● ニューヨークフェスティバルTV&フィルムアワード 関テレ番組が2部門で銀賞
関西テレビ放送は、世界の映像作品を審査・表彰するメディアコンクール「ニューヨークフェスティバル」の「TV&フィルムアワード」で、自社が制作した『ザ・ドキュメント きっと届く、氷上で見た夢~息子と母 7年の軌跡~』がドキュメンタリー(社会問題部門)、スポーツ番組(スポーツドキュメンタリー部門)で、それぞれ銀賞を受賞したと発表した。関西テレビが同アワードの「社会問題部門」「スポーツドキュメンタリー部門」で受賞したのは初。
番組は、8歳の時に交通事故に巻き込まれ、脊髄損傷の重傷を負って下半身不随になった16歳の高校生、伊藤樹さんが、自身も事故で重傷を負った母・紅子さんのサポートを受けながら、パラアイスホッケー日本代表の中心選手に成長し、パラリンピックに挑む7年を追ったドキュメント。
「TV&フィルムアワード」では14のカテゴリーで優れた作品を表彰している。
【受賞番組スタッフ】▽ディレクター=縄田丈典▽撮影=井口桂吾▽編集=室山健司▽プロデューサー=萩原守▽英語版製作=端崎優子
● AIビジネスの権利問題 コンテンツ法律セミナー/VIPO
映像産業振興機構(VIPO)は、コンテンツ法律セミナー第15弾となる「コンテンツ業界人が知っておきたいAIビジネスの権利問題」を、5月19日に開く。
講師は、エンターテインメント・コンテンツ業界に精通し、訴訟など紛争処理や知的財産権に関するアドバイスの提供を中心に扱う、骨董通り法律事務所の代表パートナー福井健策弁護士。
数十億点ものコンテンツを機械学習し、画像、音楽、文章などを生成する「チャットGPT」などのジェネレ-ティブAI、映画・テレビ業界に変革をもたらすディープフェイク映像など、近年多様な分野でAIへの注目が高まっている。
「AIが生み出した作品は著作物なのか」という議論が盛り上がる一方で、既にAI生成物はさまざまな形で、著作物のように運用されはじめている現実もある。また欧米では、AI規制論が急速に現実味を帯び始めている
セミナーでは、コンテンツ業界人には必須のAIの権利に関する基礎を学び、さまざまな問題点から今後の対策を考える。
【日時】5月19日/16-18時
【会場】映像産業振興機構ホールR(東京都中央区築地4-1-1 東劇ビル2階)
【参加費】一般7000円/VIPO会員5000円
【定員】40人(事前予約制・先着順)
【申し込み締切日】5月16日正午(定員に達し次第、申し込み受付終了)
【申し込み・詳細】www.vipo.or.jp/news/35160/
● デジタルサイネージアワード DSCが作品募集開始 「DSJ2023」で表彰
デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、「デジタルサイネージアワード」の作品募集を開始した。募集期間は5月12日まで。
同アワードは、公募したデジタルサイネージ作品の中から優秀な作品を選出・表彰することで、デジタルサイネージ市場のさらなる活性化を目指すもの。
応募条件は、2022年1月以降に発表されたデジタルサイネージコンテンツ・ハードウエア・システムが対象。作品にかかわるあらゆる企業に参加資格がある。応募費用は不要。なお、2009年-22年のデジタルサイネージアワードに応募した作品は、再度応募できない。
応募の際は、次のいずれかの部門を選択する(部門名は五十音順)。部門の選択は審査に影響はいという。
[部門] ▽イベント▽飲食/リテール▽エンターテインメント▽屋外大型ビジョン▽オフィス▽広告/クリエイティブ▽交通▽ホスピタリティ/ソーシャル▽UX/インタラクティブ
審査会で審査の上、応募作品の中からグランプリ(1作品)と優秀作品約10点を選定・表彰する。表彰式は、6月14日に「デジタルサイネージジャパン(DSJ)2023」(幕張メッセ)の会場で実施予定。
【詳細】digital-signage.jp/openevent/award/2023front
● 群馬「デジタル技術展」に出展 KDDIがXR技術活用のドローンやメタバース
KDDIは4月28-30日の3日間、Gメッセ群馬(群馬県高崎市)で開催される展示会「デジタル技術展」に出展する。同展は、G7広島サミットと関連して、全国各地で開催される関係閣僚会合の1つである「G7群馬高崎デジタル・技術大臣会合」に合わせ、日本の先端技術などをG7各国にアピールし、今後の国際展開・国際連携を促進することを目的としたイベント。参加無料。
KDDIは、この技術展にXR技術を活用した「ドローンの『空の道』」や都市連動型メタバースとWeb3が連携する「αU(アルファユー)metaverse」を披露する。
同社では、ドローンが飛行する航路を「空の道」としてXR技術で可視化することで、ドローンを視覚的に認識できる仕組みを構築し、地域住民の認知獲得および受容性向上に取り組んでいる
今回はKDDIの「5G XR VIEWER SATCH X powered by STYLY」アプリを活用し、スマートフォンを通じて上空の「空の道」を確認。実際のドローン運航情報と連携し、ドローンが歩道を横断する際は歩行者に対して「赤信号」で通知する。
都市連動型メタバースとWeb3が連携する「αU metaverse」においては、バーチャル空間に再現された渋谷や大阪の街を舞台に、音楽ライブや、アバターで集まって会話を楽しみ、さまざまなコミュニティに出会う体験ができる。
【デジタル技術展の参加申し込み・詳細】g7digital-tech-2023.go.jp/exhibition/index.html
● メッセ・ベルリン日本代表部 「IFA」のチケットを割引販売 9月1-5日に開催
メッセ・ベルリン日本代表部(東京都港区)は、
9月1-5日にドイツ・ベルリンで開催される「IFA/国際コンシューマ・エレクトロニクス展」の入場チケットを、本部サイトの販売価格より20%割引の価格で販売する。
今年で99回目を迎えるIFAは、コンシューマ・エレクトロニクス全般を展開。イノベーションの特別セグメントとして「IFA NEXT」をはじめ、ロボティクスやAIの最新動向を解説する「The House of Robots」やサステナブルなソリューションを展開する「Sustainability Village」など、新しいコンテンツも提供するという。
【問い合わせ】Eメール=mbj@messe-berlin.jp
● アルファコード「VR技術を活用した360度体験型ウェビナー」
具体的にVR・メタバースの効果・事例について解説するオンラインセミナー。メタバースに関しては、オンラインゲームとの違いを説明し、ビジネスで使えるメタバースとは何かを伝える。参加無料(事前申し込み制)。コメント機能で質疑応答も受け付ける。
【日時】4月28日/17時開始
【申し込み】www.alphacode.co.jp/news-events/seminarlp.htm