イベント

2025/4/142025年4月14日

● 映文連アワード2025 短編映像作品の募集開始 企業映像、教育など3部門

映像文化製作者連盟(映文連)は、主催する「映文連アワード2025」の作品募集を開始した。
同アワードは、プロフェッショナルの仕事にふさわしい作品を積極的に発掘・顕彰することによって短編映像業界の活性化を図るとともに、次世代を担う新しい才能(学生・個人)を発掘し、映像業界のインキュベーターとしての機能を担うことを目的に2007年に創設された短編映像祭。
映文連アワード2025のキャッチコピーは、『映像自由区 Filmmakers’ Frontier』。応募資格は一般で映文連会員外でも可能。応募要件は、24年4月1日から25年3月31日までに完成した作品で、参加作品の上映時間は原則として60分以内、受賞した場合に受賞作品上映会での上映に支障がないこと–となっている。
なお、応募には参加料が必要(一般・2万5000円/1作品など)。
募集期間は、5月31日までで、募集部門は次の3部門。
コーポレート・コミュニケーション部門=企業のアウター・ブランディング、インナー・ブランディングなどを目的とし、産業または企業文化を伝えるための作品
ソーシャル・コミュニケーション部門=教養(教育、文化、社会)を目的とする作品や社会性のあるテーマを広く一般に伝えるための作品。
パーソナル・コミュニケーション部門=映像製作を志す学生および個人・グループが製作した作品で自由課題を想定。
各賞は9月中旬に映文連のウェブサイト上で発表する。表彰式は11月下旬(都内ホール)の予定。また、受賞作品上映会を11月ごろに東京で、26年2月ごろに大阪などで一般公開する予定。
詳細=https://www.eibunren.or.jp


● JEITAベンチャー賞 3社が受賞 1社に特別賞 対話型のAIサービスなど

電子情報技術産業協会(JEITA)は、「第10回JEITAベンチャー賞」の受賞企業3社および特別賞1社を発表した。同賞は、電子情報技術産業の総合的な発展のみならず、経済発展に貢献しうるベンチャー企業を表彰するもの。
JEITAベンチャー賞=
▽エキュメノポリス(東京都新宿区)=対話型のAIエージェント・サービス「LANGX Speaking」を提供。既に実績を積みつつある日本の教育現場や企業を対象にした英会話学習版に加えて、来日した海外留学生や技能実習生に向けた日本語学習版の開発を進めている
▽ジザイエ(東京都千代田区)=現場業務の効率化と人手不足の解決に資する遠隔就労プラットフォーム「JIZAIPAD」を開発。独自の映像圧縮伝送技術により、通信環境が不安定なエリアでも高画質映像を低遅延で配信可能
▽LocationMind(東京都千代田区)=位置情報解析技術において卓越した能力を持っており、携帯電話の位置情報データやIoTセンサー、衛星測位データを組み合わせ、高度な人流データの収集・分析・可視化を一貫して提供
Early edge賞(特別賞)=
▽JiMED(大阪市吹田市)=頭がい内に埋め込まれた脳波計から独自の信号処理技術により高解像度の脳波を取得できるワイヤレス体内埋込型BMI(ブレインマシンインターフェース)を提供している


● デジタルコンテンツEXPO DCAJが出展者を募集 先鋭的なアイデアを披露

デジタルコンテンツ協会(DCAJ)は、未来をつくるコンテンツ&テクノロジーの力が集結する「INTER BEE IGNITION×DCEXPO」の出展者を募集している。
2008年から開催しているデジタルコンテンツEXPO(DCEXPO)も、今年で17回目を迎える。企業、スタートアップ、大学、クリエイターらによる「未来のコンテンツ」「誰も見たことがないテクノロジー」など、多彩なコンテンツおよび技術との新しい出会いの場をつくってきた。
同イベントは、今年も幕張メッセ(千葉市美浜区)で開かれる「Inter BEE 2025」(11月19-21日)の会場内で開催する。今年はAIも特集し関連する展示やセッションを実施する。出展募集サイト=
[INTERBEE IGNITION × DCEXPOエリア] https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition/
[スタートアップ&ユニバーシティエリア] (設立9年以下のスタートアップまたは大学関係に限定)https://www.inter-bee.com/ja/forexhibitors/conference/ignition_startup/ DCEXPOウェブサイト=https://www.dcexpo.jp/


● デジタルサイネージアワード DSCがエントリー受付開始 幅広い層からの応募が可能

デジタルサイネージコンソーシアム(DSC)は、今年で16年目の開催となる「デジタルサイネージアワード2025」のエントリー受付を開始した。募集期間は5月9日まで。
同アワードは、先進的かつ効果的なデジタルサイネージの活用事例を顕彰するもので、企業、自治体、団体、個人クリエイターなど幅広い層からの応募が可能となっている。
今回は、24年1月以降に発表されたデジタルサイネージのコンテンツ、ハードウエア、システムが対象になる。
受賞作品は、6月11-13日に千葉市美浜区の幕張メッセで開催予定の「デジタルサイネージジャパン(DSJ)」内で発表される。過去の受賞事例は、技術力や表現力、社会的インパクトなど多角的な視点から評価されており、業界関係者の注目を集めてきた。
詳細=DSC公式サイト=https://digital-signage.jp/openevent/award/2025front/

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