2024年5月27日

NHK、民放が取り組み
送信設備の維持費用削減へ 通信代替の効果明らかに
全国32地域で協議会 関東の検討方法を活用

地上波テレビ放送のミニサテライト局、小規模中継局など送信設備の維持費用を削減するための、民放テレビ局とNHKの取り組みが進んでいる。送信設備を共同利用できるようにするための共同利用会社設立について協議する全国協議会の総会が4月に開かれた。地域協議会も全国32地域で順次発足している。〈続きは本紙で〉

2024年5月27日号 主な記事

 ●NABショーレポート(5)
 ●「SusHi Tech」で仏の新興企業8社が技術を披露
 ●NHK技研 今井亨所長に聞く 8Kの先に「イマーシブ」
 ●米ローカル局 FASTで勝機(3) 消極的だった米ネットワーク覚醒のきっかけはネットフリックス

特集

● 東北映像フェスティバル 特集
・ 東北映像フェスティバル2024 30、31日に仙台で開催
・ 各社出展概要

放送

● 送信設備の維持費用削減へ 通信代替の効果明らかに/NHK、民放が取り組み
● 8Kの先に「イマーシブ」 没入感 多様な視聴スタイルで
/NHK技研 今井亨所長に聞く(上)
● 資本業務提携を契約 共同でコンテンツ・IP開発/BS朝日、Pocket RD

CATV/CS

● スポーツ活動など発信 J:COMと共同制作/流通経済大が企画

プロダクション

● ビジネスフランスが「SusHi Tech」に出展

デジタル映像

● 第7回羽倉賞の受賞者が講演/表技協がシンポジウム

プロ機器

● HDMIスイッチャー 4Kで多彩なマルチビューワー/ジャパンマテリアルが発売
● 映像をインタラクティブに変更 サイネージ用の人感センサー/ジャパンマテリアル
● HDMIを無線で送受信 価格を抑えたソリューション/銀座十字屋ディリゲント事業部
● 従来比2倍の能力 メディアサーバー RX III/Disguise
● eスポーツでX700運用 ネットイースに初納入/池上通信機
● NABショー レポート
・ 独FhGが最新鋭のVVCを公開 HEVC、AVCでも興味深い機能 進化を続ける「コーデック」
・ 「LiveUエコシステム」訴求 ライブ制作をさらに効率化/LiveU
・ 共有ストレージに新キャッシング技術/Facilis Technology
・ IPベーススタジオ構築 自動追尾機能などもデモ/パナソニック コネクト
・ USB LTOを展示 他社NASとの連携も/ユニテックス
・ ディズニープラスがDTSサウンド採用 車内エンタメの拡張も進む/Xperi

ディスプレー/大型映像

● 堺工場を9月末で稼働停止へ 液晶パネル事業が不振/シャープ
● 4K有機ELテレビ7モデル 最新世代QD-OLEDパネル採用も/シャープが発売
● 新宿・ユニカビジョン リニューアル工事開始 3画面 セキシン電機製に更新
● 「ターフビジョン」などの大型映像システム事業継続/東芝が組織再編へ
● 「大型映像業界を活性化」 定時総会・講演会を開く/パブリックビューイング協会

統計・調査

● テレビ放送と動画配信サービスの視聴(下) スカパーJSATが1000人対象に調査
テレビ放送で新たな興味を発見レコメンド機能で視聴機会が拡大

総合

● フルカラーの伸縮ディスプレー開発 ドーム型が可能に/NHK技研
● インコヒーレントデジタル ホログラフィー撮影装置 高画質な3次元情報を取得

イベント一覧

● 制作の基礎講座を開く 実践に役立つ知識学ぶ/映文連TANPEN塾

映像文化製作者連盟(映文連)は、映文連TANPEN塾「映像制作基礎講座~入門編(2024)」を6月20日に開く。
この講座は、制作プロダクションに入社したばかりの新入社員をはじめ、映像制作のワークフローを知りたい人などに対して、分かりやすく映像制作の基礎的な知識を伝える講座。講師陣は、映像業界で活躍する経験豊かな専門家。カリキュラムは、企画から撮影・編集まで、映像制作の基礎から最新の技術情報まで含まれ、制作現場での実践に役立つ知識を身につけることができる。
【映像制作基礎講座~入門編】
[第1講:プロデューサーの仕事] プロデューサーの仕事とは何か、映像の流れに沿った企画、スタッフ編成、予算管理などプロデューサーの仕事について講師の経験を元に伝える
[第2講:プロダクションマネージャーの仕事]  広告動画制作の一連のフローと、各プロセスにおいて、プロダクションマネージャーが担当する業務と注意点について解説
[第3講:ディレクターの仕事] ディレクターの仕事に求められるものとは何か、ドキュメンタリー番組を中心とした制作エピソードを交えながら、映像制作の醍醐味や難しさ、キャリアアップについて話す
[第4講:カメラマンの仕事] カメラマンとはどんな仕事なのか、制作部としてカメラマンをどのように扱えばいいのか、などについて説明する
[第5講:ポスプロの仕事] ポストプロダクションでは何をしていのか、映像制作の最終工程を担っているオンラインエディターが、撮影後から完パケまでの流れを解説
【日時】6月20日/11時-17時20分
【募集人数】200人
【受講料】一般:2万4200円、会員:1万7600円
【申しみ込締切日】6月13日
【受講方法】Zoomウェビナーで実施
【見逃し配信】6月25日から1週間Vimeoでの見逃し配信予定
【申し込み・詳細】www.eibunren.or.jp/?p=6719


● ウェビナー「世界へ挑むスタートアップと研究者-Global Vision Explorers- powered by TechBiz and SIGGRAPH Asia」

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)とSIGGRAPH Asia 2024 Tokyoが6月5日にオンラインで開く(Zoom使用)。
前半では、海外進出の意欲のあるスタートアップや研究者を後押しするため、DCAJとSIGGRAPH Asiaがそれぞれ実施するスタートアップ・研究者への支援について案内する。
後半にはSIGGRAPH Asiaで恒例の選りすぐりの最先端技術を展示するエリア「Emerging Technologies」について説明する。
【日時】6月5日/15時-16時15分
【参加費】無料(登録制)
【定員】100人
【申し込み・詳細】techbiz-siggraphasia2024.peatix.com

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