● GSTV新スタジオ特集
・宝石専門チャンネル運営のGSTV 今春から新スタジオ稼働 L字テロップの制作を強化
・1時間に220-230枚のテロップ用意 専用の自動作画ソフトを導入
・最大7式のカメラをリモート化 少人数でサブを運用できる体制へ
2022年6月20日
Interop2022
IP映像伝送がさらなる進化 SRv6で動的長距離網を構築
汎用機器で東京-大阪折り返し 低遅延・安定伝送を実現
Interop Tokyo 2022が15-17日の3日間、千葉市の幕張メッセで開かれ、インターネットの最新技術、ソリューションが集結した。産学官のトップエンジニアが展示各社の機器を用いて実施する同展示会恒例のライブデモンストレーション「ShowNet」では、インターネットで放送品質の映像を伝送する「Media Over IP」がデモされた。〈続きは本紙で〉
2022年6月20日号 主な記事
●GSTV新スタジオ特集
●ProTribeがバーチャルプロダクションで企業VP
●欧州議会/電源端子をUSBタイプCに限定
●パナソニック コネクト「KAIROSクラウド」を提供開始
●東北映像フェスティバル2022 映像コンテストの結果発表
特集
放送
● デジタル時代の放送制度検討会第11回/民放連が共同利用型モデルなどに見解
CATV/CS
● 夏の高校野球・東京都大会をコミchで生中継/都内のCATV9社
● 地域の安全活動で港南警察署と協定/J:COM南横浜
プロダクション
● バーチャルプロダクションで企業VP/ProTribe
デジタル映像
● イタリアの展示会に出展 VRシステムなど実演/フォーラムエイト
● 「デジタル掛軸」上映 光のアートと音楽ライブ展開 上野の地域イベントで実施
プロ機器
● Interop2022 IP映像伝送がさらなる進化
● Web3.0時代のメディア配信基盤 ブロックチェーンとDRMを活用/ねこじゃらしが開発
● 「KAIROSクラウド」を提供開始/パナソニック コネクト
● 12G-SDI対応の2分配出力器 リクロック機能を搭載/エーディテクノ
● 32chパワーアンプを発売 8K用音声に1台で対応/アストロデザイン
ディスプレー/大型映像
● レーザービームで作った最大の文章 和歌山県白浜町でギネス記録
/オージャス、ヴィーナスレーザーが共同で実施
● 最先端の映像設備を導入 マッピングによる演出も/レッド トーキョータワー
● 大型映像装置が稼働 場外発売場にはプラズマも/函館競輪場
映画/番組/CM
● 「彼女たちの革命前夜」 女性権利獲得運動を扱う英国映画
総合
● 欧州議会 電源端子をUSBタイプCに限定 年間2億5000万ユーロの節約に
イベント一覧
● RX Japan主催「コンテンツ東京」「XR総合展」 映像産業を支える多様な要素が集結 6月29日-7月1日に東京ビッグサイトで同時開催 最新技術・製品の比較検討の場に
通信・放送Week、日本ものづくりワールドなど、数多くの業界見本市を開催しているRX Japan(旧社名:リード エグジビション ジャパン)は、年間90本を超える展示会を実施、規模を拡大し続けている。6月29日から7月1日に東京・有明の東京ビッグサイトでリアル開催される、同社主催の「コンテンツ東京2022」は、コンテンツの作り手、IT、権利、マーケティング、技術という5本を柱とし、5つの専門展を展開する。同時開催の「XR総合展」も国内最大級のVR・AR・MRの専門展となる。両展とも、最新技術を「商談の場」として活用できるのが大きな特長だ。時代の最先端が一堂に集うこれらの展示会について、事務局長を務める下田アトム氏に聞いた。<続きは本紙で>
● 東北映像フェスティバル2022 映像コンテストの結果発表 実会場とオンラインで表彰式/東北映協
東北映像製作社協会(東北映協/事務局:仙台市青葉区)は6月3日、「東北映像フェスティバル2022 映像コンテスト」の結果発表と表彰式を、実会場とオンラインによるハイブリット形式で開催した。
同コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図るための研鑽(けんさん)の場として実施。これにより、地域映像産業の振興に寄与することを目的としている。
今回は、2021年1月1日-22年3月31日に完成した作品を対象に募集。「番組部門」、「地域振興コンテンツ部門」、「CM・PRキャンペーン部門」、「学生部門」の4部門において各賞を選出した。<続きは本紙で>
受賞作品は次のとおり。
【番組部門】
★東北総合通信局長賞「TUYローカル魂 アマダブラム ~怪峰に惚れた男たち~」(プライド・トゥ)
★優秀賞▽「日本のチカラ「リアル THE 島暮らし ~山形の離島・飛島(とびしま)~」(東北映音)▽「秋田人物伝 ~内館牧子~」(AKITA メディアテクノロジーズ)▽「光満ちて龍笑う」(トラストネットワーク/平泉慶人)
【地域振興コンテンツ部門】
★東北経済産業局長賞「芋煮会発祥の地 山形県中山町」(中山町観光協会)
★優秀賞▽「山形×和菓子 ~未来を彩る伝統文化~」(山形市創造都市推進協議会)▽「イワテメイドアパレルプロジェクト2022 ~商品開発ストーリー~」(フロムいわて)▽「変わるまち、変われるまち、石巻。featジュン」(石巻市)▽「ふたつの空とWith Two Skies」(福島県国見町)
【CM・PRキャンペーン部門】
★大賞「五光食品 ウェブCM15秒『ウマァミーノ』編/『ギュウーッタン』編」(テレモアドットコム)
★優秀賞▽「の~んびり田舎館」(RAB企画)▽「1分で分かるInQrossカイゼンメーカー」(フロムいわて)
【学生部門】
★大賞「スナガニの戻ってきたまち」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/山浦航紀、後藤駿也、半澤弥起)
★優秀賞▽「たそがれ野育園 -未来の原風景-」(秋田県立大学 生物環境科学科/田口雄大)▽「水 ~潤いの暮らし~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/水口芳乃、小渡歩未)▽「つながりの町 名取 ~神社から広がる人の輪~」(尚絅学院大学人文社会学群 大野ゼミ/千葉萌々花、佐々木紅葉)▽リーフレットデザイン優秀賞(東北電子専門学校 デジタルデザイン科/早坂ひなき)〈以上、敬称略〉
● CRIオンラインセミナー NABショー視察報告 米国ローカル局の動向解説
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、7月5日に第25回オンラインセミナー「NAB(エヌエービー)ショー2022現地視察レポート『米国ローカル局は生き残りのために何をし、何を求めるか!!』」(Zoom使用)を開く。講師は、ワイズ・メディア メディアストラテジストの塚本幹夫氏。
今年4月、3年ぶりに放送・電子メディアの総合展であるNABショーが米国・ラスベガスで開催された。NABショーの主催者である全米放送事業者協会(NAB)は、ローカルの地上波テレビ放送局とラジオ局の団体。これらのローカル局は、苦しい経営状況の中、地上波4K放送も可能とし、インターネットとも親和性の高いATSC3.0方式の新しい放送を開始し、設備投資も積極的に展開している。
日本でも地上波放送ローカル局が大きく変化するとき、CATV局はローカル局とどのような関係を構築すべきか、長期ビジョンの検討が必要になる。そこで、国内および海外の放送業界に精通し、実際にNABショーを視察した塚本氏が業界動向について解説する。
【日時】7月5日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、CRI非会員6000円
【申し込み】https://cri-info.jp/seminer-join