● Interop Tokyo24&DSJ2024特集
・ Interop Tokyo/DSJ2024が同時開催 次世代技術の活用で新ビジネス
・ 総合クラウド管理システム ネットワークソリューション/ネットギアジャパン
・ 多様な映像信号を集中管理 IP統合モニタリングシステム/伊藤忠ケーブルシステム
・ デジタルサイネージ運用業務 放送分野のノウハウを応用/プラットワークス
・ サイネージプレーヤー新製品 4Kマルチ出力や8K解像度に対応/ジャパンマテリアル
・ 多彩なLEDディスプレー展示 透過型やバーチャル制作向けなど/Absen Japan
2024年6月10日
総務省 放送コンテンツWG
「動画配信PFの在り方」で方向性 NHKと民放の一覧性確保
「プロミネンス」は実証もとに検討 配信サービスの多様性尊重を
総務省の放送コンテンツの制作・流通の促進に関するワーキンググループは、5月28日の第15回会合での論点整理で、事務局の総務省が「放送コンテンツの流通促進に向けた動画配信プラットフォームの在り方」について方向性を示した。コネクテッドテレビ(CTV)上で、NHKと民放の放送コンテンツの一覧性を確保した仮想プラットフォーム(PF)および、「プロミネンス」(ユーザーインタフェースの表示・操作性などにより放送コンテンツを視聴しやすくする仕組み)の早期実現が必要とし、具体的な取り組みに言及している。〈続きは本紙で〉
2024年6月10日号 主な記事
●JCOMが中期経営計画/27年度の売上高1兆円へ
●NABショーレポート(6)
●JPPA AWARDS 2024贈賞式開催 経産大臣賞はオムニバス・ジャパン 西村隆介氏
●ソウルのデジタルサイネージ/統合型リゾート施設に多数稼働
特集
放送
● 「動画配信PFの在り方」で方向性 NHKと民放の一覧性確保
/総務省 放送コンテンツWG
● リモート統合監視システム「VMO」 東京に展示ルームを開設/テレビ北海道
CATV/CS
● 27年度の売上高1兆円へ 周辺事業、M&Aで利益拡大 FTTH化へ方針大転換
/JCOM中期経営計画
● スマートホームの動向(下) ケーブルラボワークショップ 新共通規格「Matter」
プロダクション
● MA4をドルビーアトモスで運用 MA3は映画用にリニューアル/レスパスビジョン
● サウンド・シティのグループ企業に/レスパスビジョン
プロ機器
● NABショー レポート 広がるリモート・クラウド制作 Vizrtが欧州での事例を報告
● ST2110入力対応 4K HDRモニター/アストロデザインが発売
● 韓国・ソウルで「KOBA2024」 多彩な映像システムが集結
ディスプレー/大型映像
● ソウルのデジタルサイネージ 統合型リゾート施設に多数稼働
● 大型のショールーム開設 各方式のLEDパネルを比較/AOTOジャパン
● 縦型3D LEDビジョン 名古屋市内で今夏稼働/明和興産が所有ビルに設置
総合
● デジタルサイネージコンソーシアム 定例会 4年ぶりにリアル開催
イベント一覧
● 第28回JPPA AWARDS 2024 経産大臣賞は西村隆介氏(オムニバス・ジャパン) 坂上由隆氏(レスパスビジョン)が映像技術大賞 勝亦氏、辰巳氏、山本氏の「HIDARI」チームも受賞
日本ポストプロダクション協会(JPPA)は5月31日、「第28回JPPA AWARDS 2024」の贈賞式を都内で開催し、学生の部の最優秀賞および、一般の部の経済産業大臣賞、優秀賞、新人賞、審査員特別賞を表彰した。
すべての優秀賞から選ばれる経済産業大臣賞は、オムニバス・ジャパンの西村隆介氏が映像技術部門ドキュメンタリー『GIGAKU! 踊れシルクロード』で受賞した。
同作は7世紀に日本に伝来した仮面劇「伎楽」を、世界的ダンサー森山開次が新しいかたちで甦らせる紀行番組。西村氏は「受賞は夢のよう。普段からテレビ番組の長尺でしかできないことがあるのではと考えている。クリエイティブやテロップ(をはじめ)、歴史的なことも調べながら監督と作り上げた」と喜びを語った。
