イベント

2021/6/282021年6月28日

● コンテンツビジネスの海外展開支援プログラム/DCAJがセミナーで説明

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、これから日本として注力すべきデジタルコンテンツのプラットフォームやトレンドを伝えるとともに、コンテンツビジネスの海外展開支援プログラムについて説明するオンラインセミナー「グローバルビジネスチャンスをつかめ! ~TechBiz支援プログラム活用法~」を7月1日に開く。
同セミナーでは、第1部で支援プログラムの案内、第2部ではデジタルコンテンツビジネスの専門家を招いて、「新時代のグローバルコンテンツビジネスとは」をテーマにパネルディスカッションを実施する。参加費無料(事前登録制)。
【パネルディスカッション】▽モデレーター=西村真里子氏(HEART CATCH 代表取締役)▽パネリスト=施井泰平氏(スタートバーンCEO)、高木美香氏(経済産業省商務情報政策局コンテンツ産業課長)、宮武徹郎氏(Off Topic代表取締役)
【日時】7月1日/15時-16時20分
【受講形式】Zoom
【定員】100人
【申し込み・詳細】http://www.dcaj.or.jp/news/2021/06/TechbizSeminar.html


● TechBiz 支援対象者募集/DCAJ

DCAJは、「TechBiz」支援対象者を募集している。TechBiz(Technology Business Acceleration Program)は、経済産業省が進めるコンテンツ関連ビジネスマッチング事業の一環として、日本の企業・研究機関などが有するコンテンツ技術を海外にアピールし、技術を核とした海外との連携、ビジネス展開を目指すための支援をするプログラム。
審査により選ばれた企業などは、次のような支援を受けられる。
▽専門家によるメンタリング▽英語ピッチ指導▽デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO/詳細=www.dcexpo.jp)など、国内コンテンツイベント出展支援▽海外展示会(CES/SXSWなど)への出展支援
【詳細】https://dcaj-techbiz.com/


● SKIPシティ国際映画祭 プレイベントを開催 昨年上映作品を公開

SKIPシティ国際Dシネマ映画祭(主催=埼玉県、川口市ほか)では、9月に予定している「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021」の開催に先駆けたプレイベントとして、7月の週末(土・日曜日)に、昨年の同映画祭で上映した全24作品をSKIPシティ映像ホール(埼玉県川口市)で公開する。
上映日は7月4日、10日、11日、17日、18日の計5日。料金は1作品600円
【詳細】https://www.skipcity-dcf.jp/pre-event.html


● 日本映画の海外展開事業 オンライン形式で研修 若手映画作家を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、令和3年度「日本映画海外展開強化事業」事務局を担い、米国・ニューヨークでの上映会およびワークショップなどの人材交流イベントの開催を予定していたが、コロナ禍の状況を鑑み、ワークショップについては、ニューヨークの映画関係者を講師に迎えたオンライン形式の研修を実施することになり、同研修に参加する若手映画作家を募集している。
実習期間は、11月中旬から来年2月上旬の間で、計10日程度を予定。多様な視点からなるカリキュラムを組み合わせた研修プログラムをオンラインで実施する。
【プログラム】
[脚本指導] 米国で実績のあるスクリプトドクターなどを講師に迎え、全体講義・個別による集中的な脚本指導をし、リライトした脚本のフィードバック指導を通して脚本力の向上を図る
[企画書指導] 米国で実績のある映画プロデューサーなどを講師に、企画書についてベーシックな講義をし、作品と向き合って企画書にまとめる
[テーマ別講義] 米国で実績のある各映画分野のエキスパートを講師に迎えたテーマ別の講義
【募集期間】7月25日必着
【募集人数】3人程度
【応募資格】▽日本国籍または日本の永住資格を有する▽長編映画(60分以上)の監督経験が3本以内▽以下のいずれかの要件に該当すること=①過去に劇場公開映画の監督作品がある、②主要国際映画祭の公式部門への出品経験がある(長編・短編いずれも可)
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/27241/


● 「男はつらいよ」題材にデジタルリマスター講座/イマジカデジタルスケープ

イマジカデジタルスケープは、映像匠塾2021「デジタルリマスター編 ~未来に受け継がれる名作の舞台裏~」をオンライン形式(Zoom)で7月2日に開く。
今回のセミナーでは、新しい世代に伝える「デジタルリマスター」にスポットを当て、名作シリーズ『男はつらいよ』全49作を題材に取り上げる。参加無料。
内容は、①〈対談〉リマスター市場の現状と今後の展望/『男はつらいよ』プロジェクトの概要説明、②〈デモンストレーション〉『男はつらいよ』の修復デモンストレーション、③〈機材説明〉デジタルリマスター関連機材ラインアップ、④イマジカデジタルスケープより、今後のウェビナーなどの案内–の4部構成になっている。
【日時】7月2日/15時開始(1時間30分程度)
【申し込み・詳細】https://www.dsp.co.jp/tocreator/movie/event-movie/takumi202106_event/


● Clear-Com製品ウェビナー開く/松田通商が7月8日に

松田通商は、MTCコミュニケーションセミナーとして、7月8日に「Clear-Comウェビナー」を開く。
今回は、Clear-Com パーティーライン「Encore」、デジタルワイヤレス「FreeSpeak Ⅱ・DX」、デジタルパーティーライン「HelixNet」、IPインタフェース「LQ」の機能についての解説をはじめ、製品の基礎からシステムアップに至る応用までを取り上げる。今後のシステムプランニングや機種選択などに役立つ内容となっている。参加費無料(事前登録制)。
【日時】7月8日/13時30分開始(約2時間の予定)
【受講方式】YouTube Live
【申し込み・詳細】https://mtc-japan.com/news/2021/0618/

2021/6/212021年6月21日

● ケーブル・アワード2021 第14回ベストプロモーション Goolightが大賞

日本ケーブルテレビ連盟とイード(東京都中野区)は、共催による「ケーブル・アワード2021 第14回ベストプロモーション大賞」の受賞作品を発表した。今回は、これまでの「CM部門」を「映像部門」に改め、ウェブ配信動画や地域振興に貢献するプロモーション映像も含めた映像を応募対象とした。
「チラシ部門」48作品、「映像部門」48作品、「グッドプラクティス部門」71作品、総数167作品の応募が寄せられ、予備審査を通過した57作品から厳正な審査のもと、各賞が決まった。「特別賞」は、今回のテーマ「新しい日常、新しい生活、ケーブルテレビが創るニューノーマル」に適う作品に贈られた。また、インターネットの投票によって全国のCATV局職員が選ぶ「ケーブル・チョイス賞」、一般投票による「RBBTODAY賞」も併せて発表した。
各賞は以下のとおり。
[グランプリ] Goolight「田中泯が表現する信州須坂プロモーション」(映像部門)
[準グランプリ] インフォメーション・ネットワーク・コミュニティ「やっぱりテレビっておもしろい!」(チラシ部門)、入間ケーブルテレビ「食べて応援!スマイルご当地便」(グッドプラクティス部門)
[特別賞] ひまわりネットワーク「あって良かった!ひまわりアプリ」(映像部門)
[ケーブル・チョイス賞]
ジュピターテレコム「J:COM ルンルンルン♪」(映像部門)
[RBB TODAY賞] イッツ・コミュニケーションズ「秋本奈緒美が行く 日本名水巡りの旅」
(映像部門)
[優秀賞] (社名のみ)▽日本海ケーブルネットワーク▽ケーブルメディア四国▽シーシーエヌ▽CATV富士五湖▽キャッチネットワーク▽知多半島ケーブルネットワーク▽ニューメディア


● 東北映像フェスティバル 映像コンテストの各賞発表 番組部門は東北映音が大賞 車いすYouTuberの日常追う

東北映像製作社協会(事務局=仙台市青葉区)は、「東北映像フェスティバル 映像コンテスト2021」の受賞作品を発表した。
この映像コンテストは、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図るための研さんの場とすることで、地域映像産業の振興に寄与するものとして毎年実施している。
「番組部門」の大賞(東北総合通信局長賞)は、東北映音の『「日本のチカラ」なりたい自分になるって決めたんだ!~夢見る車いす女子~』が受賞した。
山形県鶴岡市の渋谷真子さんは、チャンネル登録者が6万8000人を超える車いすYouTuber。動画の特徴は、障がい者の性事情や排泄障害などデリケートな悩みを包み隠さずさらけ出すこと。「障がい者という枠組みを壊したい」という、新たな夢に向かって歩み始めた真子さんの日常を追った。
審査員は「表面的な取材ではなく日常の中へ入り込み、どんな生活を送っているのかを丁寧に伝え、自身や家族の胸の内にある思いを引き出していて取材者として素晴らしい。地域でこうして活躍する人を伝えることで元気をもらった視聴者の方も多いのではないか」と評価している。
そのほかの受賞作品は以下のとおり。
【番組部門】(全応募11作品)
[優秀賞] ▽「つないだ夏 ~球児たちの軌跡~」(プライド・トゥ)▽「農水産業のデジタルトランスフォーメーション」(フロムいわて)
【地域振興コンテンツ部門】(全応募17作品)
[大賞(東北経済産業局長賞)] ▽「Changing Minamisanriku震災から10年間の変革」(はなぶさ)
[優秀賞] ▽「福島のイイところ教え隊『福島にイクンジャー』タベルンジャー出動編!」(ジェイアール東日本企画 仙台支社福島支店/デンヤ・クリエイティブワークス)▽「山形こけし~工人たちの不易流行~」(山形市創造都市推進協議会)
【CM PRキャンペーン部門】(全応募9作品)
[大賞] 「ベアレンフアンになろう」(哲学堂)
[優秀賞] ▽「イワテメイドアパレルプロジェクトPR」(フロムいわて)▽「山形県警察 重点施策広報動画〈架空請求編〉」(プライド・トゥ)
【学生部門】(全応募2作品/大賞なし)
[奨励賞] ▽「私たちの2020年~コロナ禍の小さな記録~」(尚絅学院大学総合人間科学部表現文化学科 大野ゼミ)▽「CA Promotion Video 2021『架け橋』」(岩手県立大学 Campus Attendant)
【詳細】www.tohoku-eikyo.or.jp/contest_2021


● 第25回 JPPA AWARDS 2021 経産大臣賞、グランプリを発表 TSP島崎氏・大形氏、レスパス小林氏など表彰

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、すぐれたポストプロダクション技術をたたえる「第25回JPPA AWARDS 2021」の審査結果を発表。6月4日に、感染対策をとりながら「一般の部」の贈賞式を開催した。
経済産業大臣賞は、映像技術部門「テロップデザイン」カテゴリーに『みやこびと極上の遊び~京都 夏から秋へ~』で応募した島崎晃氏(東京サウンド・プロダクション)に贈られた。
審査員は「昨今の派手なテロップ表現ではなく、洗練された書体を厳選し、
『京都』を舞台とした作品に『品』と『美しさ』を、優れたデザインと色合いで格調高く表現。特に旧暦を表現する演出テロップは、レイアウトと色合いで、そこから始まるシーンの印象づけに貢献している」と評価。視聴者の気持ちをつかむ技術が作品の世界観の構築に貢献しているとした。
グランプリは、映像技術部門が映画『ミッドナイトスワン』の小林哲夫氏(レスパスビジョン)。グレーディングカテゴリーの同作は、「主人公の感情の起伏が明確に分かる。気持ちに合わせた色合いや質感で、どんどんドラマに引き込まれていく」と評された。
音響技術部門はTVドキュメンタリーカテゴリー『民教協SP おひさま家族』の大形省一氏(東京サウンド・プロダクション)が受賞した。
審査員が満場一致で選んだという。ナレーションの質感(マイキングの距離感)やイコライザー、コンプの自然感のある設定値、バランス感が良く、丁寧なフェーディング、適度なノイズ処理により、「臨場感を損なうことなく、被写体に寄り添った暖かい気持ちが伝わる」という。
詳細は、6月末から7月上旬にJPPAが発刊する特別誌『JPPA AWARDS 2021 Report』(無償配布)で紹介される。


● 映像伝送ソフトウエアなど 3つの取り扱い製品を説明 /朋栄がオンラインセミナー

朋栄は、オンラインによる取り扱い製品のセミナーを次のとおり開く。所要時間は、いずれも30分程度となっている。
【ライブストリーム用モバイルアプリケーション「Dejero LivePlus」】
中継現場からの映像送信ソフトウエア。最低限の機材で高品質な映像送信を実現する。ウィンドウズ、Mac、iOS、Androidをサポートしている。当日は、LivePlusを活用したワークフロー、活用例などについて説明する。
[日時] 6月24日/1回目13時30分~、2回目15時30分~
[申し込み] ▽1回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_FtYHIPkhTXaDEpfGTL5 2gA▽2回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_mhHJ2zyFTP6j70Wpr5ObdQ
【バーチャルスタジオ/リアルタイムCGシステム「VRCAM-NX」】 固定カメラでもカメラワークをしているかのような運用が可能なバーチャルカメラの演出や、テンプレートCGを活用したコンテンツ作成や送出制御に対応している。ダイレクトボタン、プレイリストにより、オペレーターの負担を軽減、少人数での運用を実現。
[日時] 6月30日/1回目13時~、2回目15時~
[申し込み] ▽1回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_gbGOPnD8S6aaouD4QRoqLA▽2回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_7hYKkXSKTrWtM4Irgn5Aww
【インスタントリプレイシステム「Envivo Replay」】
タッチパネル操作で、直感的なリプレイ映像の作成が可能。マルチカメラ収録に対応、各種フォーマットの混在入力、出力映像に最大3個のロゴ合成などの特徴がある。
[日時] 7月2日/1回目13時~、2回目15時~
[申し込み] ▽1回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_sSnKQH3eR1uJ0eeX1b1KLQ▽2回目=https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_tITnKocqSfu3Ar83DW3Vbw


● リモートプロダクションやIPインジェストなど解説/三信電気がウェビナー

三信電気は、リモートプロダクションおよびIPインジェストソリューションなどについて説明する無料ウェビナー(Zoom)を、6月25日に開く。
第1部「アビッドとLiveUの連携によるリモート、IPインジェストソリューションのご紹介」では、LiveUからアビッドMediaCentral StreamへSRTを利用したIPインジェストの新ワークフローをデモして解説する(協力=アビッドテクノロジー)。
リアルタイムでのIPリモートインジェストを活用することで、追っかけ編集やリモートインジェストが可能になり、これによりリアルタイム性が求められる報道番組制作、スポーツ中継などのコンテンツ作成、配信に活用できる。
第2部「低遅延伝送装置+タリー&インカムシステムのご紹介」では、LiveUなどの映像の送り返しシステムとして、高画質・低帯域・低遅延のエンコーダー・デコーダー+タリー・インカム接続の3機能を備えたオールインワンシステムを提案する。デコーダーはIOS端末でモバイル化されており、収録現場での送り返しシステムとして多くの実績がある(協力=テクノマセマティカル)。
どちらかだけの参加でも可能。登録者には後日、プレゼン資料と当日の録画データを送る。
【日時】6月25日/第1部14時-14時40分、第2部14時40分-15時(予定)
【申し込み】https://zoom.us/webinar/register/9016227075405/WN_RzLuZEaZQ7aQSKmbu1D0lg


