● 大学生と考えるSDGs ベストアクションを決定/J:COMが支援プロジェクト
● 臼杵市、臼杵ケーブルと協定 非常事態での相互支援協力/大分ケーブルテレコム
● 新番組「2nd Game」 元プロ選手に密着/スターキャット
2024年11月18日
Inter BEE 2024
放送機器がIP、ソフトウエア化
ネットワークとリソースを統合管理
制作サブの機能をソフト化
共通プラットフォームに集約 オンプレでもクラウドでも
Inter BEE 2024(主催=電子情報技術産業協会)が11月13-15日、千葉・幕張メッ
セで開催された。60回目の節目を迎えた同イベントでは、ライブ番組制作から送出に
至るすべての放送ソリューションのIP化、ソフトウエア化が一気に前進した。IP、ク
ラウドソリューションで先行するメーカーはその機能をさらに進化させ、追随する
メーカーも大胆なパッケージサービスを提案した。IPマスターも進化。制作サブのIP
化・ソフト化も進み、オールIP放送局の時代到来を感じさせた。
(続きは本紙のレポートで)
━ 今週号(11月18日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━━━
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TVer、DAZN、JCOMなど登壇 映像配信やコンテンツの今後を語る/AVIAが都内でイベ
ント開催
アジア太平洋地域における動画配信産業の振興を目指す「アジア ビデオ インダス
トリー アソシエーション」(AVIA、本部=シンガポール)は10月29日、映像配信の
主要企業やキーパーソンを集めたイベント「Japan In View」を都内で開催。国内外
から130人以上が参加し、映像配信の今後に関する討議や統計の紹介、情報交換がな
された。(続きは本紙のレポートで)
■
メディア150年の興亡(18) 変わる視聴率の位置づけ TBSが新指標「LTV4-59」 ネッ
ト配信含め収入最大化 特定層ゲットする番組作りへ
民放キー5局の2024年度上半期決算が出そろった。連結ではテレビ東京のみ増収減
益で、ほか4局は増収増益。単独では日本テレビとTBSが増収増益、テレビ朝日とテレ
東とが増収減益、フジテレビが減収増益だった。ここ1、2年の中で収支はかなり改善
したが、その要因は広告収入が5局とも前年同期比でプラスとなったからだ。ただし
上昇幅は小さい。こうした状況下でテレビ局は、広告収入の前提となる視聴率につい
て位置付けを変えてきている。それはテレビ放送の位置付けが大きく変わり始めてい
ることも意味している。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)(続きは本紙のレポート
で)
2024年11月18日号 主な記事
Inter BEEレポート(1)
AVIAが都内でイベント開催 映像配信やコンテンツの今後を語る
メディア150年の興亡(18) 変わる視聴率の位置づけ
虎ノ門ヒルズ TOKYO NODE GALLERYで新感覚音楽体験イベント
※映像新聞を年間購読するとデジタル版をご覧になれます
CATV/CS
デジタル映像
● 新感覚音楽体験イベント 虎ノ門ヒルズ TOKYO NODE GALLERYで開催
/シンユニティグループが企画制作
インターネット/通信
● TVer、DAZN、JCOMなど登壇 映像配信やコンテンツの今後を語る
/AVIAが都内でイベント開催
プロ機器
● Inter BEE 2024 放送機器がIP、ソフトウエア化
● Dante AV Ultra製品を発売 4Kと音声を低遅延で統合伝送/エーディテクノ
● 最大転送速度は7250MB/秒 NVMe SSDを発売/ITGマーケティング
● 韓国SBSから32式受注 カメラ「UHK-X700」/池上通信機
● Inter BEE 2024 レポート(1)
・60年記念してアワード創設 4部門の優れた展示案件を表彰
・ネットワークド ライブ 全国で87式導入/ソニー
