● 特別展「動画クリエイター展」 ユーチューバー9組が参加 企画・撮影・編集の体験ブースも/日本科学未来館で開催
日本科学未来館(東京都江東区)は、10月8日-2023年4月2日に開催する特別展「動画クリエイター展」(主催=日本科学未来館、産経新聞社)の内容を発表した。
会場は、参加クリエイターが出迎えするオープニング映像でスタート。「Chapter.1」では、ソーシャルメディアの発展と、人々の価値観や文化の変遷を年表で振り返り、「Chapter.2」で普段の動画では見ることのできない動画クリエイターたちの素顔に迫る。そして「Chapter.3」では、7種類のブースで動画制作の体験が可能になっている。
今回登場するのは、チャンネル登録者数の多さのほか、それぞれに工夫をこらした独自のコンテンツ力でもトップクラスの9組。アイデアや技術が駆使された、同展のためだけに特別に撮り下ろした動画コンテンツも登場する。
はじめしゃちょ-公認の体験ブース『『開封の舞』っぽいことしてみた』など、動画の企画や撮影、編集などを体験できるブースで、いろいろな角度からクリエイターの世界に没入できる。撮影した動画をQRコードからダウンロードして持ち帰ることも可能だ。
国立の科学館で、現代を象徴する「動画クリエイター」をテーマにした大型展覧会が開催されるのは初という。
料金(常設展も入場可能)は、大人2000円(前売り1800円)ほか。前売り券は10月7日まで販売する。
【参加クリエイター】▽おめがシスターズ▽鹿の間(しかのま)▽しらスタ▽葉一(はいち)▽はじめしゃちょー▽ひまひま▽フィッシャーズ▽ポッキー▽リュウジ
【会期】10月8日-23年4月2日/10-17時(入場は閉館の30分前まで)
【会場】日本科学未来館1階 企画展示ゾーン
【休館日】火曜日(ただし年末年始のほか臨時休館日あり)
【公式サイト】https://dougacreator-ten.jp/
● 第75回広告電通賞が決定 サントリーが「総合賞」 3年連続、通算25回目の受賞
電通は「第75回広告電通賞」の総合賞に、サントリーホールディングスが選出されたと発表した。総合賞は、広告活動全般にわたり特に優れた成果を上げた広告主に贈られる賞で、同社は3年連続、通算25回目の総合賞受賞となった。また今回は「フィルム広告」「ブランドエクスペリエンス」の2部門での最高賞と、「フィルム広告」「OOH広告」「ブランドエクスペリエンス」「イノベーティブ・アプローチ」の4部門で5つの金賞を受賞している。
第75回広告電通賞の応募総数は1206作品。選考対象の作品は、2021年4月から22年3月(「ブランドエクスペリエンス部門」「エリアアクティビティ部門」は21年3月から22年3月)までに実施された広告となっている。
今回の特徴として、長引くコロナ禍において、新たな日常のあり方への前向きな提案が、多くの応募作品で表現されていた点を挙げている。また、SDGsをはじめ社会的な課題に取り組んだ作品も多く見られたという。
贈賞式は10月25日に参加人数を限定して、東京・高輪のグランドプリンスホテル新高輪・国際館パミールで開催し、オンラインで同時中継する予定。
主な賞は次のとおり。
[総合賞] サントリーホールディングス
[プリント広告最高賞] アース製薬
[オーディオ広告最高賞] 大塚製薬
[フィルム広告最高賞] サントリーホールディングス
[OOH広告最高賞] クロススペース
[ブランドエクスペリエンス最高賞] サントリーホールディングス
[エリアアクティビティ最高賞] Mizkan
[イノベーティブ・アプローチ最高賞] クロススペース
[特別賞] パイロットコーポレーション
[SDGs特別賞] ツムラ
● 動画コンテスト開催へ 一般・セミプロを対象に/サードウェーブ
クリエイター向けPCブランド『raytrek(レイトレック)』を展開するサードウェーブ(東京都千代田区)は、動画制作が創作文化へと発展していくことを目指し、アマチュアからセミプロを対象とした全国次世代クリエイター動画コンテスト「NCMC2022」を開催する。
同コンテストは、動画制作がポピュラーになりつつある現在、アマチュアやセミプロによる動画コンテンツの表現・発表の場を設けることで、動画制作に対するハードルを低くし、多くの才能が開花することを目的にしている。
応募の対象者は、一般およびセミプロの個人・グループ、動画制作プロダクション入社3年目までの新人で、参加費は無料。作品形態は、16対9のモニター画面内で表現する動画を原則とする。
作品のエントリーは10月21日まで。作品応募の受付期間は10月1-21日。最優秀作品賞(グランプリ/1作品)および部門最優秀賞(3作品)の受賞者には、raytrekのPCが贈られる。このほか、ゴールド、シルバー、ブロンズの各賞を選出する。
結果発表は、10月末に入選作品(ウェブサイト掲載)、11月末にゴールド、シルバー、ブロンズの各賞(オンライン生配信)、12月中旬にグランプリ(表彰式会場・ウェブ中継のハイブリット開催)の予定。
【NCMC2022公式サイト】https://nc-mc.jp/
● 放送でのIP技術の活用 送出・配信の最新動向説明/JEITA オンラインセミナー
電子情報技術産業協会(JEITA)は、オンラインセミナー「デジタル放送技術セミナー2022 ~放送におけるIP技術の活用~」を9月9日に開く。参加費無料(事前登録制)。
JEITA 社会システム事業委員会傘下の放送システム専門委員会では、放送システム・機器にかかわる国内外の動向や、関連する技術の動向などに関して活動している。
セミナーでは「放送におけるIP技術の活用」という視点で、IP技術を利用した番組の送出運用や配信技術に関しての最新動向について説明する。
【講演タイトル・講師】
▽「番組制作用IPインタフェースにかかわる標準規格の概要と今後の展望」(NHK放送技術研究所 テレビ方式研究部 研究プロデューサー/瀧口吉郎氏)
▽「放送局の心臓部:マスター設備のIP化『IPマスター』の紹介と将来像」(NEC 都市インフラソリューション事業部門 第ニソリューション営業統括部メディアソリューショングループ プロフェッショナル/田中亮一氏)
▽「IP技術を活用した放送ネット配信について~現状と将来展望~」(インターネットイニシアティブ ネットワーク本部 配信事業推進部部長/福田一則氏)
【日時】9月9日/13時15分-16時
【定員】100人
【詳細】https://home.jeita.or.jp/cgi-bin/page/detail.cgi?n=1405&ca=14
● Atemoの和田有啓氏が若手育成について語る/フェローズがトークライブ
フェローズは、Atemo(アテモ)代表取締役の和田有啓氏によるオンライン・トークライブ「映画ビジネスの異端児が語る! 若手クリエイターの発掘・育成について」を9月15日に実施する。参加費無料。
和田氏は、松竹芸能、電通などでの経験を生かし、2017年に映画プロデューサーとして独立。20年に、脚本家と映像製作者を結ぶ日本初の会員制マッチングサイト「Green-light」を設立。国内4大配給会社をはじめ、大手外資配給会社の製作者会員としての参画もこのサービスの後押しになっている。
映画を軸に若手クリエイターが活躍する場を提供し続けている和田氏が、若手クリエイター発掘・育成について語る。
【日時】9月15日/13-14時
【定員】100人
【申し込み締め切り】9月14日17時
【詳細】bit.ly/3QXOBOX
● 「職場のトリセツ」解説 講師に感性分析の第一人者/JAVCOM 特別セミナー
日本ビデオコミュニケーション協会(JAVCOM)は、特別セミナー「職場のトリセツ~ 上司と部下のイライラもやもや解消法」を9月28日に都内で開く。
講師は、感性分析の第一人者であり、テレビやラジオ、雑誌にもたびたび登場し、ビジネス、エンターテインメントまで幅広く活躍している感性リサーチ代表取締役の黒川伊保子氏。「職場のトリセツ」をテーマに、上司と部下のイライラもやもや解消法による組織力アップについて講演する。職場でのマネジメント向上などに役立つ。
【日時】9月28日/14時30分-16時15分
【会場】人事労務会館(東京都品川区大崎2-4-3)
【会費】JAVCOM会員社・後援団体会員社=5000円、一般参加社=8000円
【詳細】https://javcomnpo.or.jp/
● 第18回 大阪アジアン映画祭 作品募集
開催日が2023年3月10-19日に決まり、併せて上映作品の募集(エントリー)を開始した。作品は、「アジア(日本を含む)の作品であること。またはアジアと深い関係を有する作品であること」が全部門共通の条件。ジャンルなど一切問わない。応募締め切りは11月28日。エントリー料は無料。
【詳細】https://www.oaff.jp/2023/ja/outline/entry.html