● シーテック2021オンライン 出展申し込み受付開始 期限は7月30日まで

電子情報技術産業協会(JEITA)は、10月19-22日に開催予定の「CEATEC 2021 ONLINE(シーテック2021 オンライン)」について、開催概要を公開し、出展申し込み受付を開始した。
当初予定していた幕張メッセとオンラインを組み合わせた開催形式から変更になったことに伴い、完全オンラインによる開催概要のもと、改めて出展企業・団体を募集する。申し込み期限は7月30日まで。
新型コロナウイルス感染症の影響により、2年連続での完全オンライン開催となるCEATECは、昨年、CEATECのオリジナル版として開発したオンラインプラットフォームを今回も活用し、コミュニケーション機能や出展者向けコンソールをよりバージョンアップして展開する。
出展者のページには、展示内容の説明動画や資料などを掲載するとともに、ビデオチャット機能などによって出展者と来場者がコミュニケーションをとることが可能になっている。
【詳細】http://www.ceatec.com/ja/application


● 関西放送機器展「特別オンラインセミナー」

「放送技術政策の最新動向」をテーマにし、6月30日に開く。講師は、総務省 情報流通行政局 放送技術課長の荻原直彦氏。次世代の放送サービスの実現に向けた取り組みや、放送インフラの安全・信頼性の確保など、最新の放送技術政策について解説する。受講料は無料。
【日時】6月30日/14時開始
【受講形式】Zoom
【定員】500人
【申し込み締切】6月28日
【申し込み・詳細】https://www.tv-osaka.co.jp/kbe


● プロフェッショナルオーディオ、ビデオ、放送、民生機器の最新情報/ザイリンクス

ザイリンクスが6月30日に開く無料ウェビナー。放送、プロオーディオ・ビデオ、コンシューマ市場向けに構築されたテクノロジー、IP、ソリューションについて、ザイリンクスおよびエコシステムパートナーが最新情報を報告する。
【主な内容】▽市場動向▽ザイリンクス製品の最新情報▽AVコネクティビティとビデオプロセッシングIPの最新情報▽AV-over-IP▽機械学習のユースケースとPoC(概念実証)デザイン▽ザイリンクス アライアンスメンバーからの最新情報▽FPGAを用いたSMPTE ST-2110 IPネットワークで実現する次世代の放送インフラ▽次世代型ビデオ製品向けIPコアで実現する高精度4K/8K映像FPGA用ビデオコーデックIP
【日時】6月30日/10-12時
【申し込み・詳細】xlnx.com/3wGHxMU


● 「TriCaster」の基本を学ぶ/アスク・エムイーがオンラインセミナー

アスク メディア&エンタープライズ事業部(アスク・エムイー)はNewTek社が開発したオールインワン・ビデオ制作システム「TriCaster(トライキャスター)」の基本機能を学ぶオンラインセミナーを6月24日に開く。参加無料。
TriCasterは、番組作りの基本となるスイッチング・収録・配信・合成・テロップ作成の機能が1台に詰め込まれた映像制作システム。コンサートやスポーツイベントをはじめ、企業セミナーやオンライントレーニングでも活用されている。
セミナーではTriCasterを使って、どのような番組作りができるのか、デモを交えて解説する。
【日時】6月24日/14時開始(約60分を予定)
【受講形式】Zoom(事前登録すると申し込み完了の自動返信メールが届く)
【定員】先着100人
【申し込み・詳細】https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_wp4EFKlfQ6-G1y0_nCb16g

2021/6/142021年6月14日

● 新クロマキー技術 放送文化基金賞で受賞/関テレ

関西テレビ放送の「新クロマキー技術『ニジクロ』の開発」が、第47回放送文化基金賞(主催=放送文化基金)で「個人・グループ部門放送技術」を受賞した。30日に東京會舘で贈呈式が実施される。
「『ニジクロ』の開発」は、2020年の日本民間放送連盟賞技術部門 最優秀賞、19年度の日本照明家協会賞テレビ部門技術賞も受賞してる。
ニジクロは、無色透明なフィルタータイプの新しいクロマキー技術。背景幕として偏光フィルターを使用し、「偏光フィルターが緑色に見えるフィルター」(新開発)をカメラレンズ前に付けることで背景幕を緑色に映し、クロマキー撮影を実現する。
従来の布製背景幕を用いたクロマキーは、幕からの反射光で被写体が緑色に色付くという課題があったが、「ニジクロ」の背景幕は無色のため、背景幕の反射によって被写体が色付くことがない。透明なので背景幕の裏からも被写体に照明を当てることもでき、さらに、レンズ前のフィルターを交換すれば、背景幕の色を青赤黄色に変更可能。


● AIを使い「解約防止」 CATV事業者向けに解説/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第13回オンラインセミナー「AIを使った『解約防止(ターゲッティング営業)サポートシステム』の最前線を知る」を6月22日に実施する。
CATV各社では開局からこれまで、それぞれの部署で多様なデータを保管している。それらのデータを分析し、ターゲッティング営業に活用する動きが注目されている。また、ビジネス課題の解決や改善にこれらのデータを活用することで、より精度の高い意思決定や施策につながることが期待できる。
今回のセミナーでは、データ分析ソフトを自社開発しているキーエンスの担当者が「機械学習を使ったターゲッティング営業」について解説する。
大量のデータをAIで分析し、「顧客の解約行動パターン」として表記させるのが、キーエンスのデータ分析ソフト。解析されたデータは、「解約しやすい顧客像」や「解約予兆の特定」、「解約懸念先リスト」などで出力されるとともに、解約防止のための有効的施策を自動的に生成する機能を持っている。
【日時】6月22日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【受講方法】Zoom
【詳細】https://www.cri-info.jp/20210531_6117.html


● 番組を視聴する会 第13回「沖縄を伝える・記録する・考える~いくさ世(ゆ)を越えて~」

放送番組センター「放送ライブラリー」(横浜市中区/横浜情報文化センター内)で、6月18日-7月4日(月曜休館)に開く。沖縄での戦中・戦後をテーマにした6本の番組を公開する。入場無料(入退場自由)。
【詳細】https://www.bpcj.or.jp


● 中国でコンテンツ展示会 オンライン出展参加募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和3年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、7月30日-8月1日に中国・上海で開催される「ChinaJoy(China Digital Entertainment Expo & Conference)2021」ビジネスデーにおいてジャパンブースを展開し、オンライン出展に参加する企業を募集している。参加費は無料。
対象は、ゲーム、アニメーション、コミックなど、中国との協業を目指す企業。マーケットが大きく、ビジネスの拡大が見込める中国市場へ、中国未配信のゲームやアニメの自社IP(知的財産)を売り込みたい企業にとって格好の場となる。募集企業は20社程度。申し込み期限は6月21日。
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/27223


● シーテック2021 オンラインのみで開催へ 15日に開催概要説明会

電子情報技術産業協会(JEITA)は、10月19-22日に開催予定の「CEATEC 2021(シーテック2021)」について、当初予定していた幕張メッセ(千葉市美浜区)とオンラインを組み合わせた開催形式から変更し、オンラインのみで開催することを決定した。
首都圏における緊急事態宣言などが6月20日まで延長されたことを受け、来場者、出展者ならびにCEATECにかかわる人たちの安全を最優先に考慮した結果、安全・安心な環境のもと、幕張メッセで来場者と出展者が積極的な交流を図る環境を用意することが難しいと判断したという。
CEATECは昨年、初めて完全オンラインにて開催し、延べ15万人以上が来場した。今年は「来場者と出展者とのコミュニケーションをより拡充した形で、ニューノーマル社会の未来を考え、共に歩み、テクノロジーを活用した共創を実現するための企画を、さらに進化したオンラインプラットフォーム上で展開する」としている。
なお、「開催概要説明会」を6月15日(10時から配信)にオンラインで実施する。申し込み期限は6月14日16時まで。アーカイブ配信のため、同日時以降も視聴できる。
【申し込み】srt.ceatec.com/34YQEMQ

2021/6/72021年6月7日

● 映文連がオンラインで映像制作の基礎講座 実践に役立つ知識習得

映像文化製作者連盟(映文連)は、「TANPEN塾映像制作基礎講座~入門編(第7回)」を6月24日にオンライン(Zoom)で開く。
講師陣は短編映像業界で活躍する専門家。カリキュラムは、企画から撮影・編集まで、映像制作の基礎から最新の技術情報まで含まれ、制作現場での実践に役立つ知識を身につけることができる。
【講座内容】①「プロデューサーの仕事」、②「プロダクションマネージャーの仕事」、③「ディレクターの仕事」、④「カメラマンの仕事」、⑤「ポスプロ・編集の仕事」
【日時】6月24日/11時-17時20分
【募集人員】80人
【受講料】一般2万円、会員1万5000円
【申し込み締切】6月21日
【申し込み・詳細】www.eibunren.or.jp/?p=5496


● 第41回「地方の時代」映画祭 コンクールの作品募集

「地方の時代」映像祭実行委員会(吹田市、関西大学、NHK、日本民間放送連盟、日本ケーブルテレビ連盟)は、「第41回『地方の時代』映画祭」を11月13-19日に関西大学 千里山キャンパス(大阪府吹田市)で開催するにあたり、6月1日からコンクールの作品募集を開始した。
募集部門は、「放送局」「ケーブルテレビ」「市民・学生・自治体」「高校生(中学生)」の4部門。グランプリには賞金100万円が贈られる。応募の締め切りは6月30日(「高校生(中学生)」部門の応募期間は7月1-31日)。
【詳細】www.chihounojidai.jp/entry/index.html


● CATV向け配信プラットフォーム/ニューメディアがデモ

ニューメディア(山形県米沢市/システム開発部)は、CATV事業者に最適化された配信プラットフォーム「CP2(Contents Player for Communication Platform)」のデモを9日にウェビナー形式で実施する。
【日時】6月9日/①10-11時、②14-15時
【申し込み】docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfinEvv6SqwGTtexJgl5qxHFjB9Maw5sduEhDA1dLbRVt_4FA/viewform


● オンラインで技術セミナー 4K.8K技術の基礎/リーダー電子

リーダー電子は、放送・映像業界において4K.8Kに関心が高まる中、「4K/8K技術の基礎講座」をテーマにした技術セミナーをオンライン(Zoom)で開く。6月23日実施のライブ配信は満員になったため、24、25日に同セミナーの録画配信をする。受講料は無料。
基礎講座の内容は、「4Kインタフェース」、「8Kについて」、「HDR」、「色域(Wide Color Gamut)」、「4Kカラーバーパターン」。
【日時】6月24、25日/いずれも14時-15時30分(内容は同じ)
【申し込み・詳細】www.leader.co.jp/event

2021/5/312021年5月31日

● セミナー 11日にオンライン開催 LAWOのIP管理システムを解説/オタリテック

オタリテックは6月11日、LAWOが4月に発表した、IPをベースとしたメディアインフラのための管理プラットフォーム「HOME」についてオンラインセミナーで解説する。プレゼンターはオタリテックの数金千恵氏(プリセールスマネージャー)と薗田啓氏(LAWOプロダクトマネージャー)。
HOMEは、IPアドレスをはじめとした情報を一元管理できるオープンスタンダードなプラットフォームで、IP放送機器の基盤となることを目指す。
◆詳細と申し込み
https://otaritec.co.jp/news-release/event/3955/


● ケーブル技術ショー報告会 主な展示を映像でレポート/CRIが11日にオンラインで

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、6月3、4日に東京国際フォーラム(東京都千代田区)で開催される「ケーブル技術ショー2021」の展示会場の様子を撮影し、会場に出向けない人に向けて動画上映とレポートなどで伝える「第7回CRIプラス+『ケーブル技術ショー2021』オンライン上映&報告会」を6月11日に実施する。
CRIでは毎年、日本CATV技術協会と共催で、「ケーブル技術ショー」の主要展示ブースをCATV事業者の女性社員を対象に案内する視察ツアーを実施してきた。今年のケーブル技術ショーは、実会場での展示会に加え、6月14日-7月30日の期間、オンライン展示会も実施される。
コロナ禍において、緊急事態宣言も発令されている中、CATV事業者および関係者が気軽に展示会場を訪れることができなくなっている。そのような状況から、会場内の映像を通してオンライン展示会開催日よりも一足早く、各社の商品やサービスなどの情報に触れてもらうことを目的としている。
【日時】6月11日/13時30分-15時
【映像上映】▽各社展示ブースからの商品説明(1社3-5分程度)=シンクレイヤ、日本デジタル配信、ミハル通信、ジャパンケーブルキャスト、関電工、住友電工(以上予定)▽テーマ展示ゾーン(映像のみ)▽技術者の目で見た「気になる展示ブース」レポート
【報告】「ケーブル技術ショー2021」雑感/質疑応答
【オンライン受講方法】Zoom
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・問い合わせ】
Eメール=cri@cri-info.jp


● 放送・配信の今後を考察 オンラインイベント開く/プラットイーズ

プラットイーズとグループ会社のプラットワークスは、番組やCMの放送・配信に関する「オンライン展示会 ~これからの放送・配信とは~」を6月11日に開く。
新型コロナウイルス流行の長期化などで、放送・配信業界において、さまざまな変化が生じている。同イベントでは、放送・配信の業界関係者が登壇し、変化に対応した各社のノウハウや今後の展望などについて語る。参加は無料(Zoomを使用)。
【日時】6月11日/11時30分-20時
【プログラム(仮)】
[トークセッション] ▽11時30分-12時30分=「テレビ通販を考える ~イマとミライ~」▽13時30分-14時30分=「Z世代からみたテレビの可能性」▽15-16時=「~AIと人知を駆使した広告審査~Yahoo!のネット広告の世界を覗いてみよう。」▽16時30分-17時30分=「配信サービスの将来」
[座談会] ▽18-20時=
「テレビ業界とプラットイーズの20年の歩み」①創業期~業務コンサルティング、②メタデータをめぐる動き、③営放システムをめぐる動き、④放送局CM考査をめぐる動き、⑤有料多chの将来に向けて
【参加方法】イベント当日の10時以降に、プラットイーズ・ウェブサイトのイベントページから参加登録をする
【イベントページ】https://www.plat-ease.co.jp/event


