● NABショー特集
・放送AIが大躍進 クリエイティブ領域での活用焦点に
・多彩な制作ソリューション ユーザーの環境に柔軟対応 ST2110機器強化
・各社の出展概要
2025年4月7日
NABショー
放送AIが大躍進
クリエイティブ領域での活用焦点に
ライブ制作・送出のIP化も 多様なST2110製品が登場
━ 今週号(4月7日号)の注目記事はコチラ ━━━━━━━━━━━━━━
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NABショー特集 NABショー 放送AIが大躍進 クリエイティブ領域での活用焦点に ライブ制作・送出のIP化も 多様なST2110製品が登場
NAB(エヌエービー、全米放送事業者協会)が主催する世界最大の放送・電子メディアの総合展「NABショー2025」が米国ラスベガスのラスベガスコンベンションセンター(LVCC)で4月5日に開幕(現地時間)、9日まで開催される。102年目となる今回のNABショーでは、放送局の番組制作のワークフローでAIの活用が一気に広がる。米放送業界が生成AIによる映像・音声とどう向き合っているのかも焦点になりそうだ。IPベースの放送システムでは、Media over IPに特化したネットワークスイッチが登場する。
(続きは本紙でレポート)
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フジとテレビ業界の再出発 厳しさの中に再生の余地
放送100年の年のタイミングで、フジテレビ問題の第三者委員会は、テレビ業界の裏の面を明らかにした。いまやテレビ業界は節目の年を祝っている状況にないのかもしれない。この問題は俗人的な個別ケースでなく、組織や構造の問題と指摘され、しかもフジ1社にとどまらず、メディア・エンタメ業界全体に通ずるとしている。広告収入で大きなダメージを受けたフジの再出発と業界全体の今後を考える。(次世代メディア研究所 鈴木祐司)
(続きは本紙でレポート)
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中国・深センで「ISLE2025」開催 最先端のディスプレー技術が集結 業界トップ企業が未来の製品を披露
3月24日号既報のとおり、3月7-9日に中国・深(シンセン)世界展覧コンベンションセンターで開催された「ISLE2025(International Smart Display and Integrated System Exhibition)」では、世界中のLEDディスプレー業界のトップ企業が一堂に会し、省エネルギー技術、AIとの融合、次世代超高精細ディスプレーの進化など、最新技術の成果を発表した。今年で10回目を迎えたISLEでは、商業、エンターテインメント、教育、スマートシティ、スポーツ施設など多岐にわたる分野に対応するディスプレー技術がそろい、LED業界の未来を示す重要なイベントとなった。ここでは、展示会で注目を浴びた主要企業の革新的技術と最新動向について報告する。(大久保洋/近畿エデュケーションセンター 事業推進室技術顧問)
(続きは本紙でレポート)
※本紙とデジタル版は同一内容です。
2025年4月7日号 主な記事
●NABショー特集
●フジとテレビ業界の再出発厳しさの中に再生の余地
●MWC25バルセロナ報告(3) 5G発展に不可欠なSA化
●中国でISLE2025/最先端のディスプレー技術が集結
●玉川高島屋S.C南館に巨大LEDキューブが登場
●名古屋まちづくり公社/金山総合駅通路に大型デジタルサイネージ設置へ
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特集
放送
● 6月30日に終了 どうなる右旋空き帯域の活用/BS松竹東急
● フジに厳重注意 改革取り組みの報告要請/民放連
● フジとテレビ業界の再出発 厳しさの中に再生の余地
業界全体に通ずる問題
CATV/CS
● マンション内でオンライン 診療から薬の受け取りまで
/JCOM、なの花西日本などが提供
● 愛知県幸田町と長野県箕輪町の交流強化図る/4者が官民連携の協定締結
● 「大阪市中央公会堂」の5年間の指定管理者に/ジェイコムウエスト
デジタル映像
● 「HOKUSAI : ANOTHER STORY」が開催 「冨嶽三十六景」の世界を再構成 「風」の制御技術を初披露/ソニーPCLが没入体験設計
インターネット/通信
● MWC25バルセロナ報告(3) 5G発展に不可欠なSA化 通信機器事業者は対応製品投入
プロ機器
● VENICEに高い機動力 小型ヘッドをカメラに接続/ソニー
● 業務用カメラ「CX370」 システム接続性を強化/パナソニックE&Cが発表
● RTX50シリーズを搭載 クリエイター向け2モデル発売/マウスコンピューター
● コンテンツ制作向けPC RTX5080で高い能力/アスク
● 最新カメラソフトを公開 URSA Cine 17K 65に対応/ブラックマジック
● 英M2Aメディアと提携 配信ソリューションを提供/フォトロン
● サムスンの新SSDを発売 1万4800MB/秒で転送/ITGマーケティング
● ドルビーアトモスに対応 ノイマン製品で構成 デモルーム設置
イマーシブオーディオの人材育成へ/日本工学院
● IP報道サブ・制作サブを南日本放送から一括受注
「ignis」でリソースシェア/池上通信機
● ホークアイの技術を活用 スポーツ界に広く提供/ソニー
ディスプレー/大型映像
● 中国・深センで「ISLE2025」開催 最先端のディスプレー技術が集結
● 玉川高島屋S・C南館がリニューアル 巨大LEDキューブが登場
● LEDビジョンで空とつながる駅へ 金山総合駅通路の広告媒体を刷新
/名古屋まちづくり公社
● スペイン・アルファライト製LEDパネルの国内販売を開始
/朋栄が総代理店契約
映画/番組/CM
● 映画「ただ、愛を選ぶこと」 ノルウェーの自然に生きる家族の記録 人生の葛藤と愛の深さを描く
総合
● 衛星放送協会が「人権宣言」 全てのステークホルダーに
● 量子鍵配送技術の実証成功 暗号鍵と大容量データ伝送
/KDDI総研、東芝デジタル
● 第6回 しばれるアワード 北海道・東北発コンテンツ 2部門の受賞作品を発表
● 第30回 AMDアワード 『ゴジラ-1.0』が大賞 若手の力で世界品質の制作
イベント一覧
● CRIオンラインセミナー 米CATVの動向を報告 AIや新技術で進化
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第53回CRIオンラインセミナー(Zoom使用)「多チャンネル放送加入半減でも売上増を目指す北米ケーブルの戦い」を4月25日に開く。
講師は、オーエスエスブロードネット 営業統括部顧問の平岡陽一氏。同氏は、米国で開催される展示会の視察およびCATV事業者のComcastを訪問する中で、CATVの立場から新技術、AIやバーチャル技術の進化による米国での動向を報告する。
なお講演後、CRIが構築した新サイト「デジタル・ショーケース」の事例ついて、CAC(愛知県半田市)の担当者が説明する。
【日時】4月25日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み・詳細】https://cri-info.jp/20250327_8255
● 〔COMPLEX MEETS〕 AI×アニメ×ビジネスの専門家が語る!AIアニメCMを使ったPR・広告戦略の最新トレンド
フェローズが、オープンイノベーション拠点「STATION Ai」(名古屋市)およびオンライン同時配信で開く。参加無料。各分野の専門家が一堂に会し、アニメCMの未来や企業のPR・広告における活用方法、表現やメリットについて議論する。トークセッションの後は、来場者との交流会も実施する。
【日時】4月18日/19-21時(申し込み締切日=4月15日15時)
【会場】STATION Ai 3階セントラルラウンジ(名古屋市昭和区鶴舞1-2-32)/オンライン
【申し込み】会場参加=https://peatix.com/event/4348453/view、オンライン参加=https://peatix.com/event/4348471/view