● 業務用AV over IP特集
・ 活用の幅を広げるAV over IP IPを通じてコンテンツを伝送
・ 新製品2機種をリリース 新たなプロファイルも追加/ネットギアジャパン
・ 10Gb対応GigaCoreシリーズ 高度なAVネットワークを簡単に/ルミネックス
・ マルチユースな製品群 幅広いニーズに応える/コイケ、クレイマー社
・ 低遅延での高画質な配信を実現/ジャパンマテリアル、Matrox
・ マルチキャストUHD 柔軟で容易な設置を実現/エーディテクノ、Blustream
2024年8月26日
総務省 デジタル時代の放送制度検討会
放送概念は技術特性から社会的役割に
放送の将来像で論点整理案
'移行'は法的定義変えない形で
━ 今週号(8月26日号)の見どころ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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【連載】メディア150年の興亡(11) 生成AIと法 [4](この項最終回)
レピュテーションリスク問題 影響大きい視聴者の反発 当面の対策は人の関与 公正な活用示す説明責任を
生成AIには、法的に問題がなくとも、コンテンツ事業者を悩ませるレピュテーションリスクの問題が残る。ネガティブな評判やうわさの蔓延による損失のリスクだ。昨春には米国ハリウッドで大規模なストがあり、日本でも今年6月、生成AIで作成したポスターが原因で、歌手が出演を辞退する騒動があった。7月には米国玩具メーカーのCM、さらに8月はマクドナルドの広告が生成AIの原因で炎上した。不買運動が起きてしまうと、そのビジネスは継続が難しくなる。レピュテーションリスクにどう対応するかを考える。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)
(続きは本紙でレポート)
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ブラジル 次世代地デジ方式 ATSC3.0採用 国内標準の規格化 放送開始は2025年を見込む
ブラジルは、次世代地上デジタル(地デジ)方式の物理層(無線部分)に、ATSC3.0方式を採用することを決めた(本紙8月5日号既報)。人口2億1000万人を擁する南米の大国は、これまで日本方式をベースにしたISDB-Tb方式で放送していた。新世代への切り替えにおいても、前回同様に種々の方式を組み合わせ、同国にとって最良の形態を構築しようとしている。既に放送方式により覇権を握る時代ではなくなっている。相互に実利がある協力関係を構築する時代であり、新たな国際的な交流が求められている。(杉沼浩司)
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2024年8月26日号 主な記事
●AVoverIP特集
●フェローズがオンラインコミュニティー開設
●メディア150年の興亡(11)生成AIと法[4]/レピュテーションリスク問題
●ハーツが最先端の映像技術を披露
●ブラジル次世代地デジ方式 ATSC3.0採用/放送開始は25年を見込む
特集
放送
● 放送概念は技術特性から社会的役割に/総務省 デジタル時代の放送制度検討会
● 多チャンネルサービス 7月累計到達人数2455万人に
● ブラジル 次世代地デジ方式 ATSC3.0採用 国内標準の規格化
CATV/CS
● パリ2024パラリンピック 「J:テレ」で中継番組/J:COMが29日から12日間
プロダクション
● 「CREATORS COMPLEX」 オンラインコミュニティーを開設
・ 「短編映画上映会」を9月から新たに開始/フェローズ
● モニターの遠隔管理サービス 「Colette」をトロイカが採用/Imagcia EMS
デジタル映像
● XRアニメ「Pudica」 ベネチア映画祭にノミネート ソニーのHMDで制作/CinemaLeap
● 「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」 森ビルがTOKYO NODEで体験型展覧会
● 大阪ガスがFAST体験のキャンペーン
インターネット/通信
