● 映文連アワード2020 5月末まで作品を募集 短編映像業界の活性化図る
映像文化製作者連盟(映文連)は、国際短編映像祭「映文連アワード2020」の作品募集を1日から開始した。
同映像祭は「プロフェッショナルが選ぶ、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品」を積極的に発掘・顕彰することによって、短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベーター(起業支援)としての機能も担っている。
応募資格は一般(会員外でも可)。応募作品は、2019年4月1日から20年3月31日までの完成作品。上映時間は原則として60分以内となっている。メディア・手法は、映画・ビデオ、テレビ番組(地上波テレビ番組以外)、アニメーション、CG、展示映像、モバイル、VR(仮想現実)。
募集部門は、①コーポレート・コミュニケーション部門=企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品、②ソーシャル・コミュニケーション部門=教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品、③パーソナル・コミュニケーション部門=映像制作を志す学生および個人グループが作品した作品(自由課題)。
募集期間は5月31日(当日消印有効)まで。参加料は1作品につき、一般1万8000円、映文連会員1万2000円、学生・個人6000円。
7-8月に審査を実施し、9月中旬に入選作品を発表。11月中旬に都内で表彰式を開く予定。
【申し込み・詳細】https://www.eibunren.or.jp/top/eibunren-award2020.html
● 田辺・弁慶映画祭 11月開催 コンペ部門の作品募集
田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第14回 田辺・弁慶映画祭」を11月13-15日に紀南文化会館(和歌山県田辺市)で開催することを決定、コンペティション部門作品の募集を4月13日から開始する。募集期間は7月13日(当日消印有効)まで。同映画祭では、コンペティション作品および招待作品の上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映などを予定している。
【申し込み・詳細】http://www.tbff.jp
● 九州放送機器展2020 新型コロナ対策 開催中止が決定
日本ポストプロダクション協会は、6月17、18日に福岡国際センター(福岡市博多区)で予定していた「九州放送機器展2020」の開催中止を発表した。
新型コロナウイルスの感染と国内外への影響が日々拡大する中、出展社、来場者および展示会に関係する人たちの健康・安全を最優先に考慮した結果、中止を決めたとしている。
なお、2021年の開催については、東京五輪2020の延期スケジュール発表を受けて開催場所、時期の検討を開始するという。
● 東北映像フェスティバルも中止
東北映像製作社協会は、6月24、25日に仙台国際センター(仙台区青葉区)で開催予定だった「東北映像フェスティバル2020 映像機器展・映像コンテスト」の中止を決めた。
昨年5月に開催した「東北映像フェスティバル2019」は10回目の節目に当たり、1100人を超える来場があった。