2021年1月18日

オンラインでCES2021開催 各社の首脳が基調講演
ベライゾン NFL競技場で5G
GMは電気自動車に本腰

 民生技術の総合展示会「CES2021 オール・デジタル(以下、CES)」(主催=米CTA〈全米民生技術協会〉)が、1月11-14日(米国時間)の4日間、オンラインで開催された。昨年は4000社を超えた出展社数は2000社以下に半減した。トヨタ、米フォード、ホンダといった自動車大手は参加を見送った。注目の基調講演は、米ベライゾン、米GM、米AMDの首脳が登壇。GMはEV化に本腰を入れていることを示し、環境対応に大きく舵を切ったことを印象づけた。〈続きは本紙で〉

2021年1月18日号 主な記事

 ●バーチャルプロダクション登壇/イベントでのライブ配信制作の事例を報告
 ●NHKが2021-23年度の経営計画 BSは1波化も視野に/23年度に受信料値下げ
 ●ドコモがXR専用撮影スタジオ/被写体の動き高精度に再現
 ●イオンモール上尾/4面の大型LEDビジョンが稼働

放送

● BSは1波化も視野に 23年度に受信料値下げ/NHK 2021-23年度 経営計画
● 5人の俳優が短編映画 WOWOWオンデマンドで先行配信/WOWOW
● 変わる視聴率 変わらぬ視聴率(上) 指標は世帯から個人に
● 未来につながるトライアルを/毎日放送、三村社長が年頭所感

CATV/CS

● 災害・生活情報を提供 テレビ・プッシュ活用/イッツコムが町田市で開始
● 大阪市旭区と相互連携強化 地域の魅力を広く発信/J:COM大阪セントラル
● 荒川下流域2地点 カメラ映像を放送/東京ケーブルネットワーク

プロダクション

● ウェブセミナーでイベントのライブ配信事例を報告/アスク・エムイー
● Tポイントと連動した来店促進企画CMを放送/中京テレビ/CCCマーケティング
● ニューノーマル時代に向けたライブパフォーマンスを創造/電通ライブがプロジェクトチーム

デジタル映像

● XR専用撮影スタジオ開設 被写体の動き高精度に再現/NTTドコモ
● VR作品を再上演 京都を代表する風景再現/東京国立博物館、凸版印刷

インターネット/通信

● 無料トライアル実施 デジタル広告積極展開 圧倒的数の契約に期待/WOWOWオンデマンド

プロ機器

● プラスチック光ファイバーのDPケーブル6製品を発売/エーディテクノ
● マンフロット初の3軸ジンバルとブームを発売/ヴァイテックイメージング
● NVIDIAのGPUを搭載したノートPC 1月後半から各社が発売
● 映像制作用ドローンを初公開 α搭載可能な小型モデル/ソニー CES2021

ディスプレー/大型映像

● 4面のLED大型映像が稼働/埼玉・上尾市に「イオンモール上尾」
● 64面マルチ映像装置 第3ターミナルに設置/羽田空港国際線
● 浜松・有楽街の新ビルに設置 「KOビジョン」放映開始 OKプランニングが運営
● 札幌市が五輪競技開催に向けサイネージシステム整備 表示灯の「ハイレゾナビタ」導入

映画/番組/CM

● 音楽劇「銀河鉄道の夜」 衛星劇場 31日に初放送 昨秋KAAT劇場で上演
● 映画「出櫃(カミングアウト)中国LGBTの叫び」 2組の同性愛者へのインタビューで構成

家電/民生機器

● オンラインでCES2021開催 各社の首脳が基調講演

総合

● 混雑情報を収集して発信 人流の疎密データ活用で協議会 3密回避 最先端ICTを活用
● 8Kライブストリーミング 各国結ぶ実証実験に参加/アストロデザイン
● 会社分割で事業譲渡 撮影部門はアイネックスへ/総合制作会社カガミ

イベント一覧

● アナウンサーによる話術の特別セミナー/フェローズ

フェローズは、元フジテレビアナウンサーで、現在はフリースポーツアンカー、フリーアナウンサーとして月10-15本の実況中継を手掛ける田中大貴氏を講師に迎え、「フェローズアナウンススクール オンライン特別セミナー」を、1月25日と30日に開く。
セミナーでは、第一印象をアップさせるコミュニケーション法から、相手の心をつかむテクニックまで、ビジネスシーンにおいて、すぐ応用できる話術の磨き方を1対1でレクチャーする。
なお「FASフェローズ アナウンススクール」では、ほかにも全国の著名なナレーター、アナウンサー、声優など現役で活躍する声のプロを講師に迎え、さまざまな声の仕事に必要なスキルが学べる1対1のオンライン講座を開講している。
【日時】1月25日/15-16時、30日/20-21時
【受講料】税別1万円 【定員】各1人
【申し込み】https://www.fellow-s.co.jp/new-s/1526


● スタートアップ企業が集結 ピッチセッション実施/DCAJがオンラインで

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、Venture Cafe Tokyoが講演やワークショップを毎週開催している「Venture Cafe Thursday Gathering」において、XR(VR/AR/MR)、AIなどのテック・スタートアップをはじめとする企業が、自社の技術やサービスをそれぞれ5分間で説明する「オンライン・リレー・ピッチ」を2月4日に実施する。参加無料。
それに先立ち、オープニングトーク(対談形式)として、経済産業省 コンテンツ産業課の石澤義治課長補佐が「テック・スタートアップが時代を変える」をテーマに語る。
なお、Venture Cafe Tokyoは、ベンチャー企業・起業家・投資家をつなげることで、世界に通じるイノベーションの創出を狙いとする組織である。
【日時】2月4日/19時-20時30分
【申し込み】 thursdaygathering-20210204.peatix.com


● 9.6万人が来場登録 オンデマンド配信が終了/CEATEC 2020

電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会の3団体で構成するCEATEC実施協議会は、「CEATEC 2020 ONLINE」(会期:2020年10月20-23日/オンデマンド配信期間は12月31日まで)が終了し、登録来場者数が9万6625人だったと発表した。
オンライン開催により複数日にわたって入場した来場者が多かったことから、延べ来場者数は15万人以上になったという。
また、コンファレンスの聴講者数は延べ12万847人で、前年実績(延べ2万8228人)の4倍以上となり、オンラインならではのメリットを最大限生かすことができたとしている。
なお「CEATEC 2021」は、10月19-22日の会期で開催する予定。

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