● Inter BEE 2021 出展受付期日を変更 1次期限は6月30日に

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「Inter BEE 2021」(運営=日本エレクトロニクスショー協会)を、11月17-19日に幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催すべく準備が進められているが、出展申し込み締め切り期日を変更した。
1次申し込み期限は5月31日から6月30日に延長、2次申し込み期限は6月30日だったが、空き小間がある限り申し込み受付を継続。出展者説明会・小間割抽選会は、7月下旬から8月上旬に変更し実施する。
また、出展の取り消しおよび小間の削減変更による解約金の割合期限を次のとおり変更した。
▽小間料の60%=7月1-31日↓8月1-31日▽小間料の80%=8月1-31日↓9月1-30日▽小間料の100%=9月1日以降↓10月1日以降
【詳細】https://www.inter-bee.com


● 映文連アワードの応募締め切り延期

映像文化製作者連盟は、第15回「映文連アワード2021」の応募締め切りを5月31日としていたが、6月20日(消印有効)に延期した。
新型コロナに対する緊急事態宣言中の最中、多くの映像制作会社が在宅勤務(テレワーク)などで業務をこなしてきており、通常の作品応募の体制が整わないという事情を考慮した。
【詳細】https://www.eibunren.or.jp

2021/5/242021年5月24日

● 2021 NAB Showの登録開始 10月9-13日 ラスベガスコンベンションセンター

全米放送事業者協会(NAB=エヌエービー)が主催する世界最大の放送コンベンション「2021 NAB Show」(10月9-13日/米ラスベガスコンベンションセンター)の登録が開始された。同イベントは昨年はオンラインで開催され、リアル開催は19年以来。
NAB Showの併催イベントであるRadio ShowやNABのSales and Management Television Exchange(SMTE)なども同時に登録を開始している。
詳細は、https://nabshow.com/2021/


● 低遅延の映像伝送を解説 リモート制作の環境構築も フォトロンがウェビナー

フォトロンは、映像のクオリティーを確保しながら低遅延での伝送・分配を実現する映像伝送プロトコル「SRT(Secure Reliable Transport)」を利用した、パブリックインターネットでのリモートインジェストソリューションについて説明する『SRT/MediaCentralを活用したリモートインジェスト ウェビナー』を6月1日に開く。
また、同3日には、最新キーテクノロジーを活用したスポーツ中継リモートプロダクション環境について解説する「EVSリモートプロダクション2021 ウェビナーVol2」を実施する。参加費はいずれも無料(事前申し込み制)。
『SRT/MediaCentralを活用したリモートインジェストウェビナー』では、4K/HD対応低遅延VoIPデコーダー「Makito X4(Haivision社製)」、シームレスなIPコンテンツ伝送を支援する新世代インジェスター「MediaCentral|Stream(アビッド社製)」の組み合わせによる、パブリックインターネットを利用したリモートインジェストから追っかけ編集までのワークフローを解説する。
【日時】6月1日/15-16時
【申し込み】www.photron-digix.jp/info/2021/101620.html
『EVSリモートプロダクション2021 ウェビナーVol2』では、スポーツ中継をはじめとするライブ番組制作において、IP技術を用いたリモートプロダクションが広がりを見せていることから、スローオペレーション環境のリモート化からスタートする現実的なリモートプロダクション環境の構築を段階的に説明する。
【日時】6月3日/15-16時
【申し込み】 https://www.photron-digix.jp/info/2021/101625.html


● 国際プロデューサー育成 全10回の講習会を開く/VIPOが「Film Lab」

映像産業振興機構(VIPO)は、映画の国際共同製作を推進し、国際的な感覚や知識を持ち広く世界で活躍する若手プロデューサーの育成を目的に「VIPO Film Lab」を開く。
『国際プロデューサーコース』(全10回)では、国際的に活躍できる若手プロデューサー育成のため、世界の映画祭やマーケットの機能、セールスエージェントや企画マーケットの役割、そして、実際の企画マーケット担当者からの実践的なレクチャーや脚本ディベロップメントなど、映画の国際共同製作・海外展開を目指していくうえで必要となる知識を包括的に学べる。
国内外の経験豊富な業界エキスパートや現役で活躍するプレイヤーを講師陣に迎え、即実践で活用できる基本的な知識やテクニックを身につけることを目指す。
募集定員は20人程度。講義はオンラインで実施し、時間は午後-夕方を予定している。なお、英語もしくは日本語での講義を聴講・理解できることが参加条件となっている(日本語通訳はない)。
【日程】
[第1回] 6月17日「世界の映画祭とその機能について」
[第2回] 6月24日「映画祭におけるジャンル映画について」
[第3回] 7月22日「国際共同製作について」
[第4回] 7月29日「セールスエージェントの役割」
[第5回] 8月5日「海外に通用する日本の企画とは」
[第6回] 8月19日「オリジナル脚本の進め方 ベーシック理論」
[第7回] 8月26日「世界の映画マーケット(見本市)について」
[第8回] 9月30日「国際映画製作 ケーススタディ」
[第9回] 10月21日「企画マーケットとは? ①エキスパート編」
[第10回] 10月28日「企画マーケットとは? ②企画マーケット担当者編」
【参加費】2万2000円
【応募締め切り】5月28日
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/26858/


● SIGGRAPH Asia×GDMコラボイベント「ゲーム開発者がSIGGRAPH Asia 2021をどう楽しむか?」

DeNA主催のゲームクリエイター向け勉強会「Game Developer Meeting」内において、オンライン(Zoom)で開く。
SIGGRAPH Asia 2021(SA2021/東京開催=12月14-17日)のカンファレンスチェア/塩田周三氏(ポリゴン・ピクチュアズCEO)、Gamesチェア/長谷川勇氏(スクウェア・エニックス シニア・マネージャー)、ローカル・コミッティ・メンバーの安藤幸央氏(エクサ CGプログラマ・デザインスプリントマスター)が登壇し、ゲーム業界やゲーム開発者へ焦点を絞り、SA2021について解説する。
【日時】5月28日/19時開始
【申し込み】https://gdm48online.peatix.com/(5月27日/13時まで)


● 第6回 関西放送機器展 開催中止を決定

関西放送機器展実行委員会(構成=アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、6月30日、7月1日に予定していた「第6回 関西放送機器展(KBEE)」の開催中止を決めた。
新型コロナウイルスの感染拡大や、緊急事態宣言発出の影響により、展示会として成立が見込めないと判断した。
2022年は、6月または7月の開催を目指すとしている。

2021/5/172021年5月17日

● NHK技研公開21 オンラインで開催 17項目の研究開発成果など披露

NHK放送技術研究所の「技研公開2021」が、6月1-30日の1カ月間、技研公開2021ウェブサイト(https://www.nhk.or.jp/strl/open2021)でオンライン開催される。
「究める技術、高まる体感」をテーマに、よりリアルで没入感あふれるコンテンツ体感を実現する「イマーシブメディア」や、多様なデバイスでコンテンツを届ける「ユニバーサルサービス」、未来のための基礎研究「フロンティアサイエンス」に関する17項目の研究開発成果などを披露する。
将来の放送・メディア技術に関する講演や、技研職員による研究発表などの動画も掲載する。
見どころの1つが「空間共有コンテンツ視聴システム」。VR(仮想現実)およびAR(拡張現実)技術を活用し、離れた場所にいる人と同じ空間で同じコンテンツを視聴できるように感じられるシステム。カメラ付きのヘッドマウントディスプレーを使い、文化財をテーマにしたコンテンツを、離れた場所の2人が一緒に楽しむ様子を見せる。
見ている人の前方約180度の視界を囲む形のフレキシブルディスプレーと、映像と音に合わせて振動するイスを組み合わせ、コンテンツへの高い没入感を体感できる未来のVRディスプレー「未来の没入型VRディスプレー」なども示す。


● SSFF&ASIA「観光映像大賞」 最終選考5作品を配信 20日にトークイベント

4月27日からオンライン会場がスタートしている、「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2021」」は、5月11日から『第10回観光映像大賞』ファイナリスト5作品の発表と配信をスタートした。
ファイナリストに選出されたのは、満島ひかり主演による長崎県南島原市の作品や、武田梨奈主演の佐賀県上峰町の作品など5作品。この中から6月16日に大賞作品(観光庁長官賞)が発表される。
【作品視聴サイト】https://shortshorts.org/2021/ja/tourism
また5月20日には、「観光映像にみる、コロナ禍の観光~地域ブランディングの目線で今発信すべき観光映像を検証」と題し、ファイナリストとしてノミネートした5作品の各自治体・団体がパネリストとなるオンライントークイベントをライブ配信する。
新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言の発令で、県をまたいでの移動に制限が設けられるなど、大きな変化を迫られることになった観光業。これまでとは異なる夏のレジャーシーズンを控える今、今回選ばれた観光映像を作った意図や観光地の現状、観光の在り方や楽しみ方、映像を使った観光のブランディング手法、表現・発信方法などについて語る。ホストは映画祭代表の別所哲也氏が務める。
【日程】5月20日/20時-21時30分
【申し込み・詳細】YouTube ssff & ASIA 2021 公式チャンネル:youtu.be/7vP89JsCykM


● 監督を目指す人へトークセミナーも 5月25日開催/SSFF&ASIA

SSFF&ASIAでは、2019年から映画祭クリエイティブパートナーとして協賛しているAOI Proが運営する、広告映像をプロから学ぶサブスクリプション型オンラインコミュニティAOI Film Craft Labとともに、映像クリエイターのキャリア形成を趣旨とするトークセミナー「映画監督とCMディレクターへの道~監督を目指す人に伝えたいこと~」を5月25日(20時開始)にオンラインで開催する。
【申し込み・詳細】https://shortshorts.org/2021/ja/event/aoi-film-craft-lab-presents


● ダビンチリゾルブを習得 ウェビナー形式で実施/ブラックマジック

ブラックマジックデザインは、5月26、27日にウェビナー形式(Zoom)によるダビンチリゾルブの有償トレーニングを開く。学生向けの無料キャンペーンも継続する。同トレーニングの参加者には復習用として、当日のトレーニングの模様を期間限定で公開する(コピー不可)。
◆ダビンチリゾルブ・ベーシックトレーニング
[参加費] 一般:2万2000円、学生:無料(学生証確認)
【DaVinci Resolve 16 – Edit Basic Training】▽映像編集ソフト初心者から安心して映像編集を学べるコース▽5月26日/13時30分-17時30▽申し込み=https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000051
【DaVinci Resolve 16 – Color Basic Training 】
▽カラーグレーディングを集中的に学べるコース▽5月27日/13時30分-17時30分▽申し込み=https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000070
なお、トレーニングの参加にあたり、受講者はデュアルモニターを用意する必要がある(トレーナー側の映像を表示するものと、自身でダビンチリゾルブを操作するためのもの)。例えば、ラップトップ+スマートフォンといった組み合わせも可。


● Too×Adobeウェビナー「動画を始めよう!」

Tooが5月21日に公開する。オンラインセミナー、オンライン研修、SNSでの広告動画など、動画を活用したマーケティングが普及している。セミナーでは①「なぜ今、動画なのか」、②「実際にどうやって作るのか」、③「どう始めたらいいのか」を、アドビ エヴァンジェリストの山下大輔氏が解説。全3編、各20分程度の動画となっている。公開後はどの時間でも視聴できる。
【視聴登録・詳細】https://www.too.com/event/2021/cc_


● 日本映画テレビ技術協会「第52回勉強会」

5月19日にオンラインで開く。テーマは「EDIUS Cloudの特長とワークフロー」で、最近注目されているクラウドを利用したリモートワークでの映像制作について、グラスバレーの協力を得て実施する。
【日時】5月19日/15-16時
【オンライン方式】マイクロソフト「Teams」
【定員】100人(定員になり次第、締め切る)
【申し込み】http://www.mpte.jp/outline/bukai/mpte/52.html


2021年5月3日

● 第26回AMDアワード 大賞は劇場版「鬼滅の刃」 「半沢直樹」が理事長賞に

デジタルメディア協会(AMD)は、優れたデジタルコンテンツの制作者を表彰する「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー/第26回AMDアワード」の授賞式を開催。優秀賞を受賞した10作品から、「大賞/総務大臣賞」「AMD理事長賞」を発表した。
大賞は、アニメならではのアクションや音楽などで原作の魅力を高め、映画興行成績の記録を塗り替えた『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(集英社/アニプレックス/ユーフォーテーブル)が選ばれた。
アニプレックスの高橋祐馬プロデューサーは「(4月21日時点で)2800万人以上という多くの人に見てもらった。原作の吾峠呼世晴氏、出版社、キャスト、主題歌のLisa、共同配給の東宝、困難な状況でも対策を講じながら公開を続けている映画館関係者と受賞を分かち合いたい」とあいさつした。
AMD理事長賞は、幅広いユーザーに支持され、バーチャルコミュニケーションのツールとしても人気を博したゲーム「あつまれ どうぶつの森」(任天堂)、および、社会現象になると同時に、視聴率はもちろん「全話総合到達人数」が7408万人を記録したドラマ『日曜劇場「半沢直樹」』(TBSテレビ)に贈られた。


● ケーブル技術ショー2021 出展概要をウェブで公開 来場・セミナー登録開始

日本CATV技術協会は、日本ケーブルテレビ連盟、衛星放送協会と共同で、6月3、4日にケーブルコンベンション2021関連イベントの「ケーブル技術ショー2021」を東京・丸の内の東京国際フォーラム開く。それに伴い、同展示会に出展する各企業の出展概要および技術セミナー概要を「ケーブル技術ショー2021」の公式ウェブサイトで公開するとともに、来場登録や技術セミナーの参加申し込み受付を同サイト上で開始した。入場は無料。
ケーブル技術ショー2021の開催テーマは、『新価値創造Cable New Normal Creating new value in『Cable New Normal』~ケーブル事業の新たな挑戦~』。コロナ禍に発する「ニューノーマル時代」への対応に向けたCATV事業の新たな挑戦を支える技術ソリューションを発信し、新規ビジネスチャンスの創出に向けCATV業界をけん引する。
出展各企業の展示のほか、テーマ展示ゾーン『ケーブル技術が創る未来タウン』において、放送と通信の融合、有線と無線の連携による、防災・減災ソリューションや4K.8K放送サービス関連技術、ケーブルネットワーク関連技術、IPTV技術、ローカル5G技術を活用した防災・減災、地域の安心・安全を支えるソリューションなどを提案する予定。
技術セミナーでは、各社が最新技術について解説するほか、主催者セミナーでは米国のケーブル技術者団体SCTEによる「米国CATV業界における新たなサービスと技術」、国立情報通信研究機構による「ローカル5Gの動向と今後の応用」をテーマに講演する。
また、6月14日-7月30日には、ウェブを活用したオンライン展示会を開催することで、ハイブリッド形式となる。
【日時】(リアル展示会)6月3日/9時30分-18時、4日/同-17時
【会場】▽展示会=東京国際フォーラム ホール E(東京都千代田区丸の内3-5-1)▽セミナー=東京国際フォーラム ホールE 隣接 セミナー室①・②
【詳細】https://www.catv-f.com


