イベント

2020/08/242020年8月24日

●cineXバンドル製品 販売プロモーション実施/NewX

NewXは、cineXアプリのコーデックやプラグインをバンドルした「cineX Everything」トライアルキャンペーンを実施している。
cineX新規ユーザーは、8月31日までに専用ウェブサイト(cinedeck.com/promo-license-through-partner)からサインアップすることで、通常価格112万円の1年間ライセンスを13万2000円(すべて税別)で購入できる。購入期間は10月15日まで。既存ライセンシーは、NewXのウェブサイト(www.newx.co.jp)から1月30日までにサインアップすることで同価格で購入できる。
詳細はNewXのウェブサイトまで。


●放送・通信のBCP対策サービス オンラインで事例を交え解説/プラットイーズ、プラットワークス

プラットイーズとプラットワークスは、放送・配信サービスのBCP(事業継続計画)に関するオンラインイベント「プラットイーズグループ オンライン展示会 ~Withコロナの放送・配信業務~」を9月4日に開催する。参加無料。
昨今の予期せぬ災害発生やコロナ禍などで、放送・配信業界においても、BCPの対策はせざるを得なくなっている。プラットイーズグループでは、緊急事態宣言中の急な放送・配信業務代行の引き合いや、リモートワーク向けのシステム改修などにも迅速に対応し、顧客のサービス継続をサポートしている。
今回のイベントでは、以前から放送・配信サービスの運用を幅広く支援する企業として、BCP対策を先進的に進めてきた同社グループのノウハウについて伝える。
【イベント内容】▽セミナー「Withコロナの今、プラットイーズグループが提供するBCP対策サービス」▽オペレーション現場レポート「緊急事態に立ち向かう、ユニバーサル業務センター」プラットイーズグループでの放送・配信業務の事例紹介。BCP対策で徳島県神山町に設立した「えんがわオフィス」の様子も中継▽トークセッション「『コロナで止まるな!』~いかにして乗り切ったか振り返る~」
【日時】9月4日/14時-17時30分
【参加方法】イベント当日に、プラットイーズのウェブサイトのイベントページにアクセスし、参加登録をすると、Zoomでの参加、またはウェブブラウザー上での視聴が可能
【イベント開催ページ】www.plat-ease.co.jp/event


●LiveU新製品 ウェビナーで説明/三信電気

三信電気は、「LiveU新製品LU800 Webセミナー」を8月28日に開く。
「LU800」は9月出荷予定の最新機種で、LiveU送信機の最上位機種になる。マルチカメラ入力、4K HDR映像サポート、5Gネイティブ対応といった新機能を備えている。今回のウェブセミナーでは、LU800の最新情報とともに、実機を使用したデモを実施する予定。
【日時】8月28日/14時開始(30分程度の予定)
【実施方法】Zoomを使用
【定員】300人(定員に達し次第受付終了)参加無料
【申し込み】www.sanshin.co.jp/business/solution/vd/webseminar.html


●ウェブマーケティング実践 顧客の心つかむ戦略を解説/CRIがオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、Zoomを使った「第2回CRIオンラインセミナー」を8月28日に開く。
今回は「コロナ禍をチャンスに変える-顧客をファンにするためのWEBマーケティング」をテーマに、SATORI マーケティング営業部パートナーグループグループ長/石坂拓也氏が講演する。
顧客に会えない状況でもウェブサイトで契約を増やし、契約後も『ファン』でいてもらうための方法論として、「ウェブマーケティングを実践するためには、どんな情報をどのように管理することが有効なのか」、「顧客の『行動データ』を活用し、どう契約に結びつけるか」などについて解説。また、既に採用されている関東圏内のCATV局の活用事例についても報告する。
【日時】8月28日/13時30分-14時30分
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200813_5963.html


●第7回ATENウェビナー「お見せしましょう!ATEN IP-KVMの実力を ~IP-KVM『KEシリーズ』のご紹介~」

ATENジャパンの営業担当がスピーカーを務めるウェブセミナー。放送業界に特化した内容で、実際に導入している放送局の事例を交えながら、ATEN IP-KVM製品導入によるメリットを伝える。
Zoomでの視聴申し込みは先着100人。上限に達した場合、YouTubeライブでの視聴を案内する。申し込み締切は、9月1日12時。セミナーのURLおよび参加方法の詳細については、申し込み後に個別に連絡する。参加無料。
【日時】9月2日/14-15時(プログラム終了後、Zoom Q&A機能を使用した質疑応答の時間を設ける)
【詳細】https://www.sotuu.net/atenjapan/webinar/07/apply.html


●マルチメディア振興センター研究発表「世界のAI戦略-各国が描く未来創造のビジョン」出版記念講演会

8月28日にオンライン(Zoom)で実施。「世界で進展する超スマート化 日本はどうする?」をテーマに、①研究成果報告「世界で進展するサイバー空間とフィジカル空間の融合」、②講演・パネルディスカッション「国家AI戦略の世界動向と人とAIの共生の可能性」で構成する。
基調講演では、「AI・ロボットと人の共生社会における対話知能学の可能性」と題し、大阪大学大学院 基礎工学研究科教授の石黒浩氏が登壇する。
申し込みは8月25日まで。受け付け後に視聴用URLの連絡がある。参加無料。
【日時】8月28日/13時30分-17時
【申し込み・詳細】www.fmmc.or.jp/activities/kenkyukai/tabid319.html

2020/08/102020年8月10日

●  SKIPシティ国際Dシネマ映画祭 オンライン配信で開催へ コンペ部門のみ実施

SKIPシティ国際映画祭実行委員会は、新型コロナウイルス感染拡大防止および来場者、関係者の安全確保を考慮し、17回目となる「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020」を、オンライン配信により開催することを決定した。
また、プログラムは例年よりも縮小し、コンペティション部門(国際コンペティション、国内コンペティション=長編部門、国内コンペティション=短編部門)のみ実施となる。会期は当初の予定どおり9月26日-10月4日の9日間。オンライン配信の視聴方法、上映作品などの詳細は、8月下旬に発表の予定。
同映画祭は『若手映像クリエイターの登竜門』として、映画界の未来を担う新たな才能の発掘を目的に開催している。


●  5Gとニューノーマル時代の映像制作を考察/DCAJがオンラインセミナー

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、ビジネスセミナー(オンライン)「5Gとニューノーマル時代の映像制作 ~ITで乗り切る世界の現場~」を8月12日に開く。
5Gの普及とニューノーマル(新たな常態)という変化の時代に対応する映像制作について、日本大学講師で映像新聞論説委員の杉沼浩司が、ITで乗り切る世界の現場の状況を解説。続けてオムニバス・ジャパン取締役副社長の丸井庸男氏との対談形式により、映像制作現場の現状を語り合い、今後必要とされる制作環境について考察する。
【日時】8月12日/15-17時
【参加費】一般3000円、DCAJ法人会員は無料
【申し込み】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/5g-webinar0812.html


●  DCEXPO2020 出展者の募集を開始

新しいテクノロジーでコンテンツの未来を体感する「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2020」(主催=デジタルコンテンツ協会)は、11月18-20日にオンラインでの開催が決まったが、メインプログラム「Content &Technorogy Showcase(CTS)」の出展者募集を開始した。
デジタルコンテンツEXPO 2020 ONLINEは、出展者ごとの企画に応じた発信をしてもらうため、出展者自身のウェブサイトとリンクする出展形式を用意している。
【出展料】9万9000円(DCAJ会員割引あり)
【募集の詳細】www.dcexpo.jp/entry


●  HDR制作ワークフローに関する無料Webセミナー

アスク メディア&エンタープライズ事業部(アスクM&E)とEIZOが共催。EIZO 4K HDRリファレンスモニター「ColorEdge PROMINENCE CG3146」の製品説明とともに、AJA製品を組み合わせた最新事例、必要な表示環境やカラーワークフローについて解説する。
【日時】8月20日/15時開始(約60分)
無料
【申し込み・詳細】eizo-ask-hdr-webinar.peatix.com/

2020/08/032020年8月3日

● Inter BEE 2020 ONLINE 出展申し込み受け付け開始 ライブ配信で見どころ、ゲストトーク

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18-20日に開催するメディア総合イベント「Inter BEE 2020 ONLINE」について、7月30日から出展申し込み受け付けを開始した。締め切りは9月30日。
Inter BEEは今回で56回目の開催。Inter BEE 2020は、年間を通じて情報提供する公式ウェブサイト「INTER BEE ONLINE」を活用し、映像、音響、放送、通信業界関係者が最新情報を発信するとともに、ニューノーマル社会におけるメディアとエンターテインメント関連産業の取り組みや試みを、総合的に発信する「オンラインイベント」として実施する。
会期(ライブイベント期間)中は、スタジオからライブ動画配信による見どころ紹介、ゲストトークなどの「Inter BEE Studio Live」を実施。また「INTER BEE FORUM」として、基調講演や業界団体が発信するセミナーを3日間配信する。各分野に特化した「特別企画」では、ニューノーマル社会での新たなコンテンツの創造に向けて多角的なセッションやチュートリアルを展開する。
すべてのコンテンツは2021年2月26日まで公開する。
同時開催となる「デジタルコンテンツEXPO」「民放技術報告会」などの関連する各団体イベントとは継続して連携。総合オンラインイベントとして展開する。
最新情報および詳細は、公式ウェブサイト(www.inter-bee.com)まで。


● オンライン発表会開催へ 専用サイトを開設/シンユニティグループ

シンユニティグループは、8月6、7日に開催するオンライン発表会「SYMUNITY xR HYBRID EVENT 2020 ~Online & Offline~」の専用ウェブサイト(xr-event.symunity.co.jp)を開設した。
オンライン発表会では、新型コロナウイルスの影響で開催が困難になったイベントに対する代替案として、リアルイベントでは不可能な演出や、新たな体験の提供が可能なバーチャル展示会およびバーチャルコンベンションを提案。それらに対応した各種ソリューションについて説明する(7月27日号既報)。
開催時間は両日とも午後2時から。参加人数は当日先着順で1000人まで。
なお、予定していたシンユニティのスタジオでの現地見学会は、コロナ感染防止を考慮して取りやめた。


● 映画企画コンテスト開催 時代劇・歴史劇が対象/VIPO、京都府

映像産業振興機構(VIPO)は、京都府と共同で第12回「京都映画企画市 -Kyoto Film Pitching-」を開催する。
同事業は、時代劇の拠点である京都の優位性を生かし、京都から若手クリエイターを輩出することを目的とした、時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画コンテスト。第一線で活躍する映像業界人を審査員に迎え、応募企画の中から書類審査で数作品を選定し、映画企画コンテスト(プレゼンテーション)で優秀映画企画を決定する。
優秀映画企画には、長編劇場公開につなげるために350万円相当のパイロット版(短編)映像制作の権利を付与し、長編映像化のバックアップをしていく。
募集要件は、①映画・映像制作者(監督およびプロデューサー)による作品企画、②劇場公開を目的とする時代劇・歴史劇ジャンルの映画企画、③太秦のメジャースタジオをはじめとする京都府内での撮影を想定した映画企画。
なお、権利処理がなされている、非公開の映画企画を対象とする。過去に応募した映画企画の再応募も可能。
募集期間は9月10日(必着)まで。
また、同時開催イベントとして「企画相談会」を実施。現役のプロデューサーなどへの映画企画の相談会を開く。詳細は、映画企画市の企画募集締め切り後に発表される。
【応募詳細】www.vipo.or.jp/news/24425


● リアルイベントとオンラインで構成/IFA2020

世界最大級の民生用エレクトロニクス展「IFA2020」は、ドイツ・ベルリン当局によりイベント開催が5000人以下に制限されることを受け、完全事前登録制で9月3-5日にリアルイベント(メッセ・ベルリン見本市会場)とオンラインを組み合わせた形で開かれる。
まずはオンラインで事前登録してもらい、全体の登録状況を把握。その後、改めて実際のチケット販売と価格について案内するという。
【事前登録】b2b.ifa-berlin.com/en/TradeVisitors/Tickets
【IFA公式サイト】(日本語ページへのリンクあり)b2b.ifa-berlin.com/en
【問い合わせ】メッセ・ベルリン日本代表部/Eメール=info@messe-berlin.jp


