● 第67回民間放送全国大会が開催 連盟賞表彰 技術部門でフジテレビが最優秀賞 番組部門大賞は南海放送(ラジオ)、北海道TV(テレビ)
2019年日本民間放送連盟賞の表彰があった。技術部門では、フジテレビジョンの「衛星回線の高効率化・IP化・運用自動化を実現した新SNGシステム(F・SAT)」が最優秀賞を受けた。
番組部門のグランプリは、ラジオが、南海放送の『緊急放流=逃げろ!~誰が命を奪ったのか~』、テレビが、北海道テレビ放送の『HTB開局50周年ドラマ チャンネルはそのまま!』がそれぞれ受賞し、報奨金1000万円が贈られた。
番組各部門の最優秀賞は次のとおり。
【番組部門 〔ラジオ〕 】▽ラジオ報道=『消せない記憶~元学徒兵の苦悩~』/琉球放送▽ラジオ教養=マリエのように/CBSラジオ▽ラジオエンターテインメント=『あの小説の中で集まろう』/横浜エフエム放送▽ラジオ生ワイド=『平成ラヂオバラエティごぜん様さま 4000記念大感謝祭』/中国放送
【番組部門 〔テレビ〕 】▽テレビ報道=『聖職のゆくえ~働き方改革元年~』/福井テレビジョン放送▽テレビ教養=『第33回民教協スペシャル 想画と綴り方~戦争が奪った子どもたちの『心』~』/山形放送▽テレビエンターテインメント=『ぶちかませ!小町~泣き虫相撲っ娘の挑戦~』/山形放送▽テレビドラマ=『HTB開局50周年ドラマ チャンネルはそのまま!』/北海道テレビ放送
● 「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」 2019年度は3氏を選出 12月1日に贈賞式/CRI
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、今年度の「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2019」を発表した。「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー」は、CATV(放送・通信)業界の発展に貢献した業界関係者(個人・団体)を対象にした「表彰制度」で、1988年の第1回から今年で32年目を数え、この間に108の個人・団体)が選ばれている。
選考はCRI会員、業界(団体)関係者、業界メディア記者会からのアンケート(推薦)をもとに「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー選考委員会」において検討。今年度は次の3氏を選出した。
▽舘盛和氏/多摩ケーブルネットワーク代表取締役社長▽田村欣也氏/ZTV代表取締役社長▽有坂和明氏/CRI前理事・事務局長(故人=19年10月9日逝去)
◆記念講演会も開く
「ケーブルマン・オブ・ザ・イヤー2019」の贈呈式、ならびに記念講演会を開く。講演は「衛星放送およびケーブルテレビに関する政策の動向について」と題して、総務省 情報流通行政局 衛星・地域放送課長/吉田恭子氏が登壇する。
【日時】12月5日/記念講演会=15-16時、贈呈式=16時15分-17時、懇親会=17時-18時30分
【会場】日本プレスセンタービル10階ホールおよびレストラン・アラスカ(東京都千代田区内幸町2-2-1)
【参加費】CRI会員1万5000円(記念講演会+懇親会費)、非会員2万5000円(同)
【参加お申し込み】https://www.cri-info.jp/forum/forum_form.html
● 研究発表 JST ACCEL「身体性メディアプロジェクト」成果報告
科学技術振興機構(JST)は11月26日に、戦略的創造研究推進事業ACCEL「身体性メディアプロジェクト」のこれまで5年間の研究開発成果を報告するシンポジウムおよび展示会を開く。参加無料。
体験しないと分からないというのがVR(仮想現実)、ハプティクス(触覚技術)やテレイグジスタンス(遠隔臨場感)などの身体性メディアの大きな特徴であるため、シンポジウムの前後に研究成果の展示公開を企画した。その中で、テレイグジスタンスロボットの新型機「TELESAR VI」を初公開する予定になっている。。
【日時】11月26日▽13時-14時30分および16時30分-18時=研究成果展示公開(入場自由)▽14時30分-16時30分=成果報告シンポジウム(事前参加登録者を優先入場)
【会場】東京大学 本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷7-3-1)
【参加申し込み】forms.gle/aiAmL9yBvNa6XUZR8