● 第2級CATV技術者 講習試験日程を発表 7月に全国8都市で/技協

日本CATV技術協会(以下、CATV技協)は、2021年第2級CATV技術者資格の講習試験の日程を発表した。講習試験は全国8都市で7月に開催し、2日間の講習(技術科目と法規科目)と同日に実施される試験に合格すると、資格が取得できる。申し込みは、5月6-31日にCATV技協のウェブサイトで受け付ける。
講習と試験は、2日間で実施。講習はテキストを使って各科目のポイントを学習する。試験はテキストを参照しながら解答が可能。技術科目、法規科目両方に合格すると、第2級CATV技術者資格が取得できる。
CATV技術者資格は、従来の有線テレビジョン放送技術者資格をデジタル化時代に対応した資格として発展改称し、既に約1万4000人が資格を取得している。
【講習・試験の日程】▽札幌=7月15、16日▽仙台=7月26、27日▽東京A=7月10、11日▽東京B=7月20、21日▽名古屋=7月8、9日▽大阪=7月7、8日▽広島=7月14、15日▽高松=7月13、14日▽福岡=7月6、7日(ただし、新型コロナの感染状況により、講習会開催が延期または中止の場合がある)
【料金】3万5420円
【申し込み・詳細】https://www.catv.or.jp


● 「VRデビルマン展」開催 仮想空間で多彩な表現/東映とソニーが展開

東映エージエンシー、ソニー・ミュージックソリューションズの2社で構成するVRデビルマン展実行委員会は、両社の共創の一歩として、仮想空間エキシビション・プラットフォーム「VU(ヴュー)Virtual Utopia」上で展覧会『VRデビルマン展~悪魔の心、人間の心~』を開催している。
マンガ版、TVアニメ版、ネットフリックス版の3作品を軸に、多彩な展示表現で「デビルマン」の世界を伝える。入場は有料(1日2200円、期間中フリーパス5500円ほか)だが無料の体験エリアも用意。スペシャルトークやグッズ販売も実施している。会期は5月31日まで。
【公式サイト】https://virtualutopia.jp/s/v01/?ima=4925


● Flameの新機能 ライブ配信で解説/VGIが5月14日に実施

ビジュアル・グラフィックス(VGI)は、オートデスクFlame/ライブストリームの第1弾として、「Flame In Depthシリーズ-2022.0」の新機能について解説する製品セミナーを5月14日にYouTubeライブで配信する。事前登録は不要。
【日時】5月14日/15-16時(14時55分ライブ配信開始)
【配信】YouTube/VGIチャンネル=www.youtube.com/watch?v=pjCm4rXfTCc&ab_channel=VisualGraphicsInc.

2021/4/262021年4月26日

● ローカル5Gと防災システム 栃木市での実証を報告/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、ローカル5Gと防災システムをテーマとした、第12回CRIオンラインセミナー「複数無線を有効活用した防災システム実証報告」を5月19日に開く。
ローカル5Gの免許交付が進んでいるが、ミリ波(28GHz帯)に続いてSUB6(4.7GHz帯)の免許申請も始まっている。電波の飛びが良く基地局のカバーできる面積が広いSUB6は屋外で使用するローカル5Gの本命とされている。
地域ワイヤレスジャパンとケーブルテレビ㈱(以下、ケーブルテレビ社)は、2021年1月から栃木市において、ミリ波とSUB6両方を用いてローカル5Gを活用した防災分野における実証実験を実施した。
同実証実験は、総務省の「地域課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証に係る防災分野におけるローカル5G等の技術的条件等に関する調査検討の請負(防災業務の高度化および迅速な住民避難行動の実現)」事業に選定された。
今回のセミナーでは、地域ワイヤレスジャパン ソリューション推進部マネージャーの乾千乗氏と、ケーブルテレビ社 技術部課長の日里友幸氏が、栃木市の河川に設置した3台の4Kカメラおよび水位計情報を住民に伝えるシステムについて解説。4Kカメラの膨大な情報を伝送するのには、ミリ波とSUB6でどのような相違があるのかなどを聞く。
【日時】5月19日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【オンライン受講方法】Zoom
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20210422_6106.html


● 上映企画「所蔵外国映画選集」を開催/国立映画アーカイブ

国立映画アーカイブでは、上映企画「NFAJ所蔵外国映画選集 2021」を、5月6日から約3週間にわたって開く。
この特集では、同館が所蔵する外国映画の中から、これまで上映する機会の少なかった映画を中心に、13作品(12プログラム)を上映。音声表現のさまざまな可能性を探る創意に満ちたトーキー初期の『予審』『脱走者』といった作品から、第二次世界大戦の緊迫をダイレクトに伝える『戦火の大地』、戦後に「赤狩り」でハリウッドを追放された映画人が残した異色作『地の塩』など幅広くラインアップする。
1990年代の米国を代表するインディペンデント映画『イン・ザ・スープ』も注目の1本。昨年の東京国際映画祭でも上映された新作『愛しい存在』など、現在も活躍しているアレクサンダー・ロックウェル監督の代表作でもある。
【日程】5月6-23日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【料金】一般=520円、高校・大学生・65歳以上=310円ほか(前売指定席券のみ販売)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/foreignfilms2021

2021年4月19日

● オンライン・ツアーを実施 デジキャスが参加受付開始/独G&D社のショールーム

G&D社(Guntermann & DrunckGmbH/ドイツ・ ミュンヘン)の日本における輸入総代理店であるデジキャス(東京都千代田区)は、ドイツにオープンしたショールームCCX(ControlCenter-Xperience)をライブ体験できるオンライン・ツアーの参加受付を開始した。
コロナ禍の中、24時間稼働を求められるコントロールルームや監視ルームでは、感染予防の観点から監視モニターの集約や操作環境の統合化をすることによる作業スタッフの少人数化、リモート化を進める必要性が強まっている。
このオンライン・ツアーでは、G&D社のKVM製品で実際のコントロールルームを再現したショールームCCXを、現地のG&D社スタッフが説明するとともに、ライブコンサルティングを実施し、コントロールルームで抱える課題解決の支援をする。
CCXは、360度のリモート体感を実現、マルチベンダーのサーバーに対応したIPマトリックスソリューション、異なるシステムの最適な統合、コンピューター端末やタブレットを使ってフレキシブルな操作、ユーザーフレンドリーな機能–などの特徴を備えている。
G&D社は、コンピューター信号の延長とスイッチングのためのKVM製品を開発・製造しており、世界規模で事業を展開している。同社のKVMシステムは、テレビや映画の制作スタジオ、データセンター、空港・船舶、石油化学産業、エネルギー産業など、多くの制御室に設置されている。
オンライン・ツアーは、希望日を指定(第3希望まで)して申し込むと、現地側と調整して実施日が決まる。時差の関係で開始時間は夕方からとなる。
【申し込み・詳細】acs-l.jp/corp/digicas/news2104.html


● ダビンチリゾルブの基本学ぶ オンラインでトレーニング/ブラックマジックデザイン

ブラックマジックデザインは、4月29日に無償のダビンチリゾルブ・トレーニング「Introduction to DaVinci Resolve17」をオンラインで開く。また、通常の有償によるトレーニングも27、28日に実施する。
この無償トレーニングでは、編集、合成、カラー、音声の基礎を効率的に学ぶことができる。初めて動画編集やダビンチリゾルブを学ぶ人向けの内容となっている。
【ゴールデンウィーク特別オンライン無償トレーニング】最新のダビンチリゾルブ17の各ページの使い方を学べるコース(無料)▽日時=4月29日/10-19時▽申し込み=https://bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000132
【DaVinci Resolve 16 – Edit Basic Training】映像編集ソフト初心者から安心して映像編集を学べるコース▽日時=4月27日/13時30分-17時30分▽参加費=一般2万2000円、学生無料▽申し込み=bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000051
【DaVinci Resolve 16 – Color Basic Training】カラーグレーディングを集中的に学べるコース▽4月28日/13時30分-17時30分▽参加費=一般2万2000円、学生無料▽bmduser.jp/training/detail.php?p=p00000070


● フルIPシステム導入した大型トレーラー型の中継車/オタリテック ベルギーの事例解説

オタリテックは、4月27日に「世界最先端フルIPシステム 大型トレーラー型中継車 ベルギー公共放送局RTBFの導入事例」をテーマとしたオンラインセミナーを開く。
2020年にベルギーの公共放送局RTBFは、2台のフルIPシステム大型トレーラー型中継車を導入した。NEPベルギーとLAWOの両社によって進められたこのプロジェクトについて、NMOSを使ったLAWO VSMとSONY LSMの連携、LAWOのIPゲートウェイやARISTAのネットワークスイッチを活用したネットワーク(構成)などを解説する。
プレゼンターは、オタリテック 映像システムソリューション部 プリセールスマネージャー/数金千恵氏、同部LAWOプロダクトマネージャー/薗田啓氏。
【日時】4月27日/14時開始(質疑応答を含め約60分の予定)
【受講方式】Zoom
【申し込み・詳細】https://otaritec.co.jp/news-release/event/3700


● アニメ制作を目指す学生向け動画コンテストの作品を募集/Too

Tooは、アニメ制作を目指す学生向け動画コンテスト第7回「アニメータードラフト会議」の作品受付を開始した。
同コンテストは、アニメ制作を目指す学生が、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる動画コンテスト。アニメ制作総合イベント「あにつく」の連動企画として、2015年から実施している。
コンテンストでは、各企業から採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る(必ず就職が決定するものではない)。企業から指名が多かった上位の作品は、アニメータードラフト会議公式ウェブサイトで発表する。今回の応募資格は、2022年3月卒業予定の学生のみ(応募は1回限り)。
作品の課題は「Relay Race(リレーレース)」。絵コンテ(全10ページ)に沿って、3DS MAXまたはMAYAを使用してアニメーション(45秒以内)を作成する。アニメーションの評定になるため、BOX状の人型で表現できる範囲でかまわない。
応募締め切りは5月18日。
【応募申し込み・詳細】
www.too.com/atsuc/2021/draft.html


● LiveU/スポーツ向けプロダクションセミナー

三信電気が製品を取り扱うLiveU社(本社:イスラエル)によるオンラインセミナーを現地から配信(英語のみ)。ニューノーマル時代におけるスポーツ中継配信について解説する。
【日時】日本時間4月20日/17時開始
【詳細】get.liveu.tv/sports-panel-april2021

2021/4/122021年4月12日

● 3部門の作品募集を開始 短編映像業界の活性化へ/映文連アワード2021

映像文化製作者連盟(映文連)は、第15回「映文連アワード2021」の募集を開始した。
映文連アワードは、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘・顕彰することによって短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベーターとしての機能を担うことを目的として、2007年に創設された短編映像祭。
15年目を迎える今回のコンセプトは「reborn(新生)」で、キャッチコピーは『時代ヲ突破スル映像、求ム。』。コロナ感染拡大によって、映像制作の環境は大きく変容しようとしている。映像表現も、映像メディアも、新たな映像コミュニケーションが求められている。今回のコンセプトは、そうした映像制作者たちに対する呼びかけであり、エールでもあるという。
映文連アワードの公募部門は、「コーポレート・コミュニケーション部門」、「ソーシャル・コミュニケーション部門」、「パーソナル・コミュニケーション部門」の3部門からなる。1次、2次審査を経て、最優秀作品賞(グランプリ)、文部科学大臣賞、経済産業大臣賞、優秀作品賞(準グランプリ)、部門優秀賞、優秀企画賞、i賞(個人賞)、そのほか企画奨励賞や特別賞が決定する。
応募の締め切りは5月31日(消印有効)。受賞作品は9月中旬に映文連ウェブサイト上で発表し、11月中旬に表彰式(都内ホール)、11月-22年2月にかけて全国各地で受賞作品の上映会(一般公開)を予定している。
【応募要件】▽20年4月1日-21年3月31日に完成した作品(コロナ禍での影響を受けた作品については、別途相談)▽作品の上映時間は原則として60分以内▽受賞した場合に受賞作品上映会での上映に支障がないこと
【募集部門】▽「コーポレート・コミュニケーション部門」=企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品▽「ソーシャル・コミュニケーション部門」=教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品▽「パーソナル・コミュニケーション部門」=映像製作を志す学生または個人グループが製作した作品で、自由課題を想定。
【詳細】https://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2021.html

2021/4/52021年4月5日

● 第44回日本アカデミー賞 「ミッドナイトスワン」が最優秀作品賞など受賞

「第44回日本アカデミー賞」は3月19日、授賞式を開催し、正賞15部門の最優秀賞を発表した。
最優秀作品賞は『ミッドナイトスワン』が受賞。プロデューサーの森谷雄氏は「スタッフキャスト全員が同じ方向を向き、眼差しが1つになって作り上げた作品。劇場に来てくれた観客の眼差しもやさしかった」とあいさつ。内田英二監督も「後ろ盾のない映画だったが、見てくれる人が徐々に増えた。スタッフと役者、観客があってこそ映画だと感じた」と感謝した。なお同作品からは、草なぎ(弓へんに剪)剛が最優秀主演男優賞を、長澤まさみが優秀主演女優賞を受賞している。
最優秀監督賞は『Fukushima 50』の若松節朗監督。「この作品が語り部となって残ってほしい」と話した。
同作では、制作スタッフとして江原祥二氏と杉本崇氏が最優秀撮影賞と最優秀照明賞に、柴崎憲治氏と鶴巻仁氏が最優秀録音賞に、瀨下幸治氏が最優秀美術賞に選ばれた。また、渡辺謙も同作品で最優秀助演男優賞を受賞している。
最優秀編集賞は『男はつらいよ お帰り 寅さん』の石井巌氏と石島一秀氏、最優秀音楽賞は「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の梶浦由記氏と椎名豪氏に贈られた。
その他の最優秀賞受賞は以下のとおり。
最優秀アニメーション作品賞=「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」▽最優秀脚本賞=野木亜紀子「罪の声」▽最優秀主演女優賞=長澤まさみ「MOTHER マザー」▽最優秀助演女優賞=黒木華「浅田家!」▽最優秀外国作品賞=「パラサイト 半地下の家族」


● 「しばれるアワード」2部門の受賞作品発表/ケーブル連盟・北海道、東北支部

日本ケーブルテレビ連盟北海道支部・東北支部は、北海道・東北発コンテンツの祭典「第2回 しばれるアワード」を開催、3月25日にYouTube配信で受賞作品を発表した。
「しばれるアワード」は、北海道と東北のCATV局で放送された番組の中から優れた作品を選ぶ番組アワード。今回は、放送番組部門37本、配信動画部門17本の応募があった。1次審査会を経てノミネートされた放送番組部門16本、配信動画部門9本の中から各賞が決まった。
受賞作品は、全国のCATV局から配信する予定。各賞は、以下のとおり。
【放送番組部門】▽グランプリ「アップルは届かず」(秋田ケーブルテレビ)▽準グランプリ「函館図鑑旧戸井線を訪ねて」(ニューメディア函館センター)▽審査員特別賞「拝見出羽テレビんだず!」(ニューメディア米沢センター)▽優秀賞「オンラインみちYOSA」(仙台CATV)、「クイズ遠野ふしぎ再発見!#1」(遠野テレビ)、「まちなかの音楽の火は消さない。活性の火」(ニューデジタルケーブル 苫小牧ケーブルテレビ)
【配信動画部門】▽グランプリ「百景~雪あかりの動物園」(旭川ケーブルテレビ)▽準グランプリ「ウィズコロナ フェイスシールドをしながら食べてみた」(ニューメディア函館センター)▽審査員特別賞「秋田犬たれみみだいちゃん」(秋田ケーブルテレビ)▽優秀賞「The Four Seasons in Osaki」(ニューデジタルケーブル 大崎ケーブルテレビ)