● CG作品公開イベント 応募締め切りを延長/シーグラフアジア

バーチャルイベントとして開催が決まったCGとインタラクティブ技術に関する展示会「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2020」(主催=ACM SIGGRAPH)で実施されるコンピューターアニメーションフェスティバル「SACAF2020」の応募締め切りが、8月15日までに延長された。大会の日程やその他のプログラムの詳細は、決定次第発表される。
応募作品は、CGを使用した短編および長編のアニメーション、ミュージックビデオ、TVおよびウェブCM、映画やテレビ番組の視覚効果など。参加費はかからない。
毎年、同フェスティバルは、世界の最先端CG作品が集結し、大会参加者の注目を浴びるイベントになっている。今年はオンラインで視聴でき、フェスティバルのすべての特別番組にもアクセスできるようになるという。
【詳細】sa2020.siggraph.org/en

2020/07/272020年7月27日

● バーチャルでのイベント提案 8月6,7日にオンライン発表会/シンユニティグループ

シンユニティグループは、オンライン発表会「SYMUNITY xR HYBRID EVENT 2020 ~Online & Offline~」を8月6、7日に開催する。参加費は無料。
新型コロナウイルスの影響で開催が困難になったイベントに対する代替案として、リアルイベントでは不可能な演出や、新たな体験の提供が可能なバーチャル展示会およびバーチャルコンベンションを提案。それらに対応した各種ソリューションについて説明する。
また、プロジェクションマッピングに代わる演出手法として、バーチャル上で被写体にマッピング映像を重ねる「バーチャルマッピング」を披露する。
当日はオンラインのほか、シンユニティのスタジオで現地見学会も予定している。
【オンライン発表会の概要】
[主催] シンユニティグループ(シムディレクト、タケナカ、アークベンチャーズ、タスクサービス、東京企画装飾など)
[日時] 8月6、7日/いずれも午後2時から配信予定
[配信URL] 作成中(7月22日時点)
[問い合わせ] シンユニティ/Eメール=info@symunity.co.jp
【シンユニティグループ】www.symunity.co.jp


● ルミエール・ジャパン・アワード 8月1日から作品募集 Inter BEEで発表

先進映像協会 日本部会は、日本における良質な先進映像コンテンツの拡大と品質向上を図ることを目的とした「ルミエール・ジャパン・アワード2020」を開催するにあたり、エントリー作品の募集を8月1日から開始する(期間は8月31日まで)。
受賞作品は、日本エレクトロニクスショー協会と連携し、今年はオンライン開催される「Inter BEE 2020」において発表を予定している。
エントリー部門は、「3D」「4K」「8K」「VR」の4部門。いずれも2019年9月1日から20年8月31日の期間において、有償・無償を問わず国内で上映、放送、配信、発売、発表などの手段を通して社会的に利活用された作品。もしくは20年8月31日時点で作品が完成しており、今後の利活用が決定している作品が対象となる。
【問い合わせ】先進映像協会 日本部会事務局/Eメール=office@advancedimagingsociety.jp
【詳細】advancedimagingsociety.jp


● 29日にウェビナー開く 最新製品について説明/クアンタム、レスター共催

日本クアンタムストレージとレスターコミュニケーションズは、「Quantum/レスター共催ウェビナー~今すぐ実現できるリモート・自動化~」を7月29日に開く。参加無料。
同セミナーでは「SGO Mistika Workflows」の自動処理ソフトによる業務効率化について解説する。また、クアンタム製品の最新情報として、①バーチャルNAB概要報告、②StorNext6.4でオンプレ・クラウドどちらも対応できるリモート環境の説明、③公開前の新ストレージラインアッププレビューを予定している。
なお、セミナーへ参加後、アンケートに回答すると1500円分のAmazonギフトカードを進呈する。
【日時】7月29日/第1回14-15時、第2回16-17時(いずれも同じ内容)=希望の回に登録のうえ参加、各回30分前から開場、アクセス可能
【申し込み】http://mv.alliance.quantum.com/Surveys/05/1782C4A0333121F0/register.aspx


● ウェビナーシリーズ 最新の技術情報を提供/パナソニックが開催

パナソニックは、米国時間7月28日-9月22日の期間中、数回にわたり、ウェビナーシリーズ「ProVideo オンラインサマーセッションズ」を開く。
このイベントは、テレビ番組制作やeスポーツなどのライブ配信、ニューススタジオ撮影など、さまざまな制作現場に向けて最新の技術情報を提供するオンラインセミナー。制作環境や規模に合わせて選択できるパナソニックの最新のプロダクトについて説明し、それらを活用したソリューションをバーチャル空間によるリアルなライブ映像で見ることができる。
なお、今回のイベントの言語はすべて英語で実施する。また、イベントの参加には事前登録が必要(無償)。事後配信も予定している。
【ProVideo オンラインサマーセッションズ】(日時は日本時間)
▽第1回「制作環境や規模に合わせたスタジオカメラシステムの構築」(7月29日)
▽第2回「リモートカメラ ライブストリーミングソリューション」(8月12日)
▽第3回「IT/IP プラットフォーム『KAIROS』」(8月22日)
開始時間は、いずれも午前2時。9月以降の詳細については、下記ウェブサイトで順次公開する予定。
【事前登録フォーム】(英語のみのサイト)https://na.panasonic.com/us/event/pro-video-summer-sessions-webinar-series


● CEATEC 2020 10月20-23日 オンラインで開催へ ニューノーマルを考える場に

ITとエレクトロニクスの展示会「CEATEC」(主催=電子情報技術産業協会、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウェア協会)は、10月20-23日に「CEATEC 2020 ONLINE」として、オンラインで開催する。
スローガンを「CEATEC-Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)」とし、ウェブサイトで出展者による展示エリアと主催者によるコンファレンス映像配信を展開。「出展者と参加者が『ニューノーマル』社会を考え共創していくための場」とする。
出展者サイトには出展紹介の動画や資料を掲載すると同時に、来場者とのリアルタイムチャット機能を持たせる。訪問者リストの取得も可能で、今後もCEATECの基幹ツールとして使用する。
7月31日まで出展企業を募集しており、出展者には3つの参加プランを提示する。「ニューノーマル」に関連したエリアはテーマごと(1テーマ55万円)で募集。企業エリアはプランに応じて33万-220万円。スタートアップ企業や教育機関向けエリアは13万2000円。
【詳細】www.ceatec.com/ja/application

2020/07/202020年7月20日

● 「テレビの地殻変動」報告/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第1回「CRIオンラインセミナー」を7月28日に開く。パート①は「コロナ禍を契機にテレビの世界はどう変わるか!!」をテーマに、「もう戻れない!! 地方や中央で始まった『テレビの地殻変動』について報告する」と題し、メディアコンサルタントの境治氏が講演する。
テレビCMの激減が番組制作にも大きく影響しており、キー局もローカル局も厳しい状況に苦しんでいる。放送業界全体に「地殻変動」が始まっており、その動きはCATV業界にも波及することは確実で、テレビのネット配信やOTTサービスは既に小学生の世界にも広がりを見せている。これらの状況について解説する。
コロナ禍は、CATV業界に大きな影響(営業機会や宅内工事の損失、番組内容の変更など)を与えている。一方で、無線やインターネットニーズの拡大、テレワーク業務のサポート、遠隔教育(授業)支援等、新たなサービスに対する期待も高まっている。
そこでパート②では、「ケーブル局が受けた『コロナ影響の実態』と『withコロナ時代』に有望視されるサービスについて」と題し、月刊『ニューメディア』編集長の渡辺元氏が登壇。「コロナによって自社の市場環境や顧客ニーズはどう変化したか」(月刊『ニューメディア』8月号・アンケート結果)について報告する。
【日時】7月28日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【受講方法】Zoomによるオンラインセミナー (zoom.us/jp-jp/meetings.html
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200709_5933.html
【問い合わせ】Eメール=cri@cri-info.jp


● TBS「恋つづ」脚本家やプロデューサーが講演/VIPO ドラマ制作セミナー

映像産業振興機構(VIPO)は、8月12日に「テレビドラマ制作セミナー~ニューノーマル時代のテレビドラマの行方~」を、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催によりオンラインで開く。
講師は、TBSテレビドラマ『恋はつづくよどこまでも』をはじめ、映画、小説と幅広く活躍中の脚本家・金子ありさ氏と同ドラマのTBSプロデューサー磯山晶氏(『木更津キャッツアイ』、『空飛ぶ広報室』など)。モデレーターには、テレビドラマ研究者でテレビドラマ番組各賞の審査員を務める日本大学芸術学部教授の中町綾子氏。
プログラムは、①コロナ禍で『恋つづ』ブームはいかにして生まれたか-企画から放送まで、②これからのテレビドラマ制作を考える-脚本家とプロデューサーの視点から(令和の時代のラブコメ企画、多様化するテレビ視聴形態、キャスティングのポイント、音楽の重要性)、③SNSマーケティングの特色、④世界からみた日本のテレビドラマ、⑤海外番販の話、⑥脚本を学ぶ人たち(制作者も含め)に向けて。
【開催日時】8月12日/18ー20時(「Zoom」を使ったオンラインセミナー。申し込み受付後、運営からメールで「オンライン視聴方法」を知らせる)
【参加費】一般3500円、学生1500円、VIPO会員3000円
【定員】70人(事前申込制/先着順)
【申し込み締切】8月6日15時
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24478


● アニメーションの企画 11月にピッチイベント/VIPOが参加募集

VIPOは、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、アジア・オセアニア地域において最大規模を誇るアニメーション企画ピッチイベント「AAS(Asian Animation Summit)」に参加する企画を募集している。
AASは、北米最大のキッズエンターテインメント向け産業見本市である「kidscreen summit」の主催者が、アジア・オセアニア地域で開催し、今年9回目を迎える企画ピッチイベント。インドネシアのバリ島で開催されるAAS(11月18-20日)に、日本の企画が初めて参加することで、アジア・オセアニア地域とのアニメーション共同製作を推進することを目指す。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、延期・中止、またはオンラインでの開催も想定されている。8月中旬までに、開催形態について決定される予定。
【募集企画数】2-3企画程度
【申し込み期限】7月27日17時まで
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24360


● DCEXPO2019の基調講演 「神経美学」を解説 講演録をウェブで公開

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、昨年11月に開催した「デジタルコンテンツEXPO2019」において、基調講演『神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来 メディアコミュニケーションにおける新たな枠組みと可能性を 展望する』(講演者:石津智大氏=ロンドン大学〈現、関西大学〉、河合隆史氏=早稲田大学)を実施。今世紀に新たなサイエンスとして登場した「神経美学(neuroaesthetics)」とデジタルコンテンツとの協調を提起した。
DCAJでは、両講師から講演録としてあらためて執筆してもらい、講演主催者であるDCAJのウェブサイトからPDFで公開している。
同講演では、3D映像、VRなど先進映像システムを中心に人間工学の手法でデジタルコンテンツ研究をすすめる第一人者、河合隆史・早稲田大学教授に、美を感じる脳をもつ人類の体験・イメージ・創造とコミュニケーションの豊かな深化に期待を込めて、デジタルコンテンツの未来を多視点で語りあった。
【神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来の講演録】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/-dcexpo-2019.html

2020/07/132020年7月13日

● ACCアワード2020 エントリー受付開始 8月14日まで募集

ACCは、あらゆる領域のクリエイティブを対象としたアワード「2020 60th ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS」を開催、エントリーを7月13日から開始する。
応募部門は、フィルム、ラジオ&オーディオ広告、マーケティング・エフェクティブネス、ブランデッド・コミュニケーション、デザイン(新設)、メディアクリエイティブ、クリエイティブイノベーションの全7部門。作品のエントリーは8月14日18時まで受け付ける。
今回から賞の発表を、全7部門において2段階に分ける。まず10月上旬にファイナリスト以上に確定した作品を発表。その後、最終審査を経てACCグランプリ、ゴールドをはじめとする全入賞作品を決定、発表する(日程は後日発表)。
応募作品は、2019年7月1日-20年7月31日の間に初放送・公開したものが対象になる。 【詳細】アワード特設サイト=www.acc-awards.com


● デジタルコンテンツEXPO オンラインで開催へ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、11月18-20日に開催予定の「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2020」について、「Inter BEE 2020」による幕張メッセ(千葉市美浜区)での通常開催見送りの決定に伴い、オンラインを中心とした開催とすることを決定した。詳細は7月中旬以降に発表する予定。
DCEXPOは、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を中心に、ビジネスの可能性を見出す場になっている。


