2022年12月19日

総務省
地デジ高度化で総合試験
福岡・大阪・東京・名古屋で高度化方式とLDM
高度化方式 4K 2番組+移動体向け2K番組
VVCで4Kを10Mbps伝送 放送通信融合サービスも

総務省は、情報通信技術分科会 放送システム委員会が令和元年から4カ年計画で作業を進めてきた地上デジ高度化に関する技術的条件の検討において、連携している「地上デジタル放送方式高度化作業班」による「総務省周波数逼迫対策技術試験事務」(放送用周波数を有効活用する技術方策に関する調査検討)の総まとめとして、福岡・大阪・東京・名古屋で、「地上放送高度化方式」と高度化導入方式「階層分離多重(LDM)方式」による総合試験を実施している。 〈続きは本紙で〉

2022年12月19日号 主な記事

 ●新4K8K衛星放送4周年 特集
 ●「IMAGICA GROUP EXPO」 企業イベントを初開催/IMAGICA GROUP
 ●ソニーグループが研究方針を説明/技術者の能力を最大限に発揮する環境を
 ●シーグラフ・アジア2022 没入型に新たな動き
 ●高知城でマッピングとデジタルアートのイベント/シンユニティグループが総合演出
 ●Inter BEE 2022 レポート

特集

● 新4K8K衛星放送4周年 特集
・NHK BS4K 釣り人万歳スペシャル
・NHK BS8K マルチ画面でオーケストラ
・BS日テレ4K 高橋克典 和菓子の旅
・BS朝日 4K水谷豊の時代劇スペシャル
・BS-TBS4K 「年またぎ酒場放浪記」
・BSテレ東4K 「源流紀行」の第2弾
・BSフジ4K 辻井伸行 挑戦ドキュメント

放送

● 地デジ高度化で総合試験/総務省

プロダクション

● 「IMAGICA GROUP EXPO」 企業イベントを初開催/IMAGICA GROUP

デジタル映像

● 没入型に新たな動き シーグラフ・アジアで作品披露

プロ機器

● ソニーグループが研究開発方針を説明 AIなど中核に 技術者の能力を最大限発揮する環境を
● ソニーが「STEF2022」 17点の技術・取り組み披露 現実と仮想空間をシームレスに
● 高性能な小型PCを発売 8K制作など用途に合わせ構築/アストロデザイン
● 国際スポーツイベントで主要局が朋栄製品を活用 仮設スタジオや中継車を構築
● Inter BEE 2022 レポート
・マルチビジョンシステムを訴求 監視や医療、サイネージなどに/メイコー
・クリエイター向けPC展示 映像業界の要望に応える/マウスコンピューター
・Vbusモジュール製品 12G-SDI対応を拡充/ビデオトロン
・新しい映像・音響体験を提供 多様なメディア技術で実現/NHKテクノロジーズ、NHKエンタープライズ
・制作領域の機能を追加 海外取材向けサービスも/三信電気
・気象・防災情報の作画送出 訴求力ある画面を作成/クロスイメージング
・刷新した新音声卓を披露 ST2110、冗長化対応/タムラ製作所

