● インフラコスト低減へ B-SATとスカパーの考え方に隔たり/総務省 衛星放送WG
● NHKネット活用業務必須化/総務省 公共放送WGが第2次取りまとめ案
● インフラコストの低廉化推進 4月1日に広告委員会が新設/衛星放送協会
2024年1月29日
総務省 衛星放送WG
インフラコスト低減へ 焦点となる共同衛星・共同管制
B-SATとスカパーの考え方に隔たり
より積極的な連携望むスカパー WGの落としどころに注目
総務省の衛星放送ワーキンググループ(WG)第3回が24日に開かれ、検討項目である「インフラコストの低減」「左旋の有効活用」「右旋帯域の有効利用」の議論がスタートした。最重要テーマである「インフラコストの低減」では、焦点の共同衛星、共同管制について、WG事務局の総務省衛星・地域放送課が、衛星放送システム(B-SAT)とスカパーJSAT(以下、スカパー)の意見をまとめたが、改めて両社の考え方の違いが鮮明になった。〈続きは本紙で〉
2024年1月29日号 主な記事
●NHKテクノロジーズ 8K22.2chを多拠点に生配信 個人端末にアトモスなど
●フォーラムエイトがNFTサービスを開始
●電通が「メタバースに関する意識調査2023」認知率は21年から4倍以上増加
●CES2024レポート(2) 新たなコンテンツ制作の可能性
●渋谷サクラステージ/変形のデジタルサイネージ稼働
放送
プロダクション
● 8K22.2chを多拠点に生配信 個人端末にはアトモスなど活用/NHKテクノロジーズ
● 4月からKANAMELに社名変更 クリエイティブの要を目指す/AOI TYO Holdings
デジタル映像
● NFTサービス「F8NFTS」開始 契約書や証明書の発行も可能/フォーラムエイト
● MetaのVRヘッドセット 最新機種など販売開始/理経が国内法人向け
インターネット/通信
● ボクシングのVR映像 長谷川穂積のパンチを体感/アルファコードが配信
プロ機器
● メディアサーバーに新製品 中規模VPやライブイベント向け/Disguise
● Tokinaシネマのレンズ ビンテージの奥行き感/KPIが受注開始
● 「Primatte AI」を特価販売 クロマキー処理の効率と品質を向上/VGI
● 「Primatte AI」 期間限定でキャンペーン 機械学習による自動化処理/NGC
● 三新が小型スイッチャー採用 ベトナム放送局はカメラを導入/池上通信機
● XT5シリーズ4製品を発売 8K対応のサイネージ再生機/ジャパンマテリアル
ディスプレー/大型映像
● 光和が「2024 最新映像機器内覧会」開催
・マイクロLED披露 高精細の屋内大型製品として展開/AOTO
・自社ブランドの高精細LED 監視制御システム向けに提案/パナソニック コネクト
● デジタルアート作品公開 新しい体験方法を探る展示/日本科学未来館
● 渋谷サクラステージ デジタルサイネージが稼働 変形の大型LEDビジョン設置
● 東京国立博物館で特別展「中尊寺金色堂」 実寸大の金色堂を映像で再現 NHKの8KCG技術駆使
● マルハン福井舞屋店にLEDビジョンを設置/LED TOKYO
映画/番組/CM
● 劇場映画の再編集版を販売/映像プラットフォームRoadstead
● 「ゴジラ-1.0」が最多12部門 3月8日に授賞式を開催/第47回日本アカデミー賞優秀賞
家電/民生機器
● CES2024レポート(2) 多彩なツールで発展 新たなコンテンツ制作の可能性
● FORUM8 民生技術の展示会「CES2024」に出展 NFTプラットフォームの活用を訴求
統計・調査
● 電通が「メタバースに関する意識調査2023」
● 23年12月 民生用電子機器の国内出荷金額 前年同月比で10.4%の減少/JEITA
総合
● 列車運行システムの実証試験 5G通信を活用して8月開始/東京メトロ、NTT Comなど
● 世界陸連とスポンサー契約 25年東京大会などサポート/ソニー
● 5G×立体音響搭載エンタメ 自動運転EVバスの公道走行/マクニカなどが実証実験
● 全国ロケ地データ基盤サイトのURLを変更/VIPO
イベント一覧
● 映文連「TANPEN塾 2024」開講 映像業界で活躍する講師陣 創作の極意やプロデュースの秘訣
映像文化製作者連盟は、人材育成セミナー「映文連 TANPEN塾 2024」を2月26日-3月18日(全4回)にオンライン(Zoom使用)で開講する。
「映文連 TANPEN塾」は、業界で活躍する講師陣を招き、短編映像や広告クリエイティブ、各種コンテンツ事業に関してさまざまな角度からの話が聞ける。創作の極意やプロデュースの秘訣を知ることができる講座となっている。内容は次のとおり。
【第1回】2月26日(16時-18時30分=いずれも時間は同じ)