● 第57回 ギャラクシー賞 テレビ信州がTV部門大賞 「野辺山観測所」の特番で

放送批評懇談会は2日、「第57回 ギャラクシー賞」4部門(テレビ、ラジオ、CM、報道活動)の大賞、優秀賞、選奨などの各賞を発表した。ギャラクシー賞は、テレビ、ラジオ、CMの作品、制作者、関係者に贈る賞として57年の歴史を誇るが、新型コロナウイルス感染症の影響により、今回はオンラインで最終結果を報告した。贈賞式は、8月3日に入賞作品の受賞者(代表者)のみ出席で開催する予定。
各賞は次のとおり(選奨は除く)
【テレビ部門】
★大賞▽チャンネル4「カネのない宇宙人 閉鎖危機に揺れる野辺山観測所」(テレビ信州)
★優秀賞▽NHKスペシャル「日本人と天皇」(NHK)▽「ウルトラハイパーハードボイルドグルメリポート」(テレビ東京)▽「俺の話は長い」(日本テレビ放送網/オフィスクレッシェンド)
★特別賞▽「ゲゲゲの鬼太郎」テレビアニメ化50周年記念・第6期(フジテレビジョン/読売広告社/東映アニメーション)
★新人賞▽伊藤沙莉(女優)
★フロンティア賞▽神田伯山ティービィー(冬夏)
【ラジオ部門】
★大賞▽J-WAVE SELECTION GENERATION TO GENERATION~STORIES OF OKINAWA~(J-WAVE)
★優秀賞▽佐藤旬子と板東道生のとなりのラジオ(四国放送)▽あなたと見た風景~目の見えない初江さんの春夏秋冬~(青森放送)▽加来耕三が柳川で大河ドラマをつくってみた 超拡大!放送尺22倍SP(RKB毎日放送)
★DJパーソナリティ賞▽爆笑問題(「JUNK爆笑問題カーボーイ」「爆笑問題の日曜サンデー」〈TBSラジオ〉パーソナリティ)
【CM部門】
★大賞▽カネボウ/KANEBO シリーズ「I HOPE」(カネボウ化粧品/電通/ティー・ワイ・オー MONSTER)
★優秀賞▽東海テレビ放送 公共キャンペーン・スポット「見えない障害と生きる。」(東海テレビ放送/電通/東北新社)▽日本コカ・コーラ/コカ・コーラ 自動販売機シリーズ「笑顔を、ここから。」(日本コカ・コーラ/電通/ティー・ワイ・オー MONSTER)
▽三井住友カード 企業シリーズ「Thinking Man編」2話.3話(三井住友カード/電通/TUGBOAT/東北新社)
【報道活動部門】
★大賞▽中海再生への歩み~市民と地域メディアはどうかかわったのか~(中海テレビ放送)
★優秀賞▽キャンペーン報道『用水路事故をなくす』(NHK)▽ヤジと民主主義~警察が排除するもの~(北海道放送)
[志賀信夫賞]▽樋泉実(北海道テレビ放送 相談役)
[マイベストTV賞 第14回グランプリ]▽ドラマ24「きのう何食べた?」(テレビ東京/松竹/「きのう何食べた?」製作委員会)
【詳細】houkon.jp/galaxy-award

2020/07/062020年7月6日

● AWARDS受賞者を表彰 大臣賞など3賞限定で/JPPA

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は6月19日、JPPA事務局で、経済産業大臣賞と映像技術グランプリ/音響技術グランプリの3賞に限定した「JPPA AWARDS 2020」を実施した。
当日は各賞で時間帯を分け、JPPA三上信一会長から受賞者に賞状とトロフィーを授与した。3密を避けるため、立ち合いは最少人数、写真撮影時以外はマスク着用とするなど安全面に配慮した。
経済産業大臣賞は太陽企画の二階堂正美氏と波多野純氏、映像技術部門グランプリはIMAGICA Labの木村祥明氏と中野裕介氏、音響技術部門グランプリはソニーPCLの長谷川有里氏と阿部大輔氏に贈られた。
JPPAは7月上旬、JPPA AWARDS 2020を記念した「特別冊子」を配布する。


● 東北映像フェスティバル 「WebFes2020」を実施 特設サイトで製品情報

東北映像製作社協会(東北映協/事務局=仙台市青葉区)は、6月24、25日に開催を予定していた「東北映像フェスティバル2020 映像機器展」の中止に伴い、東北映協のウェブサイトに「東北映像フェスティバル WebFes2020」(tohoku-eizofes.jp/webfes)を開設、6月22日から出展登録および製品情報登録をした各社の製品情報を公開している。
公開期間は、11月中旬(東北映像フェスティバル2021開催案内開始時期)まで。新規の出展登録および製品情報登録は、8月末日まで受け付ける予定。出展登録は無料。
また「WebFes2020」では、出展社からの技術・システム提案、製品紹介、事例紹介などに活用できるセミナー動画の掲載も実施する。


● 2部門で大賞を受賞 映像コンテスト結果発表/山形のプライド・トゥ

東北映像製作社協会は、「東北映像フェスティバル2020 映像コンテスト」の受賞者を発表した。同コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図る場とすることで、地域映像産業の振興に寄与することを目的に毎年開催している。
応募資格は、東北在住の制作者(個人・団体、プロ・アマ不問)で、19年1月-20年3月末に完成した作品が対象となった。「番組部門」「地域振興コンテンツ部門」「CM部門」「PRキャンペーン部門」、そして「学生部門」で構成する。
今回は、山形県のプライド・トゥが、番組部門および地域振興コンテンツ部門で大賞をダブル受賞した。地域振興コンテンツ部門 大賞(東北経済産業局長賞)の『米沢品質 AWARD』は、米沢品質向上運動の中から生まれる「挑戦と創造」を極め、特に秀でた米沢品質を有する商品やサービスに対する顕彰制度で、この作品では最終審査に選出された地元企業や大学の取り組みを伝えている。
各受賞作品・受賞者は次のとおり(敬称略)
【番組部門】
★大賞(東北総合通信局局長賞) =「YBCドキュメンタリー ぶちかませ! 小町 ~泣き虫 相撲っ娘の挑戦~」/プライド・トゥ
★優秀賞=「東北の聖地を訪ねて 青森県立佞武多」/東北朝日プロダクション
【地域振興コンテンツ部門】
★大賞(東北経済産業局長賞) =「米沢品質 AWARD」/プライド・トゥ
★優秀賞=「Feel happiness in 南三陸」/南三陸町移住・定住支援センター
【PRキャンペーン部門】
★大賞=JR陸羽西線PR動画「おぐのほそ道 彩りワンダーライン」Music Video/山形県酒田市 地域おこし協力隊 阿部彩人(八幡地域・大沢地区拠点)
★優秀賞=「しらかわエリアプロモーション動画」/ふくしま県南観光推進協議会
★特別賞=福島市消防団員募集PR動画「実は…編」/福島映像企画
【CM部門】
大賞・優秀賞の該当なし
【学生部門】
★大賞=「沼山からの贈り/A gift from Numayama」/栗原栄見(国際教養大学)
★優秀賞=「奪」/東北電子専門学校 映像放送科、「仙南に吹く風~明日への想いをのせて~」/尚絅学院大学 総合人間科学部表現文化学科 大野ゼミ
★リーフレットデザイン優秀賞=伊藤陸(東北電子専門学校 デジタルデザイン科2年)


● シーグラフアジア2020 オンライン開催に移行 多方面からの参加可能に

アジア最大規模のCG関連イベント「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2020」は、11月17-20日に韓国・テグで実施予定だったが、通常開催を中止し、オンラインで開催することが決まった。詳細は後日発表される。
新型コロナウイルスのパンデミックによる世界的な旅行制限により、11月に対面式のイベントは不可能であることから、バーチャル型コンファレンスに移行する。
SIGGRAPH Asia 2020の大会委員長であるジニー・チョー氏は「今年のテーマである『ドライビングダイバーシティ』は、技術および芸術について世界から参加する多様なグループに対して、新しいコミュニティーとつながり、刺激する機会を持つことで、新たな意味を持つ。バーチャル型とすることで、グローバルコミュニティーから集まり、新しく革新的な方法での参加で、私たちの分野の最前線を前進させることができると楽観している」と述べている。
オンライン開催の詳細については、今後数週間で決定し、公式ウェブサイト(sa2020.siggraph.org)を通じて発表するという。


● キャンペーン/フラッシュバックジャパン

2日から期間限定で、ブラックマジックデザイン「ダビンチリゾルブスタジオ」とその関連製品に、Boris FX社のビジュアルエフェクトプラグイン「Sapphire 2020 for OFX」を無償バンドルするキャンペーンを実施している。
「Sapphire」は、視覚効果・VFXの制作に対応したビジュアルエフェクト集。期間中に対象販売店で、ダビンチリゾルブスタジオまたは関連製品を購入するとバンドリングカードが付属。記載サイトにアクセスしクーポンコードを入力することで「Sapphire 2020 for OFX」の6カ月限定ライセンスが取得できる。なお、期間中でも限定数量に達し次第キャンペーンは終了する。
【対象販売店】▽システムファイブ▽Rock oN Company▽サウンドハウス▽ブラックマジックデザイン・ウェブストア


● 日中共同バーチャル見本市「ゲーム&アニメーション オンライン・マーケット」参加企業募集

映像産業振興機構(VIPO)は、8月17日-9月7日の開催に向け、ゲーム/デジタルエンターテイメント関連の出展企業を募集。中国企業は約50社参加する。申し込み期限は7月20日。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/24387

2020/06/292020年6月29日

●  短編映画祭を21年1月に開催 今年度卒業生の応募を考慮/フェローズ

フェローズは、主催する短編映画祭「フェローズ フィルムフェスティバル」(FFF)を、2021年1月に開くことを決定。これに伴い作品応募期限を11月20日まで延長する。
FFFは、フェローズが才能あるクリエイターの発掘や映画産業への貢献を目指して18年に開始した。過去2回は学生を対象としたコンペティションで、4分間のショートフィルムを募集してきた。
今回、一次審査を通過した8作品は都内の映画館で催される授賞式で上映され、最優秀賞には賞金50万円が贈られる。最優秀作品は映画祭後、BSデジタル放送で放送される予定。
なお、今年初めて予定していた一般部門は1年延期する。年末に募集を告知し、21年7月ごろに開催する予定。
同社は「今年度で卒業する学生の皆さんは、新型コロナウイルスの感染拡大によってさまざまな学校行事が中止となるなど、学生としての貴重な経験を得られない状況にある。当社は慎重に検討し、今年度卒業する学生も応募可能なぎりぎりの日程で学生部門を開催することとした。映画祭への参加が忘れがたい経験、思い出となってほしい」としている。


●  Inter BEE 2020 通常開催中止しオンラインに

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月18-20日に幕張メッセで開催予定だった、メディア総合イベント「Inter BEE 2020」の通常開催を中止し、オンラインで開催すると発表した。詳細については7月中旬に発表する。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大防止対策の長期化が見込まれる中、来場者、出展者らの安全を最優先に考慮して決断したという。
オンライン開催のInter BEE 2020は、公式ウェブサイト「INTER BEE ONLINE」を活用。映像、音響、放送、通信の業界関係者が最新情報を発信するとともに、アフターコロナ時代のニューノーマル社会における、メディアとエンターテインメント関連産業の取り組みや試みを総合的に発信するオンラインイベントとして実施する。
オンライン開催における出展募集要領は、7月中旬に発表する予定。


●  NAB Showニューヨークも今秋 オンラインで開催 出展社の製品発表やデモ 参加者のバーチャル交流も

全米放送事業者協会(NAB/エヌエービー)は、10月21、22日に開催を予定していた「NAB Showニューヨーク」をオンラインで開催する。NABコンベンション&事業担当筆頭副会長のクリス・ブラウン氏がウェブのメッセージで伝えた。4月のNAB Showに続くオンライン開催。昨年のNAB Showニューヨークは、約1万5000人が参加。出展社数は約300社だった。
NAB Showニューヨークのオンラインイベントは今秋に開催。TVNews TechCheckによるTV2025、Future Media Conferenceとの共催によるポストプロダクションワールドオンラインをはじめとする各種プログラムを提供する。
主催者は、放送産業にかかわる関係者に価値のある話し合いの場を提供し、業界に活気を取り戻すことに貢献したいとしている。出展社の製品の発表やデモがスムーズにできるよう、安定した展示プラットフォームを開発中だとした。
また、最新の情報や多様な知識を提供するためのセッション、関係者同士がバーチャルに交流できる場所も提供するという。デジタルイベントの詳細は順次発表する。


