● 2025年 大阪・関西万博 民間パビリオン構想発表 来場者に未来社会の体験提供/パナソニック、NTTなど7社
2025年日本国際博覧会協会(博覧会協会)は4日、「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)民間パビリオン構想発表会(第1弾)」を東京都港区のパソナホールで開いた。
民間パビリオンでは、各出展者が今回の万博のテーマ『いのち輝く未来社会のデザイン』に沿って工夫を凝らし、個性を生かした展示や演出をすることで、来場者に未来社会を体験してもらい、感動と共感を与えるパビリオンの実現を目指す。
この日の構想発表会では、大阪・関西万博に民間パビリオンを出展する13社のうちパナソニックやNTTなどの7社が、プロモーション動画やモックアップなどを初公開するとともに、パビリオンの具体的な構想を発表した。
トークセッションでは、テーマ事業プロデューサーの落合陽一氏が進行役となり、民間パビリオン出展者と各パビリオンの魅力について説明した。
大阪・関西万博を契機とし、「共創」をテーマに取り組んでいるパナソニックグループは、同社パビリオン『ノモの国』の総合プロデューサーの原口雄一郎氏が登壇。「このパビリオンでは、パナソニックグループが未来社会を担う人々の思いに寄り添い、その思いを実現するためのパートナーと思ってもらえるような存在になれるように、子供たちと、これからの未来を共に創っていく第一歩を踏み出す場にしていきたい」と語った。
NTTグループでは、「IOWN」と呼ばれる光を使った高速・大容量の次世代の通信ネットワークを活用し、遠く離れた場所にいる人や景色でも、音や感触なども含めて、その場で再現するような展示をする。
NTTの工藤晶子取締役執行役員研究開発マーケティング本部アライアンス部門長は「開発中の次世代の高速大容量ネットワークで、さらに進化していく社会をブースでは具現化したい」と述べた。
10月18日には発表会(第2弾)を開催し、今回発表しなかった6社が構想を明らかにする予定。なお、大阪・関西万博開幕500日前となる11月30日には、前売チケットの販売が始まる。
● Goolightの取り組み メディアの力で地域創造/CRIオンラインセミナー
ケーブルテレビ情報センター(CRI)は、「地域に欠かすことのできない総合プロデューサーを目指す-Goolightの駅前ビル活用策がベストプロモーション大賞獲得!」をテーマに第38回CRIオンラインセミナーを10月26日に開く。
Goolight(長野県須坂市)は、「ケーブル・アワード2023/第16回ベストプロモーション大賞」において、133件の応募の中からグランプリを獲得した。受賞したのは『人をつなぎ、地域をつなぐ、須坂のあたらしい拠点-bota-』の取り組み。
同社は2020年7月に本社が入るビルの1階部分を取得し、「須坂市産官共創事業」として、民間活力を導入した子育て支援、就労支援、にぎわい創出などの新しい地域創造の場とする事業提案を須坂市に提出し、採択された。
この拠点は「bota(ぼーた)」と名付けられ、Goolightは指定管理者として、さまざまなアイデアでイベントやセミナー、ワークショップを実施し、市民を呼び込んだ。2022年7月から2023年9月までに延べ12万4000人(月平均8200人)を集客したという。
これは、メディアの強みを生かして、SNS×紙媒体×放送と幅広くプロモーションを展開した結果による。セミナーでは、同社の経営企画本部部長 岩下正志氏が活動について報告する。
【日時】10月26日/13時30分-15時
【参加費】CRI会員4000円、非会員8000円
【申し込み】cri-info.jp/seminer-join
● XRテーマの国際映画祭 新宿の常設施設で開催 専用機材を使って没入感体験
XR映画製作・配給などを手掛けるCinemaLeapは、小田急電鉄と共同で10月27-29日に、XRをテーマにした常設施設「NEUU」および特設会場で、4回目となるXRに特化した国際映画祭「Beyond the Frame Festival 2023」を開催する。
XR映画は、専用機材を身に着けた自身のアクションに連動して内容が展開していくなど、まさにストーリーの一部となる没入感体験が特徴であり、会場に用意する専用機材で実際に楽しめる(機材の装着を要する作品は年齢制限あり)。
晩年を過ごしたアトリエを舞台に、世界的な建築家アントニ・ガウディに迫る『GAUDI, The Atelier Of The Divine』や、『千利休の所持した樂長次郎 黒樂茶碗「万代屋黒」をモデルにしたお茶碗型の触覚デバイス』を用いて、VR空間で複数人同時に日本のお茶の世界を体験し、日本伝統の茶道の世界を通して生命と宇宙のつながりを体験する『SEN』など、VR・AR・MR技術を幅広く取り入れた全25作品を用意する。
また、世界から公募した96作品から、審査員により特に優秀な3作品を選定。最終日(29日)にNEUUで結果発表・表彰式を実施、その模様をオンラインで配信する。 そのほかオンラインでトークイベントなども実施する。
【会場】NEUUおよび同建物6階特設会場(東京都新宿区西新宿1-5-11 新宿三葉ビル)
【申し込み・詳細】btffjp.com/
● 放送業務のクラウド化 オンラインセミナーで考察/ユニゾンシステムズ
ユニゾンシステムズは、放送業界、放送業務のクラウド化をテーマにしたオンラインセミナー「放送局のクラウド化とその未来について」(Zoom使用)を10月26日に開く。参加費無料。
さまざまな業界でクラウド上に構築されたサービス、システムが主流になってきている中、放送業界においてもクラウドでの編集、クラウドへのアーカイブなどが普及し始めている。
しかし、放送業界では障害リスクの観点などからオンプレが基本となりシステム構成がされているため、リプレイスのたびに大きな設備投資をしなくてはならず、運用監視管理者も必要となるなど課題がある。
今回のセミナーでは、同社が9月にクラウド化を実現した営放システムをはじめ、クラウドに構築しているシステムを題材に、放送業界の未来について考察する。
なお、セミナーで扱う商品は、「Inter BEE 2023」(11月15-17日)に出展する。
【日時】10月26日/11-12時
【申し込み】form.k3r.jp/unixon/cloudeihosystemwebinar
● ジャパンマテリアル製品プライベートショー in 東京2023
ジャパンマテリアルが取り扱うメーカーの各製品を披露するプライベートショーを10月18-20日に開く。製品の組み合わせによる新しいソリューションや関連製品を展示し、各製品の担当者が来場者の質問や相談に応対する。
いずれの開催日も1時間ごと(14-15時、15-16時、16-17時)の入れ替え制で、各回の定員は6人。1社につき2人まで申し込みできる。
【会場】ジャパンマテリアル 東京本部 ミーティングルーム/ショールーム(東京都千代田区一番町5-3 アトラスビル4階)
【申し込み】reserva.be/jmgs_seminar