2022年12月5日

ビデオリサーチ「VR FORUM 2022 」
多様化時代のテレビ
日テレ石澤社長「コンテンツは時間消費型商品」
放送・配信・リアル 全体最適を追求
広告主は番組のパーパスを重視

 ビデオリサーチは、多様化する生活者のメディア接触形態の中で、放送をはじめとするメディア、広告主はどのようなビジネスを展開しようとしているのかをディスカッションする「VR FORUM 2022」を11月29日-12月1日の3日間、オンラインで開催した。同フォーラムでは、23セッションが設けられ、『多様化時代』に照準を合わせた考え方、具体的な取り組みが示された。〈続きは本紙で〉

2022年12月5日号 主な記事

 ●Inter BEE 2022レポート
 ●配信スタジオ「マークスリー スタジオ」 情報発信に活用、バーチャル装置とも連動/丹青社
 ●衛星・宇宙開発新時代の始まり(上) 静止軌道で追跡データ中継衛星が稼働
 ●韓国・テグでシーグラフ・アジア開催/体験型の展示・イベントを実施
 ●大型LEDウォール設置でバーチャルプロダクション/東映 東京撮影所

放送

● 「 VR FORUM 2022 」  多様化時代のテレビ/ビデオリサーチ
● 新4K8K NHK+BS民放5社 共同キャンペーン チコちゃんがBS民放に/A-PAB

プロダクション

● 配信スタジオ「マークスリー スタジオ」 情報発信に活用、バーチャル装置とも連動/丹青社

デジタル映像

● 韓国・テグでシーグラフ・アジア2022 「カラフルな世界」テーマに

インターネット/通信

● 衛星・宇宙開発新時代の始まり (上) 静止軌道で追跡データ中継衛星が稼働

プロ機器

● ドルビーシネマ導入シアター 新宿エリアで初オープン/ドルビージャパン
● 小型軽量のモーキャプセンサー スマホアプリで簡単にデータ取得/ソニーが発表
● Eventideのマルチエフェクター ARMベースの設計で高度な処理/タックシステム
● バングラデシュの放送局にHDカメラ、モニターを納入/池上通信機
● 中京テレビで開催 最新技術展に出展/池上通信機
● Inter BEE 2022 レポート
 ・レスターコミュニケーションズ、タックシステムが合同出展
 ・低遅延伝送装置を実演 遅延量は4K60pで50ミリ秒以下/ハイテクインター
 ・編集システムのクラウド化/ビジュアル・グラフィックスが実証
 ・IPリモート技術を披露 ノートPCで4K60p HDRを編集/さくら映機
 ・シンプル高機能な新デスク 豊富なオプションそろえる/ニッキャビ
 ・中継局等の遠隔監視を実演 画面を自由にカスタマイズ/アプコット
 ・1GのAV over IP対応スイッチ訴求/ネットギア

ディスプレー/大型映像

● 3D対応LEDディスプレー クレッセントに納入/シリコンコア
● JR山形駅の隣接ビルで稼働 フロント投映のサイネージ
● アメリカンイーグル新店舗 レイヤード製LED設置 屋外用で2.6ミリピッチ
● 大型LEDウォール設置でバーチャルプロダクション/東映 東京撮影所

映画/番組/CM

● 「シスター 夏のわかれ道」 人生の選択を迫られた若い女性の葛藤

イベント一覧

● 関西写真記者協会賞 2部門で受賞/毎日放送

関西写真記者協会賞で毎日放送(MBS)の作品が「撮影部門」で金賞、「スポーツ部門」で銀賞を受賞した。撮影部門 金賞は『晩秋のダイヤモンドトレール~人と絶景に出会った縦走の旅~』。受賞者は和田浩(報道情報局映像取材部)、古東千由・南埜耕司(放送映画製作所)。スポーツ部門 銀賞は『愛する妻へ~75歳ビワイチへの挑戦~』。受賞者は福島隆弘(カメラマン)、樋江井亮(報道情報局映像取材部)。


● ケーブル技術ショー2023 展示会出展者の募集開始 メタバースイベントも実施

CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会は、主催するケーブルコンベンション2023関連イベント「ケーブル技術ショー2023」の出展者を募集している。
「ケーブル技術ショー2023」は、技術展示会(リアル)とメタバースイベントのハイブリッド開催となる。開催コンセプトは『Let’s start with Cable DX !~ 地域共創・地域DX、持続可能な未来をつくるケーブル技術の実行力 ~」。CATVの技術ソリューションや最新機器の展示・発表・商談の場として実施する。
第一次申し込み締め切りは23年2月10日、第二次申し込み締め切りは同年3月24日となっている。
【技術展示会】23年7月20、21日/会場:東京国際フォーラム ホールE(東京都千代田区丸の内3-5-1)
【メタバースイベント】
23年6月28日-8月31日
【申し込み・詳細】www.catv-f.com
なお、出展者募集説明会を12月14日(11-12時)にオンラインで開く(Zoom使用)。
【説明会事前登録】us0 6web.zoom.us/webinar/register/WN_VxwI-xauQca3iO1gYdcUVQ


● 映像匠塾「メタバース編」 12月8日にオンラインで開く/イマジカデジタルスケープ

イマジカデジタルスケープは、12月8日に映像匠塾2022「メタバース編 ~進化~その先の未来へ」をオンライン(Zoom使用)で開く。
登壇者はW TOKYOの辻本優一氏、IMAGICA EEXの早川正祐氏、ビジュアル・グラフィックスの川船公雄氏。今年3月にTGCの公式メタバースとして公開された『バーチャルTGC』について、開発の裏話やメタバースの今後の展望などを話す。参加費無料(事前登録制)。
【日時】12月8日/17時-18時15分
【スケジュール】▽開会のあいさつ/メタバースとは▽バーチャルTGC開発の事例紹介▽メタバースの今後の展望
【申し込み】www.dsp.co.jp/tocreator/form/form_takumi202212_event
【申し込み締め切り】12月6日/17時


● 2022年度ケーブルマン 貢献者4氏を表彰/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、今年度の「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2022」を発表した。
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、放送・通信業界の発展のために貢献した、業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」で、1988年から開始し、今年で35年目を迎えた。この間に117の個人・団体(特別賞・特別功労賞含む)が選出されている。
今年度は、業界発展に多大なる貢献を果たした次の4氏が選ばれた。
【ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2022受賞者】
金澤茂明氏(CAC 代表取締役社長)▽津田悠子氏(チャンネル銀河 プロデューサー)
【特別賞】
内田茂之氏(関電工 スーパーアドバイザー、日本CATV技術協会 理事長)▽羽田啓吾氏(故人/NHKエンタープライズ 元『ケーブル新時代』編集委員)

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