●  7月8日にオンラインセミナー ソニーの最新音響技術を解説/DCAJ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、オンラインセミナー「ソニーのR&Dが仕掛ける最先端音響技術~クリエイターと進化させる新たな音体験~」を7月8日に開く。ソニーの研究開発とクリエイターの表現力により生まれた新しい音体験のコンテンツ開発と、最新の具体例について解説する。講師は、ソニーR&DセンターTokyo Laboratory21担当部長の光藤祐基氏が務める。
セミナー①「『音が、実在感をもっていて、まるで触れられるような感覚』を提供する波面合成技術について」では、新しい没入感の音楽体験としてソニーが出展した米SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)およびサウンド・インスタレーション展での事例を報告。
セミナー②「『音を自由に取り出し、新たな音楽を創りだす』音源分離技術について」では、ソニーの最新モバイル機器やハリウッド映画での活用事例、さらには音源分離のOSS(オープンソフトウエア)である「Open-Unmix」を展開した経緯と機能についてデモを交えて説明する。
いずれも使用するコンテンツの映像・音響は、ZOOM Webinarで配信可能な品質となる(音響はステレオ2ch)。
【日時】7月8日/15-17時
【参加料】2000円(DCAJ会員企業は無料)
【申し込み・詳細】www.dcaj.or.jp/news/2020/06/rd.html


●  「第32回功労者」が決定/CATV関連2団体

日本CATV技術協会および日本ケーブルテレビ連盟では、1989年の「ケーブルテレビの日」(6月16日)の創設を記念して、CATVの普及・発展に努め、その功績が顕著な個人または団体に対し功労者表彰を実施しているが、本年度の「第32回功労者表彰」として、個人5名の受賞者を決定した。
贈賞式は、例年「ケーブルコンベンション」の開会式に引き続き開かれていたが、今年はオンライン開催となったため、別途実施の予定。
第32回ケーブルテレビ功労者表彰の受賞者は次のとおり(敬称略)。
【日本CATV技術協会 推薦】▽山口正裕(シンクレイヤ代表取締役社長/日本CATV技術協会 前理事長)
【日本ケーブルテレビ連盟推薦】▽河野尚行(NHK 元専務理事・放送総局長)▽松浦隆一(秋田ケーブルテレビ代表取締役会長/日本ケーブルテレビ連盟 副理事長)▽松本修一(日本ケーブルラボ 専務理事/日本ケーブルテレビ連盟 理事)▽甕昭男(YRP研究開発推進協会 会長/日本ケーブルテレビ連盟理事)


●  放送人グランプリ フジテレビの「ヤングシナリオ大賞」が受賞

放送人の会(今野勉会長)は、第19回「放送人グランプリ2020」および第6回「大山勝美賞」を発表した。毎年度の放送番組の中から、同会会員が推薦した番組を審査し、顕彰する『放送人の放送人による放送人のための賞』となっている。
今回の放送人グランプリは、フジテレビの『フジテレビヤングシナリオ大賞』に決定。1987年以来、毎年有望な脚本家を生み出した、その見識と育成の功績が評価された。なお、新型コロナウイルス感染症の影響で、贈賞式は延期(開催日時未定)となっている。
そのほか各賞の受賞作品および受賞者(敬称略)は次のとおり。
【放送人グランプリ2020】▽準グランプリ=
ETV特集「追悼 仲村哲さん『武器ではなく命の水を-医師仲村哲とアフガニスタン』」(日本電波ニュース社、NHKEテレ)▽優秀賞=NHKスペシャル「全貌二・二六事件~最高機密文書で迫る~」(NHK)、BS1スペシャル「女優たちの終わらない夏、終われない夏」(NHK、かわうそ商会)、「文化放送報道スペシャル 戦争はあった」(文化放送)▽企画賞=「プレバト!!」(毎日放送)▽特別賞=杉田成道(演出家)▽特別功労賞=堀川とんこう(演出家)
【大山勝美賞】▽中込卓也(テレビ朝日「やすらぎいの郷」「やすらぎの刻~道」プロデューサー)、藤村忠寿(北海道テレビ「水曜どうでしょう」「チャンネルはそのまま!」ディレクター)

2020/06/152020年6月15日

● Clear-Com製品を解説 基礎からシステムアップまで/松田通商がウェビナー

松田通商は、6月30日に恒例の「MTCコミュニケーションセミナー」を、YouTube Liveによるウェブセミナーとして実施する。
今回は「Clear-Comウェビナー」と題し、Clear-Comのパーティーライン「Encore」、デジタルワイヤレス「FreeSpeak Ⅱ・DX」、デジタルパーティーライン「HelixNet」、IPインタフェース「LQ」についての説明をはじめ、製品の基礎からシステムアップに至る応用までを取り上げ、今後のシステムプランニングや機種選択などに役立つ内容となっている。また同社での取扱製品も披露する。
参加は無料(事前登録制)。
【日時】6月30日/13時30分開始(約2時間の予定)
【参加方法】参加申し込みをすると、前日の29日にYouTube Liveのリンク先が通知される。参加受付は26日13時まで
【申し込み】eメール=seminar@mtc-japan.com(期間限定アドレス)または、申し込みフォーム=mtc-japan.com/news/2020/0608


● 月の講座受講者にQUOカードを進呈/フェローズがキャンペーン

フェローズは、「Fellows Creative Academy(フェローズクリエイティブアカデミー)」の申込者数1万人突破を記念して、6月の対面講座受講(フェローズ各拠点での講座)の参加者に、500円のオリジナルQUOカードをプレゼントするキャンペーンを実施している。
フェローズクリエイティブアカデミーでは、クリエイティブの現場の第一線で活躍するクリエイターを講師に招き、現場にいないと分からない業界の流れや技術のトレンドを学べる場を提供している。
2013年12月、東京・恵比寿の東京本社内にセミナールームを開設後、16年にはフェローズの支社がある、札幌、仙台、金沢、名古屋、京都、大阪、福岡でもセミナーを開始。18年からは、新潟、広島、沖縄を加えた全国のフェローズの拠点で実施している。
セミナー開設から4年半で、申し込み者数が1万人を超えた。通常、クリエイティブセミナーは首都圏で開催されることが多いが、フェローズでは全国の拠点で開催し、地方で活躍するクリエイターが地元で受講できる機会を提供してきたことが、多くの申し込みにつながったとみている。
なお対面講座は、新型コロナウイルス予防対策として、開催を自粛していたが、6月8日から再開。講師・受講者の安心・安全を最大限配慮し、受講定員は従来の半数に、座席は社会的距離を確保した配置にしている。
Quoカードの進呈は、1人につき1回。同社のキャリアアップ制度を利用した場合には適用外となる。


● 京都国際マンガ・アニメ大賞 2020」の作品募集/映像産業振興機構(VIPO)

映像産業振興機構(VIPO)は、京都市からの受託事業の一環として、「京都国際マンガ・アニメ大賞 2020」の作品募集を開始した。
京都国際マンガ・アニメ大賞は、マンガ、イラスト、CGアニメの3つのコンテストで構成され、これを柱に多様な才能を持ったクリエイターの発掘・育成を目指す。応募締め切りは7月31日。
【詳細】www.vipo.or.jp/news/24171

2020/06/082020年6月8日

● クリエイター支援策を展開 プラグインソフト進呈など/クリプトン・フューチャー・メディア

クリプトン・フューチャー・メディアは、デジタルクリエイター向けダウンロードストア「SONICWIRE(ソニックワイヤ)」で、音楽・映像クリエイターを支援するキャンペーン「Stay Creative」を実施している。
★プラグイン・エフェクトをプレゼント
6月12日から18日午後1時までに、SONICWIREのツイッター公式アカウント(@cfm_sonicwire)をフォローかつ対象ツイートをRTすると、抽選でプラグイン・エフェクトをプレゼントする。
★フリー効果音パックを期間限定で無料公開
映像作品に使用しやすいシンプルな効果音やBGMをセレクトした無料パックを、6月30日午後11時59分までの期間限定で公開する。商用利用も可能。
フリー音源「THE FREE ORCHESTRA」の提供や、10種類以上のソフトウエア音源やプラグイン・エフェクトの特価販売もする。


● 大型LEDディスプレー展示会 中国「ISLE2020」 8月31日-9月3日開催へ

中国最大級の大型LEDディスプレー関連の展示会「ISLE2020」は、当初今年2月に深センで開催を予定していたが、新型コロナウイルスの影響により開催が延期されていた。しかし中国国内でのコロナ感染拡大が収束したことから、8月31日-9月3日に開催が決定した。並行して同じLEDディスプレー関連のイベントである「LED China」も9月1-3日に同じく深センで開かれる。
現時点で日本から海外への渡航は、まだ制限が多く、さらに深センへの主要乗換えルートである香港は政治情勢が不安定なことから、日本企業の出展や日本からの取材や視察などでの参加は時期的に難しいことも予想される。
しかし、大型LEDディスプレーの主要生産拠点である中国・深センで、このような大規模展示会も動き出しつつあることは、大型映像業界にとっても朗報といえる。


● セミナー VIPOオンライン講座「ドキュメント・コミュニケーション 人を動かす資料作成~入門編」

企画や提案を資料に落として、口頭での説明なしでも資料のみで伝わる方法を学ぶ。基本的な図解を使い、情報や自身の主張を効果的に表現できるようになるテクニックをレクチャーする(「Zoom」で実施)。
【日時】6月18日/23日=両日とも14-16時
【定員】100人(事前予約制)
【受講料】VIPO会員=各回3000円、一般=各回3800円
【申し込み】www.vipo.or.jp/news/24045


● コンテンツ東京2020 東京ビッグサイトで 10月21-23日に開催

リード エグジビション ジャパンは、第10回となる「コンテンツ東京2020」を10月21-23日に東京・有明のビッグサイトで開催することを決定した。
同イベントは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、パシフィコ横浜で会期・会場を移し実施する予定だったが、例年どおり東京ビッグサイトでの開催を望む声や、これまで同時開催してきた展示会も通常どおり併催してほしいという要望が数多くあり、これを受け調整を続けてきた結果、東京ビッグサイト西ホールを確保できたという。詳細については後日発表するとしている。
【コンテンツ東京2020 構成展示会】▽第10回 ライセンシング ジャパン▽第9回 クリエイターEXPO▽第8回 映像・CG制作展▽第8回 コンテンツ配信・管理展▽第6回 コンテンツ マーケティング EXPO▽第6回 先端デジタル テクノロジー展▽第4回 広告デザイン・ブランディングEXPO


● 「技術振興賞」が決定 各賞の受賞者を発表/映像情報メディア学会

映像情報メディア学会の第66回定時社員総会が5月29日に開かれ、2019年度(第47回)技術振興賞の進歩開発賞(現場運用部門/研究開発部門)とコンテンツ技術賞が決まった。受賞者は次のとおり(敬称略)。
【進歩開発賞(現場運用部門)】▽クラウドを活用した「総合コンテンツ管理システム」の構築=総合コンテンツ管理システム検討プロジェクト:井村紀彦、伊東北斗(フジテレビジョン)▽ハイブリッドキャスト専用サーバーの開発=栗山和久、山本道雄(関西テレビ放送)、大山悟(関西テレビソフトウェア)▽WEBアプリ『もじこ』~音声認識AIによる文字起こしエディタ=TBSもじこラボ/代表:小林祥子、稲川太郎(TBSテレビ)▽テレビ番組制作支援用AI顔認識システムの開発=テレビ番組制作支援用AI顔認識システム開発チーム(日本テレビ、東芝、東芝デジタルソリューションズ)/代表:加藤大樹(日本テレビ)
【進歩開発賞(研究開発部門)】▽FM同期放送用SFNフィールドアナライザの開発と実用化=SFNフィールドアナライザ開発チーム(山口放送、日本通信機)▽詳細行動認識技術=徐建鋒、田坂和之(KDDI総合研)、山口昌志(KDDI)▽迅速・正確な報道を支援する文字起こしシステムの開発=音声認識グループ/代表:三島剛(NHK)、佐藤庄衛(NHKエンジニアリングシステム)
【コンテンツ技術賞】▽放送と連携した気軽に楽しめるマルチアングル映像コンテンツ~CMAF-ULLによる超低遅延配信技術の実用化=伊藤正史(フジテレビ)▽AIとVideo OCRによるリアルタイム日本語変換システム=AI Video OCR Project(テレビ朝日、AI inside)▽第61回輝く!日本レコード大賞 LiDARセンサーを使ったジェネラティブグラフィックスの演出=青木貴則、河村光彦(TBSテレビ)▽バーチャルアナウンサー百道桃(ももちもも)を用いた番組制作=安増高志、金城らんな(RKB毎日放送)▽画像認識AI技術によるフィールド競技のコンテンツ解析と制作=画像認識AI応用検討チーム(日本テレビ)

