● LTO特集
・ 映像資産DXサービス推進 二次利用に適したアーカイブ提案/エクサインターナショナル
・ Proxsys対応のコンテンツ 管理ソフト「XenData MAM」/伊藤忠ケーブルシステム
・ 大容量データストレージ USB接続LTO装置と アーカイブソフトで構成/ユニテックス
・ LTOサーバー「LTS-90」 多彩なバックアップ機能搭載 プロキシファイルを自動生成/朋栄
・ テープ直接操作を実現 クラウド転送を最適化/Archiware、シナジーが販売
・ LTOデータカートリッジ 長期間保存に向いた信頼性/VGI
・ 映像・音声からAIまで 大容量データを安全に管理/PALTEK
・ 時代の要請に応えるLTO 低い総保有コストと環境負荷 ランサムウエア対策で価値再認識
2024年10月21日
総務省
放送から「技術的特性」切り離し 放制検で放送の将来像議論
電波の価値低下で「役割」のみに定義変更へ
BB代替が後押しする役割
総務省の「デジタル時代における放送制度の在り方に関する検討会」(以下、放制検)
の第3次検討において、放送から「技術的特性」を切り離し、社会的役割・機能から定義
することで、放送を伝送路によらないものに制度変更できるのかを検討する「放送の将来
像」に関する議論が始まっている。自民党の情報通信戦略調査会が8月22日にまとめた提
言案にも同内容が盛り込まれた。この制度変更は実現に向かうのか、これまでの放制検の
成果を確認しながら、その可能性について考えてみる。(続きは本紙でレポート)
━ 今週号(10月21日号)の見どころはコチラ ━━━━━━━━━━━━━━━━
■メディア150年の興亡(16) TVアニメ復活 キー局のアニメ枠が急増 ライツビジネス
を重視 コンテンツスタジオへ転換
テレビの編成でアニメ番組が急増している。『鉄腕アトム』が1963年に放送されて以
降、アニメはGP帯(午後7-11時)で急増。90年には全体の5%を超え、劇場映画枠と肩を
並べるほどまで増えたが、少子化と共に減少し、2020年にはゼロとなった。それがここ数
年で復権し、今では各局の柱になりはじめている。在京キー局の取り組みから、アニメ番
組の現在を考える。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2024年10月21日号 主な記事
●角川大映スタジオ、ダビングステージをドルビーアトモスシネマ対応にリニューアル
●LTO特集
●テレビ東京/こねこフィルムが縦型ショートドラマを共同制作
●民放連が今後2年の施策 デジタル技術への対応など
●「メディア150年の興亡」(16) TVアニメ復活
●シャープ開発の大型カラー電子ペーパーがCEATECで経済産業大臣賞
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
特集
放送
● 放送から「技術的特性」切り離し 放制検で放送の将来像議論/総務省
● デジタル技術への対応 ローカル局の支援など/民放連が今後2年の施策
CATV/CS
● STB向け新サービス開始 「番組レコメンド」など提供/パナソニック コネクト
● プロアマゴルフを収録 他局に番組の提供も/多摩ケーブルネットワーク
● 厚木警察署と協定/JCOMかながわセントラル
プロダクション
● ダビングステージを更新 ドルビーアトモスシネマに対応/角川大映スタジオ
● 縦型ショートドラマを共同制作 SNSに毎週配信/テレビ東京/こねこフィルム
デジタル映像
● CEATEC 2024に出展 VR・CGソフトをPR/フォーラムエイト
プロ機器
● サイネージツール発売 センサーの回転で制御 映像をインタラクティブに表示
/ジャパンマテリアル
● スポーツビジネスを強化 米キナトラックスを買収/ソニー
● 分散型クラウドPFを訴求 IBC2024に出展/アカマイテクノロジーズ
● 読売テレビからTSL受注 現用・予備の2対向/池上通信機
● テレビ金沢へ26年1月に納入 制作用カメラとサブシステム/池上通信機
ディスプレー/大型映像
● CEATECで経済産業大臣賞 大型カラー電子ペーパー 屋外対応でA0サイズを実現
/シャープ
● LEDパネル新製品 日本市場向けに特別に設計/ROE Visual
● レジャー&サービス産業展 マッピングによる演出提案
映画/番組/CM
● 西田敏行さん追悼で出演映画・ドラマ/スカパー!で放送
● 映画「拳と祈り」 「袴田事件」を22年間にわたり追う 確定死刑囚が再審で無罪判決
イベント一覧
● 11月に東学祭と合同上映会 若手監督の12作を披露/フェローズが開催
フェローズは11月7日、毎月開催している「月1短編映画上映会」の特別編として、学生のための短編映画祭「フェローズフィルムフェスティバル学生部門(FFF-S)」と、「東学祭」として知られる学生映画祭「東京学生映画祭」のコラボイベントを、東京都渋谷区のユーロライブで開催する。
期待の若手監督たちによる12作品を上映する。上映後には監督などの登壇が予定されている。
東学祭は国内で最も歴史の長い学生映画祭。過去には『EUREKA』青山真治監督、『君に届け』熊澤尚人監督、『アヒルと鴨のコインロッカー』中村義洋監督、『君の膵臓を食べたい』月川翔監督、『ちはやふる』小泉徳宏監督、『溺れるナイフ』山戸結希監督などを輩出してきた。
FFF-Sは、フェローズが進める「映画プロジェクト」の一環。4分以内のショートフィルムを募集し、一次審査を通過した8作品を都内映画館での授賞式で上映。最優秀賞はBSフジの番組で放送する。
