● ラジオのネット配信に5Gブロードキャスト/総務省 公共放送WG
● 4K・8Kキャンペーン 新キャラクター登場/A-PAB
● 「放送の定義」見直しを ネット配信も放送に/放制検メンバーが発言
2023年12月11日
総務省 公共放送WG
ラジオのネット配信に5Gブロードキャスト
J-WAVEが提案 マストキャリールールも
総務省の公共放送ワーキンググループ第16回が4日に開かれ、ヒアリングに参加したJ-WAVEが、NHKの地上波ラジオ放送のインターネット活用業務に原則賛成の意思を表明する一方、ネット配信のバックボーンに、欧州などで実証実験が進められている「5Gブロードキャスト」の技術検討への期待を示し、構成員の関心を集めた。 〈続きは本紙で〉
2023年12月11日号 主な記事
●Inter BEEレポート
●NTT法の廃止/通信3社社長らが反対表明「国民に計り知れない影響」
●米Looking Glassがポータブル空間ディスプレー
●メディアテックが経営方針解説/研ぎ澄ました設計力で勝負
放送
プロダクション
● NHKテクノロジーズがT-2音声中継車を更新
● ショートフィルムを深夜限定サイトで公開/ギークピクチュアズ
インターネット/通信
● NTT法の廃止・完全民営化 「国民に計り知れない影響」 通信3社社長らが反対表明
プロ機器
● Inter BEE 2023 レポート
・「IP×クラウド」関連製品 XRライブステージで実演/フォトロン
・新型ドリーを国内初披露 2つのモードが融合/NKL
・映像監視ソリューション IP対応で多機能搭載/メディアプロキシ
・「ELL Lite」出展 幕張⇔鎌倉間でライブセッション 超低遅延伝送をデモ/ミハル通信
・独自トラッキング装置の新バージョンを展示デモ センサーの精度が向上/VGI
・テレビ電波を用いた防災行政無線の提供システム/アトラクター、構造計画研究所
・最新のプロジェクターを出展 広がる空間演出の可能性
・ツアー用に最適化したネットワークスイッチ/Luminexが開発
・新型オーディオコンソール IP対応「NTXシリーズ」/タムラ製作所
・マトリックススイッチャー 省スペースで高い監視性能/ビデオトロン
・1チップで複数の音声を再生 シンプルな構成を実現/CRI・ミドルウェア
・映像展示演出を高度化/NHKエンタープライズ、NHKテクノロジーズ
・多彩なラインアップの大型ディスプレー展示/リアントロニクス
・0.39ミリピッチのLED画面 開発段階の製品を初披露/AOTO
・クリエイター向けPC 幅広い要求に対応した製品群/マウスコンピューター
・ハイエンドPCブランド 創造性を最大限に引き出す/サードウェーブ
● 8ボタンのIPコンパネ サイネージを遠隔から制御/ジャパンマテリアル
● ゲーミングPCにホワイトモデル追加/マウスコンピューター
ディスプレー/大型映像
● ポータブル空間ディスプレー 3Dが手のひらに/米Looking Glassが発表
● 液晶マルチビジョン主力に 手軽に大画面の構築が可能/多様な需要に対応
● TOHOシネマズにバルコ製 映写機を累計232式納入/ソニーマーケティング
● 武藤義典氏を偲ぶ 街頭ビジョン業界に貢献 世界初フルカラーLED設置
統計・調査
● 自宅内でのスマホによる動画配信視聴を調査/ビデオリサーチ
総合
● NGCを連結子会社化 表示装置など事業拡大/ヒビノ
● メディアテックが経営方針解説 NVIDIAとの協業で自動車分野に攻勢
イベント一覧
● ケーブル技術ショー2024 7月18、19日開催 出展者募集 地域共創・地域DXを推進
日本CATV技術協会は、2024年7月18、19日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)において「ケーブル技術ショー2024」の開催を決定し、出展者募集を開始した。
「ケーブル技術ショー」は、業界を技術面でバックアップし、地域共創・地域DXを推進する最新の技術やソリューション、サービスを一堂に集めた国内最大級の展示会で、ケーブルコンベンション関連イベントとして開催する。24年度は、自治体やCATV事業者とのオンラインビジネスマッチングなどの新企画を追加。また、オンライン展示会(6月3日-8月31日)も開く。
出展申し込み第1次締切日は24年2月9日、第2次締切日は3月22日。
【詳細】www.catvf.com/
● 第9回 関西放送機器展 出典申し込み受付開始 24年7月10、11日に開催
関西放送機器展実行委員会(構成=アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、2024年7月10、11日に開催予定の関西最大級のプロフェッショナル向け放送・ 業務用機器展「第9回 関西放送機器展」に向け、出展申し込み受付を開始した。
会場は大阪・南港北の大阪南港ATCホール。展示会では、配信機器・次世代通信ゾーン、デジタル映像トレンドゾーンなども開設する予定。
なお、日本映画テレビ技術協会の法人会員は、特別料金で出展できる。
【詳細】www.tv-osaka.co.jp/kbe/
● 「東京国際マッピングアワード」上映会 25歳以下のクリエイターが対象 東京ビッグサイトで実施 31チームが集結 19歳の大学生が最優秀賞を受賞
若き才能の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol8」の上映会が11月11日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれた。昨年に引き続きオンラインとのハイブリッドでの実施となった。
これは、IMAGICA GROUPの、ピクスとIMAGICA EEX(イークス)が運営する東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会主催のイベントで、プレ大会のVol0も実施しているため今年で9回目を迎えた。
このイベントは学生などの25歳以下の空間映像クリエイターを対象とした日本最大級のプロジェクションマッピング(マッピング)作品のコンテスト。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成と、マッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に実施している。
今年の作品テーマは『OPEN』。書類審査を勝ち抜いたチームに向けた制作ワークショップの開催。それにより全国から集まった31チームの作品が東京ビッグサイト入り口の逆三角の建物に上映された。昨年の上映は14チームだったので決勝大会に参加したチームは倍以上になった。
今年は、アニメ×音楽×マッピングの祭典「TOKYO FUTURE NIGHT」が、アワード終了後に同時開催され例年以上の盛り上がりをみせた。
マッピング上映用のプロジェクターは、パナソニック製の高輝度DLPプロジェクター(2万ルーメン)12台が利用された。上映はエス・シー・アライアンスが担当。
◆各賞を発表
審査の結果、最優秀賞はデジタルハリウッド大学/TORCH『NEXUS』が受賞し表彰を受けた。この作品は同大学の羽生優氏が制作した作品。羽生氏は19歳の大学1年生で、まさに若き才能のグランプリ受賞となった。
その他の受賞者・受賞作品は以下のとおり。
【優秀賞】▽東京コミュニケーションアート専門学校/獄卒 「黄泉」 ▽日本工学院八王子専門学校/チームくいしんぼう 「Dream factory」
【審査員特別賞】▽Marchisland/ 「Appetite」 ▽東京コミュニケーションアート専門学校/ただの田中。「bloom」
【ビッグサイト賞】▽MISO 「BRIDE is the BEST?」 ▽佐賀大学/猫ぷろれす 「Sounds of OPEN」 ▽大妻女子大学/三色団子 「Imagine」 ▽日本電子専門学校、慶応義塾大学/組織1 「めくり、めぐる。」 ▽専門学校日本デザイナー学院/Bremen 「POP OUT YODEL」 ▽大阪芸術大学/しゃもじ鮭もじもじ 「お母さんは魔法使い」 ▽sKAMIN 「Threshold」
なお受賞作品は、東京ビッグサイトで適宜上映される。