2020年6月1日

● JPPA AWARDS 最優秀賞などを発表 経産大臣賞は太陽企画の「ごん」

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は5月29日、優れたポストプロダクション技術をたたえる「JPPA AWARDS 2020」の受賞作品を発表した。
経済産業大臣賞の『ごん / GON, THE LITTLE FOX』は、児童文学の名作「ごんぎつね」に新たな解釈を加えたストップモーションアニメーション。「日本の美しい自然における人間と動物との葛藤、映像処理技術の精度が世界観の構築に貢献した」(審査員講評、以下同)。
映像技術部門のグランプリ「ゲキ×シネ『修羅天魔 ~髑髏城の七人 Season極』」は舞台を映像化した作品。視聴者が集中できるよう画角調整をはじめとした膨大な作業を施し、3時間の長尺を完成させた。「ポストプロの根幹は基本的な技術をしっかり作業し視聴上それを感じさせないことであると再認識させられた」という。
音響技術部門のグランプリ「ALBION スキコン45周年スペシャルムービー『ずっとそばにいます』」は17分のウェブ広告。「過度でない丁寧なフォーリーとミックスで作品の世界観を損なわない。ダイナミックレンジをいかしたこともラストの音楽の盛り上げに寄与している」という。


● 東京国際プロジェクションマッピングアワード U-25部門を新設 若手制作者対象にエントリー受付中 11月14日に上映会

東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会は、若手クリエイターを対象とした映像制作の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワードVol5」のエントリー受付を、6月19日まで実施している。
「東京国際プロジェクションマッピングアワード」は、若き空間映像クリエイターを対象とした日本最大級のプロジェクションマッピングのコンテスト。将来のコンテンツ産業の中核となる人材の発掘・育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に毎年開催している。
書類審査を勝ち抜いたチームに向けた制作ワークショップと、東京ビッグサイトで開かれる上映会など『若き才能』に制作・発表の場を提供している。今年は新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し、ワークショップはオンラインで実施する予定。
今回のテーマは「CONNECT with」。『世界が変化しつつある今、未来に向かって何とつながっていきたいか』を問い、枠にとらわれずあらゆる発想で思いが伝わる作品を募集する。また、今年は 25 歳以下のクリエイターに向けたU-25部門を新設。これまでの学生部門に加え、さらに間口を広げた。
同アワードは海外のクリエイターも参加が可能。さまざまな視点や考え方が表現された作品を募集し、国内外の若手クリエイターたちの文化交流の促進に寄与できるように支援している。
なお、コロナ感染の状況を考慮し、上映会などの変更・中止の可能性がある。
【スケジュール】▽エントリー期間=6月19日▽第1次審査結果発表=6月26日▽映像制作期間7月-10月▽上映会および表彰式=11月14日(会場=東京ビッグサイト)
【応募資格】▽学生部門=大学、大学院、高専、専門学校、高等学校に所属する学生▽U-25部門=25歳以下で、学生部門に該当しない人(2021年4月2日時点)。ただし、18歳以下の場合は保護者の同意が必要
【賞金】総額100万円
【エントリー費】無料
【エントリー方法・詳細】pmaward.jp/entry/entry_pma_v5


● 第40回「地方の時代」映像祭 コンクール参加作品を募集

吹田市(大阪府)、関西大学、NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟の共同主催による第40回「地方の時代」映像祭は、11月14-20日の7日間、関西大学・千里山キャンパスおよび梅田キャンパスで開催されるが、現在コンクール参加作品を募集している。
今年の映像祭は、40回目の記念大会となるが、新型コロナウイルスの感染拡大による国内の状況を鑑み、今年のサブテーマを『試練の先に未来を拓く』とした。新型コロナの影響により、毎年6月に実施していた「地方の時代」映像祭フォーラムを、9月に予定していた吹田市制80周年との連携企画とともに、10月に開催延期を決めた。
現段階では、「地方の時代」映像祭コンクールの作品募集、審査は予定どおりのスケジュールで進める。新型コロナの影響が継続している場合には開催方法を工夫して、コンクールと贈賞は必ず実施するという。
募集作品は、「放送局部門」「ケーブルテレビ部門」「市民・学生・自治体部門」「高校生(中学生)部門」の4部門。募集期間は、「高校生(中学生)部門」が7月1-31日で、それ以外は6月30日までとなっている。
【応募要項・詳細】www.chihounojidai.jp


● CEATEC 2020 オンラインでの実施を決定 10月20-23日に開催

電子情報技術産業協会(JEITA)、情報通信ネットワーク産業協会、コンピュータソフトウエア協会の3団体で構成するCEATEC実施協議会は、10月20-23日に開催予定の「CEATEC 2020(シーテック2020)」について、幕張メッセ(千葉市美浜区)での通常開催を中止し、新たな取り組みとしてオンラインでの開催を決定した。
新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、来場者、出展者ならびに関係者の安全を最優先に考慮した結果、通常開催を見送った。詳細については、6月以降に順次発表するという。
【名称】CEATEC 2020 ONLINE(シーテック2020 オンライン)
【会期】10月20-23日(会期以降もオンデマンドで展開予定)
【スローガン】CEATEC – Toward Society 5.0 with the New Normal(ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC)
【詳細】www.ceatec.com


● 映文連アワード2020 応募締切6月20日まで延期

映像文化製作者連盟(映文連)は、国際短編映像祭「映文連アワード2020」の作品募集期間を5月31日までとしていたが、新型コロナウイルス感染対策の影響を考慮し、応募の締め切りを6月20日(消印有効)に延期した。
【詳細】www.eibunren.or.jp

2020/05/252020年5月25日

● 総会およびJPPA AWARDS贈賞式を中止 特別誌で受賞者や作品を紹介/JPPA

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、5月29日に開催予定だった「第9回定時総会」を8月に延期する。同日予定していた「総会懇親パーティー」および、「JPPA AWARDS 2020贈賞式」は中止する。受賞者は29日にJPPAウェブサイトで発表する。
JPPAは同時に、贈賞式に代わるものとして、特別誌「JPPA AWARDS 2020 Report(仮称)」を制作し、6月末に発刊する。例年式典で披露している「作品紹介」「審査員総評」「受賞者の言葉」「受賞者写真」を掲載し、会員社を含め業界に配布する。
JPPA AWARDS 2020は、「一般の部」として、映像技術および音響技術部門の各ジャンル(映像13/音響6)から1作品ずつ「優秀賞」を選出するほか、両部門の優秀賞から1作品ずつ「グランプリ」を決める。同時に、すべての優秀賞から1作品のみに「経済産業大臣賞」を授与する。経験年数が浅い応募者の作品から選ぶ「新人賞」も用意している。
「学生の部」は、両部門の各カテゴリー(映像3/音響3)から、「最優秀賞」「優秀賞」「奨励賞」を選出する。
今年の応募数は一般の部が139作品、学生の部が54作品だった。
ポストプロダクションに必要とされる知識の習熟度を評価する「映像音響処理技術者資格認定試験」は、6月7日の実施を11月15日に繰り下げた。開催は全国40会場、申請締切日は10月10日としている。


● 映像制作者向けオンラインイベント マウスコンピューターが協賛 トークセッションも実施

マウスコンピューター(東京都中央区)は21日、クリエイター向けブランド「DAIV」を通じて、5月25-29日に開催される映像クリエイター向けオンラインイベント「VIDEOGRAPHERS TOKYO ONLINE(ビデオグラファーズ 東京 オンライン)」(主催=VOOK)に協賛すると発表した。
同イベントは、新しい映像業界で活躍するプロのビデオグラファーやモーションエディター、これから仕事として映像制作を目指す若手映像クリエイターを対象とした初のオンライン型イベント。カンファレンス、ワークショップ、個別相談会など、さまざまなコンテンツを全国の映像クリエイターに届ける。
参加費は無料だが、参加するには公式ウェブサイトから事前登録が必要となる。
同イベントでは、5月25日
午後7時30分-8時20分の日程で、マウスコンピューターのトークセッションが予定されている。
このトークセッションでは、『リモートワークを加速するデスク環境』と題し、自宅での作業が増え、効率的に仕事を進めるために求められているオンラインコミュニケーションツールへの対応方法を説明。机や椅子、液晶モニターなどのデスク環境の快適化、作業内容に合わせたPCスペックの選び方を考える人に向けたセミナーを実施する。
【イベントの公式ウェブサイト】vook.vc/vgt


● 高校対抗eスポーツ大会 普及と選手の育成に協力/マウスコンピューターが参画

マウスコンピューターは18日、『eスポーツの甲子園』と言われる高校対抗の全国eスポーツ大会「Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2020(コカ・コーラ ステージゼロ イースポーツ ハイスクール チャンピオンシップ2020)」(実行委員会=テレビ東京、電通)において、普及と選手の育成に協力するためスポンサーの一員として参画することを発表した。
同大会は、7月13日まで、大会公式ウェブサイトで出場チームのエントリーを受付し、8月にブロック代表決定戦(決勝戦は8月29、30日)、9月19-22日に決勝大会を開く。
同社では「この大会をきっかけにeスポーツの魅力を全国に広めるべく、パートナー各社と一緒にプロジェクトを推進するだけでなく、文化の発展と貢献に努めていく」としている。
【詳細・大会公式ウェブサイト】stage0.jp


● ソリトンシステムズがウェビナー 最新の映像配信サービス リモートワーク向けに提案

ソリトンシステムズは、「Zao Cloud View」のウェブセミナーを5月26日と28日に開く。昨年同社がリリースしたZao Cloud Viewは、現場からの映像を複数個所に配信、双方向の音声通話によるリモート会議が可能となり、昨今のリモートワークを余儀なくされている環境にも役立つサービスとなっている。
さらにスマートフォン版アプリケーション「Smart-telecaster Zao App」は、ウェアラブルカメラ連携に対応し、ハンズフリーが必要とされる現場作業に適している。
セミナーでは、ZaoCloud Viewの機能説明をはじめ、ウェアラブルカメラとの連携方法を接続から中継まで実際に見せる。
今回は2日間の日程でそれぞれ午前の部、午後の部と4回開催する(いずれも同じ内容)。参加費無料(事前登録制)。
【日時】▽5月26日、28日/(両日とも)午前の部=10時30分-11時30分、午後の部=14時30分-15時30分
【定員】各部50人
【申し込み】www.soliton.co.jp/event/detail/cv2005.html


● 11月開催の「Inter BEE 2020」 出展申し込み期限延期 新型コロナの影響を考慮

日本エレクトロニクスショー協会は、国際放送機器展「Inter BEE 2020」の11月18-20日開催に向け準備を進めているが、新型コロナウイルス感染症による影響を考慮し、運営スケジュールを変更した。
出展の申し込み期日は、1次申し込み期限を5月29日から6月30日に、2次申し込み期限は6月30日から7月31日に、それぞれ延期した。出展者説明会・小間割抽選会は、8月上旬に予定している。
また、出展の取り消しおよび小間削減により発生する料金の期間は、小間料の60%が8月1-31日、小間料の80%が9月1-30日、小間料の100%が10月1日以降に変更した。
同協会では開催準備と並行して、新型コロナに関する情報収集、その安全対策などを検討していくとしている。
【詳細】www.inter-bee.com/ja


● LiveUの新製品 ウェブセミナーで披露/三信電気が6月5日に

三信電気は6月5日にウェブセミナーを開催する。LiveUがNABショーで発表を予定していた新製品について、機能説明およびデモを交え披露する。また、LiveUのユーザー同士で素材共有ができるLiveU Matrixなど映像配信の最新ソリューションに関しても解説する予定。事前登録制(定員300人)。
【日時】6月5日/第1回=13時30分開始、第2回=15時30分開始
【登録・詳細】www.sanshin.co.jp/business/solution/vd/live-stream


2020/05/182020年5月18日

● 4K・VR徳島映画祭 オンラインでの開催決定 上映作品の公募を開始

とくしま4Kフォーラム実行委員会は、「4K・VR徳島映画祭2020」を10月30日-11月1日の3日間、オンラインで開催することを決定した。
このイベントは、2013年にフォーラム、15年に映画上映を開始して以降、4K・VR(バーチャルリアリティー)映像に特化した映画祭として発展してきた。今年の開催にあたっては、新型コロナウイルス感染拡大防止を考慮し、共催である徳島県と協議を重ねた結果、急きょ現地での実施を取りやめた。
テーマは「どこでも映画祭-Tokushima everywhere-」で、オンライン上の3D空間によるバーチャル開催となる。4K/VR作品の上映、セミナーやワークショップなど、すべてのコンテンツを自宅やオフィスで視聴および参加ができる。
作品の公募は5月13日から開始している。募集作品は、4K/8KまたはVRの映像コンテンツ(ただし高校生制作の場合は、4K/8K/VRでないものでも可)。年齢、国籍、グループ、プロ・アマ、作品内容、作品尺を問わない。1団体または1人で何作品でも応募できる。
募集部門は、一般部門、高校生部門(いずれもテーマは自由)、そして昨年新設した「あわ文化振興部門」(徳島にかかわるテーマや題材を取り上げた作品)。出品料は無料。締め切りは7月31日。
【詳細】4kforum.jp


