● LTO特集
・さらなる大容量化へ 第14世代までの新たなロードマップ
・サイバー攻撃に強いLTO 環境負荷の低減にも貢献 放送局は高い関心を示す
・LTO9データカートリッジ 独自技術で磁性体を微粒子化/富士フイルム
・データアーカイブ対応ソフトウエアの最新版/シナジー
・USB接続で高速データ転送 移行・集約システムも提供/ユニテックス
・アーカイブサーバーXenData専用管理ソフトウエア販売/伊藤忠ケーブルシステム
・「映像資産DX」を推進 データの記録・保管サービス/エクサインターナショナル
2022年9月26日
TVer
プロ野球 日本シリーズ リアルタイム配信実施へ
追っかけ再生も
サッカー日本代表戦など スポーツライブで着々実績
民放公式テレビ配信サービスのTVerは、プロ野球の日本シリーズをリアルタイム配信(地上波同時配信)する。TVerは4月期から、民放5系列のゴールデン、プライムタイムのドラマやバラエティーなど各番組のリアルタイム配信を本格化。スポーツのライブ配信も着実に増えている。〈続きは本紙で〉
2022年9月26日号 主な記事
●LTO特集
●IBC2022レポート/スポーツ中継もクラウド配信
●TCN/スポーツ中継に5Gを活用東京ドームで検証実験
●プロジェクションマッピング国際大会/ハンガリー作品がグランプリを受賞
●i7、井村事務所がバーチャルプロダクション対応スタジオ
●CEATEC2022/10月18-21日に幕張メッセで開催、1日からはオンラインも
特集
CATV/CS
● 東京ドームで検証実験 スポーツ中継に5Gを活用/東京ケーブルネットワーク
● アートとドローン体験 里山の自然学校で実施/J:COMりんくうがイベント運営
● 10月にコミch名を変更 自社キャラクター生かす/ケーブルテレビ品川
● 映画「20歳のソウル」 定額見放題サービスで/J:COMが独占配信
プロダクション
● ヨコシネ ディー アイ エー 渋谷ベース 編集室7室、MA室2室で正式稼働
● i7/井村事務所が千葉県八街市に多目的スタジオを開設 バーチャルプロダクション対応
インターネット/通信
● TVer プロ野球 日本シリーズ リアルタイム配信実施へ
プロ機器
● IBC2022 テーマは「IP」「クラウド」「ライブリモプロ」 キーワードに「放送」無く
● AI倫理などの取り組みを説明 カーボンニュートラルにも注力/ソニー
● ボーカルピッチを自動調整 質感を保った自然な仕上がり/タックシステムが発売
● アクションカメラの新製品 縦向き撮影、長時間収録に対応/DJI
● 多機能USB-C長尺ケーブル DP ALTモード、60w給電に対応/エーディテクノ
● 米AUDIX製のマイク販売開始/ローランド
ディスプレー/大型映像
● 大型LEDディスプレーで演出 裸眼立体視システムなど設置/「東京ゲームショウ2022」
● プロジェクションマッピング国際大会 「1minute Projection Mapping Competition」
ハンガリー作品がグランプリ受賞
統計・調査
● 22年8月 民生用電子機器の国内出荷金額 映像機器は470億円/JEITA
イベント一覧
● 8Kで国宝体験イベント 東京国立博物館の特別展 10月18日-12月11日/NHK
NHKは、東京国立博物館などと開催する特別展「国宝 東京国立博物館のすべて」(10月18日-12月11日)に合わせて、4K8K映像を駆使し、さまざまな番組を放送するとともに、体験型イベントを実施する。
体験型イベントは、特別企画「未来の博物館」〈時空をこえる8K〉で、最新の8K映像技術と3DCGで制作した「8K文化財」を活用。
国宝「洛中洛外図屏風(舟木本)」の3DCGを実物大で上映し、400年前の京の街のにぎわいの中に身を投じることができる展示や、「遮光器土偶」「能面 小面」「樫鳥糸肩赤威胴丸」の3DCGをコントローラーで360度自在に動かして楽しめる展示、救世観音が安置されている法隆寺・夢殿の3DCGの大画面展示などを実施する。
● 4K版「ウルトラセブン」 全国16劇場で特別上映/円谷プロダクション
