● インターロップ2021、Connected Media 進化するリモートプロダクション
● 全国CS/BS ペイテレビ調査/ビデオリサーチ
2021年4月19日
インターロップ2021、Connected Media
進化するリモートプロダクション 各局から遠隔生中継事例
5G、クラウド用いたニュース制作 ソフトウエアベースの低コストも
インターロップ2021が14-16日の3日間、千葉・幕張メッセで開催された。同イベントの専門セミナーとして設けられた「Connected Media」では、リモートプロダクション、AIをはじめとする、放送事業者の最先端の取り組みが報告された。「テレビ局におけるリモートプロダクション取り組み事例」(15日)では、NHK、テレビ朝日、テレビ東京、フジテレビジョンの担当者から、さまざまなタイプの遠隔生中継番組制作の取り組みが示された。〈続きは本紙で〉
2021年4月19日号 主な記事
●JPPAが会員社の20年度ポストプロダクション設備を調査
●NVIDIAがCPUに進出/データの流れ大幅に改善
●ミハル通信のヘッドエンド装置CATV事業者向け保守サービスを開始
●NASEF JAPAN/高校でのeスポーツ教育を支援
放送
CATV/CS
● ミハル通信のHE装置 保守サービス「M-3」 CATV事業者向けに開始
● 兵庫県西宮市の市民会館 ネーミングライツ取得/ベイコムが6月から
プロダクション
● 360 Reality Audioスタジオ/ソニー・ミュージックソリューションズ
デジタル映像
● 「AI・人工知能EXPO 春」開催 各社が最新のソリューションを訴求
● 高校でのeスポーツ教育支援 国内初のサミットを開催/NASEF JAPAN
● SKIPシティ 映像ミュージアム ARなどの映像技術を体験 「実写×アニメ」番組の企画展
● 東京アニメセンター 渋谷に移転して一新/大日本印刷
プロ機器
● 関西テレビがクラウド編集システム採用 リモート編集の実現と業務効率化を目指す/アビッドが発表
● HDカメラの4K運用を実現 12Gのインタフェースキット/パナソニック
● 4Kスローカメラを平塚競輪場が導入/朋栄が発表
● 8K30型モニターや再生機 8K制作をより手軽に/アストロデザインが発売
● AMIRA Liveをリリース マルチカメラ撮影に特化/ARRI
ディスプレー/大型映像
● 表示灯が東証第二部に上場 デジタルサイネージ主力に展開
● 炎を描いた2つの作品が新登場/チームラボプラネッツ TOKYO DMM
映画/番組/CM
● 映画「きみが死んだあとで」 1967年「羽田闘争」での活動家に焦点
統計・調査
● 20年度ポストプロダクション設備調査 JPPA 会員社88社 編集780室、MA307室が稼働
● テレビ・動画視聴とスマホ利用に関する世代比較 (1) テレビ視聴について/J:COMが調査
総合
● NVIDIAがCPUに進出 データの流れを大幅に改善
イベント一覧
● オンライン・ツアーを実施 デジキャスが参加受付開始/独G&D社のショールーム
G&D社(Guntermann & DrunckGmbH/ドイツ・ ミュンヘン)の日本における輸入総代理店であるデジキャス(東京都千代田区)は、ドイツにオープンしたショールームCCX(ControlCenter-Xperience)をライブ体験できるオンライン・ツアーの参加受付を開始した。
コロナ禍の中、24時間稼働を求められるコントロールルームや監視ルームでは、感染予防の観点から監視モニターの集約や操作環境の統合化をすることによる作業スタッフの少人数化、リモート化を進める必要性が強まっている。
このオンライン・ツアーでは、G&D社のKVM製品で実際のコントロールルームを再現したショールームCCXを、現地のG&D社スタッフが説明するとともに、ライブコンサルティングを実施し、コントロールルームで抱える課題解決の支援をする。
CCXは、360度のリモート体感を実現、マルチベンダーのサーバーに対応したIPマトリックスソリューション、異なるシステムの最適な統合、コンピューター端末やタブレットを使ってフレキシブルな操作、ユーザーフレンドリーな機能–などの特徴を備えている。
G&D社は、コンピューター信号の延長とスイッチングのためのKVM製品を開発・製造しており、世界規模で事業を展開している。同社のKVMシステムは、テレビや映画の制作スタジオ、データセンター、空港・船舶、石油化学産業、エネルギー産業など、多くの制御室に設置されている。
オンライン・ツアーは、希望日を指定(第3希望まで)して申し込むと、現地側と調整して実施日が決まる。時差の関係で開始時間は夕方からとなる。