[クリエイティブの現在地点] ▽第1部「嘘と愛」講師:栗田雅俊氏(電通コピーライター/CMプランナー)=広告表現をつくるにあたって個人的に大切にしていること、基本的ルールのようなものを実例をもとに話す▽第2部「PRが考える広告はなぜつまらないのか?」講師:中野仁嘉氏(博報堂 PRディレクター)=PRプラナーの実体験を交えたPR×クリエイティブ発想について語る
【第2回】3月4日
[生成AIによる映像世界の今後] ▽第1部『生成AIと広告、クリエイティブな仕事はどうなるのか?』講師:木之村美穂氏(STUDIO DOG GK代表)/馬詰正氏(TYO プロデューサー)=話題のパルコのAI広告『Happy Holidays』の仕掛け人で米ロサンゼルス在住の木之村氏が登壇。制作期間や生成AIの注意点と映像について説明。また、映像編集については、TYOの馬詰氏が担当する▽第2部「エンタテインメント × 生成AIが切り拓く未来と課題」講師:鈴木貴歩氏(MetaTokyo/ParadeAll代表取締役 エンターテック・アクセラレーター)=エンタテインメント産業におけるAIの活用に焦点を当て、未来の可能性と関連する課題について探求する
【第3回】3月11日
[必見・映像制作最前線] ▽第1部「撮影・配信分野におけるバーチャルのあゆみと未来予想」講師:中澤壮氏(エクサインターナショナル 営業)/高島恭志朗氏(同バーチャルスタジオグループ スタジオ技術)=バーチャルの軌跡と今後の予想をテレビ、ウェブコンテンツ、CM、イベントなどのカテゴリー別に事例を交えて解説▽第2部「法改正で義務となる映像業界の合理的配慮」講師:川野浩二氏(メディア・アクセス・サポートセンター 理事・事務局長)=4月1日より「障害者差別解消法」が改正され、障害のある人への合理的配慮の提供が義務化される。映像業界における合理的配慮とは何かを学ぶ
【第4回】3月18日
[映文連アワード受賞作品製作者から] ▽第1部「創業1年目の映像制作会社が受賞するまでに実践したこと」講師:鈴木雅人氏(鈴木企画 代表取締役)=代理店を介さずに、数々のメーカー企業・地方自治体のVPに携わってきた経験から、企業との映像制作に対して実践していることを伝える▽第2部「~はじめに遊びがあった~ 理念を変えずに『変態』を続けたぴあ50年史」講師:小林覚氏(ぴあ 取締役社長室長/広報・IR担当役員 兼 ぴあ総研取締役・論説委員)=ぴあ50年の背景をひも解き、今回制作した映像について語る
【定員】200人(申し込み先着順、定員の都合上、全コース申し込みを優先)
【受講料】▽4回全コース券=会員2万2000円、一般2万6400円▽1回券=会員6600円、一般7700円
【申し込み締切日】第1回は2月19日、以降は各講座日の前週水曜日まで
【申し込み・詳細】https://www.eibunren.or.jp/?=6579
● 「CEATEC2024」開催概要 2月8日に都内で説明会 オンラインでライブ配信も
CEATEC運営事務局(日本エレクトロニクスショー協会)は、「CEATEC(シーテック)2024」の開催概要説明会を2月8日に開く。
当日は、CEATEC 2024のコンセプト、出展申し込みに関するガイド(出展形式、申し込みスケジュール等)などについて説明する。オンラインでのライブ配信も予定。また、開催概要説明会終了後に「個別相談会」を実施する。
CEATEC 2024は、「経済発展と社会課題の解決を両立する『Society5.0』の実現を目指し、あらゆる産業・業種の人と技術・情報が集い、『共創』によって未来を描く」ことを目的とし、10月16-18日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催される。
【日時】2月8日/14-15時、個別相談会=15時-15時30分
【会場】大手町三井カンファレンス(東京都千代田区大手町1-2-1 Otemachi One 三井物産ビル4階)/オンライン(視聴URLは後日知らせる)
【参加申し込み】https://www.ceatec.com/ja/application/
● 第15回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
◇第15回 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル
2月8-12日に開催。今回の特集上映のテーマは「『Democracy』について」。ゲストセレクションおよびコンペティション入賞作品を上映する。
ゲストセレクションは、是枝裕和、森達也、大島新、金平茂紀、諏訪敦彦、秋山珠子、安田菜津紀ら各監督の作品がそろう。
「緊急上映」と銘打ち、ウクライナ、ガザの現実を知るドキュメンタリーも選出された。
【会場】座・高円寺2(杉並区立杉並芸術会館/東京都杉並区高円寺北2ー1-2 地下2階)
【詳細】https://zkdf.net/