● 7月の月間ユーザー数4000万MUB 動画再生数は4.8億回超え 過去最高記録を更新/TVer
● BBMが無料映像配信サービス FASTチャンネル本格始動
プロ機器
● 法人ビジネス事業本部 メディア事業部部長 池田俊樹氏に聞く(下)
「最も厳しい審査機関から認証」 世界中にセキュリティーセンター/ファーウェイ
● 4Kカムコーダー2製品を発売 AIによる高精度な人物認識/ソニー
● 「G-Tune」 最新のRyzen 7を搭載 さらなる性能の向上/マウスコンピューター
● 高速で安全なクラウドバックアップサービス/PALTEK L2VPNで接続
ディスプレー/大型映像
● 空間ディスプレーを出荷 6インチの携帯型/米ルッキンググラス
● 最先端の映像技術を披露 オリジナルコンテンツも/ハーツが関係者向け展示会
● ドーム型映像に新シリーズ 宇宙ステーションで撮影も/科学未来館
● 新ショールームをオープン 多様なディスプレー製品展示/エヌジーシー
映画/番組/CM
● 番組アーカイブネットを札幌市中央図書館で開始/放送番組センター
総合
● 体験型展覧会に協賛 EV車を会場で一般公開/ソニー・ホンダモビリティ
イベント一覧
● 超大型都市伝説ライブ 11月2日 有明アリーナ/スカパーJSAT
スカパーJSATは、11月2日に有明アリーナで、超大型!都市伝説ライブ「The Secret Show」を開催すると発表した。世界のミステリー事件、陰謀論など、解き明かされていない謎をテーマに動画を配信している、Naokiman Show主宰のNaokimanと、吉本興業所属の『霊がよく視える』ピン芸人のシークエンスはやともによる都市伝説トークライブ。
● CATVの基礎技術を学ぶ 「いまさら聞けない」入門編/CRIがオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第47回CRIオンラインセミナーとして、「FTTH&デジタル 基礎講座〈後編〉~いまさら聞けない入門編~」を9月11日に開く。
「前編」(7月9日開催)では、PONを使った高速IP通信システムと光ファイバーならびにFTTH伝送路の構成について話した。「後編」では放送信号RF(高周波信号)をいかに光ファイバーで伝送するのか、そしてデジタル放送の仕組みを学ぶ。また、IP放送、無線サービスについても解説する。講師は、ケーブルコンシェルジュBANの伴泰次氏。
対象は、CATV局の新入社員(特に技術部配属)をはじめ、営業経験者、通信は強いが放送や伝送路には弱いという技術者、また他の事業から移った新経営者までをカバーする。
「後編」の講義内容は次のとおり(詳細内容は変更する場合がある)。
[光RF伝送システム] 光アンプと放送波伝送、サブセンター、BSトラモジとパススルー(IF伝送)、1芯3波伝送
[RF放送システム] ヘッドエンド、周波数、4K放送、CAS、多チャンネル放送、自主放送(コミch)、STB
[IP放送に向けて] 地上波TVのIP放送、OTT躍進、コミchのYouTube配信、ケーブルIP放送
[ケーブル業界の課題]
[無線サービス] BWA、ローカル5G、IoT
[技術編] SI接頭辞、デシベル、レベル計算、用語集
【日時】9月11日/13時30分-15時
【受講方法】Zoomを使用(後日アーカイブでも視聴可)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20240820_8163
● XR・メタバース・生成AI 先端技術の最新動向を解説/URCFがシンポジウム開催
超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(URCF)は、「シンポジウム2024 ~XR・メタバース・生成AI技術の進化と産業革命の最前線~」を9月4日に日本科学未来館(東京都江東区)およびオンラインで開く。
XR・メタバース・生成AI技術は日々進化し続けており、将来の社会や産業に大きな変革をもたらすと期待されている。今回は、これらの先端技術の国際標準化に向けた最新動向を報告するとともに、各業界のエキスパートが、これらの先端技術が産業にどのような革命をもたらしつつあるのか、実際の事例を交えて解説。未来の産業や社会のあり方を探る。