● 「コンテンツ東京」「XR総合展」同時開催 最新の技術・サービスをリアル展示 見て・触れて体験 講演内容も充実/リード エグジビション ジャパン

年間300本を超える業界見本市を開催しているリード エグジビション ジャパンは、さらにその規模を拡大し続けている。4月14-16日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される、同社主催の「コンテンツ東京2021」は、コンテンツの作り手、IT、権利、マーケティング、技術という5本を柱とし、6つの専門展で構成する。また、同時開催の「XR総合展」は、今回が初開催にもかかわらず、日本最大級のVR・AR・MRの専門展となる。両展とも製品・サービスの展示デモを「商談の場」として活用できるのが大きな特徴だ。時代の最先端技術・サービスが一堂に集うこれらの展示会について、同社取締役で事務局長を務める岡部憲士氏に聞いた。
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–どのような展示会なのか。
「『コンテンツ東京』は、今や欠かせない映像・動画制作、映画やゲーム、アニメーションなどのエンターテインメント、医療や建築などさまざまな業界で活用が進む最新ディスプレーなどのデジタル技術をはじめ、コンテンツを制作・配信・活用するためのサービスや、キャラクター・ブランドなどのライセンス、そして多様な分野のクリエイターまで、日本のコンテンツ産業を支えるあらゆる要素が集結する、日本最大のコンテンツビジネスの総合展となる」
「今回初開催となる 『XR総合展』は、HMD(ヘッドマウントディスプレー)などのハードウエアからXR制作サービスまで、多彩な製品やサービスがそろう」
–イベント開催の経緯は。
「クールジャパンを育てる核となるコンテンツ産業が、日本の国策として非常に重要になっている中、総合的な商談展を望む多くの関係者からの声に応え、2011年に第1回の『コンテンツ東京』を開催し、今回で11回目を迎える」
「XR総合展に関しては、昨今の5G商用化などによるXR技術のニーズ急増を踏まえ、前身となる『先端デジタルテクノロジー展』内の [VR・AR・MRワールド] が独立し、誕生した」
–会場ではどんな商談ができるのか。
「最先端技術を実際にその場で体験しながら、出展各社と導入にあたっての概算費用やスケジュールなど、具体的な商談ができる。『効率的に、一度に、多くの企業の商品を比較検討できる』というのは、まさにリアルな展示会の大きな魅力だ。展示会場で製品を手に取り、来場者ごとの悩みを直接相談できる場というのは非常に有用である」
–注目すべきポイントは。
「今の社会を語る上で、度外視できないのが新型コロナウイルスの存在と、それによるニューノーマル社会の実現である。ステイホームの中、映像・動画に触れる時間は圧倒的に増え、それを配信するためのシステム、制作等の需要は飛躍的に高まっている。映像・動画・CGなどのサービスを提供する企業が集まる『映像・CG制作展』、動画マーケティング、SNS活用のための『コンテンツマーケティングEXPO』、最新VR・AR・MR製品サービスを見られる『XR総合展』は、特にお薦めとなる。コンテンツ東京とXR総合展を同時開催することで、より多くの製品をまとめて比較検討できるのは大きなポイントだ」
–展示以外の見どころは。
「展示会と同時に、業界の第一人者が講演するセミナーを毎日開く。昨年に引き続き今回も注目のセミナーがそろっている。例えば『メディア多様化時代のコンテンツ発信』では、放送作家の鈴木おさむ氏、芸人・絵本作家の西野亮廣氏らが登壇。ほかに『テクノロジー×エンタメDX』では、クラスター代表、エイベックスグループ執行役員が講演、『最新XRデバイス』では、日本マイクロソフト、KDDIの担当者が解説する。ほかにも、多彩な講師・内容のセミナーを用意している。定員になり次第締め切るので、早めの申し込みを薦める」
–会場での感染症対策の取り組みは。
「政府や業界団体が示すガイドライン以上に厳しい基準を設け、感染症対策を実施する。来場者にはマスクの着用を徹底してもらい、手指消毒、入場ごとの検温実施、ソーシャルディスタンスも確保する。開催済みの弊社主催展示会の出展社からも評価は高い。考え得る限りのあらゆる対策を施し、安全・安心な展示会を実現している」
–今後の展望について。
「1年ほど前、コロナの影響で社会の様相は大きく変化した。展示会やイベントも一時は開催が危ぶまれたが、今ではかつての盛況さを取り戻しつつある。弊社はノウハウを蓄積し『コロナ禍以前より良いものを作ろう』と取り組んできた結果、開催済みの展示会にも多くの来場者があった。人々が心から求めているのはリアルの場であり、フェイス・トゥ・フェイスなしにビジネスは成り立たないと思う。来場を心よりお待ちしている」
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◆開催概要
【コンテンツ東京2021/XR総合展】▽会場=東京ビッグサイト▽会期=4月14-16日/10-18時▽入場料=展示会招待券があれば無料、ない場合は当日入場料5000円/ 〔招待券の請求〕 www.content-tokyo.jp/inv/または www.xr-expo.jp/inv/(どちらか1枚で両展入場可能)
【セミナー聴講申し込み】www.content-tokyo.jp/seminar/


● ベンチャー賞7社を発表 産業発展に期待の企業支援/JEITA

電子情報技術産業協会(JEITA)は「JEITAベンチャー賞」の受賞企業7社を発表した。JEITAベンチャー賞は、電子情報技術産業の総合的な発展かつ、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもので、過去には計32社が受賞しており、今年が6回目の取り組みとなった。
今回も「JEITAベンチャー賞審査委員会」(審査委員長=荒川泰彦・東京大学名誉教授/特任教授)が成長性(先導性)、波及性、社会性の3つの視点から審査・選考した結果、アイポア、エアロシールド、HMS、ナレッジオンデマンド、ファームシップ、福島SiC応用技研、LiLzの7社が受賞した。
JEITAでは現在、Society5.0(最新技術により経済発展と社会的課題の解決を両立する社会)の実現を事業指針として、新たなビジネスの創出を目指し、各種事業を展開している。JEITAベンチャー賞はその取り組みの一環で、IT・エレクトロニクス業界の発展につながるベンチャー企業を支援するとともに、JEITA会員企業とスタートアップ(優良ベンチャー)企業との共創・連携、エコシステムの構築支援を目的としている。
なお、受賞企業がJEITAへの入会を希望する場合「ベンチャー優遇特例制度」を活用できる。


● Inter BEE 2021 11月17-19日に開催へ 「コンテンツ」中核に展開

電子情報技術産業協会(JEITA)は、11月17-19日の会期で、メディア総合イベント「Inter BEE 2021」(会場=幕張メッセおよびオンライン)を開催すると発表。同時に出展申し込み受付を開始した。申し込み締切日は第1次が5月31日、第2次が6月30日となっている。
Inter BEEは、国内最大級のメディア総合イベントとして、映像、プロオーディオ、放送、通信、プロライティング、配信関連の業界関係者、技術者、クリエイターなどが一堂に会する。
57回目となる今回は、「コンテンツ」を中核とし、コンテンツを「つくる(制作)」、「おくる(伝送)」、「うける(体験)」のすべてを網羅した、メディアとエンターテインメントのビジネス空間を提供する。
前回のInter BEE 2020はオンラインのみでの開催となったが、対面で機器やサービスを体験してユーザーとの対話を望む声が非常に大きかったことから、オンラインと連動した上でリアルな会場での実施を決定したという。各種ガイドラインを遵守するなど、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策を講じて開催するとしている。
【出展申し込み・詳細】www.inter-bee.com


● DCEXPOもInter BEEと同時開催 先端技術体験する多様な展示

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、「デジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)2021」を幕張メッセで「Inter BEE 2021」と同時開催する。出展募集などの案内は4月中に発表する予定。
DCEXPOは、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を中心に、「新しいアイデアに触れ、新しい人と出会い、新たなビジネスやクリエーションの可能性を見出す」イベントとなる。
【詳細】www.dcexpo.jp


● 第16回大阪アジアン映画祭 受賞結果を発表 日本作品「いとみち」が大賞

第16回大阪アジアン映画祭が3月5-14日の10日間、大阪市内で開催された(配信は20日まで実施)。グランプリは、『いとみち』(日本/横浜聡子監督)が受賞、「観客賞」にも選ばれた。その他の各賞は以下のとおり。
[来るべき才能賞] チェ・ジニョン監督(韓国/作品「生まれてよかった」)
[ABCテレビ賞] 「姉姉妹妹」(ベトナム/キャシー・ウエン監督)
[薬師真珠賞] リー・リンウェイ(台湾/作品「人として生まれる」)
[JAPAN CUTS Award] 「B/B」(日本/中濱宏介監督)
[JAPAN CUTS Award スペシャル・メンション] 「4人のあいだで」(日本/中村真夕監督)
[芳泉短編賞] 「イニョンのカムコーダー」(韓国/オ・ジョンソン監督)

2021/3/222021年3月22日

● 「CEATEC 2021」10月19-22日開催 リアル展示会とオンライン 24日から出展申し込み受付

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「CEATEC(シーテック)2021」を10月19-22日に千葉市の幕張メッセおよびオンラインで開催すると発表、併せて出展者の募集を開始する。
2000年の第1回開催以来、歴史を積み重ねてきた同展示会は、昨年初めて完全オンラインにて開催し、延べ15万人以上が来場した。
CEATECには毎年CPS(サイバーフィジカルシステム)/IoT(モノのインターネット)の革新技術が集結することから、CEATECそのものも革新的な展示会へと飛躍するべく、サイバーとフィジカルを統合することで実現する「共創を実現するための場」を目指し、今年は幕張メッセとオンラインの両会場をシームレスにつなげて実施。新たなCEATECの形成にチャレンジしていくという。
開催テーマは「つながる社会、共創する未来(Connecting Society, Co-Creating the Future)」、スローガンは「ニューノーマル社会と共に歩むCEATEC(Cyber Physical Exhibition with/after COVID-1 9)」。4日間の会期前後にもオンラインにおける企画を予定している。
出展の申し込み受付は3月24日から開始。CPS/IoTの活用をリードするIT・エレクトロニクスをはじめ、モビリティー、工作機械、運輸、住宅、金融、観光、流通・小売り、医療・ヘルスケア、エネルギーなど、さまざまな産業・業種における企業・団体の参画を幅広く募集する。優先申し込み期限は5月31日までとなっている。
【出展の申し込み】CEATEC 2021公式サイト=https://www.ceatec.com/ja/application/


● SXSW2021 Onlineで実施 DCAJのイベントを公開 TechBiz採択のピッチなど

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、経済産業省が進めるビジネスマッチング事業の一環である「TechBiz(コンテンツ技術 海外展開支援プログラム)」の採択8社と、毎年3月に米国テキサス州オースティンで開催される音楽・映画・インタラクティブなどを組み合わせた大規模イベント「SXSW(サウス・バイ・サウスウエスト)2021 Online」(現地時間3月16-20日オンライン開催)に出展した。
今回、SXSWのオフィシャルイベントにおいて、VTuber(バーチャルユーチューバー)としても活躍する東雲めぐをナビゲーターに、8社のピッチと音楽ライブを組み合わせたイベントを実施、アーカイブで6月末まで公開する
【公開サイト】https://vimeo.com/524247062
【タイトル=Tech Cave Japan [ハイテク洞窟日本] Music*Session】▽スタートアップ・ピッチ=①TCS インタラクティブな音楽体験「Avatar Jockey」/②知能技術 ウイルスの接触感染を防止する空中操作AI「Ubimouse」/③理経 防災訓練VR「RIVR」/④Synamon ビジネス向けVRコラボレーションサービス「Neutrans」/⑤XPAND 空間リンクツール「XPAND Code」/⑥Recika デジタルコンテンツ販売と投票のブロックチェーン活用アプリ「livesola」/⑦withID「魔法の世界へ誘う3DCG VRコンテンツ」/⑧Gugenka デジタルフィギュア「HoloModels」


● CRIオンラインセミナー ソーシャルキャストサービスの現況解説

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第11回CRIオンラインセミナー「急速拡大する『ソーシャルキャスト』の実力を知る」を4月13日に開く。
企業やメーカーをはじめ、学習塾などの教育機関、エンタメ(TV局、BS・CS局、スポーツ団体、ジャズクラブ)などの事業者では、自社で所有する動画を有料で配信する「ソーシャルキャスト」が急速に普及している。視聴者を限定した無料サービス分野では、食材メーカーによるレシピ紹介や社内教育、ファンクラブ、同好会、代理店等への動画研修などに活用されている。
そこで今回のセミナーでは、「ソーシャルキャスト」サービスを手掛けるストランダー(東京都新宿区)マーケティング部長の空閑由次氏を迎え、「ソーシャルキャスト」時代到来の背景、活用ユーザーの意向・動向や、「動画配信プラットフォーム」の概要(配信から加入者管理、課金)、限定公開の仕組みなどについて聞く。
また、CATV局が保有する「コミchコンテンツのIP配信」(4Kコンテンツの全国配信や、エリア内未加入者の視聴が可能に)の対応や、エリア内事業者や視聴契約者が有する地域コンテンツを取りまとめて配信するなど、「B2B2C」の連携サービスについても解説する。
【日時】4月13日/13時30分-15時
【受講方式】Zoom
【参加費】CRI会員=3000円、非会員=6000円
【申し込み】https://www.cri-info.jp/conference.html

2021/3/152021年3月15日

● 23日に著作権セミナー 教育利用での新制度を解説/映文連

映像文化製作者連盟(映文連)は、著作権セミナー「改正著作権法第35条と補償金制度の動き」を3月23日にオンライン(Zoom)で開く。
2018年の著作権法第35条の改正に合わせて、教育利用における著作権者の権利制限が進んでいる。運用指針の協議が続けられ、他方、公衆送信においては利用者(教育関係者)が権利者に補償金を支払うことで許諾不要とする「授業目的公衆送信補償金制度」が今年4月から本格的に運用される。
今回のセミナーでは、本格運用直前のタイミングで、授業目的公衆送信補償金等管理協会(SARTRAS)の事務局長と映像担当の理事、著作権関連法実務の第一線で活躍する法曹家・北村行夫弁護士(虎ノ門総合法律事務所)を講師に迎え、この動きについて解説してもらう。
また理解度が深まるように、映文連理事を交えてのパネルトークも設ける。
映像制作者やその関係者にとって、これから認識と理解が必要な内容となっている
【日時】3月23日/16-18時
【定員】90人
【参加費】会員4000円、一般5000円
【申し込み締切】3月19日
【申し込み・詳細】https://www.eibunren.or.jp/?p=5426


