イベント

2021/08/302021年8月30日

● MPTE AWARDS 技術開発・映像技術の各賞発表 11月に表彰式を開催へ

日本映画テレビ技術協会は、「MPTE AWARDS 2021」の第74回 技術開発賞および第74回 映像技術賞の受賞者を発表した。表彰式は11月開催の予定。
◆第74回 技術開発賞
【技術開発賞】▽新クロマキー技術「ニジクロ」の開発(関西テレビ放送・金子宗央、大西祐輔)▽BS独自のリモート出演システム「TBS BELL」(TBSテレビ 未来技術設計部/TBS Tech Design Lab)
【技術開発奨励賞】▽超テレビ連動アプリ/テレビちゃんシステムの開発と実用化(愛媛朝日テレビ/テレビちゃん。タスクフォースチーム)
◆第74回 映像技術賞
[撮影] ▽劇場公開「太陽は動かない」(江崎朋生)▽TVドラマ「連続ドラマWコールドケース3~真実の扉~」(山田康介)▽ドキュメンタリー「生と死の音~新型コロナ専用ICU、4日間の記録~」(日本テレビ放送網/上遠野将人)▽ニュース「星空を守る町・岡山美星町」(テレビ朝日/花山陽子、小出義明)
[照明] ▽劇場公開「太陽は動かない」(三善章誉)▽TVドラマ「ドラマ こもりびと」(NHK/井本敬人)
[録音] ▽劇場公開「罪の声」(加藤大和、壁谷貴弘)
[音声] ▽放送「1万人の第九2020 つながろう今」(毎日放送/田中聖二)
[美術] ▽放送「第71回紅白歌合戦」(第71回NHK紅白歌合戦デザインチーム)
[編集] ▽劇場公開「アンダードッグ」(洲崎千恵子)▽放送「1万人の第九2020 つながろう今」(毎日放送/露口三郎)
[VFX] 「映像研には手を出すな!」(実写「映像研には手を出すな!」VFXチーム/スタジオ・バックホーン)
[OAG] 「キスマイ10周年でやれるかな?テレビ朝日人気番組の裏側に潜入しちゃった ほぼ3時間SP」(テレビ朝日/横井勝、加藤喬)


● MADD.Award 2021 2つのカテゴリーで映像作品の募集開始/テーマは「内なる宇宙」

次世代映像にかかわる実験・考察の場を提供するMADDは、『内なる宇宙(The Universe Within)』をテーマとした次世代映像アワード「MADDAward 2021」を開催する。3回目を迎える同アワードは、2つのカテゴリーで映像作品を募る。
カテゴリー「Cat1」は、『内なる宇宙』のテーマを大型ビジョンで表現する8K解像度程度の映像(実写、アニメーション、CG)作品。上映時間は60-180秒。「Cat2」は確定次第、告知する予定。応募資格は、企業・団体、個人・グループ、年齢、性別、職業、国籍を問わない。8K作品制作にかかわる機材、環境、制作などは、MADDがサポートする。
エントリー締め切りは、10月31日、作品提出締め切りは11月26日。
応募作品の中から、審査により2カテゴリーの優秀賞ほか各賞を選出する。入賞作品は「SIGGRAPH Asia 2021 TOKYO」(12月14-17日)において、サテライト会場として上映会を開き公開する予定。
【応募詳細】https://madd.jp/


● 4K.8K映像技術展 総務省、NHKの基調講演を実施へ

RX Japan主催の「4K.8K映像技術展」(10月27-29日/幕張メッセ)において、総務省、NHKによる基調講演が実施される。
4K8K実用放送が開始され4Kテレビの普及が進み、ネット配信サービスも台頭しつつあり、本格的な放送と通信の融合の時代が到来している。基調講演「4K8K時代の放送政策」では、総務省情報流通行政局長の吉田博史氏が、ICTの激動の時代における放送政策について解説する。
基調講演「公共メディアNHKの放送・ネット新時代へのチャレンジ」では、NHK技術局長の寺田健二氏が、普及が進む新4K8K衛星放送や常時同時配信・見逃し配信サービス「NHKプラス」の最新状況、コンテンツ充実に向けた新しい制作技術、最先端の放送技術など、NHKの技術の取り組みと今後の展望を語る。
【申し込み・詳細】https://www.4k8k-expo.jp/seminar


● CRIオンラインセミナー CATVの無線事業戦略 となみ衛星通信が事例報告

ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第16回オンラインセミナー(Zoom使用)として『ケーブルテレビ事業の無線事業をどう伸ばすか!!』をテーマに、となみ衛星通信テレビの「農業IoT戦略」について関係者が報告する。
富山県のとなみ衛星通信テレビでは2018年から農業IoTについて、さまざまな実証事業を実施している。水田の監視や用水路の水制御、またビニールハウスの育苗管理などを展開。そして地域の要望に応えて「ため池の水位監視」なども手掛けている。
これらの経験からIoTの事業化に踏み切れると判断し、CATVの事業エリア一円にIoT用の無線基地局を全域展開することを決断。用途は農業に限定することなく鳥獣被害の監視や気象センサーのデータを収集し、データ販売することも視野に入れている。
同社では自局の単独サービスではなく、全国のCATV局が同一のネットワークを構築することで、データの収集が広範囲になり新たなデータ販売のビジネスにつながる可能性があるとも考えているという。
【日時】9月7日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】https://www.cri-info.jp/20210819_6173.html

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