イベント

2022/7/42022年7月4日

● 第26回 JPPA AWARDS 2022 NiTRo佐々木氏が大臣賞受賞 大賞はTREEの吉田、YUAN、平嶋、奥村各氏

日本ポストプロダクション協会(JPPA)は、優れたポストプロダクション技術をたたえる「第26回JPPA AWARDS 2022」の受賞作品を発表。6月に関係者のみで贈賞式を実施した。
すべての優秀賞作品から選出される経済産業大臣賞は、映像技術部門オフラインカテゴリーのドキュメンタリー『大島桜さんのお引越し』を手掛けた佐々木茂氏(日テレ・テクニカル・リソーシズ)に贈られた。
グランプリは映像技術・音響技術各部門の優秀賞受賞作品から1作品ずつ選ばれる。映像技術部門は、Vaundy『泣き地蔵』を手掛けた吉田宙矢氏(コンポジター)とYUAN LUOMENG氏(Unreal Engineデザイナー)、平嶋将成氏(バーチャルプロダクションスーパーバイザー)が受賞。音響技術部門はウェブ広告『#韓ドラあるある「恋スル!チャミスル」』のMAミキサー奥村宏貴氏が選ばれ、両部門でTREE Digital Studioが大賞を獲得した。
学生の部では、映像技術部門は鈴木智貴氏(立命館大学)の『えんまさん』が、音響技術部門は藤澤卓氏、杉本華奈子氏、竹内梨紗氏、瀨嶋愛子氏(いずれも日本工学院専門学校)による『魔法とお酒と美味しいご飯』が栄誉に輝いた。


● 釜山映画祭の併設見本市 映像化を目指す出版物 参加企業を募集/VIPO

映像産業振興機構(VIPO)は、経済産業省「令和4年度コンテンツ海外展開促進事業(コンテンツ関連ビジネスマッチング事業)」の一環として、釜山国際映画祭の併設見本市として開催される「Busan Story Market」(10月8-11日)と事前ピッチトレーニングへの参加企業(作品)を募集している。
「Busan Story Market」は、昨年度まで「E-IP Market(Entertainment Intellectual Property Market)」という名称で、映像化を目指す出版物(書籍/電子書籍)のための見本市として実施されており、今年から新たに「Busan Story Market」の名称で実施される。
同見本市に参加する、映画、ドラマ、ゲームなど映像コンテンツの「原作」となる作品、および企業を募集。書籍化された小説、マンガだけでなく、デジタル出版された電子書籍や脚本なども対象となる。
参加企業は、世界中から映像化のための原作を探しに釜山に集まるバイヤーや、映画祭参加者らと商談やネットワーキングの機会を持つことができる。昨年度はオンラインでの参加だったが、参加の7社は合計83件の商談を実施した。
また、釜山現地でのマーケットに先立ち、「Busan Story Market」参加者を対象に、英語で自社の作品をより効果的にPRするスキルをつけるための事前トレーニングを実施する。
【参加企業(作品)募集概要】
「Busan Story Market」登録費用は、1社あたり1名分をVIPOが負担する。応募締め切りは8月3日17時
【事前英語ピッチトレーニング概要】「Busan Story Market」参加者が対象。8-9月に全4回の日程でオンラインで実施予定。各講義の前に課題の提出がある。応募締め切りは8月3日17時
【詳細】www.vipo.or.jp/news/30978

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