会場では、超臨場感の先端技術に関する体験デモ展示を多数用意。シンポジウム終了後には交流会も実施する。
【プログラム】
[基調講演] 「メタバース・没入型ライブ体験の国際標準化における最新動向」今中秀郎氏(情報通信研究機構〈NICT〉 イノベーション推進部門参事)
[特別講演1] 「生成AIと産業メタバースのイノベーションと未来」田中秀明氏(NVIDIA エンタープライズマーケティング シニアマネージャー)
[特別講演2] 「建設分野におけるメタバース空間を活用した遠隔検査システムの取り組み」上田淳氏(清水建設 建築総本部 設計本部 デジタルデザインセンター所長)
[パネルディスカッション] 「リアル・バーチャル融合がもたらす革新と挑戦」パネリスト:田中秀明氏(NVIDIA)、上田淳氏(清水建設)、藤原貴之氏(日立製作所)、モデレーター:安藤広志氏(URCF企画推進委員長/情報通信研究機構 上席研究員)
【日時】9月4日/13時-17時30分、交流会=18時開始
【会場】日本科学未来館(東京都江東区青海2-3-6)/オンライン
【参加費】無料(交流会参加費は3000円)
【申し込み締切日】9月2日(17時)
【申し込み・詳細】https://www.urcf.jp/news/4556/
● 第20回 大阪アジアン映画祭 25年3月14-23日開催へ 作品のエントリー受付開始
大阪映像文化振興事業実行委員会主催による第20回「大阪アジアン映画祭(OAFF2025)」の開催日程が2025年3月14-23日(10日間)に決定し、作品のエントリー受け付けを開始した、
『大阪発。日本全国、そしてアジアへ!』をテーマとして、万博開催を控えた大阪の街を舞台に、世界初上映作品や国内未配給作品を含む話題作を多数上映する。
上映作品は「アジア(日本を含む)の作品、またはアジアと深い関係を有する作品であること」が全部門共通の条件となり、プログラミング・ディレクターの暉峻創三氏が全作品を選定。ジャンルを問わず、今、世の中に伝えたい、伝えるべき作品を選出するという。
映画祭の顔となる「コンペティション」部門については、これまで同様にジャパン・プレミア(日本初上映)の長編作品を原則とし、入選作からグランプリ(賞金50万円)、来るべき才能賞(賞金20万円)が選ばれる。その他の部門の入選作品も審査対象となる観客賞、各種スポンサーアワードも予定している。
応募締切日は、60分以上の長編作品が12月2日、60分未満の短編作品が11月18日。エントリー料は無料。
【詳細】https://oaff.jp/oaff2025/submission/
● ベルリン映画祭に派遣 若手日本人監督を募集/ユニジャパン
ユニジャパンは、文化庁 令和六年度日本映画の海外発信事業「ベルリン国際映画祭 若手日本人監督海外プロモーション」における、派遣監督を募集している。
同事業は、この数年国内外において目覚ましい活躍をみせる若手日本人映画監督を、世界3大映画祭の1つであるベルリン国際映画祭および併設見本市「ヨーロピアン・フィルム・マーケット」へ派遣。講義・ワークショップへの参加やスピードデーティングの実施などを通し、監督の国際的な知名度の向上、業界関係者とのネットワーク構築等を図るプログラムになっている。文化庁が主催し、ユニジャパンが委託を受けて運営する。
映画祭・見本市の視察を通し、国際的な映画産業への見識を深めることで、「今後の国内外での活動の糧とし、終了後にはこの機会に得た学びを、志を同じくする若手映画制作者へ広く共有してもらう予定」という。
派遣期間は、ヨーロピアン・フィルム・マーケット(2025年2月13-19日)期間中に5日間程度。採用人数は3人(予定)。
応募資格は、劇場公開した長編監督作品が3本以内の日本人映画監督であること(アニメーション、ドキュメンタリーを除く)、2021年以降に、長編監督作品が海外または国内の対象映画祭の長編部門に出品された実績があること(アニメーション、ドキュメンタリーを除く)、参加時にピッチする企画があること(アニメーション、ドキュメンタリーを除く)など。応募締切日は、10月10日。
【詳細】https://unijapan.org/news/info/unijapan/post_44.html