● 2027年国際園芸博覧会 公式キャラクター発表 植物や自然の感情を可視化
2027年国際園芸博覧会(園芸博)の開催3年前となる3月19日、イイノホール&カンファレンスセンター(東京都千代田区)で記者発表会が開かれた。
記者発表会では、公式マスコットキャラクターデザイン発表および名前募集について、選考委員会副委員長の森本千絵氏とアンバサダーであるタレント・俳優の芦田愛菜らが発表した。
園芸博は、2027年3月19日から旧上瀬谷通信施設跡地(横浜市旭区・瀬谷区)を会場に開催される。主催は2027年国際園芸博覧会協会(十倉雅和会長)。
公式マスコットキャラクターデザインは、指名コンペティションによって選出された映像ディレクター・アートディレクターの牧野惇氏の作品が選ばれ、この日に披露された。同マスコットキャラクターは「自然や地球との新たな関係を育むコミュニケーター」として、機運醸成に活躍する。
牧野氏は「植物には感情があるとよく言われるが、それを直接人間に伝えることはできないので、植物や自然の感情が可視化され、私たちに伝わるようなキャラクターを目指してデザインした」と説明した。
公式アンバサダーの芦田愛菜は「今回採用された作品は、私たちが地球の未来を考えるきっかけを与えてくれると思う。(地球をイメージした球形の)真ん中に入っているハートが、ずっと元気で過ごせる地球であり続けるよう、これから私も考えて行動していきたい」と話した。
なお、公式マスコットキャラクターの名前は、4月8日まで一般公募している。
● DCAJビジネスセミナー 8日に「MWC24報告」 映像新聞 杉沼論説委員が解説
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、DCAJビジネスセミナー(オンライン)「MWC24バルセロナ報告~6G提案が現実路線へ~」を4月8日に開く。
移動体通信の祭典「MWC24バルセロナ」(2月26-29日、スペイン・バルセロナ)から見えてきた通信とIoTの最新状況を、MWCを長年定点観測している映像新聞論説委員で日本大学講師の杉沼浩司が解説する。
今年のMWCの来場者は10万1000人となり、コロナ禍前の93%まで回復した。5Gから5.5Gへ規格が進化する中、IoT用通信の環境変化や将来の応用事例としてのXRやNTN(非陸上ネットワーク)などが注目された。
また、世界中のスタートアップが集結した「4YFN」についても報告する。参加費無料。
【日時】4月8日/15時-16時15分(Zoom使用)
【定員】100人
【申し込み・詳細】https://mwc24-dcaj.peatix.com
● 支援プログラム「創風」 ゲーム・映像作家を募集/経済産業省主催
経済産業省主催によるゲーム&映像作家の支援プログラム『創風』の募集が開始された。これは、次世代クリエイター(映像/ゲーム領域)に対して、1年をかけて作品の制作から展開までをサポートするもの。35歳未満の個人またはチームでの参加が可能で、最大500万円までの制作費などの補助がある。
応募条件は、①日本国籍または外国籍で日本の永住資格を有すること、②2024年4月1日時点で中学校を卒業しており、35歳未満であること、③デジタル技術等を活用し、海外やビジネス展開も見据えた映像・映画、ゲームなどの高品質なデジタルコンテンツを制作する意欲を有すること–となっている。
応募締切日は、4月26日。
【詳細】https://so-fu.jp/pdf/koubo.pdf