを世に送り出すことを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。
第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査にて数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決める。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与。パイロット版映像制作では、京都での撮影、東映京都撮影所もしくは松竹撮影所の協力とアドバイスにより制作する。
募集要件は、①映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による映画企画であること、②劇場公開を目的とする、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画であること、③太秦のメジャースタジオや京都府内での撮影を想定した映画企画であること–など。
募集期間は7月18日(必着)まで。9月中下旬-10月中旬に京都市内でコンテストを開催する予定。
【応募方法・詳細】 公式サイト=kyotofilmpitching.jp/application/