2020年5月18日

琉球朝日放送
デリバリー実施の飲食店 データ放送で送出
応援サイトの情報を7エリアに分け提供
県内570店をランダムに掲載

琉球朝日放送(沖縄県那覇市/QAB)は、データ放送を使い、県内で、業態をテイクアウトや宅配に切り替えた飲食店の情報を発信するサービスを8日から開始した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言によって、厳しい状況に置かれている飲食店を支援することが目的。県内570件超の情報を、7エリアに分けて掲載している。新型コロナウイルス感染拡大の中で、自治体からもデータ放送を活用した情報発信のニーズが高まっているという。〈続きは本紙で〉

2020年5月18日号 主な記事

 ●IMAGICA Lab.が8K HDRの標準画像を制作・発売
 ●「ステイホーム」を楽しく快適にJ:COMが特別番組放送
 ●ビズライト/AIを使い店内の混雑状況を掲出
 ●株主総会をバーチャルで実施タケナカが一括サポート

特集

● NABショーEXPRESS 特集Part3
・NABショーEXPRESS オンラインイベントを開催 NABスミス会長が基調講演
困難な状況下での放送事業者を賞賛
・オンラインイベントで発表 ライブやリモート制作向けの製品群/パナソニック
・EDIUS 9.52発表 「EOS C500 MarkⅡ」のプロキシ編集が可能に/グラスバレー

放送

● デリバリー実施の飲食店 データ放送で送出/琉球朝日放送
● 午後帯の情報系2番組1本化、29日まで継続/毎日放送

CATV/CS

● 「ステイホーム」を楽しく快適に 特別番組で地域の商品情報など/J:COM
● 小・中の全学年を対象に在宅学習の支援番組/J:COM相模原・大和
● eスポーツイベント開催/CNCIグループ、BLUE BEES
● 子供たちの学習を支援 毎朝同じ時間帯に放送/ジェイコムウエスト堺局
● 自宅学習支援番組を放送 YouTubeでも配信/栃木ケーブルテレビ
● 休館中の水族館にカメラ 生き物の様子を動画で配信/ケーブルテレビ品川

プロダクション

● 8K HDRの標準画像を制作・発売 ディスプレー開発や画質検証用に/IMAGICA Lab.

デジタル映像

● 「バーチャル渋谷」開催 自宅から2つの体験/渋谷5Gエンターテイメントプロジェクト
● 株主総会をバーチャルで ライブ、オンデマンド配信機材レンタル・運用も対応/タケナカが一括サポート

プロ機器

● AIイメージセンサーを商品化 高度なエッジ処理が可能/ソニー
● 小型ルーティングスイッチャー 12G対応のオールインワン型/コスミックエンジニアリングが発表
● ライブプッシュ機能を開発 大容量コンテンツを低遅延配信/ライムライト・ネットワークス
● LightWave最新版を発売 レンダリングエンジンを強化/ディストーム

ディスプレー/大型映像

● 店頭にデジタルサイネージ AIで混雑の状況を掲出 入店者数制限により3密回避/ビズライト
● 有機ELテレビ新製品 5シリーズ11モデル発売/LGエレクトロニクス
● 博多どんたくビジョン 地下街への階段正面に設置/インターコネクトが運用
● JR西日本の駅構内で最大級 京都プレミアムvision アートコンテンツも上映