ディスプレー/大型映像

● 高知城でマッピングとデジタルアート/シンユニティグループが総合演出

映画/番組/CM

● 劇場4DXで飲料広告 ブランドのイメージを体感/サントリー食品
● 「離ればなれになっても」 1人の女性と3人の男性の40年を追う物語

総合

● 南極から8K映像を伝送 スマホと衛星通信回線で/KDDI総研と極地研が実証

イベント一覧

● VIPOアカデミー冬期開催 短期集中型の3コース実施 来年1月から順次オンラインで

映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ業界に特化した人材育成事業として、冬期に開催する「VIPOアカデミー」3コースを短期集中型のコースへと形を変え、オンラインで開講する。
今期から、グローバルビジネスコースおよびリーガル・エッセンシャルコースは、「基礎・実践」の2段階レベル別のプログラムに変更。ファイナンス・エッセンシャルコースは「アカウンティング・エッセンシャルコース」へと名称を改め、「財務会計・管理会計」の2つのプログラムとする。
また、3コースとも、より参加しやすく、かつ重要ポイントだけを効率的に学ぶことができるように、短期集中型で実施する。新人研修から経営幹部人材育成まで、幅広く利用できる内容になっている。
【グローバルビジネスコース(基礎編・実践編)】
実践を重視した講義(日本語・英語)と英語での演習を通して、ビジネス力(コミュニケーション力、交渉力、プレゼンテーション力)を強化し、グローバルシーンにおいて活躍できる人材を育成する(英語力想定レベル=中級/TOEIC600-700点程度)。各コース定員10人。
《基礎編》
[日時] 2023年1月27日/2月3、10、17日/18-21時(全4回、12時間)
[申し込み締切日] 1月13日
《実践編》
[日時] 23年3月3、10、17日/18-21時(全3日、9時間)
[申し込み締切日] 2月17日
[詳細] vipo-academy.jp/course/gb
【リーガル・エッセンシャルコース(基礎編・実践編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、著作権、ライセンス、契約などのリーガル知識を身につけることで、契約トラブルを未然に防ぎ、ビジネスを広げていける人材を育成する。定員は各コース16人。
《基礎編》
[日時] 23年1月31日、2月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 1月17日
《実践編》
[日時] 23年2月28日、3月7、14日/18時-21時30分(全3日、10.5時間)
[申し込み締切日] 2月14日
[詳細] vipo-academy.jp/course/le
【アカウンティング・エッセンシャルコース(財務会計編・管理会計編)】
コンテンツ業界のビジネスパーソンとして必要不可欠な、財務諸表、プロジェクト会計、予算管理などの会計知識を身につけることで、会社やプロジェクトの数字を常に意識しながら業務を推進できる人材を育成する。定員は各コース16人。
《財務会計編》
[日時] 23年2月9、16日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 1月26日
《管理会計編》
[日時] 23年3月2、9日/18時-21時30分(全2日、7時間)
[申し込み締切日] 2月16日
[詳細] vipo-academy.jp/course/fe


● アカデミー賞作品など 映画コレクションを上映/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブは、2023年1月4日から、アカデミー賞で知られる米国映画芸術科学アカデミーの映画保存機関であるアカデミー・フィルム・アーカイブと共同で、企画上映「アカデミー・フィルム・アーカイブ 映画コレクション」を開く。
この上映特集は、23プログラム(35本)の上映を通じて、同館のコレクションや近年の復元の成果などを披露する企画。往年の名作から日本未公開作品まで、アカデミー受賞作を35ミリフィルムで上映。また、同館が復元した日本未公開の米国インディペンデント映画や、鑑賞機会の希少なキューバ映画、インド映画を上映する。トークイベントを加えた特別上映の回もある。
【会期】23年1月4日-2月5日
【チケット料金】一般1000円ほか
【会場】国立映画アーカイブ 小ホール(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】www.nfaj.go.jp/exhibition/academy202212


● 「Dr.コトー診療所」 番組上映やセット公開/放送番組センターが特別展示

放送ライブラリーは、12月15日から来年1月29日まで、「テレビ放送開始70年企画 特別展示『Drコトー診療所』」を開催中だ。『Drコトー診療所』は、累計発行部数1200万部を超える山田貴敏の同名マンガを元に、フジテレビで2003年に吉岡秀隆主演でドラマ化。06年にはシーズン2が放送された。今年12月16日からは、16年ぶりに新作映画が公開されている。
放送ライブラリーでは、『Drコトー診療所』の診療所の入口セットほか、撮影で使用された小道具などを特別展示。また、ドラマの中から9本を公開する。入場無料。
【会場】放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内)
【詳細】www.bpcj.or.jp

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