● ドラマ制作セミナー 「ドクターX」など題材にヒロインの描き方を学ぶ/VIPOが18日にオンラインで

映像産業振興機構(VIPO)は、テレビドラマ制作セミナー「ヒットの法則 国境を越えて共感されるヒロインの描き方」を3月25日に、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催によりオンライン(Zoom)で開く。
講師は、『七人の秘書』『ドクターX外科医・大門未知子』など多くのヒットドラマを手掛けている脚本家・中園ミホ氏と同ドラマのテレビ朝日エグゼクティブプロデューサー・内山聖子氏。モデレーターには、日本放送作家協会の理事長のさらだたまこ氏を迎え、ドラマ制作と番組の海外展開などについて聞く。
受講対象者は、将来のテレビ・映画など映像産業を担うスタッフ・プロデューサー、コンテンツ業界でのプロデューサー志望者など。
【日時】3月25日/18-20時
【参加費】VIPO会員2500円、一般3500円、学生1500円
【定員】70人
【申し込み締切】3月18日15時
【申し込み・詳細】https://www.vipo.or.jp/news/25968


● ARコンテンツ制作技術のガイドライン/VIPOが公開

映像産業振興機構(VIPO)は、『AR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン』のドキュメントを公開した。
VIPOは、経済産業省の支援を受けて作成した『VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン2018』に続き、今後の市場成長ならびに活性化が大いに期待されるARに対しても同様に「制作技術活用ガイドライン」の制作作業を進めてきた。
また、『VR等のコンテンツ制作技術活用ガイドライン2018』の改訂作業も実施し、同時に公開している。
【詳細】https://www.vipo.or.jp/news/26004


● 映画制作でのクラウド編集 IMAGICA Lab.の事例を聞く/フォトロンがウェビナー

フォトロンは、クラウドソリューションAvid|Edit On Demandの映画制作における日本初事例を解説する「IMAGICA Labに聞く、ニューノーマル時代におけるクラウド編集ウェビナー」を3月19日に開く。
ニューノーマル時代における制作環境の変化に対応するため、クラウドを活用したリモート編集が注目されている。また、新型コロナウイルス感染症拡大の状況下においても、リモートで編集をすることで編集室での感染リスク低下や緊急時にも作業を止めずに進行できるといったメリットもある。
ウェビナーでは、IMAGICA Labの西尾光男氏が映画『都会のトム&ソーヤ』(2021年夏公開予定)制作時の様子やAvid|Edit On Demandの使用感について説明。リモート編集による映画制作の現場の声が聞ける機会になる。
【日時】3月19日/15時-16時30分
【申し込み・詳細】https://www.photron-digix.jp/info/2021/101548.html


● 国立映画アーカイブ 『ファンシイダンス』 バリアフリー上映

開催中の上映企画「1980年代日本映画-試行と新生」において、『ファンシイダンス』(1989年、周防正行監督)をバリアフリーで上映する。聴覚障がい者向けの日本語字幕と、映画の音声を増幅するヒアリングループシステム座席を用意。また、視覚障がい者向けの音声ガイドをFM配信し、ラジオも貸し出す。障がい者(付添者は原則1人まで)は無料(事前予約制)。
【日時】3月27日/13時の上映回
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホールOZU 2階(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/exhibition/japanese1980s202101/#section1-5


● InterBEEオンラインが終了

電子情報技術産業協会(JEITA)は、初のオンライン開催となった「Inter BEE 2020 ONLINE」(ライブイベント期間=2020年11月18-20日、オープン期間=20年11月18日-21年2月26日)が終了し、登録来場者数が2万1056人(うち国内2万746人、海外310人)だったと発表した。


● オーディオ協会が展示イベント中止

日本オーディオ協会は、6月19、20日に東京国際フォーラムで開催予定だったオーディオ展示会「OTOTEN 2021」の中止を決めた。開催中止は2年連続となる。
コロナ禍の終息が未だ見通せない中、リアルなオーディオ機器の試聴 体験やイベント内容について検討した結果、「来場者が十分に満足できる展示会の開催は厳しい」と判断した。

2021/3/82021年3月8日

● ADFEST 2020でプロダクション賞を受賞 国内ポストプロとして初の快挙/オムニバス・ジャパン

オムニバス・ジャパンは、2月15日にオンラインセレモニーが開催された「第23回アジア太平洋広告祭(ADFEST 2020)」で、「プロダクション・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
同賞は制作会社やポストプロダクションに贈られる。受賞作品とファイナリストに対して決められた点数がそれぞれ与えられ、合計点によって決められる特別賞となる。同社は、幅広い部門で多数受賞したことによってこの賞を受賞した。国内ポストプロダクションでは初という。
同社が技術協力した作品も、最高賞であるグランデ(グランプリ)2本を含む多くの賞を受賞した。
以下、同社が参加した作品と作業となる。
◆森ビル 企業ブランドムービー「DESIGNING TOKYO」(スペシャルエフェクト)
◆パナソニック「MrOil」(ポストプロダクション)
◆ポカリスエット「青ダンス 魂の叫び」(ポストプロダクション)
◆JMS「[連続10秒ドラマ]愛の停止線(第8-21話)」(ポストプロダクション)
◆NOK「なかのひと」(ポストプロダクション)
◆BOUM!BOUM!BOUM!「BOUM!BOUM!BOUM!」(ポストプロダクション)
◆相鉄ホールディングス「100 YEARS TRAIN」(ポストプロダクション)


● disguiseの機能を解説 18日にウェビナー開く/アークベンチャーズ

アークベンチャーズは、ウェビナー「Why disguise ? シーンごとのdisguiseのサーバー選定方法」を3月18日に開く。
「disguise」(ディスガイズ)は、3Dシミュレーション機能を待った高性能なメディアプラットフォーム。事前にシミュレーションできるため、作業を効率化でき、また外部機器との連携によりインタラクティブ演出や、大規模なショーコントロールを可能にする。大規模なライブ・イベント、放送関係、常設など、数多くの実績があるという。
同セミナーではライブ、バーチャルプロダクションにおいてdisguiseがどのような役割を担うのか、使用シーンによってどのメディアサーバーを選定すればいいのかを説明する。
【日時】3月18日/15-16時
【オンライン受講方式】Zoom(参加費無料)
【申し込み】https://www.kokuchpro.com/event/disguisewebinar2103


● オンラインで技術講座 2月実施のセミナー配信 実務レベルの内容/リーダー電子

リーダー電子は2月にオンラインにより、「4K8K衛星放送の受信技術」「SDIおよび波形モニターの基礎講座」「IPライブ制作における技術(初級編・中級編)」をテーマにした技術セミナーを開いたが、同セミナーの録画を配信する。基礎からトラブルシューティングなど実務レベルの内容となっている。
参加費無料。各回定員100人(配信方式Zoom)。
【配信日】3月22-24日
【配信時間】(各日同じ)
[SDIおよび波形モニターの基礎講座] 放送機器使用者向け▽10時30-12時
[IPライブ制作における技術(初級編)] 放送機器使用者向け▽13時30分-14時30分
[IPライブ制作における技術(中級編)] 放送機器使用者向け▽15時-16時30分
[4K8K衛星放送の受信技術(初級者向け)] 電界強度計使用者向け▽17-18時
【申し込み・詳細】https://www.leader.co.jp/event


● 映像・放送機器内覧会 完全予約制でデモを実施/デジキャス

デジキャスは「映像・放送機器内覧会」を完全予約制で3月15-26日(20、21日除く)に開く。
同社の納入実績ベースで、リモートワークに必要となる技術的な要素を詰め込んだデモを実施。また、主要テーマによるディスカッションをする。
予約制のため、事前にデモ内容についての相談を受け、最適なソリューションを提案する。
新型コロナウイルス感染予防対策を施しながら内覧会を実施することから、1セッション1社5人までに制限する。なお、参加には感染症予防対策として、マスクの着用、アルコール消毒、検温の協力を求めている。
◆デモ機器の製品
[IPシステム] ▽異なるベンダー想定でのネットワーク構築とシステム連携(制御)▽OpenFLowとIGMPの共存とSDNとブロードキャストコントローラー
[リモートAR・VR制作システム] ▽グラッフィクスの送出における、リモートプロダクションと制御▽密を避ける、新しいOTCシステム(グラフィックス・スイッチャー・送出サーバー制御)でのワンマンオペレーション▽オートマチックフタシステム(コンパクト・完全自動での運用を実現)
【日時】3月15-26日(20、21日除く)/完全予約.1日3部制=10-12時、13-15時、16-18時
【会場】デジキャス内(東京都千代田区岩本町2-13-6 ミツボシ第3ビル7階)
【申し込み・詳細】acs-l.jp/corp/digicas/news210303.html


● シーグラフアジア2021 展示会出展企業など募集 12月14-17日に東京で開催

CGと対話型技術の専門学会・展示会である「SIGGRAPH Asia(シーグラフアジア)2021」(運営=ケルンメッセ)が12月14-17日に東京・丸の内の東京国際フォーラムで開催されるが、スポンサーシップならびに展示会出展の企業を募集している。
シーグラフアジアでは最先端のデジタル映像技術が披露され、その舞台裏で活躍するアーチストや技術者が集結する。東京での開催は2回目(日本開催は4回目)となる。
なお、国内のコロナ感染状況によっては、オンライン開催、またはハイブリッド開催に変更になる場合があるという。
【詳細】http://www.koelnmesse.jp/SA2021(公式ウェブサイトは3月中旬オープン予定)


● 第2回FMMC研究会「携帯電話料金の低廉化に向けた取組み」

マルチメディア振興センター(FMMC)では、eビジネス異業種交流会とシームレス・ネットワーク研究会を発展的に統合し、FMMC研究会として開催している。
2回目の今回は、講師に総務省総合通信基盤局料金サービス課長の川野真稔氏を迎え、「携帯電話料金の低廉化に向けた取組み」をテーマにオンライン(Zoom)で開く。参加費無料。
【日時】3月18日/15時-16時30分(申し込み締め切り3月15日)
【申し込み・詳細】https://www.fmmc.or.jp

2021/3/12021年3月1日

●  シーグラフアジア全面的にサポート /フォーラムエイト

フォーラムエイトは、今年12月14-17日に東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催予定のCGとインタラクティブ技術の学会・展示会「SIGGRAPH ASIA(シーグラフアジア)2021 東京」において独占プラチナスポンサーとして出展し、同展示会を全面的にサポートすることを正式発表した。
出展テーマは『DX時代におけるFORUM8バーチャルプラットフォームシステム』。同社は、2018年12月に東京国際フォーラムで同じく開催された「SIGGRAPH Asia 2018 東京」でも独占プラチナスポンサーとして全面協力した。そのとき以来の東京開催となる。
シーグラフアジアは、コロナ禍で20年(韓国)はオンライン開催となったが、同社は19年の豪州開催でもプラチナスポンサーになっている。


●  コンペ作品の公募を開始 4月5日締切 今秋に上映・表彰/SKIPシティ国際Dシネマ映画祭

若手映像クリエイターの登竜門「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2021(第18回)」(主催=埼玉県、川口市、SKIPシティ国際映画祭実行委員会ほか)は9月25日-10月3日に開催を予定しており、このほどコンペティション(国際/国内)の作品公募を開始した。応募締め切りは4月5日(必着)となっている。
同コンペティションは、次代を担うクリエイターを発掘・支援することを目的に実施している。「国際コンペティション」は、60分以上の作品が対象で世界中から募る。「国内コンペティション」は長編(60分以上)と短編(15分以上、60分未満)の2部門に分かれ、国内からエンターテインメント性とデジタルの新たな表現の可能性を感じる作品を公募する。
ノミネート選考審査を経て選出された作品は、映画祭期間中に4K映像で上映。最終審査を経て表彰式で各賞を授与する。
さらに両コンペティションを通じた国内作品を対象として、今後の長編映画制作に可能性を感じる監督に対し「SKIPシティアワード」が贈られる。期間中には、審査員や作品関係者をはじめ、世界各国からゲストが参加し、観客との交流も図る。
同映画祭では、これまでに白石和彌(『孤狼の血』『凪待ち』)、中野量太(『湯を沸かすほどの熱い愛』『浅田家!』)、上田慎一郎(『カメラを止めるな!』)、片山慎三(『岬の兄妹』)、大庭功睦(『滑走路』)など多数の新鋭監督が受賞・ノミネートを果たし、その後の活躍の場を広げている。
2020年の第17回は、過去最多となる106の国・地域から1169作品の応募があった。新型コロナ感染拡大防止の観点から、ノミネート作品24本をオンラインで配信。開催期間(9日間)で合計8142回の視聴があったという。
なお、今年の開催方法や内容は、今後の状況を考慮し、後日決定する。
【公募内容・詳細】https://www.skipcity-dcf.jp


●  映テレ技協・中部支部 民放連大賞作品の上映会 制作者トークセッションも

日本映画テレビ技術協会 中部支部は、勉強会「『がらくた ~性虐待、信じてくれますか~』上映会と番組制作者トークセッション」を会場とウェビナー(Teams)で同時に実施する。参加無料。
『がらくた』は、2020年日本民間放送連盟賞グランプリ作品(制作=中京テレビ放送)。長年にわたり実父から性暴力を受けていた女性の苦しみ続ける姿、記憶を上書きする行為がありのまま映し出される。彼女の言葉は、被害者たちから社会への問いかけのように響く。
同セミナーは、作品の上映と、中京テレビ放送およびCTV MID ENJINの番組制作者による対談の2部構成になっている。
【日時】3月19日/13時30分-16時
【会場】中京テレビ放送(名古屋市中村区平池町4-60-11 1階プラザC)
【定員 60人】
【申し込み・詳細】https://mpte.securesite.jp/information/2021/chubu-202103.html


●  第16回 大阪アジアン映画祭(OAFF)

例年のスクリーン上映に加え、過去にOAFFで上映された作品を「大阪アジアン映画祭オンライン座」としてオンラインで配信。より幅広い層に対して映画文化およびアジア映画の魅力を伝える。なお、トークやサイン会など交流の場は設けない。
【スクリーン上映】(第16回OAFF入選作品)▽期間=3月5-14日▽会場=梅田ブルク7、シネ・リーブル梅田、ABCホールほか▽料金=1300円/22歳までは当日券500円
【オンライン座】(過去の上映作品)▽期間=2月28日-3月20日▽配信=OAFF公式サイト上の特設ページ▽料金=長編1作品1000円、短編1作品500円ほか
【詳細】http://www.oaff.jp/2021/ja/index.html