映画/番組/CM

● 映画「マルモイ ことばあつめ」 日本統治時代に朝鮮語を守る運動 官憲の弾圧の中で辞書作り

統計・調査

● 「巣ごもり生活」関する調査 家族でテレビ視聴が増加/スカパー

総合

● 新型コロナウイルス感染症 初期段階、感染防止の有効対策 使い捨てカイロで昇温
● 松竹がテレワーク向けに 歌舞伎座の背景画像を配布

イベント一覧

● 4K・VR徳島映画祭 オンラインでの開催決定 上映作品の公募を開始

とくしま4Kフォーラム実行委員会は、「4K・VR徳島映画祭2020」を10月30日-11月1日の3日間、オンラインで開催することを決定した。
このイベントは、2013年にフォーラム、15年に映画上映を開始して以降、4K・VR(バーチャルリアリティー)映像に特化した映画祭として発展してきた。今年の開催にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、共催である徳島県と協議を重ねた結果、急きょ現地での実施を取りやめた。
テーマは「どこでも映画祭-Tokushima everywhere-」で、オンライン上の3D空間によるバーチャル開催となる。4K/VR作品の上映、セミナーやワークショップなど、すべてのコンテンツを自宅やオフィスで視聴および参加ができる。
作品の公募は5月13日から開始している。募集作品は、4K/8KまたはVRの映像コンテンツ(ただし高校生制作の場合は、4K/8K/VRでないものでも可)。年齢、国籍、グループ、プロ・アマ、作品内容、作品尺を問わない。1団体または1人で何作品でも応募できる。
募集部門は、一般部門、高校生部門(いずれもテーマは自由)、そして昨年新設した「あわ文化振興部門」(徳島にかかわるテーマや題材を取り上げた作品)。出品料は無料。締め切りは7月31日。
【詳細】4kforum.jp


● 松竹がテレワーク向けに 歌舞伎座の背景画像を配布

松竹は、ビデオ通話ツールでテレワーク、ウェブ会議をしている人に向け、歌舞伎座の背景画像(通話中の背景壁紙)を配布している。
画像は、歌舞伎座の正面玄関、定式幕、大間、客席の4種類(商業利用、加工、再配布は不可)。歌舞伎座公式総合サイト「歌舞伎美人」(www.kabuki-bito.jp/news/6211)および「松竹演劇部」公式ツイッターアカウントで入手できる(写真は「歌舞伎座正面玄関」)。


● 日本のユーザー向けにウェビナーで製品発表/アビッド テクノロジー

アビッド テクノロジーは、「Avid Virtual NABウェビナー2020 JAPAN」を5月26日に開く。米国でのNABショーとAvid Connectの中止により、アビッド本社ではオンラインイベントで随時新情報を発表しており、これら最新情報をいち早く日本のユーザーに届ける。
最新のMedia Composer2020.4では、ウィンドウズでもProResのメディアの作成やエクスポートをmacOSと同様にネイティブサポート。macOS v10・15.4(Catalina)への対応、QuickTimeへの依存を解消しH.264のパフォーマンスを向上させるアビッド・ユニバーサルメディアエンジン(UME)の実装、アビッドS1コントロール・サーフェスのサポートなど多くの新機能が追加された。デモを交えてこれらの機能を説明する。
また、在宅勤務やテレワークを余儀なくされ、オフィスやスタジオにアクセスできない状況の中で、リモート業務をサポートするヒントや、メディアコンポーザーのクラウドオプション製品、Avid|Edit On Demandなどの仮想プロダクション環境についても提案する。
【日時】5月26日/11時-12時30分、15時-16時30分(セッションは同じ内容)
【参加登録・詳細】connect.avid.com/VirtualNAB_webinar2020_JP_1100.html?sfdcid=7015A000001zKQf


● セミナー 4K/8K対応、ライブ配信ワークフローをシンプルに。大容量コンテンツを低遅延で配信する方法を知る


ライムライト・ネットワークス・ジャパンが5月21日に開く30分無料ウェビナー(ウェブセミナー)。動画配信事業者から、ユーザーが所有するエンコードおよびインジェストリソースを活用し、配信にはCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用することで、コストや遅延を削減したいという要望がある。それに応える新しいワークフローを提案する。事前登録制。
【日時】5月21日/14時30分-15時
【登録・詳細】www.sbbit.jp/eventinfo/55975


● セミナー 初心者向け:ここでしか聞けない! シーゲイト+クラウディアンが教えるデータ増加の実態!

クラウディアン社による2回目のウェブセミナー。クラウディアンのオブジェクトストレージ製品に採用されているシーゲイト社から見た、市場におけるデータの増加状況と事例について聞く。クラウディアンの「HyperStore」についても分かりやすく解説する。
【日時】5月19日/10時開始(1時間程度)
【詳細】cloudian.com/jp/lp/webinar-seagate


定期購読についてはこちら毎月4回(月曜)発行

映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。

映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます

ご購読のお申込みはこちら

NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ

お知らせ

映像新聞からのお知らせ

ご購読のお申込みはこちら[毎月4回(月曜)発行]