● IPプラットフォーム開設へ 地域コンテンツ集め配信 ケーブルテレビ社が解説/CRI
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、第23回CRIオンラインセミナー(Zoomを使用)として、『「コミチャン用IP配信プラットフォーム」の全容を聞く』を4月20日に開く。
2015年に開始された「TVer」を契機に、テレビ各社では急速にネットの利用を高めており、若者やスマートフォン視聴者の囲い込みを始めている。中でも積極的なのが地方局で、現場制作者が中心となって『地域との絆(きずな)を深める番組作り』を進めている。
こうした動きはCATV局にも大きな刺激を与えており、コミュニティチャンネル番組のYouTube配信や地域情報をツイッター、フェイスブックで発信している局は70社を数えるという。
そこで、こうしたCATV局が保有する地域コンテンツをまとめて配信する「IPプラットフォーム」(CATV版『TVer』)を開設しようという動きがある。
セミナーでは、その計画を進めているニューメディア(本社:山形県山形市)の金子敦社長と常務取締役(福島センター長兼務)の中川宏生氏を講師に、同社が独自で開発した「ニコテレ動画」アプリ(β版)による実際の動画視聴と合わせ、サービスの全容について聞く。
【日時】4月20日/13時30分-15時30分
【参加費】CRI会員3000円、非会員6000円
【申し込み・詳細】www.cri-info.jp/20220329_6316.html
● 第16回田辺・弁慶映画祭 15日からコンペ作品受付 11月11-13日に開催
田辺・弁慶映画祭実行委員会は、「第16回 田辺・弁慶映画祭」を11月11-13日の3日間、和歌山県田辺市紀南文化会館(予定)で開催することを決定した。併せて「コンペティション部門」作品の応募受付を4月15日から開始する。締め切りは7月15日。
対象となるのは、応募作品(未公開)を含めて劇場公開3作品以内の監督による作品。30分以上で、2021年1月1日以降に完成したことが条件となる。ジャンルは問わない。
作品のフォーマットは、可能な限りDVD媒体で応募する(ブルーレイディスク媒体では、受け付けおよび予備審査に時間がかかる場合がある)。今回はオンラインからの応募も可能になっている。出品料は1作品につき2000円。
同映画祭では、コンペティション作品および招待作品の上映、田辺市や和歌山に関係のある映像や作品の上映などを予定している。
【詳細】tbff.jp/important/bosyu2022
● Inter BEE 2022で特別企画 先進技術・先端コンテンツ披露 出展の申し込み受付を開始
電子情報技術産業協会(JEITA)は、主催するメディア総合イベント「Inter BEE 2022」(11月16-18日/幕張メッセ、オンライン=11月1日-12月23日)において、映像表現やライブエンターテインメント技術の新しい体験を提供するコンテンツテクノロジーを集めた特別企画「INTER BEE IGNITION」と、先端技術とコンテンツをテーマとした国際イベント「デジタルコンテンツEXPO(主催:デジタルコンテンツ協会)」を融合させた特別企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』を実施する。
INTER BEE IGNITIONは、2016年からInter BEEで実施している企画の1つで、最新の映像技術とそれを基にした創造性をテーマに展開してきた。また、デジタルコンテンツEXPOは、2018年からInter BEEと同時開催をしており、先端技術やコンテンツを体験する多様な展示を展開している。
新企画『INTER BEE IGNITION×DCEXPO』は、コンテンツ産業とエンターテインメント産業の新たなビジネス創出の機会となることを目指す。表現分野における先端技術が社会やコミュニティーの進展に寄与する試みなど、新しいメディアの未来と可能性を発信し、多様で先駆的な表現テクノロジーやコンテンツを体験する場として展開する。
会場では、コンテンツ産業とエンターテインメント産業のイノベーションとビジネスを生み出す先進映像技術や先端コンテンツ制作技術の解説、メタバースの世界の体験、第一線で活躍するクリエイター、研究者、専門家によるセミナーなどを実施する予定。メディアとエンターテインメントの可能性について、これまで以上に多様なビジネスユーザーに向けて発信するという。
4月1日から出展の申し込み受付を開始、締め切りは6月30日。
【詳細】https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition