● コンテンツ産業の市場規模と動向の調査報告 AI音楽ツール活用の討論も/DCAJが白書発刊セミナー
デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、9月17日に「『デジタルコンテンツ白書2024』発刊セミナー」をオンライン(Zoom使用)で開く。参加費無料。
プログラムの第1部では、「2023年のコンテンツ産業の市場規模」と題し、DCAJが調査を開始した2001年以降で過去最高を更新した23年の市場規模と動向について解説する(関連記事13面)。
第2部パネルディスカッション「AI音楽ツールの今 ~作家ソンとAI歌声合成システム」では、『デジタルコンテンツ白書』編集委員長の内山隆氏がコーディネーターを務め、音楽ビジネスを展開する業界関係者を講師に迎え、それぞれの経験と専門知識から、音楽ビジネスにおける生成AI活用の最新動向と今後の可能性について討論する。
【日時】9月17日/15時-17時30分
【申し込み締め切り】9月17日/12時
【申し込み・詳細】https://dcaj20240917semi.peatix.com/
● 生成AIセミナーを開催 コンテンツ制作や法律問題/次世代メディア研究所
次世代メディア研究所(東京都杉並区)は、メディア関係者向けの生成AIセミナーとワークショップをオンライン(Zoom使用)で開く。
「生成AIコンテンツの作り方」(全8回)は9月26日から、生成AIコンテンツの課題への対応を考える「生成AIと法」(全4回)は10月2日から開始する。いずれもVOD聴講が可能であるため、自分のペースで学べる。
◆生成AIコンテンツの作り方
米国や日本でCG映画など数々の作品を手掛けた伊藤博文氏を講師に、生成AIを使った実践的なコンテンツ制作の各プロセスを学ぶ。毎回テーマを決め、『生成AIの使い方』のレクチャーと、実際に参加者が制作する挑戦コーナーで構成する。
[各回の内容・開催日] ▽①「今日から使えるテキスト作成」(提案・タイトル・番宣文など)=9月26日▽②「誰でも出来る作詞作曲」(想像力さえあれば名音楽家)=10月10日▽③「ミュージックビデオに挑戦」(作詞作曲を基に動画が簡単)=10月24日▽④「コメント作成も楽々」(事実の羅列から名文へ)=11月7日▽⑤「アプリサービスに挑戦」組織の資源を有効活用)=11月21日▽⑥「生成AIアニメに挑戦1」(シナリオ作成)=12月5日▽⑦「生成AIアニメに挑戦2」(キービジュアルから動画へ)=12月19日▽⑧「全体総括とQ&A」(ピンポイントに何でも質問&回答)=2025年1月9日
◆生成AIと法
コンテンツ関係の法律問題に詳しい骨董通り法律事務所の橋本阿友子弁護士を講師に、生成AIコンテンツに関係するさまざまな課題と対応策が学べる内容になっている。
[各回の内容・開催日] ▽①「著作権侵害を回避するために」=10月2日▽②「肖像権・パブリシティ権と生成AI」=10月31日▽③「レピュテーションリスクも心配無用!」=11月12日▽④「『政府による法制化』最前線」=11月27日
なお、両セミナーには、それぞれ1人分の料金のほか、割安な複数人料金がある。
【申し込み・詳細】https://jisedai-media.main.jp/ai/
● RAIDが映像機器展 沖縄、大阪、東京など全国各地で順次開催
RAIDは、8月24、28日のストロベリーメディアアーツ福岡オフィスでの会場を皮切りに、全国各地をめぐる「RAID映像機器展2024」を開催中。
RED「KOMODO-X」、ソニー「FX6」「VENICE2」などのシネマカメラを、放送用カメラにビルドアップする光伝送システム「SIRIUS」のデモをはじめ、スモールHD製小型モニターおよびカメラコントロールキット、テラデック製トランスミッター「Bolt6 LT」などを展示する。
9月10日には沖縄県那覇市のプロ機材ドットコム、18、19日には大阪市のジャパンブロードキャストソリューションズ淀屋橋クリエイティブラボ、26、27日には東京(会場未定、フジヤカメラ店協賛)、10月7、8日には名古屋市昭和区のみんなと本社で、それぞれ開催を予定している。