同社は現在、映画業界を新たな方法で支援するため、映画制作や映画祭へ出資・協賛をしている。
● 「地方の時代」映像祭2024 シンポジウムや上映会 11月9-15日に関西大学で開催
44回目を迎える「地方の時代」映像祭2024が11月9-15日の7日間、大阪府吹田市の関西大学 千里山キャンパスで開催される。主催は、「地方の時代」映像祭実行委員会(NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟、吹田市、関西大学)。
「地方の時代」映像祭には、全国の放送局やCATV局が制作したテレビドキュメンタリー番組と、自治体、市民、学生、高校生(中学生)などアマチュアが制作した映像作品が結集する。上映会、記念講演、シンポジウム、ワークショップなど、いずれも入場無料。
9日には、第44回「地方の時代」映像祭コンクール授賞式を実施。続いて記念講演「86歳、元・戦場カメラマンが見つめ続けるふるさと沖縄」(フォトジャーナリスト 石川文洋氏)、グランプリ受賞作品上映、シンポジウム「阪神・淡路大震災30年 いのちを守る災害報道~地域に根ざしたメディアの挑戦~」を開く。
10日にはワークショップ「大学生・高校生の映像制作~私たちの映像表現を探して~」、「石丸現象にヒントあり !? 地域メディアの生きる道」を、13日には特別上映会「映画『『ちむぐりさ 菜の花の沖縄日記(最新版)』、緊急報告『パレスチナ・ガザ地区の今 そしてウクライナ』などを実施する。また、10-15日には、コンクール受賞作品および予選通過作品を上映する。
【会場】関西大学 千里山キャンパス第3学舎ソシオAV大ホール/100周年記念会館(大阪府吹田市山手町3-3-35)
【詳細】https://www.chihounojidai.jp/guide/index.html
● 映画プロデューサー養成講座 「脚本」に重点を置いた基礎編/VIPOが11月28、29日に開く
映像産業振興機構(VIPO)は、11月28、29日に「映画プロデューサー養成講座 基礎編」を開く。
講師は早稲田大学名誉教授の安藤紘平氏。プロデューサーは映画製作をする上で重要な役割を担っているが、仕事は多様でマニュアルなどないのが実情という。
この講座では「映画」を題材に映像コンテンツ制作に必要不可欠なプロデュースの基礎知識を集中的に学ぶ。脚本の読み方や脚本の仕組みと構成を理解できるプロデューサーを育成するため、「脚本」に重点を置いている点が特徴となっている。
またインディペンデントからメジャーな商業映画までをカバーし、プロデューサーの具体的な役割、企画の立て方・書き方、制作予算の立て方、資金回収–などについて解説する。
題材は「映画」だが、エンターテインメント業界においてアニメ、ゲーム、映像コンテンツの企画・制作・プロデューサー志望者に向けた内容になっている。
最終日(11月29日)にはゲスト講師として、映画『ぐるりのこと。』、『恋人たち』、『お母さんが一緒』の橋口亮輔監督を迎え、映画制作現場での実践的な話を聞かせる。
【日時】11月28日/10-17時、29日/10-16時
【会場】VIPO会議室(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【参加費】一般=4万円/VIPO会員=2万円
【定員】15人(事前申し込み制・先着順)
【申し込み締切日】11月25日(正午)
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/42485/
● CRIオンラインセミナー フェイクニュース問題 ファクトチェックを解説
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第49回「CRIオンラインセミナー」(Zoom使用)を11月22日に開く。テーマは『フェイクニュースを見破れ~情報汚染時代、ケーブルテレビが地域のためのファクトチェックカーに!』で、講師は日本ファクトチェックセンター副編集長で立教大学大学院 客員教授の宮本聖二氏。
フェイクニュースは、意図的ではないが誤っている「誤情報」、意図的に誤っている「偽情報」、意図的だが誤っていない「悪意ある情報」と大きく3つに分類されている。最近は特にAIで制作した偽の映像による、いかにも説得力のあるフェイクニュースが大きな問題となっている。
今回のセミナーは、フェイクニュースとファクトチェックの現状を知り、CATV事業者が『地域の情報リーダー』としての役割を一緒に考え、地域のためのファクトチェッカーになることを目的としているという。
【日時】11月22日/13時30分-15時(終了時間は予定)
【参加費】CRI会員=4000円、非会員=8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20241018_8182
● 放送ライブラリー「2024秋の人気番組展」
◇放送ライブラリー「2024秋の人気番組展」 放送番組センター「放送ライブラリー」イベントホール・映像ホールで11月24日まで開催中。NHK、民放各局の新番組の展示が一堂に見られる。入場無料。
【会場】放送ライブラリー(横浜市中区日本大通11)、休館日=月曜(祝日の場合は翌平日)
【詳細】https://www.bpcj.or.jp/event/blog/2024/10/post20241004.html