● NHK「技研公開 2023」 特別講演や「ラボトーク」も 6月1、2日
NHK放送技術研究所(技研)の「技研公開 2023」(6月1-4日)では、特別講演や研究員によるプレゼンテーション「ラボトーク」も実施される。
特別講演(6月1日/午前10時30分-11時55分)は、「人の感性に寄り添う AIが生み出す社会の多様性」(電気通信大学 副学長・教授 坂本真樹氏)と、「バーチャルな身体的体験はわたしと社会をどのように変えるか」(東京大学 准教授 鳴海拓志氏 )を用意。
ラボトーク(6月2日/午前10時30分-11時55分)は、「AIによる映像要約・サムネイル抽出~番組の早見・味見を実現~」(放送技術研究所 スマートプロダクション研究部 前澤桃子氏、望月貴裕氏)と、「多様性を認め合い、持続可能な社会のためのメディア研究 ~ELSIに配慮した研究推進~」(同スマートプロダクション研究部 田高礼子氏、放送文化研究所 計画管理部 柳憲一郎氏)、「3次元空間オーサリングツール~イマーシブコンテンツの時空間をデザインする~」(同テレビ方式研究部 青木秀一氏)を予定している。
関連展示として、ついてる?4K押してる?4K~4K8K受信相談コーナー~なども設ける。
● INTER BEE IGNITION×DCEXPO 放送業界が求める技術提案 スタートアップ企業と共有
「Inter BEE 2023」(主催:電子情報技術産業協会/11月15-17日、幕張メッセ)において、「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」(共同運営:デジタルコンテンツ協会)内に「スタートアップエリア」を新設することに伴い、スタートアップ企業とテレビ局がつながることを目指し、5月26日にオンライン(Zoom使用)でリバースピッチ『テレビ局の未来:放送業界が求めるイノベーション・スタートアップ』を開く。参加無料。
「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」では、新しい時代のコンテンツの未来像を描くべく、テクノロジーを活用するスタートアップ企業に、数多く出展できる機会を提供している。
今回のリバースピッチでは、放送局5社が登壇し、放送業界が求めるイノベーションやアイデアについて話す。放送業界は常に進化し続けており、
新たなアイデアやテクノロジーの導入が求められている。最新の業界動向やイノベーションに関する情報を把握し、新しいアイデアの創造にもつなげることができる。
[ピッチ1] ▽メタバースが変える新しい社会構造への適応(RKB毎日放送 メディアイノベーションセンター 地域・海外ソリューションエキスパート/安増高志氏)
[ピッチ2] ▽あらゆる境界を越え、感動体験を創造する「日テレ共創ラボ」(日本テレビ放送網
社長室R&Dラボ担当副部長(兼)サステナビリティ推進事務局/加藤友規氏)
[ピッチ3] ▽To be annouced(テレビ朝日 ビジネスソリューション本部IoTv局インターネット・オブ・テレビジョンセンター/増澤晃氏)
[ピッチ4] ▽池袋でライブハウスを運営中のテレビ東京が求めるスタートアップ(テレビ東京 ビジネスソリューションチームプロデューサー/林克征氏)
[ピッチ5] ▽#シゴトズキの先にある未来:テレビ局とスタートアップ企業が創る新しいエンタ
メの世界(フジテレビョン ビジネスセンター事業部・部長職/清水俊宏氏)
【日時】5月26日/16時-17時30分
【申し込み】www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition_pitch/
● 東京と大阪で「機材展」開く 音響・舞台照明の展示とデモ/イースペック
イースペックは、音響機器・舞台演出照明機器の展示会「機材展2023」を東京(5月31日、6月1日)および大阪(6月14、15日)で開催する。併せて「WEB機材市」を6月19-23日に実施する。
機材展では、最新のステージ照明機器やプロオーディオ機器の展示をはじめ、新製品を使用したライティングの実演および「Alcons Audio LR7」を使用した生演奏によるデモ、「Wharfedale Pro」の新機種の試聴プレゼンテーションを予定。来場特典として来場者全員に備品購入5%割引チケットを配付する。入場無料(事前登録制)。
◆東京会場
【日時】5月31日/10-18時、6月1日/10-17時
【会場】なかのZERO本館大ホール(東京都中野区中野2-9-7)
◆大阪会場
【日時】6月14日/10-18時、15日/10-17時
【会場】COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール(大阪市中央区大阪城3-6)
【詳細】kizaiten.com/
● AI時代の映像制作 ワークフローの変革解説/フェローズがライブ配信
フェローズは、映像クリエイターでオフィスユニコ代表の河野緑氏登壇による無料ライブ配信「AI時代の映像制作 ~映像編集ワークフローの未来~」を5月25日に開く。参加無料。
無料・有料含め、さまざまな画像生成AIツールが登場し、日々進化しているAI技術は、多くの映像制作の現場でも取り入れられている。誰でも簡単に使える・楽しめるツールであるが故に、クリエイターの創作活動にも大きな影響を及ぼすとも言われている。
今後、映像制作にかかわる企業をはじめ制作者や編集者は、この技術にどう向き合っていくのかが重要になってくる。
講師の河野氏は『イラレユーザーのためのAfter Effects入門』(ソシム)、『知識ゼロからはじめるPremiere Proの教科書 CC対応』(同)の著者であり、今春からはアドビ公式オンライン講座「アドビことはじめ クリエイティブカレッジ」の講師も務めている。
今回は、AIによる映像編集の最前線を事例とともに報告しながら、今後のAI技術によって映像制作のワークフローがどう変革していくかについて解説する。
【日時】5月25日/13-14時
【定員】100人
【申し込み締切日】5月24日(17時)
【申し込み】bit.ly/3M44a8p
● AIによるデジタルコンテンツの変容/DCAJセミナー
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、DCAJセミナー「河口洋一郎が聴く ~激変するデジタルコンテンツ。AIは何をもたらすか~」Vol.1を5月31日にオンライン(Zoom使用=録画配信)で開く。
AIの進化が仕事や日常の生活を一変させている。今、各界の専門家はこの変化をどうとらえ、われわれの未来についてどう考えているか。DCAJ会長であり、アーチスト/東京大学名誉教授の河口洋一郎氏によるインタビュー第1弾を3回のシリーズで提供する。
第1回は、一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の教授で、ヒューマンインタフェースが専門の檜山敦氏、NTTコミュニケーション科学基礎研究所で人間の触覚メカニズム、コミュニケーション、ウェルビーイングなどを研究する渡邊淳司氏に、河口氏が切り込む。参加費は無料(事前登録制)。
【日時】5月31日/14-15時
【申し込み締切】5月30日(17時30分)
【申し込み】dcaj-seminar-0531.peatix.com