● BS右旋 2K・4K放送のサイマル運用 キー局系BS各社に厳しさ
/総務省「オール4K化」変わる可能性
2025年3月3日
BS右旋
総務省「オール4K化」変わる可能性
2K.・4K放送のサイマル運用 キー局系BS各社に厳しさ
設備保守費用などが重荷
B-CAS、A-CAS混在もコスト増に
━ 今週号(3月3日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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BS右旋 2K.・4K放送のサイマル運用 キー局系BS各社に厳しさ 設備保守費用などが重荷 B-CAS、A-CAS混在もコスト増に/総務省「オール4K化」変わる可能性
総務省のBS右旋帯域を4K化していく方針に変化が生じる可能性が出てきた。BS右旋では来年度新たに3社の4K放送が開局するが、同省ではさらに、2K放送事業者が映像符号化方式をより圧縮効率の高いHEVCに移行できるよう制度を策定する。これによってできる空き帯域を使って4Kチャンネルを増やし、BS右旋の『4K化』を進める、というのが同省の方針であった。しかしここにきて、民放キー局系BS各社から、2K放送と4K放送のサイマル運用の負担をなくしたいとの意向が示されている。総務省がどう向き合うのか。
(続きは本紙でレポート)
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日本でWOOカンファレンス初開催 屋外広告業界の関係者が活発な議論 日本市場の成長 コロナ以降鈍化 統合メディアプランニングが必須
WOO(World Out of Home Organization)による屋外広告(Out of Home=OOH)に関するイベント『OOH Tokyo Conference 2025』が2月20日に東京・赤坂の東京ミッドタウン・ホールで開かれた。今回が初の日本開催となった。同イベントには、広告主、クリエイター、媒体社など500人を超える関係者が参加。国内外の成功事例、デジタル技術の革新、未来の広告戦略について活発な議論が交わされた。イベントレポートする。
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年3月3日号 主な記事
●NHKが8K深海カメラでシーラカンスを72時間連続撮影
●日本でWOOカンファレンス初開催/野外広告業界の関係者が活発な議論
●CES2025レポート(6) 受注の場から協業の場に
●JVA/24年のビデオソフト売上は前年比84.5%
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放送
CATV/CS
● 「TELASA」の提供を開始/J:COMの動画配信サービス
● 「小倉昭和館」映画祭 冠スポンサーとして協賛/J:COM北九州
プロダクション
● モーキャプスタジオ「オパキス」を更新 VICON製カメラ「VK26」導入
/デジタル・フロンティア
デジタル映像
● フォトショップがiPhone対応/アドビ
インターネット/通信
● AIを活用した熱狂連動広告/DAZN
プロ機器
● ATEM9.7を公開 スイッチャーの最新版/ブラックマジック
● EDIDエミュレーター 柔軟なHDMI出力が可能に/アイ・ディ・ケイが発売
● サムスンのNVNe SSD PCIe5.0で高速読み出し/ITGマーケティング
● RTX 5070 Ti搭載パソコン/マウスコンピューター
ディスプレー/大型映像
● 日本でWOOカンファレンス初開催 屋外広告業界の関係者が活発な議論
● バンテリンドーム ナゴヤに大型LED納入/ソニーマーケティング
● 大阪ベイエリアに新観光拠点/シンフォニックスリールが開業
映画/番組/CM
● 8K超高感度深海カメラでシーラカンス 72時間連続撮影/NHK
● 「映像でみる明治の日本」 29作品を追加公開/国立映画アーカイブ
● 映画資料のアーカイブサイト 「映画館チラシ」を公開
/国立映画アーカイブが発表
● 映画「逃走」 桐島聡の49年にも及ぶ逃亡とその最期
● 若手映画作家育成プロジェクト 「合評上映会」を開く/VIPO
家電/民生機器
● 4K HDR画質のレーザー 短焦点プロジェクター/ベンキュージャパンが発売
● CES2025レポート⑥ 「楽しい製品」との出会い求め
期待は「ホームロボット」の発展
統計・調査
● 「AV&IT機器世界需要動向」 AVC部会が2029年までの需要展望
/JEITAが調査