● 松竹がテレワーク向けに 歌舞伎座の背景画像を配布

松竹は、ビデオ通話ツールでテレワーク、ウェブ会議をしている人に向け、歌舞伎座の背景画像(通話中の背景壁紙)を配布している。
画像は、歌舞伎座の正面玄関、定式幕、大間、客席の4種類(商業利用、加工、再配布は不可)。歌舞伎座公式総合サイト「歌舞伎美人」(www.kabuki-bito.jp/news/6211)および「松竹演劇部」公式ツイッターアカウントで入手できる(写真は「歌舞伎座正面玄関」)。


● 日本のユーザー向けにウェビナーで製品発表/アビッド テクノロジー

アビッド テクノロジーは、「Avid Virtual NABウェビナー2020 JAPAN」を5月26日に開く。米国でのNABショーとAvid Connectの中止により、アビッド本社ではオンラインイベントで随時新情報を発表しており、これら最新情報をいち早く日本のユーザーに届ける。
最新のMedia Composer2020.4では、ウィンドウズでもProResのメディアの作成やエクスポートをmacOSと同様にネイティブサポート。macOS v10・15.4(Catalina)への対応、QuickTimeへの依存を解消しH.264のパフォーマンスを向上させるアビッド・ユニバーサルメディアエンジン(UME)の実装、アビッドS1コントロール・サーフェスのサポートなど多くの新機能が追加された。デモを交えてこれらの機能を説明する。
また、在宅勤務やテレワークを余儀なくされ、オフィスやスタジオにアクセスできない状況の中で、リモート業務をサポートするヒントや、メディアコンポーザーのクラウドオプション製品、Avid|Edit On Demandなどの仮想プロダクション環境についても提案する。
【日時】5月26日/11時-12時30分、15時-16時30分(セッションは同じ内容)
【参加登録・詳細】connect.avid.com/VirtualNAB_webinar2020_JP_1100.html?sfdcid=7015A000001zKQf


● セミナー 4K/8K対応、ライブ配信ワークフローをシンプルに。大容量コンテンツを低遅延で配信する方法を知る


ライムライト・ネットワークス・ジャパンが5月21日に開く30分無料ウェビナー(ウェブセミナー)。動画配信事業者から、ユーザーが所有するエンコードおよびインジェストリソースを活用し、配信にはCDN(コンテンツ配信ネットワーク)を利用することで、コストや遅延を削減したいという要望がある。それに応える新しいワークフローを提案する。事前登録制。
【日時】5月21日/14時30分-15時
【登録・詳細】www.sbbit.jp/eventinfo/55975


● セミナー 初心者向け:ここでしか聞けない! シーゲイト+クラウディアンが教えるデータ増加の実態!

クラウディアン社による2回目のウェブセミナー。クラウディアンのオブジェクトストレージ製品に採用されているシーゲイト社から見た、市場におけるデータの増加状況と事例について聞く。クラウディアンの「HyperStore」についても分かりやすく解説する。
【日時】5月19日/10時開始(1時間程度)
【詳細】cloudian.com/jp/lp/webinar-seagate


2020/05/112020年5月11日

● TIFFCOMで新たな企画マーケット プロジェクトの募集を開始 資金確保の交渉機会提供

今年の「TIFFCOM2020-the Marketplace for film and TV in Asia-(第33回東京国際映画祭〈TIFF〉併設ビジネス・コンテンツマーケット)」では、11月4-6日に新たな企画マーケット「TOKYO Gap-Financing Market(TGFM)」が開かれることが決定。5月1日からプロジェクト募集を開始した。応募締め切りは7月1日。
TGFMは、世界で活躍するプロフェッショナル(プロデューサー、セールスエージェント、配給会社、金融業者、放送局、投資家など)を招待し、あらかじめ選抜された最大20の日本、アジアおよび国際プロジェクトと1対1のミーティングを設定する。対象となるプロジェクトは、劇場公開を想定した長編映画およびTVシリーズで、いずれもフィクションとアニメーション(ジャンルの制限はない)。
各プロジェクトはミーティングを通じて資金を確保し、さらにTIFFおよびTIFFCOM2020において、広範なネットワーキングの機会を得ることができる。TGFMのサポートにより、プロジェクトが軌道に乗り、より多くの作品が生まれること、さらにはTIFF、TIFFCOMをはじめとした世界の映画祭およびマーケットで発表される質の高い作品が誕生することを目標としている。
この種のイベントにおいては、プロデューサーと出資済みパートナーに高いレベルの守秘義務が要求される。そのため、第1回のプロジェクトのラインアップは、TGFMが厳選したプロフェッショナルに送られ、彼らのマーケットへの登録を促す。
各プロジェクトの詳細情報は、9月末までに登録済みのプロフェッショナルに送られ、希望するプロジェクトのプロデューサーと1対1のミーティング(30分)をリクエストする資格が与えられる。
TGFMは、参加者と会議スロットの空き状況に応じてこれらの会議を設定。各参加者は、イベントの数日前に個別の会議スケジュールを受け取ることになる。
なお、申請資格として、ディレクターは、その分野で短編、長編、テレビ映画、シリーズなどの学術的または監督としての経験が必要。プロデューサーは、プロデュースおよび国際共同製作の実績が必須。
【詳細】www.jcs.tokyo/ja/news/newsletter/2020_market


2020/05/042020年5月4日

● ケーブル技術ショーオンライン 7月1日から2カ月間 公式サイトで出展者受け付け

CATV業界の祭典「ケーブルコンベンション2020/ケーブル技術ショー2020」(主催:日本CATV技術協会/日本ケーブルテレビ連盟/衛星放送協会)は、オンラインに変更した開催(4月27日既報)について、名称を「ケーブル技術ショー2020オンライン展示会」とし、7月1日から8月31日の2カ月間、開催すると発表した。出展申し込みを、同公式サイトの出展者専用ページ内で、5月15日まで受け付ける。


● オンラインイベント開催 ストリーミングでプレゼン 新製品や次世代技術を訴求/パナソニック

パナソニックは、オンラインイベント「The Future of Video Production: Virtual Broadcast」を米国時間の5月6日(日本時間7日)に開催する。
新型コロナウイルス感染拡大の影響により、4月に米国・ラスベガスで開催予定だった「NAB Show 2020」は中止になった。これを受け、パナソニックではオンライン上にバーチャル空間を構築し、新製品の発表や次世代型映像制作の提案など、放送・映像業界関係者へ向けたライブストリーミングによるプレゼンテーションを実施することを決めた。
プレゼンテーションは「The Future of Video Production=映像制作の未来」をテーマに展開。「ライブプロダクション」、「リモートプロダクション」、「ニュースコンテンツプロダクション」の3つの制作現場へ向けたソリューションを訴求する。
なお、同イベントの言語はすべて英語で実施。また、参加には事前登録が必要(無償)となる。
【開催日時】▽EDT(米国東部標準時/夏時間)=5月6日/午前11時開始▽PDT(米国太平洋標準時/夏時間)=6日/午前8時開始▽JST(日本標準時)=7日/午前零時開催


● SIGGRAPH 2020 「バーチャル」で実施 より多くの参加に期待

CGと対話型技術の学会・展示会である「SIGGRAPH(シーグラフ)2020」(主催=米ACM SIGGRAPH)は4月24日(現地時間)、今夏のイベントを『バーチャル』で実施すると発表した。
今年の開催地予定であったコロンビア特別区(ワシントンDC)のウォルター・E・ワシントン・コンベンションセンターが、新型コロナウイルス感染症の野戦病院予定地として指定されたため、開催の見通しが立たなくなったことを理由としている。
主催者は、現在、バーチャルでの開催方法について検討している。新しいフォーマットを採用することで「世界に広がるわれわれのコミュニティーから、より多くの参加を得られると期待する」としている。
学会、展示会それぞれのイベントは、審査や募集が続いており、オンライン化のため取りやめとなったものは、現時点では生じていない。詳細な実施形態は、今後発表される。


● 関西放送機器展 7月開催を断念し延期 秋か冬の実施を目指す

関西放送機器展実行委員会(構成=アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向け、緊急事態宣言が発令されている現在の状況を鑑み、7月1、2日に予定していた「第5回 関西放送機器展」の開催延期を決めた。
延期する会期に関しては「2020年 秋・冬」を目指し調整の上、発表するという。


● 広島アニメーション祭 会場での開催中止 コンペの審査は継続

8月に開催が予定されていた「第18回広島国際アニメーションフェスティバル(フェスティバルHIROSHIMA2020)」は、会場での開催を見合わせることになった。
コンペティションについては、5月1日から選考審査を開始し、5月末にはコンペティション作品を発表する予定になっている。
7月初旬には国際審査委員を公式サイトで発表し、オンラインの審査会により受賞作品を決定、8月末ごろに発表する。
【公式サイト】www.hiroanim.org

2020/04/272020年4月27日

● ケーブルコンベンション/技術ショー 開催方法の変更を決定 VOD配信やオンライン展示へ

日本ケーブルテレビ連盟、日本CATV技術協会、衛星放送協会の3団体は、6月10、11日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで予定していた「ケーブルコンベンション2020/ケーブル技術ショー2020」の会場での開催を取りやめることを決定した。
ケーブルコンベンション/ケーブル技術ショーは、CATV業界の総合コンベンションとして、2012年から業界3団体の主催により開催されている国内最大の業界イベントで、出展者および来場者にビジネス創造、交流の場を提供している。
しかし今年は、新型コロナウイルスの感染拡大により、政府から「緊急事態宣言」が発出され、東京都からイベントの中止または施設使用の制限、停止の要請がなされている現状で、今後の先行きが見通せない状況を考慮し、会場を使った開催は避けるべきとの結論に至ったという。
そのため、これまでのケーブルコンベンションでは、終了後にセミナーの収録映像をVOD配信してきたことや、技術ショーでは多くの出展者からウェブを活用するオンライン展示会およびVOD型セミナー開催の要望があることから、デジタルメディアを利用したイベント開催を検討している。
具体的には、技術ショーでは、セミナー、講演や、製品、ソリューション技術、サービスの説明をVRなどの技術を駆使したオンライン展示会とし、ケーブルコンベンションでは引き続き、映像を駆使したセミナーのVOD配信を企画する予定。6月末開催を目指すが、詳細は決まり次第、発表するという。


● REDについて再学習 4月30日に無料で実施/RAIDがウェブセミナー

RAIDは、同社取扱製品についての理解を深めるウェブセミナー(ウェビナー)を開く。2020年度第1回は「REDについて再学習」をテーマに4月30日に実施する。
同セミナーは、RED社製品のユーザーや、RAIDのビジネスパートナーおよび機材の取り扱いを検討している関係者に向けたもの。既にREDカメラを使用した経験がある人、また技術的・部分的に理解が足りていないと感じている人を対象に、REDカメラのワークフローについて復習し、さらに知識を深めていくことを目的としている。PCやスマートフォンなどで自席から参加できる
内容は、①RAWとLogについて改めて違いや特徴を再確認、②REDには欠かせないREDCINE-Xの必須機能を確認、③撮影後のグレーディングで活用したダビンチリゾルブの概要、④ダビンチリゾルブでREDを生かすためのTIPSを説明–など。
講師は、RAIDテクニカルサポート担当であるマウントキューの山本久之氏。
【日時】4月30日/14時-15時30分
【参加費】無料
【登録方法】www.raid-japan.com/blog/support/red/seminar-200430


● デジタルコンテンツEXPO 先端技術などの出展募集/DCAJが11月開催へ

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、11月18-20日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で、国際イベント「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2020」を開く。現在、メインプログラムである展示コーナー「CTS(Content & Technology Showcase)」の出展を募集している。
CTSには、先端デジタルコンテンツ技術やデジタルコンテンツが集結し、海外を含む多くの来場者とのビジネスマッチングが期待される。
なお、DCEXPO2020は、新型コロナウイルス感染症が収束し、11月に「Inter BEE 2020」と同時開催することを前提に計画している。DCAJでは状況を注視しながら必要な措置をするという。
【出展申し込み・詳細】公式ウェブサイト=www.dcexpo.jp
【出展に関する問い合わせ】DCEXPO事務局/Eメール=apply@dcexpo.jp


