After NAB Show 2019 特集
● 最新製品が一堂に集結 秋葉原UDX 22、23日開催 業界の最新動向探る
● 各社出展概要
テレビ東京
神谷町第1スタジオ4K化 12G-SDIで構築
4K対応は2つ目
サブの仕様を統一 操作ミス対策万全に
テレビ東京(東京都港区)は、旧本社ビル内にある神谷町スタジオの第1スタジオを更新した。バラエティー番組制作中心の中規模スタジオで、HD化から17年が経過していた。神谷町第1スタジオは、六本木本社の設備構築で蓄積したノウハウを生かして設計している。同局としては、六本木本社の第2スタジオに続く4K対応スタジオとなる。4K信号の伝送インタフェースは12G-SDI。HD番組制作をベースとしながら、4K番組制作の拡大にも備える方針だ。
2019年5月20日号 主な記事
●NABショーレポート(5)
●JPPAが「三大事業」概要を発表AWARDS贈賞式は5月31日
●ソニーがAI活用の映像制作支援ユニットを発売へ
●メディアキャスト/統合型データ放送装置をテレビ静岡に納入
●視聴データ新時代/変わるビデオリサーチ
After NAB Show 2019 特集
● 最新製品が一堂に集結 秋葉原UDX 22、23日開催 業界の最新動向探る
● 各社出展概要
● 神谷町第1スタジオ4K化 12G-SDIで構築/テレビ東京
● カンヌ映画祭関連イベント 東京ソラマチ内で開催/J:COM、ムービープラス
● 関東エリア90市区町村で都市ガスの小売開始/J:COMグループ
● JPPAが「三大事業」概要を発表 JPPA AWARDS贈賞式を5月31日に開催
● AI活用の映像制作支援ユニット カメラ映像を自動解析 板書抽出や自動追尾など実現/ソニー
● 統合型データ放送システム テレビ静岡に納入 独自送出機能で地域向けサービス/メディアキャスト
● ビデオウォールコントローラー主力に映像機器部門の事業拡大/メイコー
● ソニー、ランドスキップと連携 風景映像で空間を演出/ジャパンマテリアル
● 75型4Kマルチタッチモニター 複数ユーザーの同時作業が可能/デルが発売
● 医療用8Kカメラを共同開発 1対1のアスペクト比で小型化を実現/池上通信機、NES
● NABショーレポート
NABスミス会長が近況を報告 放送関連法規の刷新を提案 IT業界への規制は強化へ
8Kストリーミングソリューション実演/スピンデジタル
ドルビービション/アトモス前面に クラウドエンコードサービス登場/ドルビー
コンテンツ制作の効率化実現 拡大する人工知能の利用 生放送時の不適切映像にも対応
● オールインワン型LEDの販売を強化/オプティレッド「サイネージ事業部」
● 大相撲開催の両国国技館 デジタルサイネージ稼働 会場内での映像利用進む
● 東京ソラマチでイベント エプソン製映写機を活用/STARS、パーク
● 映画「氷上の王、ジョン・カリー」 伝説のアイススケート名選手の一生
関西テレビ放送は、「カンテク2019(カンテレ テクニカルフェア 2019)」を6月4日に開催する。
7回目となる今年は、地上波での4K放送を実現するための技術研究として、同社が国内で初めて成功した「3階層4K-MIMO方式フィールド(室外)実験」についての研究発表をする。これは、現行の2K放送を流しながら同一周波数帯で4K放送を実施する技術的手法で、会場ではデモも公開する。
また、「災害に強い放送サービスとその高度化」をテーマに、総務省による基調講演「放送政策の動向(仮)」や、専門分野による特別講演を開くほか、同社が進める技術開発や放送機器メーカーの新製品などを数多く展示する。入場無料。
【日時】6月4日/12-18時(講演会は13時から)
【会場】関西テレビ放送1階なんでもアリーナ(大阪市北区扇町2-1-7)
【詳細】www.ktv.jp/kantec
東京技術協会は、製造業を対象とした「製造業に生かすVR」個別無料相談サービスを6月5日から開始する。
対象は、VR(仮想現実)の導入・活用に携わる製造業のマニュアル部門、サービス・メンテナンス部門、教育部門、販促部門などの担当者。
