●第2回MADD.アワードを開催 11月23日にはワークショップも/アストロデザインなど
アストロデザインと慶應義塾大学SFC研究所次世代映像コンソーシアムが主催するMADDは、2回目となる次世代映像のアワード「MADDAward2020」を開催。「Massive and Miniscule」をテーマに、「大型映像とスマートフォン」「大型映像」の2カテゴリーで作品を募集する。
大型映像は8K解像度(7680×4320)に対応した実写、アニメーション/CGが対象。スマートフォンは表示や操作、撮影などのデバイスとして大型映像と連動させる。
12月25日までにエントリーし、2020年2月28日までに作品を提出する。
11月23日には、東京都港区南麻布でワークショップ「大型映像+スマートフォン作品制作講座」を開催。参考事例やセンサーデバイスシミュレーションアプリなどを紹介する。参加費は無料。
終了後には懇親会(有料)も用意している。
◆詳細と申し込み
MADDのフェイスブックページ(https://www.facebook.com/MADD.project/)から申し込むか、氏名・所属(団体)を記入して、info@madd.jpまで電子メールを送る。
●ドワーフの篠原氏が国際賞受賞 優れたアニメーターとして評価/TYOが発表
こま撮りアニメーションを手掛けるドワーフのアニメーター篠原健太氏は、優れた若手クリエイターに与えられる国際賞「NY ADC Young Guns 1 7」を受賞した。グループ会社であるティー・ワイ・オーが発表した。
同賞は、30歳以下または2年の実社会経験があるプロフェショナルを対象とし、ニューヨークの非営利団体「One Club」と広告美術団体「ADC」が合併した「The One Club for Creativity」が主催する。
17回目となる今年は、45カ国から500人以上の広告やアニメーション、映像、グラフィックデザインなどのクリエイターが応募し、81人のファイナリストが選出。その中から28人のウイナーが発表された。篠原氏は日本人唯一の受賞者で、ストップモーションアニメーターとして受賞した。
篠原氏は2014年にアルバイトとしてドワーフに入社し、16年に正式参加した。ネットフリックスのオリジナルシリーズ『リラックマとカオルさん』や、26thキネコ国際映画祭日本作品短編部門グランプリ作品『モリモリ島のモーグとペロル』を手掛けている。
授賞式は11月20日にニューヨークのソニーホールで開催される。
●CRI地域ビジネスフォーラム 地域を元気にする事業 CATV事業者が事例報告
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、今年度立ち上げた「~地域を元気にするビジネスの構築へ~CRI地域ビジネスフォーラム」と題したシリーズセミナーの第2回を11月26日に開く。
これは、「CATV事業者を主な対象に『地域を元気にする』かつ『持続可能な地域ビジネス』のアイデアとなるような事例などを伝え、新規事業開発のヒントにすることを目的としている」という。第1回は、9月20日に実施した。
今回も地域ならでは資産を生かし、地域を元気にする新たな収益増につながる事例を報告する。
1人目は、上越ケーブルビジョン(JCV)代表取締役社長の齋藤俊幸氏が「上越妙高から東京、世界のマーケットへ! 地場産品の『ブランド化』と『販路拡大』を支援するJCVの『地域経済活性化』戦略を聞く」をテーマに話す。
上越ケーブルビジョン(JCV)は、2017年に東京・有楽町の交通会館内に東京情報センターを開設。同年10月から「新潟・上越妙高 うまさ直送!雪国マルシェ」(地場産品の販路拡大拠点)を運営。また、15年から本社で「地域産品のブランド化」に向けた学びと販路拡大のためのプログラムを実践しており、直近では、マーケティングなどの専門家で組織する「JCV専門家BANK」を立ち上げ、地元信金とも協業を進めている。
このほか、「開局30周年記念事業『チームラボ 学ぶ!未来の遊園地』5万人達成!!『地域を元気にする』中海テレビ放送の取り組み」(中海テレビ放送 放送事業本部 副本部長・三浦健吾氏)、「ケーブルテレビ局が持つビジネスマインド(資産・ネットワーク)を、地域を元気にするマーケティング活動にどう生かすか」(観光マーケティング協会 専務理事 事務局長・善井靖氏)と題して、それぞれ講演する。
【日時】11月26日/13-17時
【会場】アットビジネスセンター東京駅八重洲通り 604号室(東京都中央区八丁堀1-9-8 八重洲通ハタビル6階)
【受講料】会員1万5000円、非会員2万5000円、定員80人
【参加申し込み】www.cri-info.jp/conference.html
●国際プロジェクションマッピングアワード 若手クリエイターの登竜門 最終審査上映会に13チーム 16日にビッグサイトで開催
東京国際プロジェクションマッピングアワード実行委員会(運営=ピクス、イマジカデジタルスケープ)は、次世代の若手クリエイターによる映像制作の登竜門「東京国際プロジェクションマッピングアワード Vol4」上映会・最終審査を11月16日に東京・有明の東京ビッグサイトで開催する。入場無料。
今年は『調和/Unity』と『スポーツ/Sports』の2つのテーマを設けた。4年に1度開催される世界的なスポーツの祭典を翌年に控え、スポーツを通じた平和な世界の精神から想起。若きクリエイターがこれらテーマを通じて「持続可能な社会」について考え、表現することを期待するもの。
国内・国外問わず学生を対象に、どちらか1つのテーマに沿った作品を募集し、多くの応募の中から厳正なる書類審査の結果、最終審査に臨む全13チームを選出した。海外出場校はタイとカナダからで、国内は高校生も初参加となった。
会場は、今回も三角形でおなじみの東京ビッグサイト会議棟。最終審査当日は各チームが現地に集結し、高さ約30メートル、幅約94メートルとなる日本最大級のスクリーンで、約3カ月をかけて制作した作品を上映する。映像・クリエイティブ業界の第一線で活躍する審査員により各賞が決定する予定。
東京国際プロジェクションマッピングアワードは、将来のコンテンツ産業の中核となる人材の育成と、プロジェクションマッピングという空間映像技術の高度化と普及を目的に設立された。「最終審査となる上映会は、東京ビッグサイトの大きな舞台を通じ、ライブでしか届けられない迫力と感動を体感できる場として一般にも開かれたイベントとなっている」(実行委員会)という。
出場チームの作品上映後には、花火とプロジェクションマッピング、イルミネーションのコラボレーションで彩る一夜限りのフィナーレショーを実施予定。今年はファストカルチャー系バンド「1980YEN」のゲスト出演が決定。イベントMCはモデル・俳優・タレントと幅広く活躍するハリー杉山が務める。
同イベントは「有明・冬フェス2019」として、東京ビッグサイトと共同で主催しており、無料のホットドリンクを提供し、地域一帯の活性化を担っている。
【タイムスケジュール】▽16時30分=開場▽17時-19時30分=ノミネート作品上映会およびフィナーレショー▽19時30分=表彰式
【詳細】pmaward.jp
●第29回液晶・有機EL・センサ技術展
液晶・有機ELから量子ドット・マイクロLEDまで、ディスプレーに関する最新技術・製品が、関連8展で合計1360社から展示される。主催はリード エグジビション ジャパン。会場は千葉市美浜区の幕張メッセ。
【日時】12月4-6日/10-18時(最終日は17時まで)
【詳細】www.ftj.jp/ja-jp.html