【申し込み・詳細】acs-l.jp/corp/digicas/news2104.html
● ダビンチリゾルブの基本学ぶ オンラインでトレーニング/ブラックマジックデザイン
ブラックマジックデザインは、4月29日に無償のダビンチリゾルブ・トレーニング「Introduction to DaVinci Resolve17」をオンラインで開く。また、通常の有償によるトレーニングも27、28日に実施する。
この無償トレーニングでは、編集、合成、カラー、音声の基礎を効率的に学ぶことができる。初めて動画編集やダビンチリゾルブを学ぶ人向けの内容となっている。
【ゴールデンウィーク特別オンライン無償トレーニング】最新のダビンチリゾルブ17の各ページの使い方を学べるコース(無料)▽日時=4月29日/10-19時▽申し込み=https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000132
【DaVinci Resolve 16 – Edit Basic Training】映像編集ソフト初心者から安心して映像編集を学べるコース▽日時=4月27日/13時30分-17時30分▽参加費=一般2万2000円、学生無料▽申し込み=bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000051
【DaVinci Resolve 16 – Color Basic Training】カラーグレーディングを集中的に学べるコース▽4月28日/13時30分-17時30分▽参加費=一般2万2000円、学生無料▽bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000070
● フルIPシステム導入した大型トレーラー型の中継車/オタリテック ベルギーの事例解説
オタリテックは、4月27日に「世界最先端フルIPシステム 大型トレーラー型中継車 ベルギー公共放送局RTBFの導入事例」をテーマとしたオンラインセミナーを開く。
2020年にベルギーの公共放送局RTBFは、2台のフルIPシステム大型トレーラー型中継車を導入した。NEPベルギーとLAWOの両社によって進められたこのプロジェクトについて、NMOSを使ったLAWO VSMとSONY LSMの連携、LAWOのIPゲートウェイやARISTAのネットワークスイッチを活用したネットワーク(構成)などを解説する。
プレゼンターは、オタリテック 映像システムソリューション部 プリセールスマネージャー/数金千恵氏、同部LAWOプロダクトマネージャー/薗田啓氏。
【日時】4月27日/14時開始(質疑応答を含め約60分の予定)
【受講方式】Zoom
【申し込み・詳細】https://otaritec.co.jp/news-release/event/3700
● アニメ制作を目指す学生向け動画コンテストの作品を募集/Too
Tooは、アニメ制作を目指す学生向け動画コンテスト第7回「アニメータードラフト会議」の作品受付を開始した。
同コンテストは、アニメ制作を目指す学生が、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる動画コンテスト。アニメ制作総合イベント「あにつく」の連動企画として、2015年から実施している。
コンテンストでは、各企業から採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る(必ず就職が決定するものではない)。企業から指名が多かった上位の作品は、アニメータードラフト会議公式ウェブサイトで発表する。今回の応募資格は、2022年3月卒業予定の学生のみ(応募は1回限り)。
作品の課題は「Relay Race(リレーレース)」。絵コンテ(全10ページ)に沿って、3DS MAXまたはMAYAを使用してアニメーション(45秒以内)を作成する。アニメーションの評定になるため、BOX状の人型で表現できる範囲でかまわない。
応募締め切りは5月18日。
【応募申し込み・詳細】
www.too.com/atsuc/2021/draft.html
● LiveU/スポーツ向けプロダクションセミナー
三信電気が製品を取り扱うLiveU社(本社:イスラエル)によるオンラインセミナーを現地から配信(英語のみ)。ニューノーマル時代におけるスポーツ中継配信について解説する。
【日時】日本時間4月20日/17時開始
【詳細】get.liveu.tv/sports-panel-april2021