イベント

2020/07/202020年7月20日

● 「テレビの地殻変動」報告/CRI

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第1回「CRIオンラインセミナー」を7月28日に開く。パート①は「コロナ禍を契機にテレビの世界はどう変わるか!!」をテーマに、「もう戻れない!! 地方や中央で始まった『テレビの地殻変動』について報告する」と題し、メディアコンサルタントの境治氏が講演する。
テレビCMの激減が番組制作にも大きく影響しており、キー局もローカル局も厳しい状況に苦しんでいる。放送業界全体に「地殻変動」が始まっており、その動きはCATV業界にも波及することは確実で、テレビのネット配信やOTTサービスは既に小学生の世界にも広がりを見せている。これらの状況について解説する。
コロナ禍は、CATV業界に大きな影響(営業機会や宅内工事の損失、番組内容の変更など)を与えている。一方で、無線やインターネットニーズの拡大、テレワーク業務のサポート、遠隔教育(授業)支援等、新たなサービスに対する期待も高まっている。
そこでパート②では、「ケーブル局が受けた『コロナ影響の実態』と『withコロナ時代』に有望視されるサービスについて」と題し、月刊『ニューメディア』編集長の渡辺元氏が登壇。「コロナによって自社の市場環境や顧客ニーズはどう変化したか」(月刊『ニューメディア』8月号・アンケート結果)について報告する。
【日時】7月28日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員2000円、非会員5000円
【受講方法】Zoomによるオンラインセミナー (zoom.us/jp-jp/meetings.html
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20200709_5933.html
【問い合わせ】Eメール=cri@cri-info.jp


● TBS「恋つづ」脚本家やプロデューサーが講演/VIPO ドラマ制作セミナー

映像産業振興機構(VIPO)は、8月12日に「テレビドラマ制作セミナー~ニューノーマル時代のテレビドラマの行方~」を、日本脚本アーカイブズ推進コンソーシアムとの共催によりオンラインで開く。
講師は、TBSテレビドラマ『恋はつづくよどこまでも』をはじめ、映画、小説と幅広く活躍中の脚本家・金子ありさ氏と同ドラマのTBSプロデューサー磯山晶氏(『木更津キャッツアイ』、『空飛ぶ広報室』など)。モデレーターには、テレビドラマ研究者でテレビドラマ番組各賞の審査員を務める日本大学芸術学部教授の中町綾子氏。
プログラムは、①コロナ禍で『恋つづ』ブームはいかにして生まれたか-企画から放送まで、②これからのテレビドラマ制作を考える-脚本家とプロデューサーの視点から(令和の時代のラブコメ企画、多様化するテレビ視聴形態、キャスティングのポイント、音楽の重要性)、③SNSマーケティングの特色、④世界からみた日本のテレビドラマ、⑤海外番販の話、⑥脚本を学ぶ人たち(制作者も含め)に向けて。
【開催日時】8月12日/18ー20時(「Zoom」を使ったオンラインセミナー。申し込み受付後、運営からメールで「オンライン視聴方法」を知らせる)
【参加費】一般3500円、学生1500円、VIPO会員3000円
【定員】70人(事前申込制/先着順)
【申し込み締切】8月6日15時
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24478


● アニメーションの企画 11月にピッチイベント/VIPOが参加募集

VIPOは、経済産業省「令和2年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、アジア・オセアニア地域において最大規模を誇るアニメーション企画ピッチイベント「AAS(Asian Animation Summit)」に参加する企画を募集している。
AASは、北米最大のキッズエンターテインメント向け産業見本市である「kidscreen summit」の主催者が、アジア・オセアニア地域で開催し、今年9回目を迎える企画ピッチイベント。インドネシアのバリ島で開催されるAAS(11月18-20日)に、日本の企画が初めて参加することで、アジア・オセアニア地域とのアニメーション共同製作を推進することを目指す。
なお、新型コロナウイルス感染症の影響により、延期・中止、またはオンラインでの開催も想定されている。8月中旬までに、開催形態について決定される予定。
【募集企画数】2-3企画程度
【申し込み期限】7月27日17時まで
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/24360


● DCEXPO2019の基調講演 「神経美学」を解説 講演録をウェブで公開

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、昨年11月に開催した「デジタルコンテンツEXPO2019」において、基調講演『神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来 メディアコミュニケーションにおける新たな枠組みと可能性を 展望する』(講演者:石津智大氏=ロンドン大学〈現、関西大学〉、河合隆史氏=早稲田大学)を実施。今世紀に新たなサイエンスとして登場した「神経美学(neuroaesthetics)」とデジタルコンテンツとの協調を提起した。
DCAJでは、両講師から講演録としてあらためて執筆してもらい、講演主催者であるDCAJのウェブサイトからPDFで公開している。
同講演では、3D映像、VRなど先進映像システムを中心に人間工学の手法でデジタルコンテンツ研究をすすめる第一人者、河合隆史・早稲田大学教授に、美を感じる脳をもつ人類の体験・イメージ・創造とコミュニケーションの豊かな深化に期待を込めて、デジタルコンテンツの未来を多視点で語りあった。
【神経美学と対話するデジタルコンテンツの未来の講演録】www.dcaj.or.jp/news/2020/07/-dcexpo-2019.html

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