● 第2級技術者資格 講習試験の日程発表/日本CATV技術協会

日本CATV技術協会(以下、技術協会)は、「2020年第2級CATV技術者資格」の講習試験の日程を発表した。全国各地で7月から開催し、2日間の講習(技術科目と法規科目)と同日に実施する試験に合格すると、資格が取得できる。受験申し込みの受付期間は5月7-29日。
また、第2級CATV技術者資格の有効期限が20年9月30日となる該当者の資格更新手続も実施する。申し込み受付期間は、第2級CATV技術者資格講習試験と同じ時期になる。
CATV技術者資格は、技術協会が実施する資格制度。従来の有線テレビジョン放送技術者資格をデジタル化時代に対応した資格として発展改称し、既に約1万4000人が資格を取得している。CATVの安全信頼性の確保のための技術スキル、有線一般放送の登録申請にあたっての技術的能力、テレビ受信調査および建造物障害予測調査の受注要件、そのほかCATV関係で広く認められた資格になっている。
また技術協会では、「2020年度全国技術講習会」を5月11日(CIVI研修センター 新大阪東)から順次全国で開催する。
なお、新型コロナウイルスの感染状況により、講習会開催が延期または中止の場合がある。
【詳細】www.catv.or.jp


● OTOTENの開催を中止/オーディオ協会

日本オーディオ協会は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、6月6、7日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催を予定していた「OTOTEN2020」の中止を決めた。


● セミナー サムシングファン

サムシングファンは、オンライン限定による「H2Hセミナー」を次のとおり開催する。
◆4月28日15時30分-17時「在宅勤務(テレワーク)成功のカギ!3社の代表が語る事例と今後の課題」(ゲスト=LRM代表取締役CEO 幸村智也氏、アジャイルウェア代表取締役CEO 川端光義氏、司会=サムシングファン代表取締役 薮本直樹氏)
【詳細】reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ldoj-lekhqc-a81bc1b670b1b6559735a97bb71c0bbd
◆4月30日16-17時「Afterコロナ戦略の鍵となる『副業』IT人材活用とは」(ゲスト=シューマツワーカーCEO 松村幸弥氏)
【詳細】reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ldoj-lekhsh-5 3dacac60149938c195f643ddc74d674
◆5月1日16時-17時「withコロナ時代を乗り切るセールス&マーケ改革」(ゲスト=ウィルゲート専務取締役COO 吉岡諒氏)
【詳細】reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ldoj-lekhsg-da7713f981059aaa21a7f9ffa856d14f

2020/04/202020年4月20日

● NAB Showの代替オンラインイベント 5月13、14日に「NAB Show Express」 セッションや基調講演、製品デモ、記者発表など 20日から無料登録受付

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大を受けて中止となったNAB Show(エヌエービー・ショー、米国ラスベガスで19-22日開催予定)の代替のオンラインイベント「NAB Show Express」が5月13、14日(米国東部時間)の両日開催される。視聴には登録が必要。今月20日午前9時(米国東部時間)からNABShowExpress.comにて無料で登録できる。

「デジタルエクスペリエンス」をテーマとする同イベントは、「BEIT Express」「NAB Show Experience」「Tech Talks」–の3つの催しを柱に実施する。同イベントのオンラインプラットフォームおよびソフトウエアはBrightcove社とFrequency社が担当する。
13日の正午(日本時間5月14日午前1時)にNABゴードン・スミス会長兼CEOによるライブでのオープニングスピーチでイベントはスタート。業界の現状をテーマとした基調講演、業界の功労者の表彰などのオープニングセッションと、例年のNAB Showでなじみの形の開会だ。
「BEIT Express」は放送技術、ITに焦点を当てたセッション。「NAB Show Experience」は、知識を広げるためのセッション、画期的な製品の紹介、業界の草分け的人物のインタビューなどを提供する。
「Tech Talks」は、NAB Show Liveスペシャルエディションとして、NAB Show関係のインフルエンサーのインタビューなどを提供する。
また、NAB Showに特化したポッドキャストや、業界を代表する識者の講演、ライブコンテンツも予定している。
各テーマは8時間のストリーミングコンテンツで構成され、オンデマンドで24時間視聴できる。アプリのダウンロードは不要で、ブラウザーのみで利用できる。
オープニングセッションを含むライブストリーミングコンテンツも事後からオンデマンド視聴が可能。また出展社の製品紹介、製品デモ、資料の公開、記者発表会、ウェビナー(Webセミナー)などを実施する「NAB Show Express Solutions Marketplace」も設ける。
NABはこのほかに3つのオンラインカンファレンス「Executive Leadership Summit」(5月11日/無料)、「Cybersecurity & Content Protection Summit」(5月12日/有料)、「Post | Production World Online」(5月17-19日/有料)を企画(いずれも米国時間)している。これらカンファレンスの視聴はNAB Show Expressとは別の登録が必要。登録開始は後日発表される。
NABはさらなるイベントの詳細について後日発表を予定している。
セッションの協力団体は次のとおり。
▽Advanced Imaging Society▽Advanced Television Systems Committee(ATSC)▽Broadcast Education Association(BEA)▽Future Media Conferences(FMC)▽♯GALSNGEAR▽Hollywood Professional Association(HPA)▽International Trade Association for Broadcast and Media Technology Suppliers(IABM)▽the North American Broadcasters Association(NABA)–など。


● 講演のライブ配信開始 アーカイブ視聴も可能/Interop オンライン

インターネットテクノロジーに関する国内最大級のイベント「Interop Tokyo 2020」(Connected Media Tokyo、デジタルサイネージジャパンなど併催)は当初4月13-15日に幕張メッセで開かれる予定だったが、新型コロナウイルス感染症の拡大懸念により中止を余儀なくされた。これに代わる形で、このイベント開催初日の予定であった13日から、ネットによる「Interop Online」として、基調講演などのライブ配信が定期的に実施されている。
13日にはオープニングセッションがライブ配信され、慶応大学教授の村井純氏らが講演した。引き続き講演などは、随時ライブ配信されアーカイブ視聴や動画のダウンロードも可能となっている。
このイベントを主催するナノオプトメディア取締役COOの大嶋康彰氏は「リアルイベントの開催中止は残念であるが、オンラインによる講演で少しでもカバーできれば何よりだ。来年の開催も東京五輪の延期で会場探しから始めている。今年の分も含め、より素晴らしいイベントにしたい」と述べている。


● 各社がオンラインイベントを実施 ウェビナーを開催 国内販売製品の最新情報/伊藤忠ケーブルシステム

伊藤忠ケーブルシステムは、4月21、22日の2日間にわたり、オンラインイベントを開催すると発表した。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大の影響から、米国・ラスベガスで4月に開催予定であった「NABショー」が中止になったが、伊藤忠ケーブルシステムでは、同社が販売代理店となる各社ベンダー協賛のもと、展示に代わるイベントとしてウェビナーを開くことになった。
AWS Elemental社、MediaKind社をはじめ、Bitmovin社、Haivision社など、例年NABショーに出展しているベンダーから、発表を予定していた各種最新情報を伝える。
ウェビナーは無料だが、登録には定員がある。
【スケジュール】
◆DAY1(21日)▽13-14時=NetInsight(伝送)▽14-15時=CenturyLink(CDN/WebRTC)▽15-16時=Telestream(トランスコーダー/QoE・QoS)▽16-17時=BitmovinPlayer/Analytics(HTML5プレイヤー/視聴解析)
◆DAY2(22日)▽10-11時=Haivision(SRT対応伝送用エンコーダー・デコーダー)▽11-12時=ICS映像伝送Grpよりハイライト紹介(Synamedia/AppearTV)▽13-14時=Harmonic(プレイアウト・リニア配信用システム)▽14-15時=MediaKind(VOD・リニア配信用システム)▽15-16時=AWS Elemental(VOD・リニア配信用システム)▽16-17時=BitmovinEncoding(クラウドエンコーディング)
【DAY1用参加フォーム】zoom.us/webinar/register/1815869742463/WN_3 1tM8-1hTnavnbVRu-gfOg
【DAY2用参加フォーム】zoom.us/webinar/register/7015869744123/WN_y4Et_TX_SAaI5uxTG9iESw


● 自宅で習得 トレーニングセッション/ルミネックス

ルミネックスジャパンは、4月17日から「Luminex Academy ウェビナー」を開催している。新型コロナウイルス感染症の拡大防止に伴い、自宅で過ごす時間が長くなっている。そこでこの時期にあわせ、オンライントレーニング資料を作成。ウェビナーやフェイスブック・ライブで共有する。
【スケジュール(予定)】◆ウェビナーセッション▽4月17日ARANEO(ネットワーク管理ソフトウエア)▽4月24日=オーディオネットワークにおけるスイッチの重要性▽5月8日=AVB▽5月15日=LumiNode(Ethernet-DMXコンバーター)
◆フェイスブック・ライブセッション▽4月21日=ARANEO(ネットワーク管理ソフトウエア)▽4月28日=オーディオネットワークにおけるスイッチの重要性▽5月12日=AVB▽5月19日=LumiNode(Ethernet-DMXコンバーター)
なお、ウェビナーはセミナーが中心、フェイスブック・セッションはデモや質疑応答が中心の形式のため、内容は異なっている。
【参加登録】zoom.us/webinar/register/WN_Y-tr-cklSla1IaMlhIZyug


ADD,20200420-015-003,最新のビデオ配信技術について解説/Harmonic

米Harmonic社は、ビデオストリーミングにおける最新のイノベーションについて説明するため、30日間にわたってバーチャル・ショーケース「Live Connection」を4月16日から開催している。
このイベントでは、ビデオ配信や放送サービスに対する視聴者の需要の高まりに応えて、機敏性、柔軟性、効率性、継続性を高めることができる、Harmonic社のソフトウエア・ソリューションやクラウドベース・プラットフォームの特徴にスポットを当てる。
【詳細】live.harmonicinc.com


● ギャラクシー賞の発表・贈賞式延期/放送批評懇談会

放送批評懇談会は、4月下旬に予定していた「第57回ギャラクシー賞」の入賞作品の発表と、6月1日開催予定の贈賞式の延期を決めた。政府の緊急事態宣言の影響で選考作業、選考会が予定どおりに実施できないことを理由に挙げている。

2020/04/132020年4月13日

● Interopオンライン 13日からスタート 基調講演、セミナー、新製品情報/ナノオプト・メディア

ナノオプト・メディア(東京都新宿区)は、既に中止の発表をしているInterop Tokyo、Connected Media Tokyo、デジタルサイネージ ジャパンなど同時開催5展(4月13-15日、幕張メッセで開催を予定)に代わる、情報共有の機会「Interop Online」を13日から6月13日まで実施する。
まずは、本来の展示会開幕日である13日10時30分から、Interop Tokyoの実行委員長である村井純・慶応義塾大学教授などが登壇するオープニングトーク「『今』インターネットに何が求められているのか?」をライブ配信。
基調講演、セミナーなどのオンデマンド配信、参加企業の新製品情報、「Interop Tokyo Best of Show Award」のエントリー製品紹介なども見ることができる。


● フォトキナ2020を中止 次回開催は22年5月/ケルンメッセ

ケルンメッセは、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、5月27-30日に開催する予定だった写真・映像の見本市「フォトキナ2020」を中止する。3月にドイツ連邦政府などが展示会の全面的な閉鎖を決定したことを受けている。
次回は22年5月18-21日に開かれる。