内容は、①製造業におけるVR活用の現状とこれからの課題についての説明、②VRコンテンツ体験、③相談(マーケティング部が対応)。
同社は、2月に東京ビッグサイトで開催された「3D&バーチャルリアリティ展」で、「VR航空機機内ウォークスルー」「展示会ブースデザイン遠隔VR体験シミュレーター」「VRマンションモデルルーム内覧」などの体験コーナーを設置。業務改善や社員教育、見込み客へのプレゼンテーションを念頭に置いた、今すぐ現場や販促で活用できる3DVRコンテンツを提案した。
【日時】▽第1回=6月5日/10-17時▽第2回=6月20日/10-17時(完全予約制=1回1時間半程度を想定)
【会場】申し込みの際に個別に連絡
【連絡先】マーケティング部(担当:高崎)Eメール/takasakit@togi.ne.jp
富士フイルムは「FUJINON映像機器内覧会2019」を大阪と東京で開く。
主力製品である4K対応放送用ポータブルズームレンズUAシリーズ「UA46×9.5/13.5」をはじめ、PLマウントシネマ用ズームレンズ「Premista 28-100」(東京会場のみ)、現場での運用性を向上させるアクセサリー、世界市場で注目の高輝度・超短焦点プロジェクター「FUJIFILM PROJECTOR Z5000」などを展示する予定。
【大阪】▽6月4日/10-18時、5日/10-17時▽会場=メビック扇町(大阪市北区扇町2-1-7 カンテレ扇町スクエア3階)
【東京】▽6月11日/10-18時、12日/10-17時▽会場=青山テピア・地下1階会議室A・B・C(東京都港区北青山2-8-44)
【問い合わせ】富士フイルム 光学・電子映像事業部 国内販売グループTEL:048-668-2143
日本CATV技術協会は、「2019年第2級CATV技術者資格」の講習試験日程を発表した。全国各地で7月に開催し、2日間の講習(技術科目と法規科目)と同日に実施される試験に合格すると、資格が取得できる。受験申し込みの締め切りは5月31日までとなっている。
第2級CATV技術者資格は、CATVにかかわる基本的な技術を習得した人に付与されるもの。CATV技術者資格のエントリーレベルとして、新入社員やコールセンター、加入営業などの社員研修に有効。また、CATVエキスパート資格や第1級CATV技術者資格、CATV総合監理技術者資格など上位資格のステップアップに活用できる。この場合、第2級CATV技術者資格の取得者は法規科目が免除される。
講習試験は、2日間の日程で技術科目と法規科目について実施。講習はテキストを使って各科目のポイントを学習し、試験はテキストを参照しながら解答が可能。技術科目、法規科目両方に合格すると、第2級CATV技術者資格を取得することができる。
技術科目では、CATVの歴史と概要から、デジタル放送方式、CATV伝送方式、デジタル放送受信調査やその障害、CATVの施工・宅内工事、ブロードバンドネットワークとプロトコル、DOCSISとIP電話など、CATVの放送・通信の基本技術を広く扱う。
法規科目では、放送法での有線一般放送の登録・届出、申請様式、技術的能力、技術基準、安全・信頼性などCATV事業者が遵守すべき関係法令について学ぶ。
料金は3万4776円(講習・テキスト代)。技術科目のみ、法規科目のみの受講受験も可能。
【日程と会場】(いずれも7月)▽大阪=10、11日▽名古屋=11、12日▽東京A=14、15日▽高松=16、17日▽広島=17、18日▽札幌=18、19日▽東京B=23、24日▽福岡=25、26日▽仙台=29、30日
【申し込み・詳細】www.catv.or.jp
映像新聞を年間購読すると、デジタル版もご覧になれます。
デジタル版は最大5端末までのログインが可能です。
映像新聞は、放送やブロードバンド、デジタルコンテンツプロダクション、映像制作者など映像業界へ向け、ビジネスとテクノロジーの両視点で情報を発信しているビジネスを熱くする専門紙です。
さらに詳しい記事・画像は本紙でご覧いただけます
NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)新代表のカーティス・レジェット氏よりビデオメッセージ
ご購読のお申込みはこちら[毎月4回(月曜)発行]