円谷プロダクション(東京都渋谷区)は、今年で放送開始から55周年を迎える特撮番組『ウルトラセブン』を記念して、その代表的なエピソードをセレクトした『ウルトラセブン』の4K特別上映を10月1-13日の13日間、全国16劇場で実施する。
『ウルトラセブン』は『ウルトラマン』に続き、1967年10月1日に放送を開始した。今回のイベントでは、全49話の中からセレクトした5話を劇場公開する。同作品が4K映像で劇場上映されるのは、今回が初めてとなる。
公開初日には、ゲスト登壇による「トークイベント付き上映」も予定している。
【ウルトラセブン55周年記念サイト】 https://seven55th.m-78.jp/
● CEATEC2022が開催 10月18-21日に幕張メッセで 1日からはオンラインでも
電子情報技術産業協会(JEITA)主催の「CEATEC2022(シーテック2022)が、3年ぶりに幕張メッセ(千葉市美浜区)のリアル会場で10月18-21日に開かれる。今回はオンライン会場(10月1-31日)も設け、初のハイブリッド開催となる。
地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こし、世界とつながる「デジタル田園都市国家構想」。今回のCEATECにおいては、新企画として「パートナーズパーク」を設置し、デジタル田園都市をテーマに、多様な共創のカタチや社会像を発信する。
経済発展と社会課題の解決を両立する「Society5.0」の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、「共創」によって未来を描く。
「スタートアップ&ユニバーシティエリア」では、設立9年以下のスタートアップ企業および大学・教育機関を対象とした展示を実施。
また、海外諸機関のパビリオンを複合的に展開する「グローバルエリア」も設ける。
入場無料(全来場者登録入場制)
なお、CEATEC2022では、10月1日から配信をするオンラインセッション以外に、開催期間中は幕張メッセ会場でも企業セミナーや特別企画セッションを実施する。会場で聴講する際は、事前に公式サイトで聴講予約が必要となる。
【公式サイト】https://www.ceatec.com/ja
● 京都国際マンガ・アニメ大賞 各コンテストの受賞結果発表
京都市および京都国際マンガ・アニメフェア(京まふ)実行委員会主催の「京都国際マンガ・アニメ大賞2022」(事務局運営:映像産業振興機構)の各賞が決定し、9月16日に京都市役所本庁舎で授賞式を開いた。
同賞は、マンガ家などのクリエイター志望者が、京都を通じてプロデビューする機会を創出するための国際コンテスト。「京都国際マンガ・アニメ大賞」はマンガ家の支援から始まり、現在はイラストコンテスト、CGアニメコンテストを加えた3つのコンテストで構成。これを柱に多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指している。
今回は、99の国・地域から応募があり、応募総数は2261作品だった。
受賞作品・受賞者(敬称略)は次のとおり。
★大賞「ティオとミア」Nalu(フィリピン)=マンガコンテストより
【マンガコンテスト】▽優秀賞「ティオとミア」(大賞作品)▽準優秀賞「正義 The Justice」 凱子包(台湾)▽入賞「仮想現実」 JanC(シンガポール)、「神様にカレシがいる理由」 Furiouzly(タイ)、「The Dark Inheritance 不思議な遺産」 Merrivius(フィンランド)
【イラストコンテスト】▽優秀賞「夏休み」 Nanase(東京都)▽準優秀賞「HANAFUDA」 画々市(北海道)▽入賞「四季折々」 AKIRA 秋ら(マレーシア)、「星空襯托下的繁華京都(星空に映えるにぎやかな京都)」 四目☆金魚(香港)、「華逍遥」tefu(東京都)
【CGアニメコンテスト】▽優秀賞「果ての一閃 EPISODE ZERO」 ハヤカワ ツクロ(愛知県)▽準優秀賞「無法の愛」 鈴木竜也(東京都)▽入賞「ミルキー☆ハイウェイ」 亀山陽平(東京都)、「鬼、布と塩」 西原美彩(広島県)、「冬のスターフルーツ」 陳佳音(神奈川県)
★審査員特別賞「水月鏡花』 ちぃとら(岐阜県)=イラストコンテストより