イベント

2025/3/242025年3月24日

● アニメータードラフト会議 制作会社に就活アプローチ/Tooが学生向けコンテスト

Tooは、アニメ制作を目指す学生向け動画コンテスト「アニメータードラフト会議」の11回目の開催を発表、作品受付を開始した。同コンテストは、アニメ制作を目指す学生が、複数のアニメ制作CGプロダクションに一括で就活アプローチできる動画コンテスト。
題目の内容のアニメーション作品を作成して、応募すると複数のプロダクションが作品を審査する。各審査企業から採用候補としてコンタクトしたい応募者に指名が入る。ただし、その時点で即内定が出たり、必ず就職が決定するものではない。
また、指名が多かった上位の作品は、アニメータードラフト会議公式ウェブサイトで発表する。
今回の課題は『Escape』。3ds Max、MayaまたはBlenderを使用し、絵コンテに沿ってアニメーションを作成する(45秒以内)。アニメーションの評定になるため、BOX状の人型で表現できる範囲で構わない。
応募資格は、2026年3月卒業予定の学生(応募は1回限り)など。応募締切日は5月7日。
【詳細】https://www.too.com/atsuc/y2025/draft.html


● 埼玉で「ふるさと映画祭」 地域の魅力伝える4作品 4月30日.5月1日に開催

「ふるさと映画祭in埼玉」(主催:ふるさと映画祭実行委員会、企画運営:モバコン、ふるさと物語)が、埼玉県大宮にあるソニックシティ国際会議室において、4月30日と5月1日の2日間開催される。
「ふるさと映画祭」は、地方創生をテーマにオリジナル映画の上映を実施するイベント。毎年12月の東京・秋葉原開催をはじめ、2023年には北海道から沖縄まで日本各地で開き、昨年には初の海外進出「ふるさと映画祭inロサンゼルス」が実施された。
今回は、人気アイドルによるライブイベントと物産展で構成する音楽と食のイベント「埼玉MUSIC&FOOD FESTIVAL」と同時開催となる。
上映するのは石川県を舞台とした『あんやと石川』、北海道恵庭市が舞台の『恵庭物語』、名古屋を舞台とした『名古屋センセーション』、Right-on協力『ジーンズ十色』の4作品。
心温まるオリジナルストーリーの中で、観光地やグルメ、特産物など、各地域の魅力が感じられる作品がそろうほか、新作の製作発表やロビーでは埼玉の物産を中心に販売する「ふるさと市場in埼玉」も実施する。
ふるさと映画祭のチケットは、国際会議室への1日入場券1000円で発売。上映の際には舞台あいさつやトークショーも実施予定。
【会場】大宮ソニックシティ 国際会議室(さいたま市大宮区桜木町1-7-2 4階)
【詳細】https://www.xn--48jvbwbxf.com/


● 国立映画アーカイブが上映企画 「撮影監督 三浦光雄」を特集 無声映画から遺作まで33作品

国立映画アーカイブでは、上映企画『撮影監督 三浦光雄』を4月8日から開催する。
光と影の交錯がもたらす階調豊かな画と美しい構図のカメラによって、映画撮影を芸術的創造の領域まで高めた三浦光雄氏(1902-56年)。同氏は、日本間(和室)に差し込む柔らかい光線をとらえるために、暗部を強調したライティングを採用するなど、たえず新しい撮影技法を追求しながら、戦前・戦中・戦後の日本映画に的確な表現を与え続けた。
その功績をたたえ、1957年には、新人の優れた撮影者を対象とする「三浦賞」が制定され、日本映画撮影監督協会(JSC)による顕彰が実施されている。
今回の特集では、無声映画『愛よ人類と共にあれ』(1931年、島津保次郎監督)から遺作『猫と庄造と二人のをんな』(56年、豊田四郎監督)まで、33作品(31プログラム)を上映することで、三浦氏の業績を回顧する。
同館における撮影監督単独の特集としては、1984年の「撮影監督 宮川一夫」以来、約40年ぶりとなるという。
なお、4月12日の『腰辨頑張れ/嬉しい娘』の上映後には、映画研究者の鷲谷花氏(大阪国際児童文学振興財団特別専門員)による講演会を開く。また、4月19日の『藤十郎の戀』(1938、衣笠貞之助)の上映後には、『影の美学-日本映画と照明』(2019年、名古屋大学出版会)で三浦氏の撮影技術を大きく取り上げた宮尾大輔氏(カリフォルニア大学サンディエゴ校教授)による講演会を実施する。
【会期】4月8日-5月11日(月曜休館)
【会場】国立映画アーカイブ 長瀬記念ホール OZU(東京都中央区京橋3-7-6)
【詳細】https://www.nfaj.go.jp/film-program/mitsuo-miura202504/


● DCAJビジネスセミナー「マンガ制作における生成AI活用の現状 ~2025年春~」

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)がオンライン(Zoom使用)で開く。参加費無料。
セミナーでは、マンガ家ユニット「うめ」の原作担当である小沢高広氏を講師に迎え、生成AIがマンガ制作にどのように活用されているか、その最新の動向や実例について解説する。また、生成AIの導入による制作プロセスの変化や、今後の展望についても語る。
【日時】4月11日/16時-17時30分
【定員】100人(先着順)
【申し込み・詳細】https://dcajseminar250411.peatix.com


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