●  CATV局の業務効率化 DX推進支援サービスを解説/CRIオンラインセミナー

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第10回CRIオンラインセミナーとして、「ケーブル局の業務効率化&DXに貢献する簡易な『AI+RPAソフト』の最新動向を知る」を3月9日に開く。
企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は、ITを活用したビジネスモデルの変革や、それに伴う業務、組織、企業文化などの変革を指す。こうしたDXへの対応は、CATVのビジネスにも求められており、規模や地域にかかわらず、「DXの推進による業務の効率化」に取り組む事例が始まっている。
今回のセミナーでは、企業におけるDXの推進を支援するベンダー2社の新たなサービスについて解説する。
パート①では「テレワークにおける情報共有化で効果を発揮するビジネスチャット『direct』」と題して、L is B パートナーセールス部部長の大和栄二氏が講演する。国産のチャットソフト「direct」は、業務での使用を前提とし、セキュリティー管理機能を強化している。CATV局の業務を想定した「ビジネスチャットによるコミュニケーション効率化」について考える。
パート②「初心者に優しく、社内のDX推進を革新する、進化するRPA『ロボパットDX』」では、FCEプロセス&テクノロジー執行役員 営業推進部部長の梶原淳司氏が登壇。専門知識を持たなくとも実務の担当者がRPA(ロボティックプロセスオートメーション)のプログラムが作成でき、現場で使える「ロボパットDX」について解説する。中でも、CATV事業の「どの分野が自動化・効率化できるのか」、「うまくいくRPAの導入方法」などについて聞く。
【日時】3月9日/13時30分-15時
【受講方法】オンライン(Zoom)
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20210222_6090.html

2021/2/222021年2月22日

● IBC2021 12月開催も視野に検討

欧州最大の放送関連展示会「IBC」を主催する英IBCは、新型コロナの状況によっては、12月開催を検討していることを明らかにした。18日付の報道資料で、IBCのCEOマイケル・クリンプ氏は「今年は9月10-13日までオランダ・アムステルダムの会場とデジタルの両方での開催を予定しているが、状況に応じて12月3-6日に設定する」との2段構えの状況を示している。このシナリオは、会場および出展者など関係者間で了解を得ているという。
また、同氏は「現状では、今年のIBCは19年と同規模にはならないだろう。遠隔地からの参加が減少するとみている。一方、欧州域内からは旺盛な参加意欲を感じる」としている。IBC2021は、これまでに650ブース(3万平方メートル)の展示区画が埋まっているが、これは19年比で60%に相当する。


● 九州放送機器展2021中止に/日本ポストプロダクション協会

日本ポストプロダクション協会は、6月16、17日に福岡市博多区の福岡国際センターで開催を予定していた「九州放送機器展2021」の開催中止を発表した。
同協会は、昨年3月の九州放送機器展2020の中止から、復活を目指して準備をしてきたが、新型コロナウイルスの感染拡大と国内外への影響の終息が見えない中、出展社、来場者、およびすべての関係者の健康・安全を最優先に考慮した結果、中止の決定に至ったという。
同協会では「スタッフ一同、九州で開催する意義を再確認した1年でもあり、これまで協力してくれた方々とこの気持ちを共有できるコンテンツを企画中」とのこと。決定次第ウェブサイトで告知するという。


● 東北映像フェスティバル 「映像コンテスト」作品募集 3月31日応募締切/東北映協

東北映像製作社協会(東北映協)は、東北映像フェスティバル2021「映像コンテスト」を開催するにあたり、映像作品の募集を開始した。
「映像コンテスト(一般部門)」は、地域で制作された優れた映像作品を選奨し、映像制作者のスキルと資質の向上を図るための場とすることで、地域映像産業の振興に寄与することを目的としている。
応募資格は、東北在住の制作者(個人・団体・プロ・アマ不問)。応募対象は2020年1月1日-21年3月31日の完成作品とする。
【募集分野】
[番組部門] 作品ジャンルは問わず、地上波・BS・CATV・インターネットなどで放送されたもの
[CM・PRキャンペーン部門] CMコンテンツは、15秒/30秒コマーシャル映像。PRキャンペーンコンテンツは、デジタルサイネージをはじめ、ウェブなどを含むPR・キャンペーン広告や、行政・企業・団体のPR映像コンテンツでセールスにつながっている、3分程度の映像コンテンツとする
[地域振興コンテンツ部門] 地域の経済活性化や人材育成、地域文化の継承など地域一体となって地域振興に深くかかわっていること。企業として地域に根差した企業の歴史・技術、ヒット商品開発の取り組み。また、インバウンド、アウトバウンドコンテンツ制作に地域として取り組んでいる作品
このほか、高校生、専門学校、大学、大学院の学生を対象とした「学生部門」も募集する。作品のジャンルは問わず、20年1月1日-21年3月31日の完成作品で、上映時間は15分以内を基本とする。
いずれも応募締め切りは3月31日(必着)。各賞は新型コロナウイルス感染拡大防止から、東北映協公式サイト上で6月4日に発表する予定。表彰式の会場は未定。なお、6月に開催を予定していた「東北映像フェスティバル 映像機器展」は、コロナ感染状況を踏まえて中止を決定している。
【応募方法・詳細】http://www.tohoku-eikyo.or.jp/contest_2021/#entries


● 中映協が映像コンテスト 地域の映像制作者を対象に 3月22日から応募受付開始

中部映像関連事業社協会(中映協)は、「第19回 中映協映像コンテスト」を実施するにあたり、映像作品の募集を3月22日から開始する。
「一般部門」の参加資格は、中映協エリア(愛知県・岐阜県・三重県・静岡県)に本社を置く(または拠点とする)映像制作事業者。2020年4月1日-21年3月31日に完成または完成予定の作品。分野は次のとおり。
[番組部門] 地上波、衛星、CATV、インターネット放送局で放送されたもの
[CM・キャンペーン部門] 地域経済促進のために制作されたCM映像やキャンペーン告知映像。デジタルサイネージ向けの作品も可
[文化・産業部門] 地域の歴史や文化を取り上げたものや教育・人材育成を目的とした作品。行政・企業・団体からの依頼で制作されたVP。地域の産業振興や発展または地域活性化への貢献を目的としたもの
また「学生部門」は、中映協エリア在住の高等学校生、専門学校生、大学生、大学院生が対象。20年4月1日-21年3月31日に完成または完成予定の作品でジャンルは問わない(30分以内)。
いずれも応募締め切りは4月9日。入賞作品の発表と表彰は、中部映像関連事業社協会定時総会(5月26日)で実施する。新型コロナウイルスの影響で定時総会が中止となった場合、表彰状および副賞は郵送し、受賞結果と受賞者コメントは中映協の公式サイトで公開する。
【応募方法・詳細】https://www.chueikyo.jp


● イメージニクス「HDMI映像信号チュートリアル セミナー」

◇イメージニクス「HDMI映像信号チュートリアル セミナー」
HDMIシステム設計・運用・保守に不可欠なEDID(Extended Display Identification Data)の通信の基礎的な解説、同社エミュレーターの特色や使い方、トラブルシューティングなどについて説明するウェブセミナー。参加無料。
【日時】2月25日/10時30分-11時30分(URLオープン10時)
【申し込み・詳細】https://www.imagenics.co.jp/info/210205-01.html


● NHK文研フォーラム2021 「コロナ時代のメディア」考察 3月3-5日にライブ配信

NHK放送文化研究所は、「NHK文研フォーラム2021『コロナ時代』のメディア ~その役割を問う~」を3月3-5日の3日間、オンラインによるライブ配信で開催する。同フォーラムは、プログラムごとの事前申し込み制(無料)。締め切りは2月24日
【プログラム】
[3日] ▽研究発表&シンポジウム「正確で信頼できる情報を分かりやすく-新型コロナ特設サイトの取り組みと利用実態」▽研究発表「『コロナ時代』の家庭学習とメディア利用」▽同「『自分快適化装置』としてのメディア-『全国メディア意識世論調査.2020』より」▽シンポジウム「メディアは『機密の壁』にどう向き合うか-『豪放送局への家宅捜索』を手がかりに」
[4日] ▽研究発表&シンポジウム「私たちは東日本大震災から何を学んだのか-震災10年・復興に関する世論調査報告」▽研究発表「市民が描いた『戦争体験画』の可能性-地域放送局が集めた5000枚の絵から考える」▽シンポジウム「メディアのダイバーシティ推進をどうする? -ジェンダーバランスの視点から」
[5日] ▽シンポジウム「新『再放送』論-コロナ禍緊急意識調査×『放送の価値』再定義」▽同「東日本大震災から10年-災害を伝えるデジタルアーカイブとメディアの公共性」▽同「いま改めて『公共』とは何かを考える」
【日時】3月3-5日/10時30分-17時30分(4日は15時45分まで)
【申し込み・詳細】https://www.nhk.or.jp/bunken/forum

2021/2/152021年2月15日

● 若手監督3人の作品披露 26日から順次一般公開/VIPO「ndjc 2020」

映像産業振興機構(VIPO)は3日、日本における商業映画監督の育成を目指した文化庁委託事業「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2020」の「合評上映会」を開催した。
ndjcは、ワークショップから選出され製作実地研修に進んだ3人の若手監督が、講師による脚本指導を経て、制作プロダクションの協力のもと、プロのスタッフ・キャストとともに35ミリフィルム撮影による短編映画(30分)を制作する。完成した作品は関係者などによる合評上映会の後、劇場で一般公開される。
映画・ドラマ・ドキュメンタリー作品の助監督および映像作家として活動する植木咲楽監督は 、『毎日爆裂クッキング』で上司からのプレッシャーによってストレスを溜めていく女性を描いた。植木氏は「重い空気を笑い飛ばしたかった。悔しい思いやそこから助けてもらえる嬉しさを忘れることなく、誠実に映画を作っていきたい」と抱負を述べた。
木村緩菜監督は、在学中からピンク映画や低予算の現場で働き、現在は助監督として活躍する。『醒めてまぼろし』は私小説的な作品。「今後も、言葉で説明できない感情を伝える映画を作れれば」とあいさつした。
映像ディレクター/エディターとしてMVやウェブCMを手掛ける志萱大輔監督は、恋人たちの『どうしようもないある日』を切り取った『窓たち』を制作した。目指す監督像を問われると「映画制作を長く続けたうえで、自分がどんな映画を撮れるのかに興味がある。人との出会いも大切にしたい」と話した。
3作品は2月26日-3月4日に東京・角川シネマ有楽町で、3月12-18日に名古屋・ミッドランドスクエア シネマで、19-25日に大阪のシネ・リーブル梅田で、それぞれ期間限定の一般公開がされる。
【詳細】ndjcウェブサイト=vipo-ndjc.jp/screening/ippan2020/


● 第6回「関西放送機器展」開催へ 出展申し込み受付開始 大阪で6月30日から2日間

関西放送機器展実行委員会(構成:アジア太平洋トレードセンター、テレビ大阪、テレビ大阪エクスプロ)は、「第6回 関西放送機器展」を6月30日-7月1日に開催することを決定、出展申込みの受け付けを開始した。
「関西放送機器展」は、関西最大級のプロフェ ッショナル向け放送・業務用機器の展示会。今年も企画ゾーンとして「プロオーディオゾーン」「動画配信ゾーン」を用意するほか、「5G・次世代通信ゾーン」を新設。さらに、新型コロナウイルスの影響で番組制作のあり方も大きく変わる中、インタビューやスタジオ収録など、コロナ収束後も定着が見込まれるリモート関係の放送機器を集めた「リモート放送機器ゾーン」も新たに設ける。
なお、今回も日本映画テレビ技術協会の特別協力を得ており、同法人会員は特別料金で出展が可能になっている。
会場は、大阪市住之江区の大阪南港ATCホール。業界関連機関による展示会業界における「コロナウイルス感染拡大予防ガイドライン」などに沿って、状況に合わせた感染防止対策を講じながら運営し、来場者および出展者、関係者の安全を最優先に考えて取り組んでいくとしている。
【出展申し込み】www.tv-osaka.co.jp/kbe/pdf/KBEE2021_goannai_A4.pdf


● ライブ配信システムLiveUの新機能/三信電気が解説

三信電気は「LiveU最新バージョン機能 紹介セミナー」を2月26日にオンラインで開く。
セミナーでは、携帯回線ライブ配信システム「LiveU」の最新バージョンについて説明する。最新バージョンでは、現場とのネットワーク環境構築、映像の送り返し機能といったさまざまなオプション機能が利用できる。参加無料。
【日時】2月26日/14時-14時30分
【オンライン受講方式】Zoom
【申し込み】zoom.us/webinar/register/2016098228094/WN_Qr6Ce9DzQRa8NuFiziXP1Q
【問い合わせ】映像システム営業部TEL:03-5484-7270(担当=木幡〈こはた〉)


● 25日に音楽著作権セミナー スペースシャワーと共同で開く/オーディオストック

ストックミュージックサービスを運営するオーディオストック(岡山市北区)は、スペースシャワーネットワーク(東京都港区)と共同で、放送業界や映像制作業界の関係者を対象にオンラインセミナー「TV・ラジオの音楽著作権セミナー~実践編~」を2月25日に開く。参加無料(事前申し込み制)。
オーディオストックとスペースシャワーネットワークは、音楽原盤のTV・ラジオ放送利用を促進するサービス「Audiostock Artists directed by SPACE SHOWER」を協同で開発・運営している。
セミナーでは、①「番組をネット配信する際の著作権の処理方法」、②「番組を海外配信する際の権利処理」、③「その他著作権に関する処理」、④「音楽原盤のTV・ラジオ放送利用を促進するサービス『Audiostock Artists』」–について、前半は事例を交えた講演形式で、後半は実務に携わる音響効果の担当者から事前に受け付けた質問にも答える。
【日時】2月25日/11-12時
【オンライン受講方式】Zoom
【定員】100人
【申し込み】docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfpEBfkC1r8A09KLM6fNskdzS1PUJ4CuHC0I9bk33iW2dap2A/viewform?usp=sf_link