・KAIROSでの遠隔制作を実演/パナソニック コネクト
・プレミアプロに「生成拡張」機能/アドビ
・写真記事 最新の技術・製品を各社が競演
ディスプレー/大型映像
● 大型映像システムを新規導入 高精細LED2面設置/ヒルトン東京
● 鳥類をテーマとした特別展 200型級の大型映像を活用/国立科学博物館で開催
・各所に大型映像設置 オリジナルコンテンツ上映も
● 企画展示コーナーを刷新 画像生成AI駆使して制作/三菱みなとみらい技術館
映画/番組/CM
● 映画「正体」 冒頭から目が離せず一気に高まる緊張感
総合
● 自動運転バス走行実証 KDDIがつくば市と連携 27年度の定常運行開始を目指す
イベント一覧
● SIGGRAPH Asia 2024が開催 CGの最新技術が一堂に 12月3-6日、東京国際フォーラムで
「SIGGRAPH Asia 2024」(以下、SA)が12月3日から6日まで、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される。
SAは、CGとインタラクティブ技術に関するカンファレンスと展示会、SIGGRAPH(アメリカ)のアジア大会。主催はACM SIGGRAPH。毎年アジアの各都市をめぐって開催されており、日本では21年に続き5回目の開催。東京が会場となるのは18年、21年に続く3回目となる。出展者数は83社、過去最多の1万人以上の来場を見込む。
投稿論文数は、生成AIの研究開発がCG分野にも波及していることを受け、18年の3倍近い1196本(採択はうち265本)。参加者は最新の研究内容に触れることができる。
基調講演はイッセイミヤケ、エイポック エイブルのデザイナー、デザイン・ディレクターである宮前義之氏と、ソニーグループ執行役専務兼CTOの北野宏明氏、映画プロデューサーのジンコ・ゴトウ氏の3人が務める。
カンファレンスチェアを務める五十嵐健夫氏(東京大学教授)は「テーマはCurious Mindsとした。好奇心、見たことのないものを見てにみてみたいという心は科学や技術、芸術の原動力。豊かな好奇心を持った人々が扱いお互いに刺激し合う場にしたい」と話す。
また今回は、会場での体験を重視しリアル開催のみとした。運営を担当するケルンメッセの高木誠社長は「会場での何気ない出会いから、何かが生まれることがある。セレンディピティを大切にしたい」と話す。
なお初めての参加者に向け、初日には「SIGGRAPH Asiaの歩き方 初参加者への見どころガイド」を実施。ローカルコミッティ チェアの安藤幸央氏(エクサ)が全体像や見どころを説明する。
さらにCGエキスパートの8人が、テクニカルペーパーの研究意義やそのインパクトについて解説する日本語解説イベント「テクニカルペーパーを知る」も連日開催する。21年は、100人部屋で立ち見が出るほど好評だったという。
企業と学生とのミートアップ(交流会)や、人気クリエイターがその場でキービジュアルなどを描く「ライブドローイング」も予定されている。
◆公式サイト
https://asia.siggraph.org/2024/ja/
● 銀座十字屋ディリゲント事業部 撮影技術を学ぶセミナー 初回はカラーマネジメント
銀座十字屋ディリゲント事業部は、セコニック、ヴィンチェロ、EIZOと共に、写真・映像クリエイター向けセミナー「GINZA Imaging Academy」(第1回)を12月10日に開く。
初回は「カラーマネジメント」をテーマに、被写体には近年、撮影需要が高まっている「フードフォト」を取り上げる。講師は日本フードフォトグラファー協会代表理事を務めるフォトグラファーの久保田翔也氏。印象的な色彩表現を可能にするカラーマネジメントとワークフローを学ぶ。
【日時】12月10日/14時-17時
【会場】銀座十字屋ディリゲント事業部ショールーム(東京都中央区銀座/詳細は参加確定時)
【定員】20人
【参加費】3000円
【申し込み・詳細】https://dirigent.jp/ginza-imaging-academy-entry