● 2024年のビデオソフト売上実績 前年比84.5%の973億6900万円/JVA
総合
● サーキットで高速移動する車両からの映像伝送を実証
/IIJがローカル5Gを活用
● ミリ波用液晶反射板を開発 電波が届きにくい場所で活用
/KDDI、ジャパンディスプレイなど3社
● 4月に「総合研究所」設立 長期的な技術戦略を策定/東芝
イベント一覧
● eスポーツの現状学ぶ イベント開催依頼に対応へ/CRIオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第52回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)を3月19日に開く。テーマは「ケーブルテレビ局がeスポーツイベントにかかわるべき理由 ~まずは拡大著しいeスポーツの現状を知ろう!~」。
講師は、福岡を拠点にeスポーツ事業を展開する戦国代表取締役の西田圭氏。同社は親会社のQTnetが福岡・天神に構築した西日本最大級のeスポーツ施設「esports Challenger’s Park」をホームスタジアムとして活用。高速回線とハイスペックなゲーミングPC、イベントにも活用できる大型ディスプレーを完備しており、若者がeスポーツを楽しむために集まる。
また、所属するプロeスポーツ選手(約30人)と共に国内リーグに参戦し、世界大会出場を目指している。
同社には、九州の自治体からeスポーツイベント/大会を実施してほしいとの依頼が多く入ってくる。各地のCATV局についても同様の動きがあるという。セミナーでは、eスポーツについて最新の動向を学び、その認識を新たにする。
【日時】3月19日/13時30分-15時(終了時間は予定)
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20250226_8245
● 横浜フランス映画祭2025 話題の最新作品がそろう 「新しい感性との出会い」
ユニフランスは、国内最大級のフランス映画の祭典「横浜フランス映画祭2025」を、3月20-23日の4日間、横浜市で開催する。
同映画祭は、1993年にスタートし、みなとみらい21地区を中心にフランス映画最新作の上映や、フランス人監督や俳優が数多く来日するなど、横浜の街をフランス文化一色に染める文化イベントとして親しまれてきた。
今回で32回目を迎える映画祭のテーマは、「Avec~新しい感性との出会い」。映画がもたらす価値観や文化の多様性を通じて、来場者に新たな感性との出会いを提供する。また、同映画祭の公式アンバサダーに俳優の二階堂ふみが就任した。
今回のオープニングを飾る作品は、カンヌ国際映画祭で高く評価され、フランス国内で動員940万人を超えるヒットを記録した『The Count of Monte-Cristo』。日本では「巌窟王」として知られるアレクサンドル・デュマ・ペールのフランス小説の金字塔「モンテ・クリスト伯」を原作とした、愛と憎しみのエレガントなスペクタクル復讐劇が描かれている。
さらに、アカデミー賞最多となる12部門13ノミネートを果たした、ジャック・オーディアール監督作『エミリア・ペレス』、2024年サン・セバスティアン国際映画祭 脚本賞を受賞したフランソワ・オゾン監督の『WHEN FALL IS COMING」など、フランス映画の持つ創造性の強さを感じられる作品を上映する。
会期中は、最新のフランス映画の上映に加え、来日ゲストによる舞台あいさつや、映画監督、プロデューサーが1つのテーマを多角的に掘り下げるマスタークラスなどを実施する。
【公式サイト】https://www.unifrance.jp/festival/2025
● 無料オンラインセミナー「『マンガ』『テレビ』『ゲーム』などメディア別 採用される企画書の極意Vol.1 エンタメ業界におけるメディアの種類とその企画書の特徴」
クリーク・アンド・リバー社(C&R社)が3月7日に開く。マンガやTV、ゲームなど、エンターテインメント業界関係者やエンタメ業界で働きたい人、ジャンルの垣根を越えてマルチに活躍したい人などが対象。
同セミナーシリーズは、テレビのシナリオやマンガの原作、ゲームシナリオなど、多岐にわたり活動するマルチクリエイターの白石マミ氏が、メディア別の企画書の書き方に加え、メディア別の企画制作についても深掘りし、さらにメディアごとの企画アイデアの考え方・構成の基礎知識について全11回で解説する。
【詳細・申し込み】https://www.creativevillage.ne.jp/category/crv_event/157794/