● JEITAベンチャー賞 受賞企業8社が決定 CEATEC出展などの特典

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「第5回 JEITAベンチャー賞」の受賞企業8社を決定した。JEITAベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。これまで気鋭のベンチャー企業、計24社が受賞しており、今年が5回目の取り組みとなる。
今回も「JEITAベンチャー賞審査委員会」が成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点からベンチャー企業を審査・選考した。
【第5回JEITAベンチャー賞受賞企業】
▽アラヤ(東京都港区/ディープラーニング、エッジAI、自律AI事業)
▽AIメディカルサービス(東京都豊島区/内視鏡の画像診断支援AIの開発)
▽サイキンソー(東京都渋谷区/安価な腸内フローラの検査・解析技術の開発)
▽ダイナミックマップ基盤(東京都中央区/全国自動車専用道路にかかわるダイナミックマップ協調領域および高度3次元地図データの生成・提供)
▽ノベルクリスタルテクノロジー(埼玉県狭山市/酸化ガリウム単結晶基盤、エピウエハの開発・製造・販売)
▽PicoCELA(東京都中央区/5G・無線LANなどの基地局を互いに無線で多段中継する技術を保有)
▽ボスコ・テクノロジーズ(東京都港区/ITシステムコンサルティング、テクノロジーマーケティング、システム開発、製品開発・販売)
▽リモハブ(大阪府吹田市/医療関連システムの開発)
JEITAでは現在、Society5.0(高度な科学技術による新しい社会構想)の実現を事業指針として、新たなビジネスの創出を目指し、各種事業を展開している。JEITAベンチャー賞はその取り組みの一環であり、IT・エレクトロニクス業界の発展につながるベンチャー企業を支援するとともに、JEITA会員企業とスタートアップ(優良ベンチャー)企業との共創・連携・エコシステムの構築支援を目的としている。
受賞企業がJEITAへの入会を希望する場合は、「ベンチャー優遇特例制度」(申請により協会会費の負担を2年間免除する仕組み)を活用することができる。
今回受賞した8社のベンチャー企業は今後、JEITAの活動に参画するほか、Society5.0の実現を目指すCPS(サイバーフィジカルシステム)/IoTの総合展「CEATEC」への出展や、JEITAが主催するシンポジウムやセミナーなどへの登壇、さらにはJEITA会員企業との交流支援などの特典が授与される。


● 第61回「科学技術映像祭」入選発表 RKB毎日放送が総理大臣賞 17日の表彰式は中止に

第61回「科学技術映像祭」(主催=日本科学技術振興財団、映像文化製作者連盟、つくば科学万博記念財団、新技術振興渡辺記念会)の入選作品が発表された。なお、4月17日開催予定だった表彰式は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため中止になった。
同映画祭は、優れた科学技術映像を選奨することで科学技術への関心を喚起するとともに、その普及と向上を図り、社会一般の科学技術教養の向上に資することを目的としている。
入選作品は次のとおり。
★内閣総理大臣賞▽「人類 vs プラスチック」(テレビ番組/RKB毎日放送)
★文部科学大臣賞▽「命巡る海 知床・シャチの楽園」(テレビ番組/NHK札幌放送局)▽「伊勢湾台風60年 色と記憶」(テレビ番組/CBCテレビ)▽「NHKスペシャル スペース・スペクタクル プロローグ はやぶさ2の挑戦」(テレビ番組/NHK)
★部門優秀賞=自然・くらし部門▽「メ~テレドキュメント 常滑エピテーゼ カタチとこころ」
(テレビ番組/名古屋テレビ放送)▽「どこに ひなんすればよいの? 南海トラフ地しん 大つ波がくる」(映画・ビデオ/映学社)、研究・技術開発部門▽「映像未来医学者 世界初『iPS心筋』の10年」(テレビ番組/毎日放送)、教育・教養部門▽「ダイオウイカ大解剖 巨大生物 進化の謎」(映画・ビデオ/ツードッグ)▽「ガリレオX 科学における仮説とはなにか 仮説が世界を前へと進める」(テレビ番組/ワック)▽「深海VR-海底に降り立つ」(ネット配信動画/海洋研究開発機構)
★特別奨励賞▽「礼文 日本最北の『遺跡の島』」
(映画・ビデオ/企画:礼文町教育委員会、製作:北海道映像記録)
★つくば科学万博記念財団理事長賞▽「NHKスペシャル スペース・スペクタクル プロローグ はやぶさ2の挑戦」(テレビ番組/NHK)
★新技術振興渡辺記念会理事長賞▽「ガリレオX 電気をつくる菌・食べる菌 研究進む! 電気微生物の世界」(テレビ番組/ワック)
◆科学技術館館長賞▽「日本のチカラ 宇宙はみんなのもの~日本初!民間ロケット成功の先~」
(テレビ番組/企画:民間放送教育協会、製作:北海道放送)

2020/04/062020年4月6日

● 映文連アワード2020 5月末まで作品を募集 短編映像業界の活性化図る

映像文化製作者連盟(映文連)は、国際短編映像祭「映文連アワード2020」の作品募集を1日から開始した。
同映像祭は「プロフェッショナルが選ぶ、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品」を積極的に発掘・顕彰することによって、短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベーター(起業支援)としての機能も担っている。
応募資格は一般(会員外でも可)。応募作品は、2019年4月1日から20年3月31日までの完成作品。上映時間は原則として60分以内となっている。メディア・手法は、映画・ビデオ、テレビ番組(地上波テレビ番組以外)、アニメーション、CG、展示映像、モバイル、VR(仮想現実)。
募集部門は、①コーポレート・コミュニケーション部門=企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品、②ソーシャル・コミュニケーション部門=教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品、③パーソナル・コミュニケーション部門=映像制作を志す学生および個人グループが作品した作品(自由課題)。
募集期間は5月31日(当日消印有効)まで。参加料は1作品につき、一般1万8000円、映文連会員1万2000円、学生・個人6000円。
7-8月に審査を実施し、9月中旬に入選作品を発表。11月中旬に都内で表彰式を開く予定。
【申し込み・詳細】https://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2020.html


● 田辺・弁慶映画祭 11月開催 コンペ部門の作品募集

田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第14回 田辺・弁慶映画祭」を11月13-15日に紀南文化会館(和歌山県田辺市)で開催することを決定、コンペティション部門作品の募集を4月13日から開始する。募集期間は7月13日(当日消印有効)まで。同映画祭では、コンペティション作品および招待作品の上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映などを予定している。
【申し込み・詳細】http://www.tbff.jp


● 九州放送機器展2020 新型コロナ対策 開催中止が決定

日本ポストプロダクション協会は、6月17、18日に福岡国際センター(福岡市博多区)で予定していた「九州放送機器展2020」の開催中止を発表した。
新型コロナウイルスの感染と国内外への影響が日々拡大する中、出展社、来場者および展示会に関係する人たちの健康・安全を最優先に考慮した結果、中止を決めたとしている。
なお、2021年の開催については、東京五輪2020の延期スケジュール発表を受けて開催場所、時期の検討を開始するという。


● 東北映像フェスティバルも中止

東北映像製作社協会は、6月24、25日に仙台国際センター(仙台区青葉区)で開催予定だった「東北映像フェスティバル2020 映像機器展・映像コンテスト」の中止を決めた。
昨年5月に開催した「東北映像フェスティバル2019」は10回目の節目に当たり、1100人を超える来場があった。

2020/03/302020年3月30日

● 4月にネットで「NAB Show」 製品発表や講演、セッション 秋のNAB Show New York拡張も/NAB

NAB(エヌエービー=全米放送事業者協会)は20日(日本時間21日)、ゴードン・スミス会長兼CEOの書状の形で、4月19-22日、ラスベガスで開催を予定していた「NAB Show」(日本時間12日に4月開催の中止を発表)について、延期は断念し、代替案として、デジタル環境で「NAB Show Express」を開催すること、秋のNAB Show New Yorkを拡張することを発表した。

スミス会長は、新型コロナウィルス(COVID-19)の影響を受けた人たちへの思いとNAB Show関係者の安全を第一に考える姿勢を明確にしたうえで、劇的に変化し続けている米国および世界の状況を考慮・検討した結果、今年のNAB Showを延期にすることは不可能との結論に達したことを明らかにした。
そして、出展社、パートナー、および放送業界全体に可能な限りの価値を提供することを目指した2通りの代替案を発表した。
その1つが「NAB Show Express」だ。ここでは、ネット環境におけるNAB Showで、出展社の製品の発表、デモを紹介する一方、NAB Showで予定されていた講演、セッション、ワークショップなどから選ばれたプログラムを提供し、業界関係者がデジタル環境で交流する機会をつくる。4月の稼働開始を予定しているという。
NABでは、業界の健全性の維持・成長に不可欠な業界の連結を促進するうえでオンラインでの展開は有効ととらえており、長期的な展開も考えている。
2つ目の案は、秋に開催する「NAB Show New York」を新プログラム、新パートナー、そして新たな体験を提供できるよう拡張するものだ。既にパートナーとは拡張した形の協力体制を組む方向で話し合いを始めている。
企業が最新のイノベーションを発表・紹介する最適な機会を提供し、再スタートして前進する絶好のタイミングになるはずだとスミス会長は言う。この2つの取り組みについては、今後数週間に詳細を発表する予定だ。
同会長は「今後は年間を通したNAB Showの活動を通して、業界の皆様と交流できることを楽しみにしている」とつづり、2021年4月11-14日にラスベガスで開催することが決まっている「NAB Show 2021」への参加を呼び掛けた。


● 第23回 文化庁メディア芸術祭 4部門の受賞作品が決定 9月19-27日に展示・上映会

第23回文化庁メディア芸術祭の受賞作品および功労賞受賞者が決定した。文化庁メディア芸術祭は、「アート」「エンターテインメント」「アニメーション」「マンガ」の4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバル。
今回は、世界107の国と地域より応募があった合計3566作品の中から、部門ごとに大賞、優秀賞、新人賞、ソーシャル・インパクト賞、U-18賞を決めた。また、世界17の国と地域から応募された46作品の中より、フェスティバル・プラットフォーム賞を選出。併せて、功労賞としてメディア芸術分野に貢献のあった人を選出した。
これら受賞作品の展示・上映や関連イベントを実施する第23回の受賞作品展は、9月19-27日に、東京・青海の日本科学未来館を中心に開催する。
◆「第23回文化庁メディア芸術祭」大賞・優秀賞作品/受賞者(敬称略)
【アート部門】▽大賞=「[ir]reverent: Miracles on Demand」/Adam W.BROWN(米国)▽優秀賞=「between #4 Black Aura」/ReKOGEI(代表者:石橋友也/日本)、「Ferriscope」Bull.Miletic(米国)、Soundform No.1」/Natura Machina(筧康明、Mikhail MANSION、WU Kuan-Ju/日本、米国、台湾)、「Two Hundred and Seventy」/Nils VLKER(ドイツ)
【エンターテインメント部門】▽大賞=「Shadows as Athletes」(佐藤雅彦、佐藤匡、石川将也、貝塚智子/日本)▽優秀賞=「大喜利AI&千原エンジニア」/「大喜利AI&千原エンジニア」制作チーム(代表者:竹之内大輔/日本)、「amazarashi 武道館公演『朗読演奏実験空間『新言語秩序』』」 /「朗読演奏実験空間『新言語秩序』」プロジェクトチーム(代表者:amazarashi 秋田ひろむ/日本)、「CELLMate」/olmaz ETEMAD(イラン)、「SEKIRO:SHADOWS DIE TWICE」/SEKIRO開発チーム(代表者:宮崎英高/日本)
【アニメーション部門】
▽大賞=「海獣の子供」/渡辺歩(日本)▽優秀賞=「ある日本の絵描き少年」/川尻将由(日本)、「ごん」/八代健志(日本)、「ロング・ウェイ・ノース 地球のてっぺん」/レミ・シャイエ(フランス)、「Nettle Head」/Paul E.CABON(フランス)
【マンガ部門】▽大賞=「ロボ・サピエンス前史」/島田虎之介(日本)▽優秀賞=「あした死ぬには、」雁須磨子(日本)、「ダブル」/野田彩子(同)、「鼻下長紳士回顧録」/安野モヨコ(同)、「未来のアラブ人 中東の子供時代(1978-1984)」/リアド・サトゥフ(訳:鵜野孝紀/フランス、日本)
【フェスティバル・プラットフォーム賞】(日本科学未来館の球体展示に関する作品を募集)▽ジオ・コスモス カテゴリー=「球小説」/YouYouYou(日本)▽ドームシアター カテゴリー=『Starman』/Tiff RANDOL,CEN Kelon,Thor FREUDENTHAL,YEN Shih-Lien(米国、中国、ドイツ、米国/台湾)
【文化庁メディア芸術祭ウェブサイト】https://j-mediaarts.jp/


● YouTubeで作品を無料公開/徳島国際映画祭

徳島国際映画祭(主催=「vs東京」実践委員会)は、徳島県を舞台に制作された映画作品などを4月17日までの期間限定で、YouTube徳島県チャンネルおよび徳島国際映画祭公式サイトで無料公開している。
公開作品は、小原穣監督の『桜谷小学校、最後の174日』『ふたごとうだつ 東京の姉編/徳島の妹編』『ドラムロール』、福岡利武監督の『クジラの骨』。
当初、同映画祭は、3月26-29日に開催を予定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の防止などの観点から中止となった。
【徳島県チャンネル】www.youtube.com/playlist?list=PLItm7Gl5C9K_ITJdBTMBY-Kpg1Ga0jozs
【公式サイト】tiff.theater(近日中にリンク開設)


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