一般の部グランプリは、レスパスビジョンの坂上由隆氏(映像技術部門)および、FOOTPRINTSの勝亦さくら氏と太陽企画の辰巳茜璃氏、エス・シー・アライアンスの山本雅之氏(音響技術部門)が選出された。
坂上氏は『ウルトラセブン』55th コンセプトムービー「ウルトラセブン IF Story『55年前の未来』」でオンライン編集を担当した。
同作品は『ウルトラセブン』の放送55周年を記念した約7分間のコンセプトムービー。坂上氏は「小さいころウルトラセブンを見ていた。その感情が入っていい作品ができた」と話した。
勝亦氏と辰巳氏、山本氏は、映画『HIDARI』で音響効果とミキシングを担当しておりチームで応募した。
同作は彫刻職人・左甚五郎を主人公に、甚五郎の作品と同じ木彫りの人形を使いストップモーションで制作した映画。音の違いを出しにくい木の素材を使いながら、その世界観を表現した点が評価された。勝亦氏は代表して「チーム一丸で作った作品。皆が楽しんで臨んだことが受賞につながった」と感謝を述べた。
● オンライン展示会開催 プレミアムセミナーも/ケーブル技術ショー2024
日本CATV技術協会、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会の3団体共催によるCATV業界最大級の展示会「ケーブル技術ショー2024」のオンライン展示会(https://www.catv-f.com/)が6月3日から先行開催されている。期間は8月31日まで(技術展示会〈リアル展示会〉は東京国際フォーラムで7月18、19日開催予定)。
オンライン展示会では、トップページ(検索ページ)で目的の出展者情報、気になるカテゴリーの情報、セミナーなどをすぐに探せる。従来の50音順だけでなく、出展ゾーン別に会場マップから目当ての出展者を探し出せるように、新しい出展者一覧を作成している。
出展各社の情報ページは、新製品や新サービスを簡単に閲覧できるように概要だけを掲載し、シンプルなデザインになっている。
展示内容の情報ページは、写真や動画の閲覧、詳細資料のダウンロード、自社ウェブサイトへのリンクなど、製品・サービス・ソリューションの特徴や導入事例などを交えて詳しく説明する。
3日から配信を始めたプレミアムセミナー第1弾は、「地域特性に合わせた『モビリティ×交流』による活性化実例について」と題し、元鉄道マンで日本初の観光型MaaSを立ち上げ『MaaS戦記』(2020年講談社刊)の著者としても知られる森田創氏が、地方創生のヒントとして、地域活性化×モビリティ×CATVの可能性を語る。
オンライン展示会は、入場無料(登録制)。
● FilmLight技術セミナーを開く/レスターが18、19日
レスターは、昨年から日本総代理店として取り扱いを開始した、FilmLight社の技術セミナーを6月18、19日に開く。
FilmLightのイメージエンジニア、Daniele Siragusano氏を迎え、最新の「Baselight」に搭載されたプロのカラリストに向けた機械学習(ML)に基づく各種ツールとテクニックを披露する。また、全く新しいアプローチである「Chromogen」によるルック開発について解説する。
開発中の「Baselight 6.1」でより強化されたMLツールを説明し、さらにどこからでもメディアに瞬時にアクセスし、正確な色で再生できる画期的なメディアツールである「Nara」をデモする。
参加無料(事前申し込み制)。
【会場】レスター.3階セミナールーム(東京都港区港南2-10-9 レスタービルディング)
【日時】6月18、19日/両日とも①14-16時、②16-18時
【詳細】https://www.restarcc.com/exhibition_2024.html