● 大規模災害時の放送 維持方策検討チーム
ローカル局停波時の衛星代替など/総務省
2025年2月17日
TBSテレビ
レコード大賞生中継でIOWN用いたリモプロ
Dante 64ch送り戻し 本社サブでミックス処理
音声制作の品質向上を実現
TBSテレビは既報(1月13日号)のとおり、NTT、NTT東日本と共同で、昨年12月30日の生放送『輝く!日本レコード大賞』(以下、レコ大)において、オールフォトニクス・ネットワーク(APN)サービスであるNTTのIOWN(Innovative Optical and Wireless Network)を用いた、音声64チャンネル分、および映像のリモートプロダクション(以下、リモプロ)を実施し成功した。同リモプロ担当者に、取り組みの概要と成果などについて聞いた。(続きは本紙でレポート)
━ 今週号(2月17日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━━━
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最新テレビ局経営㊤民放キー局 第3四半期決算 連結売上高トップはフジ 群抜くコンテンツビジネス 通期予想は読めない状況に
2024年度民放キー5局の第3四半期決算が出そろった。全局が連結・単体とも増収増益、特に連結や単体の営業利益では2けた増から3けた増が並び、久しぶりに業界に明るい話題がもたらされた。ただし決算の各項目を精査すると、必ずしも手放しで喜べない内容もある。改善されたのは前年比であり、2年前の水準に戻したわけではない。さらにフジテレビの中居スキャンダル対応問題で、24年通期や25年度の業績が読めなくなった。テレビ業界の変化を考える。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)
(続きは本紙でレポート)
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坂本龍一「音を視る 時を聴く」 大型インスタレーション作品展示/東京都現代美術館で開催
デジタルサイネージは、近年のLEDディスプレー技術の進化を背景に、従来は商業目的が中心だったが、より芸術性を重視した新たな表現が注目されるようになってきた。その流れを体感できるインスタレーション展『坂本龍一/音を視る 時を聴く』が、3月30日まで東京都現代美術館(東京都江東区)で開催されている。(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年2月17日号 主な記事
●レコード大賞生中継でIOWN用いたリモプロ Dante 64ch送り戻し/TBSテレビ
●Codelightを合併 デジタルコンテンツ制作事業を強化/TREE Digital Studio
●総務省が大規模災害時の放送維持方策検討チーム
●最新テレビ局経営(上) キー局 第3四半期決算/連結売上高トップはフジテレビ
●キヤノンのデジタルシネマカメラ新製品/担当者に開発意図を聞く
●坂本龍一/音を視る 時を聴く」 東京都現代美術館で開催
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放送
CATV/CS
● 「ゴミのポイ捨て」抑止 ポスターコンテストを実施
/ジェイコム千葉 木更津局
プロダクション
● レコード大賞生中継でIOWN用いたリモプロ Dante 64ch送り戻し/TBSテレビ
● Codelightを合併 デジタルコンテンツ制作事業を強化/TREE Digital Studio
デジタル映像
● 移転1年で来場155万人を突破 約65%が訪日外国人 チームラボボーダレス
インターネット/通信
● 横浜市で災害対策訓練 通信システム活用例を示す/KDDIグループが実施
プロ機器
● シネマカメラ「VENICE2」 4月から貸し出し開始/SKIPシティ
● 事業継承の成果と今後の展望 「3年以内に売上100億円規模へ」
/ミハル通信・岩田社長に聞く
● CFexpress4.0 Type Bに対応/銀座十字屋ディリゲント事業部
● カメラURSA Cine 12Kに 本体のみのモデルを追加/ブラックマジック
● シーリングマイクの設置オプション発表/ゼンハイザー
● RTX5080搭載のデスクトップPC/マウスコンピューターが販売
● レース実況用システムをボートレース戸田に納入/池上通信機
● 震災対策技術展が開催 映像業界からもアピール
ディスプレー/大型映像
● 坂本龍一「音を視る 時を聴く」 大型インスタレーション作品展示
/東京都現代美術館で開催
● サイネージ配信装置 端末側で放映更新も/クラウドポイント
映画/番組/CM
● 万博公式キャラクター 「ミャクミャク」登場/NHKでショートアニメ
● 映画「あの歌を憶えている」 若年性認知症の男とトラウマを抱える女
家電/民生機器
● 高性能グラフィックカード搭載したゲーミングPC販売
/マウスコンピューター
● 16型液晶のノートPC 6機種11モデルを順次発売/Dynabook
統計・調査
● 最新テレビ局経営(上) 民放キー局 第3四半期決算 連結売上高トップはフジ
総合
● デジタルシネマカメラ「EOS C80」 6Kフルサイズセンサー搭載
/キヤノン担当者に開発意図を聞く
イベント一覧
● 番組配信「ロコテレ」の活用 CATV2社が事例を報告/CRIオンラインセミナー/
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第51回オンラインセミナー(Zoom使用)を2月21日に開く。今回のテーマは『IP配信への入口、「ロコテレ」活用方法が見えてきた!』。
「ロコテレ」は、スマートテレビやスマートフォンなどにダウンロードすると、全国の多彩な番組が見られる動画配信アプリ。CATV事業を展開するニューメディア(NCV)が運営する。
セミナーでは「ロコテレ」を導入するCATV2社が活用事例を報告。日本海ケーブルネットワークは、自社制作の番組を配信することで広告収入を伸ばしている。となみ衛星通信テレビでは、早くから「ロコテレ」を採用しているが、無制限に番組が見られる有料サービスを開始した。また、ニューメディアは「ロコテレ」の現状を説明する。
講師は、日本海ケーブルネットワーク/メディア推進部メディア企画課課長補佐 松村公太郎氏、となみ衛星通信テレビ/営業管理課長 太田亮哲氏、同/制作課長 森井優氏、ニューメディア/常務取締役 中川宏生氏。
【日時】2月21日/13時30分-15時30分(終了時間は予定)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【詳細】https://cri-info.jp/20250203_8231