● Inter BEE 2020 ONLINE 20代局員がTVの将来語る 16日に追加セッション

2月26日まで開催中の「Inter BEE 2020 ONLINE」では、追加セッション『RKB福岡放送・静岡放送・テレビ東京/20代テレビ局員が語るテレビのこれから~XR、Clubhouse、新たなファンエンゲージメント』を16日に配信する。
映像表現の最先端技術を披露する「Inter BEE IGNITION」において、XR(VR、AR、MRの総称)空間上でテレビのこれからを新たな視点で述べたZ世代(20代)のテレビ局で働く3氏が再び登場。テクノロジーや組織・働き方について、テレビのこれからを語る。テレビの新たな未来が垣間見れるセッションとなる。
【配信日時】2月16日/10時開始
【パネリスト】▽テレビ東京 ビジネス開発部 プロデューサー/加瀬未奈氏▽RKB毎日放送 メディアイノベーションセンター地域ソリューション担当/金城らんな氏▽静岡放送/和田啓氏
【詳細】www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1677
なお、以下の関連セッションを配信(アーカイブ)している。
◆「XRピッチ・チャレンジ PART-1「テレビ局Z世代が考えるテレビのイグニション」(RKB毎日放送、静岡放送、テレビ東京)
[VRピッチ登壇者] 前出の4氏
[コメンテーター] フジテレビジョン 総合事業局イベント事業センターライツ事業戦略部 兼コンテンツ事業センターコンテンツ事業室/下川猛氏ほか
[詳細] www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1477
◆XRピッチ・チャレンジ PART-2「テレビ局Z世代が考えるテレビのイグニション」(テレビ朝日、日本テレビ、フジテレビ、毎日放送)
[VRピッチ登壇者] ▽フジテレビジョン 編成制作局 編成センター編成メディア推進部/枝根聡樹氏▽日本テレビ放送網 データマネジメント室R&Dラボ/久野崇文氏▽毎日放送 東京制作局制作室部/原田大地氏▽テレビ朝日(兼務出向)/TELASA インターネット・オブ・テレビジョン局 先端コンテンツビジネス班チーフ/増澤晃氏
[コメンテーター] 日本テレビ放送網 情報・制作局 専任部次長/宮下仁志氏ほか
[詳細] www.inter-bee.com/ja/online/conference/session/?conference_id=1483


2021/2/82021年2月8日

● 事業者向けセキュリティー ハンズオンセミナーを開く/日本ケーブルラボ、連盟

日本ケーブルラボ(以下、ラボ)と日本ケーブルテレビ連盟(以下、連盟)は共同で、CATV事業者向けに「セキュリティーハンズオンセミナー」を2月16日からリモートで開く。両団体がセキュリティー分野に特化し、ハンズオン型で開催する初めてのセミナーとなる。
これまでラボと連盟は、汎用的な社内システムおよび顧客管理データベースを利用していることが多いCATV業界において、サイバーセキュリティー対策の底上げが急務と考え、セキュリティーに関するさまざまな取り組みを進めてきた。
その取り組みの一環として、セキュリティーへの意識向上、実践基礎技術の習得、最新の技術動向の啓蒙を目的として、セキュリティー情報に関する講義と、実際にPCを使ったセキュリティー戦略構築のための実習をするハンズオンセミナーを企画した。
セミナーはリモートによる「座学」と「ハンズオン実習」の2部構成。受講者のレベルに合わせて初級・上級レベルのセミナーで実施する。受講者にはPC操作を通じて「脅威」と「守り方」を体感してもらう内容になっている。
【Aコース/初級レベル】(経験の浅い人向け)▽第1回=2月16日/13時30分-17時30分▽第2回=3月2日/13時30分-17時30分
【Bコース/上級レベル】(経験の豊富な人向け)▽第1回=2月18日/13時30分-17時30分▽第2回=3月4日/13時30分-17時30分
【プログラム(予定)】
[座学] ▽セキュリティーに対する連盟の取り組み▽自社のサイバーセキュリティー強化への必要な取り組み▽最新のセキュリティー脅威
[ハンズオン実習] ▽ポートスキャン手法▽ネットワーク脆弱性検査手法▽ウェブサイト脆弱性検査手法
【定員】各回10人
【参加費】税別1万5000円
【申し込み・詳細】https://www.jlabs.or.jp/archives/23611


● MPTE AWARDS 各賞の募集を開始 4月1日締切/映テレ技協

日本映画テレビ技術協会は、「MPTE AWARDS 2021」各賞(技術開発賞、映像技術賞)の募集を開始した。
「技術開発賞」は、毎年著しい成果業績が認められた映画・テレビなどの技術に関係ある、原則として日本国内における発明・考案・研究・開発などから特に優秀なものとして推薦された候補を対象として選定する。
「映像技術賞」は、2020年4月1日から21年3月31日までに、日本国内で公開された劇場公開作品および放送作品を制作するために使われた技術で、特に優秀なものとして推薦されたものについて選定する(再上映、再放送、編集版などは除く)。
応募締め切りは、いずれも4月1日(必着)。
「MPTE AWARDS 2021」第74回表彰式は10月末開催を予定している。
【詳細】http://www.mpte.jp/news/2021/02/03/mpte_awards_2021


● EIZOがアカデミー科学技術賞 「ColorEdgeシリーズ」で受賞 本体に内蔵の自動キャリブレーションなどが評価

EIZOは、クリエイティブ市場向けカラーマネージメントモニター「ColorEdge CGシリーズ」の企画・開発で、アカデミー賞の一部門である「アカデミー科学技術賞」を受賞した。同賞は映画界に貢献する技術を生んだ企業や技術者を讃えるもので、同社はこれが初受賞となる。
ColorEdge CGシリーズに搭載される自動キャリブレーションなどの開発に貢献した上野幸一氏(映像技術開発部主幹エンジニア)、米光潤郎氏(同部主幹エンジニア)、作田淳治氏(モジュール&ものづくり統括部シニアエンジニア)、中島賢人氏(企画部シニアプロダクトマネージャー)の4人に、「技術貢献賞」が贈られる。
同シリーズは、キャリブレーションセンサーをモニター筐体に内蔵し、自動でキャリブレーションできること、画面表示の輝度・色度ムラを抑え、表示均一化を図るデジタルユニフォミティ補正回路を搭載すること、他ソフトウエアとの連携を容易にするSDK(ソフトウエア開発キット)を提供することなどが評価された。
授賞式の模様は、日本時間2月14日午前6時から、映画芸術科学アカデミーのウェブサイトでインターネット配信される。


● VIPOアカデミー「コンテンツ業界の興行展開」攻略セミナー

映像産業振興機構(VIPO)がオンライン(Zoom)で開く。「業界分析」「事例研究」「グループディスカッション」により、業界のマーケットやビジネスモデルと現状を学ぶ
【日時】2月17日/18時-21時30分
【参加費】VIPO会員5500円/団体会員6600円/一般7700円
【定員】50人(事前予約制・先着順)
【申し込み・詳細】https://vipo-academy.jp/course/ib/#sec05

2021/2/12021年2月1日

● 日本アカデミー賞 優秀賞が決定 Fukushima 50が最多12部門 3月19日に最優秀賞を発表

日本アカデミー賞協会は1月27日、「第44回日本アカデミー賞」の正賞15部門の優秀賞を発表した。今回はコロナ禍による映画館休業などを考慮し、2019年12月16日から20年12月31日までに公開された作品から選考した。
3月19日には、グランドプリンスホテル新高輪で授賞式を開催し、優秀賞の中から最優秀賞を発表する。司会は羽鳥慎一と、外国人俳優で初めて最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンが務める。
主な受賞は以下のとおり(各項50音順アルファベット順。カッコ内は対象作品)。
◆優秀作品賞=浅田家!▽男はつらいよ お帰り 寅さん▽罪の声▽ミッドナイトスワン▽Fukushima 50
◆優秀アニメーション作品賞=劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン▽映画 えんとつ町のプペル▽劇場版「鬼滅の刃」無限列車編▽ジョゼと虎と魚たち▽STAND BY ME ドラえもん 2
◆優秀監督賞=内田英治(ミッドナイトスワン)▽河瀨直美(朝が来る)▽土井裕泰(罪の声)▽中野量太(浅田家!)▽若松節朗(Fukushima 50)
◆優秀脚本賞=内田英治(ミッドナイトスワン)▽中野量太、菅野友恵(浅田家!)▽野木亜紀子(罪の声)▽前川洋一(Fukushima 50)▽山田洋次、朝原雄三(男はつらいよ お帰り 寅さん)
◆優秀主演男優賞=小栗旬(罪の声)▽草なぎ(弓へんに剪)剛(ミッドナイトスワン)▽佐藤浩市(Fukushima 50)▽菅田将暉(糸)▽二宮和也(浅田家!)
◆優秀主演女優賞=小松菜奈(糸)▽永作博美(朝が来る)▽長澤まさみ(コンフィデンスマンJP プリンセス編)(MOTHER マザー)▽倍賞千恵子(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽広瀬すず(一度死んでみた)
◆優秀助演男優賞=宇野祥平(罪の声)▽妻夫木聡(浅田家!)▽成田凌(窮鼠はチーズの夢を見る)▽星野源(罪の声)▽渡辺謙(Fukushima 50)
◆優秀助演女優賞=江口のりこ(事故物件 恐い間取り)▽黒木華(浅田家!)▽後藤久美子(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽桃井かおり(一度も撃ってません)▽安田成美(Fukushima 50)
◆優秀撮影賞=伊藤麻樹(ミッドナイトスワン)▽江原祥二(Fukushima 50)▽河瀨直美、月永雄太、榊原直記(朝が来る)▽近森眞史(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽山本英夫(罪の声)
◆優秀照明賞※撮影賞に準ずる=井上真吾▽杉本崇▽太田康裕▽土山正人▽小野晃
◆優秀音楽賞=岩代太郎(Fukushima 50)▽梶浦由記、椎名豪(劇場版「鬼滅の刃」無限列車編)▽亀田誠治(糸)▽佐藤直紀(罪の声)▽山本純ノ介(男はつらいよ お帰り 寅さん)
◆優秀美術賞=磯見俊裕、露木恵美子(罪の声)▽倉田智子、吉澤祥子(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽黒川通利(浅田家!)▽瀬下幸治(Fukushima 50)▽我妻弘之(ミッドナイトスワン)
◆優秀録音賞=伊藤裕規(ミッドナイトスワン)▽加藤大和(罪の声)▽岸田和美(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽柴崎憲治、鶴巻仁(Fukushima 50)▽ロマン・ディムニー、森英司(朝が来る)
◆優秀編集賞=石井巌、石島一秀(男はつらいよ お帰り 寅さん)▽上野聡一(浅田家!)▽志良(Fukushima 50)▽ティナ・バズ、渋谷陽一(朝が来る)▽穗垣順之助(罪の声)
◆優秀外国作品賞=スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け▽パラサイト 半地下の家族▽フォードvs フェラーリ▽1917 命をかけた伝令▽TENET テネット
◆新人俳優賞=服部樹咲▽蒔田彩珠▽森七菜▽岡田健史▽奥平大兼▽永瀬廉


● 5日から「第13回恵比寿映像祭」開催 映像とアートの国際イベント 東京都写真美術館などで実施

「第13回恵比寿映像祭」(主催=東京都、東京都写真美術館・アーツカウンシル東京ほか)が、2月5-21日(月曜休館)に開催される。今回の総合テーマは「映像の気持ち」。見る人の気持ちを動かす映像の力に着目し、「動画」であるということにスポットを当て、その豊かさを提示しながら、映像とともに生きる現在を見つめなおす機会をつくるという。
恵比寿映像祭は、2009年の第1回以来、年に一度、東京・恵比寿の地で実施。展示、上映、パフォーマンス、トーク・セッションなどを複合的かつ、領域横断的に実施する映像とアートの国際フェスティバルで、東京都写真美術館の全フロア、恵比寿ガーデンプレイスおよび地域に広がる文化施設とともに開催。映画、アニメーション、実験映像、ドキュメンタリー、現代美術ほか、多様なジャンルの映像芸術表現が一堂にそろう。
映像分野における創造活動の活性化と、映像表現やメディアの発展をいかに育み、継承していくかという課題について広く共有する場になることを目的とする。主催者は「今回も、これまでに培った地域とのつながりや国際的なネットワークを支えに、さらなる充実と発展を図る」としている。
なお、東京都写真美術館展示室への入場に関しては、新型コロナウイルス感染症拡大防止のために事前予約制を導入する。
また「ラウンジトーク」「シンポジウム」「YEBIZO MEETSトーク」などをオンラインで実施する。
【主な上映プログラム】▽カワイオカムラ特集-最新作《ムード・ホール》と短編集2004-2019▽湯浅政明《マインド・ゲーム》(35ミリフィルム上映)▽ヴィンセント・ボーイ・カース《ドラマ・ガール》-現実とフィクションの間▽揺動PROJECTS: Retouch Me Not〈日本現代作家特集〉▽オスカー・フィッシンガー、初期モーショングラフィクスとヴィジュアル・ミュージック▽新千歳空港国際アニメーション映画祭短編特集▽感情ゆさぶられる(E-MOTIONAL)アニメーション-Digi Con6 ASIA▽モノグラフ2020-アジア・エッセイ映画特集
【会期】2月5-21日(休館日の8日、15日を除く)/10-20時(最終日は18時まで)
【会場】東京都写真美術館/日仏会館/地域連携各所ほか
【料金】入場無料/定員制のプログラムは有料
【詳細】https://www.yebizo.com


● CRIオンラインセミナー 秋田ケーブルのDX戦略 地域の課題解決対策など聞く

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第9回「CRIオンラインセミナー」を2月15日にZoomで開く。
今回は「秋田ケーブルテレビのDX戦略を聞く-幼稚園の開設、高齢者支援、複合ビル買収…と、新たな『地域貢献策』で収益基盤の強化を実践」と題し、秋田ケーブルテレビ社長の末廣健二氏を講師に迎え、ローカル5Gの活用で「地域の課題」解決と「地方創生」に取り組む秋田ケーブルテレビのDX(デジタルトランスフォーメーション)戦略を聞く。
また、「地域課題解決」の取り組みとしてスターとしている「ALL-A(高齢者の社会参加の継続・生涯活躍の機会を創出など、高齢者支援活動)の取り組みなども含め、
「地域の課題解決にローカル5Gをどう活用するかの秋田モデル」について解説する。
【日時】2月15日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、CRI非会員6000円
【申し込み】https://www.cri-info.jp/conference.html


● Premiere Proの活用術 18日に「映像匠塾」開く/イマジカデジタルスケープ

イマジカデジタルスケープは、映像制作に関する技術講習・セミナー「映像匠塾」の2021年第1弾として、『AI時代のPremiere Pro活用術~最新&時短Tips!』をテーマにZoomウェビナー(無料)で2月18日に開く。
YouTubeなど映像コンテンツは近年身近なものになり、企業のプロモーションにも欠かせないコンテンツになっている。それら映像編集に対応した「Premiere Pro」の最新情報をアドビの吉崎誠多氏が提供、意外と知られていない効率裏テクニックをエース(ACE)の市井義彦氏が解説。ビジュアル・グラフィックスの川船公雄氏を『ご意見番』として交え、トークセッション形式で進行する。
【日時】2月18日/16時-17時30分(延長あり)
【セミナー内容】▽トークテーマ1「動画制作ニーズの高まりとAdobe Creative Cloud」▽トークテーマ2「これを知るだけで効率アップ!Premiere Proの時短術」▽質疑応答▽イマジカデジタルスケープについての説明
【申し込み締め切り】2月17日/15時
【申し込み・詳細】https://www.dsp.co.jp/tocreator/movie/event-movie/takumi2021_event

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